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ルチアーノショー寄稿ブログ

アップルウォッチが届いた。いつかは科学捜査に応用される(と思う)。

の追記・続編です。


★アップルウォッチに関連する投稿などを見ていると「隠し撮りが増える」というのをよく見かけるが、アップルウォッチにカメラは付いていないので隠し撮りの増減には何の影響も与えない。カメラリモートというアプリケーションがあり、これはiPhoneのカメラをリモートコントロールするためのもの。ウォッチをリモコンにし撮影はiPhoneで行うのであって、ウォッチ自体がスパイカメラのように振る舞うわけではない。2015/04/24

★iPhoneとペアリングする際、iPhone側のアプリがカメラ画面となってウォッチ全体を写すのは、おそらくQRコードと同じ仕組みかと思われる。よってウォッチにアニメーションで表示されている繊細な図柄(爆発した水風船のような)にシリアル番号等が刻み込まれていると考えられる。ウォッチのRetinaディスプレイによる表現力と、iPhoneの高画素(またはハイスピード)カメラによって為し得る新認証技術だ。2015/04/24

アップル・ウォッチの4次元バーコード(仮)について分析・検証してみた。


★アップルウォッチを手に持って操作していると、度々パスコードを聞かれることがある。操作する時は腕時計のように腕に装着した状態で行った方が良い。これは盗難・不正操作防止のための措置と思われ、腕に付けた状態から離れなければ本人の手元にあるだろう(その間はパスコードは聞かれない)というアルゴリズムだろう。2015/04/24

★アップルウォッチは標準で38種類が用意されているが、本体自体はスポーツ(アルミニウムの通常かスペースグレイ)、ウォッチ(ステンレスの通常かスペースブラック)、エディション(ゴールドのイエローかローズ)の3×2種類で、38mm、42mmの2サイズ以外に違いはないため、別売りのバンドを別途購入すれば、オリジナルの本体+バンドの組み合わせにアレンジできる。そして既に他社製のバンド(ベルト)も発売されているので、デザインという意味では本体さえ気に入れば、後はいかようにでもなる。iPhoneケースと同じく、いずれファッションブランド各社もリリースする気がする。2015/04/24

★2015/05/04、アップルから出荷完了のメールが届き翌日05日(火)に到着。SPORTタイプの38mmスペースグレイ(アルミニウムケース)とブラックスポーツバンド。WATCHタイプのスクエアケースと違い、こちらは横長のケースだ。2015/05/05
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★充電直後に装着すると「熱い」という噂があるが、私の所有する2台(ステンレスとアルミニウム)は全く熱くならない。8〜10時間の充電直後に腕に巻いても、裏蓋が多少「暖かい」というレベルだ。充電状態は「100」と表示されている。
ご参考までに:
Apple Watch 「充電直後は熱くて手に巻けない」との悲鳴相次ぐ
http://news.livedoor.com/article/detail/10050799/
私は電源タップに直接差したApple Watch充電器で充電している。2015/05/06

★Apple Watchの通知機能があればiPhone本体を見なくて済むことが増えた。例えばテラスでコーヒーを飲んでいる時に、部屋の中からiPhoneのメール着信音が鳴った場合、急用かもしれないのでiPhoneを取りに行き(ちょっと前まではいわゆる“ガラケー”だった)、何だスパムメールかということも多々あった。ウォッチなら「通知」で差出人を見てスパムだとわかればそのまま放置できるので、細かい作業に集中しやすくなった。2015/05/06

★iPhone本体を見なくて済むようになった反面、iPhoneのバッテリー残量表示を見る機会も減った。よってウォッチにiPhoneのバッテリー残量を表示すべきだ。そもそもiPhoneがなければほとんどの機能が使えないので、ウォッチの電池切れ以上にiPhoneの電池切れの方が重要だ。ウォッチがなくてもiPhoneは使えるが、iPhoneがなければウォッチは意味をなさないのだから。2015/05/07

★朝09時から装着し夜02時までの17時間付けっぱなしの状態で、まだバッテリー残量「55」と表示されている。よほど頻繁に電話やメール、各種通知が鳴らない限り、そんなに消耗しない様子だ。2015/05/07

