確証バイアス検索:「●●の危険性について」的なタイトル。

検索の心理。

サプリとか健康食品などの効果・効能について調べている時、「●●の危険性について」的なタイトルを見かけてクリックして読んでみると、「特に副作用などは報告されていません」って(笑)。そして何事もなかったように、おすすめの商品がアフィリエイトリンクで列挙されている(笑)。

セコい。

が、残念ながら“検索の科学”的に言うと頭がイイ。

例えば誰かにラベンダー精油を勧めたく、安全性とその効果・効能を裏付けたいとする。
確証バイアス(自分が正しいことを裏付けたい心理)に基づく検索の場合、googleに「ラベンダー 安全 効能」といったキーワードを入れ検索する。一方アンチラベンダー派が、ラベンダーは実は身体に悪いんじゃないかという疑念を裏付けたい場合は「ラベンダー 危険」といったキーワードで検索する。
競合他社製品を扱き下ろしたい同業者やアンチレビューアーなどもそうだろう(笑)。

要は人は自分に都合の良い結果が出るだろう、出て欲しいという想定・願望で検索している。

検索結果に「ラベンダー精油の危険性について」というタイトルが表示されたら、双方がクリックする。前者は、疑いもなく安全だと思っているのだから「危険だ」(と思わせる)という記事が目に止まって、一旦は通り過ぎたとしても、気になって読んでみる。後者は元々危険だと裏付けてほしいのだから当然読む。

もしこのタイトルが「ラベンダー精油は安全で、沢山の効能があります」というものだったら、前者しかクリックしないし、他のほぼ全ての記事と同じようなタイトルだろう(ラベンダーは安全で古くから実績がある)から、分散される分クリック率も下がってしまう。一言で言えば目立たない。

タイトルを逆説的なものにするだけで、一度にアンチまで取り込んでいる。

一石二鳥とはこのことだ。

google(や他の検索エンジンも含む)のインデクシングの仕組みは、タイトルや本文に検索キーワードが含まれていればいいので、冒頭のタイトルの記事中に「特に副作用などは報告されていません。むしろラベンダー精油は安全で、沢山の効能があります」と書いておけば、「ラベンダー 安全 効能」というキーワード検索にもひっかかるため、双方の検索結果に表示される。

私はこれらを「むしろ系」と呼んでいる。

更には、検索結果からクリックされる率が高まると、クッキーやgoogleアカウント的には「関連性の高い重要(有益)な記事」としてスコアリングされ、ますます上位に表示されるようになる。※クリックされるということは、人の目に触れた上での結果(判断、行動)なので、機械(アルゴリズム)判定よりも重視される。

昔から、目立ちたくて発作的に(特段の考えもなく)逆説的なことを言い出す人は沢山いたが、
/*
例えば「●●の計画」について話し合う時、結論が出ないと“むしろ●●は必要ないんじゃないか”と言い出す人だ。良い発案・解決策を提示できないと、自分もその他の無能な人達と同類になってしまうと感じ(焦り)、いっそ無くしてしまおう、そうすれば話し合いもなくなり、自分の価値を下げる場もなくなるという思考回路だ。ほとんどの場合かき混ぜて終わりだが、少なくとも意表を突かれた人達には、一瞬その人を賢いと思わせる効果がある。
*/

発作的に言うのはその場しのぎや過剰な自己防衛、虚言癖などの精神疾患であり、手法として狙い撃ちで活用(悪用)している人はその筋で(ズル)賢い。しかも相手はgoogle(サーバー)なので感情を持たず、人間社会のように感情ベースの支持率低下の恐れがない。これはある種の知恵だ。発作とはひと味違う。

好きか嫌いかで言えば大嫌いだが(笑)。
友達にはならないし、同僚にも選ばない。

が、ここ数年でそういうタイトルが増えてきたので、そのズル賢さと手間暇をズルくない方に活かしてくれないかと思いつつ、あまりにも多いので、念のため書き記しておこうと思った。

チャーリー
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2016-05-30 11:16 | 個人ブログ | Comments(0)

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