何でも把握したい人。してるつもりの人。自分中心の思考回路。

最近、ある20代の女性(A)の悩みを聞いていたところ、そのうち1つが「何でも把握してないと気が済まない人」「自分が全部知っていると思っている人」への反応と対応に困るという内容だった。そういう人達を(B)とする。

「以前こんな人がいて」(A)と話せば「あっはっはー、だっけ。思い出せないくらい印象薄いのかな」(B)とか、「以前こんなことがあって」(A)と言えば「えぇ〜、そんなことあったっけ!?」(B)と返してくるらしい。

その話し相手(B)と出会う前のことだったり、仕事の同僚と話している時は友達の事だったり、友達と話している時は同僚のことだったり、話し相手が知らない人・事柄について話しているのに、自分が知ってて当然という前提で返事をする(B)系の人が最近急激に増えてきたそう。

話しを聞いて驚くんじゃなくて、「思い出せない」と言われると、確かに困る(笑)。思い出せないんじゃなくて、今初めて話しているのだし。

恐らく仕事を始めてそこそこ付き合いが長くなって、自分(B)と居る時間の方が誰よりも長い=(A)にとって身近な存在という「家族」のような心理が働くのだろうと思う。それだけ、本人(B)にとっても、「それ以外の事」が思い浮かばない程、他に何もないのだろう。SNS中毒系の人なら、何か目新しいことが起きたらSNSにアップするだろうしという前提も大きい。また、自分にないものは相手にもないと思う人が多い。お金や知能と同じだ。

が、実際には、奥さんよりも秘書といる時間の方が長い役職者は多いし、同じ家の中にいても、朝会社に出る直前、家に帰って食べて・お風呂に入って・寝るまでの間にいくらかの会話を交わす程度の“家族”も多い。別宅がいくつもあって、お互いを知らない別々の家族を養っている人もいる。一昔前なら、奥さんよりもホステスと喋る時間の方が長いおじさんもいた。これらの相手は、決してSNSに登場しない。そう決して(ドラマではnerver. never!と言うところ)

家族より行きつけのお店の人とか、同僚よりも友達(またはその反対)、或いは全く第三者の方が詳しいことは沢山ある。

いい例として、殺人事件などが起きると決まって近所の人達や同僚は「まさかあの人が」「礼儀正しくていい人でした」と言う。家族すら異変に気づいていない場合もある。知らないことの方がほとんどだということ。

夜しか会わない人、昼しか会わない人、平日しか会わない人、休日しか会わない人。人付き合いにはいろいろある。会っていない時間に、習い事をしてる人もいればジムに通う人、バンドやってる人、ボランティアに参加してる人、デモ行進に参加している人(笑)、2つ以上の名刺や名前を持っている人、2つのパスポートを持ってる人(2重国籍)、いくつもパスポートを与えられてる人もいれば、夜中はハッカーで全く異なる名前で有名な人もいる。その先で分岐する“人々”がいる。

が、自分の目に見えているものが全部だと思う人も多いようだ。余程視力に自信があるのだろう。

グラスを傾けつつ、女性(A)の気持ちが楽になってきたところで1つ「極めつけの」話しを聞かせてくれた。
「(ある)高級車に乗る機会があった」と得意げに話す(B)に、(A)が「ちょうど私も最近その車乗せてもらったの」と話したところ、(B)は「え゛、ナイナイナイ。絶対ナイ。あの人と面識ないでしょ、あなた」と断言したらしい(笑)。「あの人」って?と(A)は驚いたそう。

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と言っても(B)が言うその「あの人」は、ディーラーの営業マンで、ショールームで停まってる展示車の中に入れてもらったというだけらしい(笑)。
推測だが、(B)はその営業マンに気があって、「(A)にもいい顔してたのか!」とヤキモチをやいてとっさに出たんだと思う。常に自分が中心の思考回路だ。
*/


一方(A)が言っているのは自分のお父さんのことで、最近車を買い換えたらしく、突然家の近くまで来て電話かけてきたかと思ったら新車でサプライズドライブ024.gifという、何とも素敵なお父さんの話なんだが、(B)には結局それを話さず、自分の勘違いで済ませたそうだ028.gif

何か話しをする度に「あの人?039.gifと、しばらくの間お酒のツマミにしたことは言うまでもないが、そういった理由で、(A)は最近自分のことを全く話さなくなったそう。

当たり前のことを当たり前に話せないのはツライだろうと思う。その中でうまく折り合いを付けながら生きていくのが社会人だということは、本人も理解しているからこそ悩んでいるわけだが、私から見れば、折り合いを付ける努力をする価値が見いだせず(そこに時間を割くのはモッタイナイ人材だから)、無責任に「ガンバレ」とは言えなかったので、新天地をすすめることにした。

彼女の悩みは「反応と対応に困る」であり、聞いているだけでも対応に困るので、いっそ対応しないことを提案した(笑)。それがウケて吹っ切れたようなのでヨカッタ。

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ちょうどこれを書いている頃に読んだブログにあった「空気が凍るよりも根暗でいたほうがまだマシ」「その無駄に高い調整能力ってぶっちゃけ本人にとっては損失以外の何者でもない」という言葉を思い出した。いろんなシーンに当てはまる(笑)。
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独占欲や支配欲、嫉妬心が強い人は他人の行動を把握したがり、SNS(他人の現況)も欠かさず確認すると言われているが(自分が聞いてないことが載ってると機嫌が悪くなるらしい)、そのうち「ハリウッドのハンサム俳優●●が、美女▲▲とパリで婚約」というニュースを見て「え゛っ!?ナイナイ。その時間私東京にいたもん」と反応する人も出てくるのだろうか。

コメディに出てくる分には笑えるが、実際に近くにいるとかなり困る(笑)。

というわけで今回は“聞き役”のチャーリーでした。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2016-07-01 21:23 | 個人ブログ | Comments(0)

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