★合理的バランスの考察。アップル・ウォッチの通知に頼りすぎると電池の消耗が懸念されるし、ウォッチに通知されなかったものの見落としが増える可能性がある。仕事で使う場合、緊急性の高くないもの=例えばFacebookやInstagramなどから届く通知はオフにしておき、メールと電話の通知のみをオンにしておく。そしてこれまで通りのペース(周期)でiPhoneを確認すれば、ほんの少し席を離れた瞬間の着信音など、見落としがちだったものがウォッチによって改善され、ウォッチに頼りすぎて見落としが増えることもなくなる。何かをプラスすると何かがマイナスになる使い方は避けたい。2015/05/07

★直射日光や極度に明るい環境下で画面(時計)が見づらいんじゃないかという懸念に対して。見やすくもないが見づらいわけでもないというレベル。画面の明るさは3段階で調整可能。2015/05/08

★デジタルクラウン/ホームボタンとサイドボタンを同時に押すと、ウォッチのスクリーンショットが撮れることに気づいた。シャッター音が鳴り、即座にiPhoneに転送される。2015/05/08
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現在時刻の手前が少し空いているのは、これから24時間の気温ですよという印だろう。

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●どこに行っても「アップル・ウォッチですね!」と声をかけられる。関心の高さがうかがえる。よく質問されるのは「洋服の袖が振れて誤作動しませんか?」というもの。答えは全く問題なし。生地をどれだけ当てても、生地の上からどれだけ触ってもアップル・ウォッチは反応しない。2015/05/12

●腕を下ろすと画面は消え、時計を見るポーズを取ると画面が点くようになっている。「時計を見たい時に画面が点かないことはありますか?」と聞かれた。寝そべっているとそういうこともあるが、座っていたり立っている日常的な姿勢では極めて正しく反応してくれている。もし画面が点かない場合は、画面に触れるだけで点くようになっているので、人がアップル・ウォッチの動作に従う必要はない。2015/05/12

●しつこい勧誘電話など、着信拒否すると違う電話番号でかけてくるようになるので、iPhone側で「無音」対応した(他の電話は鳴ってほしいので「連作先」で個別に設定する)。iPhoneには「着信音なし」という設定がないため、1秒間の無音ファイルを作りiPhoneの着信音として設定した。無事音はならくなったが、アップル・ウォッチには無音にしたい旨が伝わらないため、ウォッチから呼び出し音が鳴ってしまう。これはウォッチの問題ではなく、iPhone側に「着信音なし」という設定を設ける必要があり、それがウォッチに伝達されなければ動作をシンクロできない。2015/05/13

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by charlie-ls | 2015-05-13 18:42 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
ルチアーノショー寄稿ブログ】 号外・特別編

とある五月晴れに照らされる中、ルチアーノショー銀座研究所はアップル・ウォッチの4次元バーコード(仮)について分析・検証した。

アップル・ウォッチをiPhoneとペアリングする際(購入時に最初にする接続設定)、アップル・ウォッチの画面に爆発した水風船が回転するようなアニメーションが表示され、それをiPhoneのカメラで「スキャン」(撮影)する。

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画期的なバーコード技術だ。
デンソー社(日本)が開発した「QRコード」も長く使われてきたが、紙媒体を除き、これにとって変わる技術だと思われる。
iPhoneにQRコードのスキャナが標準実装されないままだったのは(別途アプリケーションをインストールする必要があった)、米アップル社の「他人の技術を取り入れるくらいならもっといいものを作ってみせる」という心意気に他ならない。そう公言しているわけではないが、そのように勝手にプロファイリングしている。
※日本の電子マネーも最後まで搭載しないままにApple Payをリリースした。

その技術がついにお出ましだ。

QRコードは2次元バーコードと言い、濃淡のない2色の(通常は白黒)で図柄化されたバーコードだ。
暗号と同じ仕組みで、組み込みたい文字列が特定のアルゴリズム(*A)によって図柄に変換される。
スキャナ(この場合カメラ)側はそれを*Aアルゴリズムに乗っ取って復号することで元文を読み取る。

これらはバーコードの仕様に加え、暗号学ステガノグラフィーなども勉強すると応用・展開の理解が深まる。

ディスプレイは平面なので実質2次元(2D)だが、を付けることで擬似的に「奥行き」を表現している。これを3次元(3D)と呼んでいいのであれば、アップル・ウォッチのペアリングに使われた技術は4次元(空間3次元+時間1次元=すなわちミンコフスキー時空)バーコードと言える。

※今回のブログではあえてこれを4次元と呼ぶ。3Dプリンターの立体的なスキャンを3次元スキャンとした場合、更に「動く」という要素を加えると、必然的に+時間軸を表現しなければならないため。


