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ルチアーノショー寄稿ブログ

アップルウォッチが届いた。いつかは科学捜査に応用される(と思う)。

の追記・続編です。


★アップルウォッチに関連する投稿などを見ていると「隠し撮りが増える」というのをよく見かけるが、アップルウォッチにカメラは付いていないので隠し撮りの増減には何の影響も与えない。カメラリモートというアプリケーションがあり、これはiPhoneのカメラをリモートコントロールするためのもの。ウォッチをリモコンにし撮影はiPhoneで行うのであって、ウォッチ自体がスパイカメラのように振る舞うわけではない。2015/04/24

★iPhoneとペアリングする際、iPhone側のアプリがカメラ画面となってウォッチ全体を写すのは、おそらくQRコードと同じ仕組みかと思われる。よってウォッチにアニメーションで表示されている繊細な図柄(爆発した水風船のような)にシリアル番号等が刻み込まれていると考えられる。ウォッチのRetinaディスプレイによる表現力と、iPhoneの高画素(またはハイスピード)カメラによって為し得る新認証技術だ。2015/04/24

アップル・ウォッチの4次元バーコード(仮)について分析・検証してみた。


★アップルウォッチを手に持って操作していると、度々パスコードを聞かれることがある。操作する時は腕時計のように腕に装着した状態で行った方が良い。これは盗難・不正操作防止のための措置と思われ、腕に付けた状態から離れなければ本人の手元にあるだろう(その間はパスコードは聞かれない)というアルゴリズムだろう。2015/04/24

★アップルウォッチは標準で38種類が用意されているが、本体自体はスポーツ(アルミニウムの通常かスペースグレイ)、ウォッチ(ステンレスの通常かスペースブラック)、エディション(ゴールドのイエローかローズ)の3×2種類で、38mm、42mmの2サイズ以外に違いはないため、別売りのバンドを別途購入すれば、オリジナルの本体+バンドの組み合わせにアレンジできる。そして既に他社製のバンド(ベルト)も発売されているので、デザインという意味では本体さえ気に入れば、後はいかようにでもなる。iPhoneケースと同じく、いずれファッションブランド各社もリリースする気がする。2015/04/24

★2015/05/04、アップルから出荷完了のメールが届き翌日05日(火)に到着。SPORTタイプの38mmスペースグレイ(アルミニウムケース)とブラックスポーツバンド。WATCHタイプのスクエアケースと違い、こちらは横長のケースだ。2015/05/05
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★充電直後に装着すると「熱い」という噂があるが、私の所有する2台(ステンレスとアルミニウム)は全く熱くならない。8〜10時間の充電直後に腕に巻いても、裏蓋が多少「暖かい」というレベルだ。充電状態は「100」と表示されている。
ご参考までに:
Apple Watch 「充電直後は熱くて手に巻けない」との悲鳴相次ぐ
http://news.livedoor.com/article/detail/10050799/
私は電源タップに直接差したApple Watch充電器で充電している。2015/05/06

★Apple Watchの通知機能があればiPhone本体を見なくて済むことが増えた。例えばテラスでコーヒーを飲んでいる時に、部屋の中からiPhoneのメール着信音が鳴った場合、急用かもしれないのでiPhoneを取りに行き(ちょっと前まではいわゆる“ガラケー”だった)、何だスパムメールかということも多々あった。ウォッチなら「通知」で差出人を見てスパムだとわかればそのまま放置できるので、細かい作業に集中しやすくなった。2015/05/06

★iPhone本体を見なくて済むようになった反面、iPhoneのバッテリー残量表示を見る機会も減った。よってウォッチにiPhoneのバッテリー残量を表示すべきだ。そもそもiPhoneがなければほとんどの機能が使えないので、ウォッチの電池切れ以上にiPhoneの電池切れの方が重要だ。ウォッチがなくてもiPhoneは使えるが、iPhoneがなければウォッチは意味をなさないのだから。2015/05/07

★朝09時から装着し夜02時までの17時間付けっぱなしの状態で、まだバッテリー残量「55」と表示されている。よほど頻繁に電話やメール、各種通知が鳴らない限り、そんなに消耗しない様子だ。2015/05/07

