踊ろう。朝まで2人で。

ルチアーノショー寄稿ブログ

私のブログの始まりは“シャンソン・マティーニ”だった。
雨の降る窓辺を眺めながら、今日はそのシャンソン・マティーニとのマリアージュを。

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クープグラスにシャンソン・マティーニを注ぎ、葉巻に火をともす。
後は音楽を流すだけ。

本日のBGMは "Only Myself To Blame" by Scott Walker (007 The World Is Not Enough Soundtrack)

この曲が流れると目が合う女性が何人かいる。
1人じゃないところが罪なのか不器用なのか。
女性ごとに曲を変えられる程“踊れる”身体じゃない。

季節が変わる度にヨレヨレになっていく自分に、もうこの曲1本で行こうよと潔さを求めた結果か。
小細工はやめて、こんな私だけど“よろしかったでしょうか”的な開き直りで。

だから“全部私が悪い”(Only Myself To Blame)
誰とでもこの曲だけど許してねと、“予めご了承ください”的な前置きを兼ねて。

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手を握り、震度4くらいのただの“横揺れ”「踊っている」ことにする。
腰に回した手には渾身の色気を込めるも、ささくれだった指先がシルクのワンピースにひっかかり、あがけばあがく程深みにはまる。
無駄な抵抗はやめてそのままにするということを人生は教えてくれた。

1つ2つくらいだろうか、言葉を交わす。

ねぇ、お願い、歌って。素敵な声。
ん?いいよ。おふくろさん?(森 進一)


みたいな。

女性の顔がわずかに半笑いに変わる。
それでもかろうじて“母性”で受け入れようとまるで意を決したかのような姿に愛の偉大さしか感じない。

フロアに鳴り響くサックスの音色(2分10秒〜)に酔いしれる頃には2人の頬も近づき、“呼吸”だけで会話する
その時きゃしゃな指先はにわかに紅色。

心なしか汗ばんだか、手のひらが吸盤のように張り付き、異音を発しないかと緊張がピークに達する。

食べてもいいかい?
待って、ここではだめ。

耳元で囁けば、かすれた声で返してくる。

ここで食べなくてどこで食べるんだい?

チョコレートを指さす。

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呆れかえる女性の首筋の張り具合に若干の怒りを感じ取りながらも、ふと笑みがこぼれる。
危険を察知したのか、気の利いたスタッフが知らぬ間に「Love」と書いてくれていた。

間一髪。
次に会っても「挨拶」くらいは許可してもらえる関係を保てた。

ルチアーノショーは、いつだって冴えない私を守ってくれる。
そう信じている(笑)。

そんな愛に満ちあふれたサービスを受けたくなったら赤坂ルチアーノショーへ。

Photographer: Charlie

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by charlie-ls | 2014-06-12 22:34 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

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