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この新技術の仕組みを分析してみたくなり、いくつかの手順をふんだ。
※STAP細胞のようにならないために、検証手順の基本に忠実に(笑)。

以下、アップル・ウォッチとiPhoneをペアリングする作業のことをペアリングZと呼ぶ。
ペアリングZの際にアップル・ウォッチに表示される動くバーコードらしきものをバーコードYと呼ぶ。
バーコードYをiPhoneのカメラで読み込むことをスキャンXと呼ぶ。

★まず2次元バーコードではないことの確認。
→目視。バーコードYには濃淡があり、平面ディスプレイ上の擬似3次元仕様であることは一目瞭然。なおかつ動いているため、当たり前に時間軸が存在する。

★次に3次元バーコードではないことの確認。
→アップル・ウォッチはRetinaディスプレイで高精細なため、念には念を入れて高画素カメラ=ニコンD810(3650万画素=7360×4912ピクセル)カメラでバーコードYを複数枚撮影し(静止画)、同じく高精細表示が可能なiMac Retina 5Kのディスプレイ(27インチ、5120×2880ピクセルの解像度)で表示させたものをiPhoneでスキャンXしてみた。
スキャンXする際は、5Kディスプレイ上で→アップル・ウォッチの物理的原寸になるサイズで表示してみたり、ディスプレイ一杯に広げてみたり、輝度を調整してみたり、いろいろと試してみたが、ペアリングZされなかった。
※カメラの設定は、動くバーコードYがブレないよう、又iPhone 6の動画カメラ最大240fps=1秒間に240コマ)よりも高速になるよう(読み漏れがないよう)、カメラD810のシャッタースピードを1/250秒に設定した。→アップル・ウォッチはテーブルに置き、カメラは三脚で固定した。

★次に4次元であることの確認。
→こちらも念には念を入れてソニー製4KビデオカメラでバーコードYを30秒ほど撮影し、iMac Retina 5Kのディスプレイで再生したものをスキャンXした。
バーコードYの表示サイズを問わず、僅か数秒で無事にペアリングできた。
※ビデオカメラの設定は30fps(毎秒30コマ)の4K画質のものと、毎秒24コマ、30コマ、60コマのHD(ハイビジョン)画質のものと試した。全てペアリングZされた。

よってアップル・ウォッチのペアリングZは4次元バーコードが採用されていると言える。
動画撮影されたバーコードYをiPhoneでスキャンXすることでペアリングZが完了する

※動画からペアリングできるということは、バーコードYにはアップル・ウォッチのシリアル番号を埋め込んでいるのだろう。もしかするとシリアル番号をアニメーションの図柄を決定づける乱数生成の種に使っているのかもしれない。iPhoneのWi-Fi及びBluetoothを切るとペアリングZモードに入れないため、アップルのサーバーとも何か照合している可能性があるし、通常のBluetoothペアリングと同じ認証を同時に(並行して)実行しているかもしれない(それだけなら6桁程度の数字のOCRで良いのでアニメーションは大げさだ)。いずれWiresharkなどでパケットモニタリングしてみようと思う。

※2日後に再度動画からペアリングZを試みたところ認証されなかったため、毎日または毎時、図柄は変わるのかもしれない。或いは1度認証したバーコードYは無効化される=ワンタイムパスワード的な機能を持たせている可能性がある。10回ほど試してみたが、2回以上ペアリングZが完了したバーコードYはなかった。ジャパンネット銀行のトークンのようなイメージ。
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/*
検証する上で、アップル社が想定するカメラの機器的スキャン能力の最低ラインを想定しなくてはならない。今回の場合は
アップル・ウォッチが対応しているiPhone 5のカメラだ。
アップル・ウォッチはRetinaディスプレイなのでカメラ側の画素(解像度)不足や、動画(アニメーション)をスキャンするのでコマ落ちが生じては検証できない。
*/

iPhone 5s以降スローモーション撮影が可能になった。
通常は1秒間に30コマ(30fps)撮影するところを1秒間に120コマ撮影できる。iPhone 6(およびPlus)は240コマ/秒にも設定可能だ。
iPhone 5のカメラは毎秒30コマまでなので、アップル・ウォッチがiPhone 5以上に対応している点、今回の検証で24fps動画でもペアリングZが完了した点を踏まえると、バーコードYは24fps(またはそれ以下)のスキャナ(動画カメラ)で読み取ることができ、24fps(またはそれ以下)のアニメーションだと言える。