★合理的バランスの考察。アップル・ウォッチの通知に頼りすぎると電池の消耗が懸念されるし、ウォッチに通知されなかったものの見落としが増える可能性がある。仕事で使う場合、緊急性の高くないもの=例えばFacebookやInstagramなどから届く通知はオフにしておき、メールと電話の通知のみをオンにしておく。そしてこれまで通りのペース(周期)でiPhoneを確認すれば、ほんの少し席を離れた瞬間の着信音など、見落としがちだったものがウォッチによって改善され、ウォッチに頼りすぎて見落としが増えることもなくなる。何かをプラスすると何かがマイナスになる使い方は避けたい。2015/05/07

★直射日光や極度に明るい環境下で画面(時計)が見づらいんじゃないかという懸念に対して。見やすくもないが見づらいわけでもないというレベル。画面の明るさは3段階で調整可能。2015/05/08

★デジタルクラウン/ホームボタンとサイドボタンを同時に押すと、ウォッチのスクリーンショットが撮れることに気づいた。シャッター音が鳴り、即座にiPhoneに転送される。2015/05/08
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現在時刻の手前が少し空いているのは、これから24時間の気温ですよという印だろう。

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●どこに行っても「アップル・ウォッチですね!」と声をかけられる。関心の高さがうかがえる。よく質問されるのは「洋服の袖が振れて誤作動しませんか?」というもの。答えは全く問題なし。生地をどれだけ当てても、生地の上からどれだけ触ってもアップル・ウォッチは反応しない。2015/05/12

●腕を下ろすと画面は消え、時計を見るポーズを取ると画面が点くようになっている。「時計を見たい時に画面が点かないことはありますか?」と聞かれた。寝そべっているとそういうこともあるが、座っていたり立っている日常的な姿勢では極めて正しく反応してくれている。もし画面が点かない場合は、画面に触れるだけで点くようになっているので、人がアップル・ウォッチの動作に従う必要はない。2015/05/12

●しつこい勧誘電話など、着信拒否すると違う電話番号でかけてくるようになるので、iPhone側で「無音」対応した(他の電話は鳴ってほしいので「連作先」で個別に設定する)。iPhoneには「着信音なし」という設定がないため、1秒間の無音ファイルを作りiPhoneの着信音として設定した。無事音はならくなったが、アップル・ウォッチには無音にしたい旨が伝わらないため、ウォッチから呼び出し音が鳴ってしまう。これはウォッチの問題ではなく、iPhone側に「着信音なし」という設定を設ける必要があり、それがウォッチに伝達されなければ動作をシンクロできない。2015/05/13

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by charlie-ls | 2015-05-13 18:42 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
ルチアーノショー寄稿ブログ】 号外・特別編

とある五月晴れに照らされる中、ルチアーノショー銀座研究所はアップル・ウォッチの4次元バーコード(仮)について分析・検証した。

アップル・ウォッチをiPhoneとペアリングする際(購入時に最初にする接続設定)、アップル・ウォッチの画面に爆発した水風船が回転するようなアニメーションが表示され、それをiPhoneのカメラで「スキャン」(撮影)する。

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画期的なバーコード技術だ。
デンソー社(日本)が開発した「QRコード」も長く使われてきたが、紙媒体を除き、これにとって変わる技術だと思われる。
iPhoneにQRコードのスキャナが標準実装されないままだったのは(別途アプリケーションをインストールする必要があった)、米アップル社の「他人の技術を取り入れるくらいならもっといいものを作ってみせる」という心意気に他ならない。そう公言しているわけではないが、そのように勝手にプロファイリングしている。
※日本の電子マネーも最後まで搭載しないままにApple Payをリリースした。

その技術がついにお出ましだ。

QRコードは2次元バーコードと言い、濃淡のない2色の(通常は白黒)で図柄化されたバーコードだ。
暗号と同じ仕組みで、組み込みたい文字列が特定のアルゴリズム(*A)によって図柄に変換される。
スキャナ(この場合カメラ)側はそれを*Aアルゴリズムに乗っ取って復号することで元文を読み取る。

これらはバーコードの仕様に加え、暗号学ステガノグラフィーなども勉強すると応用・展開の理解が深まる。

ディスプレイは平面なので実質2次元(2D)だが、を付けることで擬似的に「奥行き」を表現している。これを3次元(3D)と呼んでいいのであれば、アップル・ウォッチのペアリングに使われた技術は4次元(空間3次元+時間1次元=すなわちミンコフスキー時空)バーコードと言える。

※今回のブログではあえてこれを4次元と呼ぶ。3Dプリンターの立体的なスキャンを3次元スキャンとした場合、更に「動く」という要素を加えると、必然的に+時間軸を表現しなければならないため。


