2015年 12月 13日 ( 1 )

本のメディアは、長文記事を「もっと読む」で折りたたんでいるところや、それほど膨大な情報量でもないのに、3ページ以上にも改項している記事が多く、最近ではVogue Japan誌の『2015年下半期しいたけ占い<蠍座>』に度肝を抜かれた。各星座26ページだ。占いだから気にしないが、有名誌なので代表的なサンプルとして。
タンブラーでも世界各国のページ構成を比較してご紹介している。

私にはそれ(改項)が何の効果があるのかわからない。
ページビュー稼ぎ以外に。

今じゃ、ほとんどのメディアにおいて、Yahoo!リスティング広告かgoogle AdSense、Amazonや楽天アフィリエイトくらいしか貼られていないので、ページビューで広告が取れている媒体はほとんどないんじゃなかろうか。まだ雑誌の「発行部数」のような見せ方をしているんだろうか。盛ったページビューで売っても、費用対効果が低ければ、結局Yahoo!かAdSenseに流れるのだし。

或いは、字を読むのが嫌いな人に「そんなに文字はありませんよ029.gifアピールか。

もしかすると、いわゆるガラケー時代の1ページあたりの容量制限の名残じゃないか。初期の頃は、1ページあたり2KBくらいまでだった(笑)。が、スマートフォンなら1万字を1ページに書いても表示できるのだから関係ない。

追記:それに、複数ページに分かれていると、電波のあるところで受信しておき、地下など電波の入らないところでゆっくり読むという方法が使えない。ま、全ページ読み込んでタブ化しておくということもできなくはないが。

ずgoogleの検索にひっかかりづらい。
1ページにまとまっていれば、全ての単語が検索対象となるが、改項していると、各ページ内にある単語同士しか紐付かず、複数の検索キーワードで探す時に、該当しない可能性が高まる。

例えば1ページ目には「ラベンダー」と「アロマ」という言葉が含まれているが、2ページ目にはどちらの言葉も記載がなく、1ページ目にはない「ローズマリー」と「キャリアオイル」について書かれている場合、googleで「ラベンダー+ローズマリー+アロマ+キャリアオイル」という検索をすると、これらの2ページはいずれも検索にヒットしない。しかし、これらの単語は、同時に必要されることが多い

そしてもう1つは、明らかにその単語が含まれているのにgoogle検索にヒットしない場合(日本語では結構多い)に、手作業で全文検索(マックならcommand+F、または「編集」から“検索”)したいとき。

※特にこの数年のgoogleは、キーワードを沢山指定すると、あまり上手く機能しない

「あの記事が良かったから、おすすめしよう」と思ってgoogleでその記事を探す際に、まずは記憶とタイトルを照合する。それらしいタイトルが見つかったらクリックする。そこで、記事中に含まれていたと記憶している単語をブラウザで検索する。

できるだけマニアックな単語が効果的だ。例えばセキュリティについての記事を探しているときに、各記事中で「セキュリティ」と検索すれば、ほぼ間違いなくいずれも該当するため何の足しにもならず、結局全文読んでみないとわからない。が、「フォレンジック」とかあまり出てこない単語なら、セキュリティとサイバー犯罪について書いてあるページに限られるので、該当する記事を迅速に見つけやすい。

或いは、数値だけ覚えている場合なども使える。「000000000006416198fc23aa77017744」のようなMD5ハッシュ値とか。11個も連続する「0」が含まれる記事はほぼナイ(が、記憶には残りやすい)ので、「00000000000」とブラウザで検索すれば探しだしやすい。

※googleは、このように連続する文字列の一部<例えば電話番号の一部とか>を検索するのに適していない。キーワード単位でインデックスを貼っているから、単語を更に細かく分割して検索ができないのだろう。

これが、数ページに分かれて記載されている記事だと、各ページで検索してみなくてはならない。

タンブラーにて、記事の「新鮮度」を指定した検索方法をご紹介している。

資料としての要素をまるで考慮していない作りだと私は思う。
自分で「大した記事じゃないから、どうせ誰も探してまでは見に来ないだろう」と思ってるならそれは仕方ないが、10年前のいわゆるガラケーの名残で改ページしているなら、そろそろやめにしないか。これだけSEOを意識し、各社お金をかけている時代に、何もSEOになっていない。

※私は文系の会社ほど、一度技術系コンサルタントのチェックだけでも受けた方がいいと思う。技術的に(合理性がなく)お金を浪費しているケースが多々見つかるはずだ。

誰がどんな手法で記事を書こうとも、googleは進化するだろう。
今回記した問題を克服するために、同一ディレクトリ全体、同一ドメイン全体検索に力をいれるはずだ。そのうちどこに何を書いていても、多分、これアンタの記事だよね?」(文体一致検索)くらい追いかけ回してくる(笑)と予測する。

が、それはgoogleの研究員の頭脳に頼り切っているだけで、書き手やメディアが賢くなっているわけではない。
便利すぎて、創る側使う側の格差が広がらないかと危惧している。

国人が日本に住むと、便利すぎて頭を使わなくなると言う。
※一歩日本を離れ、母国に戻るとそれはそれは不親切で不便で危険で、頭を使い、多くの場合痩せるらしい(笑)。
日本は安全で親切だから、人に聞けばいいとか、全部「箱」に絵が描いてあるから説明書いらないとか、駅やデパートの案内図が詳細すぎて、見ればいいから覚えようとしないとか。携帯電話の時代になって、電話番号を覚えなくなったように。

インターネットでは、技術職が先回りしすぎて、ソレと同じ状態が世界で起きているように感じる。

ご参考までに:『未来を変える1時間――子どもがプログラミングを学ぶ「Hour of Code」開催

Photographer&Engineer: Charlie
JAPAN MENSA会員
無事、アロマ検定1級に合格致しました。

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2015-12-13 13:06 | 個人ブログ | Comments(0)

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