/*
スローモーションと呼ばれているが、実態は高速動画(毎秒120コマ)撮影しており、それを再生時に毎秒30コマに落とすことで、高画質な1/4スローモーションを実現している。一般的なスローモーションは、毎秒30コマで撮影さた動画を1コマ1コマを引き延ばしていくため、iPhoneの方式の方が高画質になる。
*/

理論的にはiPhone6の240fps対応カメラでしか読み取れない「高速バーコード」なども作成可能だが、手ぶれなどのゆらぎ許容のため合理的な仕様にしていると思われる。
静止画スキャンベースのQRコードに対し、このアップルのバーコードYは動いているので、もし30fpsであれば1秒間あたりQRコードの30乗のパターンが存在するということ。
※更に濃淡だけでなく色さえも識別子化していれば、ほぼ無限といっていい程のバーコードパターンが生成できる。
また、読み取り時間制限を設けなければ、最終的には高画素写真だろうと音声だろうと動画だろうと埋め込むことができ、4次元ステガノグラフィー的な要素を持ち合わせている。

/*
ステガノグラフィーは、動画やアニメーションのある1コマに全く異なる絵を差し込む「サブリミナル」手法とは異なる。より暗号に近く、そのままの形では埋め込まれていないため復号が必要だ。よって人間は知覚することができないため、ずっと見続けたからといって埋め込まれた情報で洗脳されるようなことはない。
一般的には電子透かし(著作権者の埋め込みやコピー防止など)技術として応用されている。
*/

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これらが意味するところは静止画スキャンの時代は終わり、これからは動画スキャンですよということであり、同時に「暗号学」による捜査・調査対象も広がったということ。
例えばどこかの電光掲示板で訳のわからない図柄が延々と流れていると思ったら、実は動画スキャンすることで何らかのメッセージが現れたなど。
これは空想ではなく、動画スキャンが存在する時点で既に実現している。

ステガノグラフィーも、テロリストなどが敵国の諜報活動(盗聴、盗撮、傍受など)を逃れるために、写真に文字を埋め込んで仲間と連絡を取るケースも多々あった。
見た目はただの写真でも、復号すると言葉が現れる。
これらに対応するために、大手各社にはそれぞれの規定があり、例えばFacebookは画像面積に対し、20%以上のテキストが含まれていると広告を掲載することができない。※目で見えている場合

テレビのCMの入稿検査なども、より知識と技術が必要になってきましたな。
気がついたら毎日犯罪荷担するCMを流していたなんてことにもなりかねないのだから。

/*
ステガノグラフィーに文字列を埋め込むことは、JPEGなどのメタデータ(ヘッダ)とは性質的に全く異なる。
JPEGメタデータについて。
カメラで撮影した写真には、カメラのメーカーやバージョンなどの情報、撮影時間、カメラの設定(露出やシャッタースピード、フラッシュの有無など)、レンズ情報(一眼レフなどの場合)、画素数、設定によっては撮影場所の位置情報(GPS座標)が記録されている。

よって会社をズル休みして旅行に行き、撮った写真をそのままみんなに送って、「去年の」と言ってもバレるのでお気を付けて。

MacOSであれば「プレビュー」の“インスペクタ”で確認することができ、Photoshopなどがあれば、メタデータはいくらでも書き換えることができる。
著作権情報などを埋め込むことができる。

これを応用すると、内部に情報を漏らすだろう人物がいる場合、配信する前に個々に割り振った特定の文字列を埋め込んでおけば、流出した画像のメタデータから、誰が漏洩したものかを特定することができる。※お喋りさんが言いふらしたくなるデータを用意する必要がある。

例えばファンクラブが
芸能人の写真を会員向けに配信し「転載禁止」令を出したとしよう。しかし「禁止」とは命じるだけであり、応じない人もいる。ではルール(約束)を破った人物を退会処分にしたいとする。この場合、配信メールサーバーにJPEGメタデータを動的に書き換えるプログラムを設置し(*a)、メールを送信する際に会員データベースから会員番号と宛先メールアドレスを呼び出し、会員番号をJPEGヘッダに埋め込んだ上で当該宛先へと配信すると良い。受け取る会員は知らないものとする。そしてこれらの写真がどこかのブログなどにアップされ一般に流出した際、運営側はメタデータを参照することで犯人(漏洩者)がわかるという仕組み。
まさに1対1(1人1画像)を実現する電子透かし技術だ。

