2014年 11月 02日 ( 1 )

1000本のワインの答え。

ルチアーノショー寄稿ブログ

木曜日に間に合わなかったチャーリーであります。
お詫びと共に、講談社の群像新人文学賞に応募したことをご報告申し上げつつ、本日の寄稿ブログいってみたいと思いまする。

先週のブログ「1,000本のワインからある特定の1本を見つけるには。」の答えから。

芝田書記は、既にこのクイズを知っていたため、公開クイズは成立しなかった。
答えは10人。
米マイクロソフト社の入社試験問題に登場したと言われているこのクイズは、2進数を使って解くもの。
制限時間内に1,000本のワインに対する全ての「場合の数」を列挙していては間に合わない。よって何かしら時間をかけずに解く方法があるに違いないと考える方が合理的であり、それがクイズ慣れした人達の思考回路でもある。

なぜ2進数なのかと言うと、毒入りか正常かという意味で0か1しかない。すわなち真・偽しかなく2進数が適している。
2進数とは0と1から成り、2つの数字で1,000を表すためには、2の何乗で1,000に達するかと計算する。
2の9乗で512、2の10乗で1,024であるため、答えは9人〜10人であることは想像に難くない。
エクセルでいうところの =log(1000,2) であり9.965784285。9.9人という答えはないから10人である。

前回載せた下記の図は8桁=8bitの2進数を示している。
白○を1とし黒●を0とする。
1の次は10、次は11、次は100、次は101で、次は110、次は111、次は1,000。
●●●●●●●○
●●●●●●○●
●●●●●●○○
●●●●●○●●
●●●●●○●○
●●●●●○○●
●●●●●○○○
●●●●○●●●

我々が普段使う10進数は0から9の次は10となり、10から19の次は20となるように、繰り上がる数が0〜9が10進数、0〜1が2進数という違いである。

追記
このクイズの基本的な考え方は、例えば3本のワインのうち1本のワインが毒入りだとした場合、2人のソムリエで特定できるというもの。
3本のワインをA,B,Cとする。
ソムリエはアレクサとジェームズと名付ける。
アレクサはA,Bを飲む。
ジェームズはA,Cを飲む。
2人とも死んでしまったらAのワインが毒入り。
アレクサが死んでしまったらBのワインが毒入り。
ジェームズが死んでしまったらCのワインが毒入り。
こうして時間内に毒入りワインを特定することができる。

これが解けたからマイクロソフト社で活躍できるかというとそうではなく、解き方を知っているか知らないかでも随分と結果に影響し、クイズ慣れした人の方が強い傾向がある。これはIQテストにも同じことが言え、小さい頃からIQテスト慣れしている人はIQが高く出やすい。インターネットで世界中の例題が共有されている昨今、あまり当てにならない可能性も高いと言える。
注目すべきはマイクロソフト社の入社試験を受けようという人は「2進数」が即座に浮かんで当たり前という想定が見て取れる点。

芝田書記が既に知っていたこともまさしくその代表例であり、一昔前のように長年の経験によって導き出された英知も、今ではインターネット上のどこかのサイトに無料で公開されているという事実を認識しつつ、いい時代になったと改めて「学習」環境に恵まれた「今」 に喜びを感じずにはいられない。


話しは変わって。
ある女性の相談にのっていた際、「本当か嘘か」ということについて考えさせられた。
AはBに対して本当のことを言っている。Bは嘘だと思って疑った。本当だとわかった時にただの「勘違い」と化する。
AはBに対して嘘を言っている。Bは本当だと思って信じた。嘘だとわかった時に「欺された」と言い出す。詐欺など。
結果的にAが本当のことを言っているか嘘を言っているかは重要でなく、Bがどう感じるかしかない。よってAとBが一致しない限り、あまり意味をなさない。

この検査は1億分の1の確率で誤認が生じます。見方を変えると素晴らしい検査精度だ。
ただし人為的なミスの確率は100分の1です。100回に1回だから頑張っている。
といった場合、ほぼ100分の1の確率で問題が起きるため、1億分の1という検査精度は重要でなくなる。

送信者が1Gbpsの回線からデータを送っても、受け手が100Mbpsの回線しかなければ最大100Mbpsの通信速度しか出せず、結果的に送信者の1Gbpsの環境は重要でなくなる。

何かこれらの問題に似ていて、本当か嘘かを見極めることができる人の数が少ない限り、受け手が勝手に決めたものが「本当」となることを考えると、情報や言葉の受け止め方は、人生において大きな影響を及ぼすことを改めて認識させられた。

考え深いところでありますな。

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by charlie-ls | 2014-11-02 00:54 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

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