*a:
JPEGのヘッダはPHPのimage関数、EXIF関数などで簡単に読み込める。書き換える際はJPEGバイナリデータを一度テキストデータに変更し、1行づつ読み込みながら該当箇所を変更し、再度バイナリデータ戻した上で、Base64エンコードしてメールに添付する。

ただしこれらのメタデータは簡単に読み書きできるため信頼性は低いし、ヘッダに識別子が埋め込まれていることを知った時点で削除・変更されてしまう可能性が高い。確実性を持たせるならステガノグラフィー技術(復号も配信元にしかできないもの)を用いた方が良い。
*/

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まとめ

デジタル端末を媒体とするバーコードは今後この4次元バーコード(仮名)へと移行するだろう。
紙媒体など「動かす」ことができない媒体においては、引き続き既存の2次元バーコード(QRコードを含む)が活躍するに違いない。

この動画スキャン式バーコードから読み取れるアップル社の未来の技術は、現在採用されている「ジェスチャー」はいずれ非接触型(トラックパッドやタッチパネルに触れないスキャン方式)となり、更には動画カメラに向かって振り振り(従来の意味でのジェスチャー)したものを読み取って端末が動いてくれるようになるかと思われる。
例えば画面に顔を寄せれば文字が拡大されるなど、人の行動からある程度推測できる空気を読むサービスは可能だ。
※心理学、行動科学などの科学者が採用される(されている)だろう。

/*
※こういった人工知能的な機能の特徴は、より高い精度に近づくために個々の利用者の癖に適用する必要があり、学習期間を設けるのが一般的だ。使い始めは「これでいいですか?」と毎回問われ、利用者のYes,Noに対して微調整される。Yesが増えるにつれ端末は「より利用者が求めているものに近づいている」と認識し、確認の問いのペースが開いていく。そして利用者本人に最適化されたシステムのできあがりだ。
*/

Siri
(声によるiPhoneの操作)の認識精度も極めて高いし、当面は補助的な位置づけで導入され、完成度を増した時点で徐々に移行していくはずだ。

そしていずれ高速動画カメラで微表情(0.2秒)を読み取り、Lie to Meのライトマン博士のように振る舞うんじゃないかとルチアーノショー銀座研究所は予想している。


あとがき
最近(アップルやgoogleのような突出した会社)は、プログラマーやエンジニアは「技師」という明確なポジションに落ち着きつつある。これまでは「開発」というカテゴリの中に存在していたが、ここまで(例えばgoogleが自前で打ち上げている軌道衛星は他国の国家レベルよりも精度が高い)技術レベルが高まってくると、発案者、設計者は異なることが多い。発案者は例えばスティーブ・ジョブズのような天才・カリスマが存在し、世の中という全体を見渡せる目と先見性というビジョンが必要だ。設計者はそれを実現する上で必要なデータ(科学的根拠)を揃え、全体的なシステムデザインを構築し、プログラマーに指示する役割だ。主に各ジャンルの科学者が雇用されている。そして設計書(建築で言う図面)を見ながらプログラマーがコーディングする。作業現場だ。
ピラミッドの建築現場にも似ている気がする。

長年「学者」はあまり儲からない職のように思われてきたが今は違う(少なくともUSAでは)。
ハーバードやMIT(マサチューセッツ工科大)、カリフォルニア工科大などの学生は、一流民間企業に加えNSA、CIA、FBIの順に高給でリクルーティングされ、給料面でも民間か公務員かで迷うという日本にはないシーンが実在する。
※同時に労働時間や制約、リスクも民間人を上回ることもあり、高給=好待遇とは限らない。

日本も大学進学率の極めて高い国なのだから、誰よりも勉強・研究した分、誰よりも報酬がもらえるようになればいいんだが、なかなか日本はお金が動かない。
先日googleによる東大生の青田買いについて報道された。提示された年収は1,800万円。
最近は英語もできる人が増えたので、海を越えることに抵抗がなくなってきているのではないかと思う今日この頃。

メイド・イン・ジャパン、頑張りたいところですな。


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by charlie-ls | 2015-05-10 11:23 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
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午前09時、アップルウォッチの“WATCH”タイプが届いた。鏡面ステンレスに白のスポーツバンド。
※もう1つの“SPORT”が届くのは05月10日頃の様子。こちらは黒マットのアルミニウムに黒のスポーツバンド。

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アップル製品お得意の非常に優れた質感のバンドが心地よい。
サラッとマットに仕上げたスポーツバンドは滑りが良く、汗や水に濡れてもべたべたしないし清潔感に溢れる。
このどこまでも丁寧な造りは日本製じゃないのが驚きだが、それはもう昔の話かもしれない。

38mmタイプを購入したがちょうどいい。個人的には42mmは大きすぎると感じるし、04月10日アップルストアのスタッフもそう話していた。
今までの感覚だと38mmタイプが女性用、42mmタイプが男性用と受け止める人が多いようだが、もうそういう時代ではない。
アップルがあえてレディース、メンズと名付けない理由は「使いやすい方を選んでね」というメッセージであり、42mmは女性には合わないとか、38mmは男性には使いづらいとか、売り手側が決めることではなくなった(本来は昔からそう)ことを示している。女の子は赤、男の子は青という時代ではなくなったように。

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最初の設定(iPhoneとのペアリング)で気づくのは、まだ発売されていないロシアや東欧諸国の言語がないこと。追ってOSアップデートで対応されるのだろう。iPhone側の“Apple Watch”アプリケーションは既に対応している。

そして英語は通常の英語(USを指す)、UK(英国)、オーストラリアと分けてあり、スペイン語は通常のスペイン語の他、メキシコが用意されており、フランス語は通常のフランス語に加えカナダ版がある。
以前からパソコンの「キーボード」の入力設定にも存在したので目新しいことじゃないが、「Siri」によって音声操作が一般化してきたことで、端末側が聞き取れない可能性の高い「訛り」の認識率を上げるためかと思われる。

ロシア語圏も広いのでいずれ細分化されていくのではなかろうか。
ウクライナ人が話すロシア語や、モスクワのロシア語、極東のロシア語、シベリア付近のロシア語、中央アジア地域のロシア語はそれぞれ特徴があり、私はロシア語は全くわからないが、声だけで出身地域だけはすぐに聞き取れるという変わった特技を持っている。これが機械による認識となれば「訛り」の判別は人間以上にシビアだ。

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iPhoneとのペアリング(接続)設定が終わり、早速固定電話から自分のiPhone宛てに電話をかけてみた。
iPhoneから1秒ほど遅れてウォッチが鳴り始める。ウォッチにはiPhoneに登録された連絡先(電話帳)の情報が表示される。
ウォッチで通話ボタンを押せば、スピーカーで会話が始まるため、かけてきた人の声は周囲にしっかり聞こえる。だから最初に「アップルウォッチで応答しました」と一言必要だ。相手が通常の電話だと思ってベイビー今晩会えるかな」的なことを言うと2人とも恥ずかしい思いをすることになる(笑)。
まずはウォッチで応答して、場所を移動してiPhoneに切り替えるという使い方が増えそうな予感。

風の強いベランダで喋ってみたが、風切り音が全く入らず極めてクリーンな音声通話が可能だ。スピーカーから出る相手の声も良く聞こえる。iPodやiTunesで培ってきた音声再生技術が生きている。もはやサウンドメイクのプロでもあるアップルだ。

ウォッチに表示された相手を見て電話に出たくない場合や、今は取れないという場合は、手のひらでウォッチを覆い被すとiPhoneも含め着信音が消える。「クイックサイレント」と同じ状態で、相手には呼び出し音が鳴り続ける。この状態から「やっぱり電話に出る」という場合はウォッチの通話ボタンを押せば良い。

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iPhone 6が巨大化したことで、スーツのポケットに入れるには型崩れが美しくないし、ディナーテーブルにドカンと置いておくのもスマートじゃない。よってバッグの中に入れっぱなしになる=着信に気づかないことが増える気がしていたところ、見事なタイミングでウォッチの登場だ。
Bluetoothで接続するため10メートル以内にiPhoneがあれば着信(電話、メールなど)を知らせてくれるので、連絡に「気づかなかった」ということがなくなる。

アップルはスマートフォンの巨大化を見越して「ハンズフリー受話器」としてウォッチを用意したに違いない。
「腕時計」という従来の受け止め方には無理があり、受話器でもあるしiPhoneのリモコンでもある。

しばらく使い込んでからまた改めてレビューを書きたい。

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「Apple Watch」、米国の初日注文は約100万台、米調査会社の分析
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/041401297/


とあるが、日本ではそこまで盛り上がっていない気がするのはなぜだろう。
こういう小さな端末の開発は、日本こそが得意とする分野であり、消費者にも好まれる傾向にあったはずだが、いつのまにかモバイル大国は米国に打って変わってしまった。

今世界では「Kawaii」(カワイイ)という言葉がそのまま通じるようで、海の向こうの女の子たちがプリクラやアニメ、コスプレなどの日本テイストの“Kawaii”にハマっている。
アヴリル・ラヴィーンも最新PV“Hello Kitty”は全て日本人で固め、日本で撮影していることで評判になった。

ヨーロッパのコスプレのレベルは高く、本当にアニメのキャラのような完成度だし、アメリカは儲かる市場だとわかった途端エンジンがかかり加速する。
いつかKawaiiビジネスは日本の手を離れ、外国勢に持っていかれるんじゃないかと余計な心配をしているワタクシ。

日本人が優れているから生み出せたものもあれば、日本人が必要としたからこそ生み出されたのであって優劣の差はないものと二通りある。
必要は発明の母なりだ。

例えば米国では小さな画面のモバイル端末(例えばiモードのような)は日本程爆発的に普及はしなかったし、あんな小さなキーと画面でメールなんて打てないと言われた時期が長かった。必要と感じないから市場が活気づかず、お金が動かないから良い商品も生まれてこない。
しかしこれを「日本製は優れてるから」と高をくくってると、ある日突然巨額の資金で突撃をはかる米国勢に撃墜されかねない。
必要だと感じた途端、世界一のマーケットが動き出すことで、お金も人材も活性化される。そして日本製と変わらない、またはそれ以上のものを創り出すこともある。

「お金が動く」というのは、儲かる儲からないの話とは別に、スケールメリット(量産効果)という消費者に大きく影響を及ぼす効果・利点が生まれる。
売れる商品が製造コストを下げてくれるということ。
市場が生まれ、沢山の類似品が流通するようになり、そこに必要な部品や材料の需要が高まり生産増によって単価が下がることで、生産性と合理性のバランスが著しく改善され、より良いものを安くで提供できるようになる。

それを率先するのが市場の「リーダー」と呼ぶわけだが、ウォークマンはiPodにお株を奪われてしまったし、スマートフォンやタブレットなども海外勢の端末が売れている。そしてこのウォッチ。こんな小さな端末がメイド・イン・ジャパンでない点がどこか淋しい。

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最近の物作りは科学の領域に踏み込んでおり、職人やエンジニアの前に設計段階に科学者がいる。
全てのデータを洗い直し、研究し尽くされた結果商品として市場に送り込まれる。もちろん完全ではないにしろ、車や航空産業、造船業のように、流体力学や衝撃性能テストなど多くの科学技術・計算、ノウハウ、データがなければ作ることのできないものもある。

今、アップルにはお金と人材に加え、この「多くのデータ」のほとんどが集まろうとしている点、20年来のアップルファンの私としては喜ばしいことでもあり、日本人として懸念材料でもある。

アップルの時価総額、ロシア全体を上回る
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NF0BJD6JIJV401.html

世界一の国土面積を持つロシアの全上場企業の時価総額(赤)が、時価総額世界一の企業アップル(緑)を初めて下回ったことが分かる。

米Appleが時価総額でエクソンモービルを抜いて世界トップ企業へ
http://news.mynavi.jp/news/2011/08/11/085/

米Appleの株式時価総額が8月10日(現地時間)に米Exxon Mobilを抜いてトップに踊り出て、同社が事実上世界最大の企業となったことが話題となっている。

アップルの時価総額、エクソンの2倍以上に
http://jp.wsj.com/articles/SB10472014764830763981904580480242257030252

アップルの時価総額は、エクソンを含むどの米上場企業と比べても2倍以上に膨らんだ格好だ。

何が懸念というと、このアップル・ウォッチにはありとあらゆるセンサーが内蔵され、例えば心拍数を測定できる。
アップルのWEBサイトには、ハートのマークが相手に「ドキドキ」を伝えてくれる、とても愛らしいコミュニケーションツールとして紹介されているが、私ならこう考える。

アップルに匿名を条件にデータを送ることを同意した場合(今では多くのソフトウェアがそうだ)、例えば事故やハイジャック時のデータ収集にとても役立つだろう。ブラックボックス代わりになるということ。
ブラックボックスは事故で機体が損壊・炎上しても残るよう頑丈に作られているが、ウォッチはiPhoneの電波を通じてリアルタイムに情報を送信できるという点を踏まえると、ウォッチ自体が破壊されても既に送信されたデータはアップルのサーバーに残る

事故直前の心拍数は、どのタイミングから上がり始めたのかとデータを追うことで、多くのことが見えてくる。

例えばバスがハイジャックされたとする。そのままテロのようにどこかへ突っ込んだり爆発したりした場合、生存者がいなければ何も証言が得られない。ハイジャックだったのか事故だったのかさえわからないケースもある。
しかし爆発の30分前から心拍数データが上がっていたらどうだろう。

調査手順はこうだ。
このバスに同乗していたと思われる名簿から、ウォッチ所有者をリストアップする。
そして該当者のGPS(これも本人がデータの送信に同意している場合)情報から、当該バスに搭乗していたか否かが特定できる。※GPS座標がバスルートに沿って移動していれば乗っていたということ。
次に該当者の心拍数データを参照する。事故ならば、車前方の窓から見える風景に異変を感じた時点から心拍数が上がるだろうが、30分も前から心拍数が上がっていれば、これは既に車内で異変が起きていたに違いないと推測できる。
それが複数人いればなおさらだ。

いわゆCSIのような科学捜査班、BAUのような行動分析課は、こうしていくつかの情報を組み合わせていくことによって、事実と思われる事態を推定・断定していくのだから、このデータが集まる場所こそが今後の世の中の鍵を握ることになるんではないかと、私は思うわけだ。

※飽くまで私が考えるアップル・ウォッチの方向性だが。

こんなデータ、欲しいと思った時には追いつけない程のものとなっているだろうことを考えると、アップルウォッチのような製品が、日本発であってほしいという愛国心から発せられる感情であることを綴ってみたくもなった。

懸念というよりは願望か。

時代に合わせて進化が必要ですな。
料理人ガニエール氏も物理学者と組んでいる時代なのだし。

というわけで、通常のウォッチレビューは多くのサイトにアップされるかと思うので、私は科学者・エンジニア目線でレビューしていきたい。

我々は次なる市場で何ができるのか、探っていくのであります。

ロマンに酔いたくなったらいつかまた帰ってくるルチアーノショーへ。

追記
1.アップルウォッチに関連する投稿などを見ていると「隠し撮りが増える」というのをよく見かけるが、アップルウォッチにカメラは付いていないので隠し撮りの増減には何の影響も与えない。カメラリモートというアプリケーションがあり、これはiPhoneのカメラをリモートコントロールするためのもの。ウォッチをリモコンにし撮影はiPhoneで行うのであって、ウォッチ自体がスパイカメラのように振る舞うわけではない。

2,iPhoneとペアリングする際、iPhone側のアプリがカメラ画面となってウォッチ全体を写すのは、おそらくQRコードと同じ仕組みかと思われる。よってウォッチにアニメーションで表示されている繊細な図柄(爆発した水風船のような)にシリアル番号等が刻み込まれていると考えられる。ウォッチのRetinaディスプレイによる表現力と、iPhoneの高画素(またはハイスピード)カメラによって為し得る新認証技術だ。

3,アップルウォッチを手に持って操作していると、度々パスコードを聞かれることがある。操作する時は腕時計のように腕に装着した状態で行った方が良い。これは盗難・不正操作防止のための措置と思われ、腕に付けた状態から離れなければ本人の手元にあるだろう(その間はパスコードは聞かれない)というアルゴリズムだろう。

4,アップルウォッチは標準で38種類が用意されているが、本体自体はスポーツ(アルミニウムの通常かスペースグレイ)、ウォッチ(ステンレスの通常かスペースブラック)、エディション(ゴールドのイエローかローズ)の3×2種類で、38mm、42mmの2サイズ以外に違いはないため、別売りのバンドを別途購入すれば、オリジナルの本体+バンドの組み合わせにアレンジできる。そして既に他社製のバンド(ベルト)も発売されているので、デザインという意味では本体さえ気に入れば、後はいかようにでもなる。iPhoneケースと同じく、いずれファッションブランド各社もリリースする気がする。

下記に追記しています。
アップル・ウォッチを身につけて気づいたこと。
http://lscharlie.exblog.jp/23977644/

Photographer: Charlie

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by charlie-ls | 2015-04-24 12:50 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)

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