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この新技術の仕組みを分析してみたくなり、いくつかの手順をふんだ。
※STAP細胞のようにならないために、検証手順の基本に忠実に(笑)。

以下、アップル・ウォッチとiPhoneをペアリングする作業のことをペアリングZと呼ぶ。
ペアリングZの際にアップル・ウォッチに表示される動くバーコードらしきものをバーコードYと呼ぶ。
バーコードYをiPhoneのカメラで読み込むことをスキャンXと呼ぶ。

★まず2次元バーコードではないことの確認。
→目視。バーコードYには濃淡があり、平面ディスプレイ上の擬似3次元仕様であることは一目瞭然。なおかつ動いているため、当たり前に時間軸が存在する。

★次に3次元バーコードではないことの確認。
→アップル・ウォッチはRetinaディスプレイで高精細なため、念には念を入れて高画素カメラ=ニコンD810(3650万画素=7360×4912ピクセル)カメラでバーコードYを複数枚撮影し(静止画)、同じく高精細表示が可能なiMac Retina 5Kのディスプレイ(27インチ、5120×2880ピクセルの解像度)で表示させたものをiPhoneでスキャンXしてみた。
スキャンXする際は、5Kディスプレイ上で→アップル・ウォッチの物理的原寸になるサイズで表示してみたり、ディスプレイ一杯に広げてみたり、輝度を調整してみたり、いろいろと試してみたが、ペアリングZされなかった。
※カメラの設定は、動くバーコードYがブレないよう、又iPhone 6の動画カメラ最大240fps=1秒間に240コマ)よりも高速になるよう(読み漏れがないよう)、カメラD810のシャッタースピードを1/250秒に設定した。→アップル・ウォッチはテーブルに置き、カメラは三脚で固定した。

★次に4次元であることの確認。
→こちらも念には念を入れてソニー製4KビデオカメラでバーコードYを30秒ほど撮影し、iMac Retina 5Kのディスプレイで再生したものをスキャンXした。
バーコードYの表示サイズを問わず、僅か数秒で無事にペアリングできた。
※ビデオカメラの設定は30fps(毎秒30コマ)の4K画質のものと、毎秒24コマ、30コマ、60コマのHD(ハイビジョン)画質のものと試した。全てペアリングZされた。

よってアップル・ウォッチのペアリングZは4次元バーコードが採用されていると言える。
動画撮影されたバーコードYをiPhoneでスキャンXすることでペアリングZが完了する

※動画からペアリングできるということは、バーコードYにはアップル・ウォッチのシリアル番号を埋め込んでいるのだろう。もしかするとシリアル番号をアニメーションの図柄を決定づける乱数生成の種に使っているのかもしれない。iPhoneのWi-Fi及びBluetoothを切るとペアリングZモードに入れないため、アップルのサーバーとも何か照合している可能性があるし、通常のBluetoothペアリングと同じ認証を同時に(並行して)実行しているかもしれない(それだけなら6桁程度の数字のOCRで良いのでアニメーションは大げさだ)。いずれWiresharkなどでパケットモニタリングしてみようと思う。

※2日後に再度動画からペアリングZを試みたところ認証されなかったため、毎日または毎時、図柄は変わるのかもしれない。或いは1度認証したバーコードYは無効化される=ワンタイムパスワード的な機能を持たせている可能性がある。10回ほど試してみたが、2回以上ペアリングZが完了したバーコードYはなかった。ジャパンネット銀行のトークンのようなイメージ。
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/*
検証する上で、アップル社が想定するカメラの機器的スキャン能力の最低ラインを想定しなくてはならない。今回の場合は
アップル・ウォッチが対応しているiPhone 5のカメラだ。
アップル・ウォッチはRetinaディスプレイなのでカメラ側の画素(解像度)不足や、動画(アニメーション)をスキャンするのでコマ落ちが生じては検証できない。
*/

iPhone 5s以降スローモーション撮影が可能になった。
通常は1秒間に30コマ(30fps)撮影するところを1秒間に120コマ撮影できる。iPhone 6(およびPlus)は240コマ/秒にも設定可能だ。
iPhone 5のカメラは毎秒30コマまでなので、アップル・ウォッチがiPhone 5以上に対応している点、今回の検証で24fps動画でもペアリングZが完了した点を踏まえると、バーコードYは24fps(またはそれ以下)のスキャナ(動画カメラ)で読み取ることができ、24fps(またはそれ以下)のアニメーションだと言える。

/*
スローモーションと呼ばれているが、実態は高速動画(毎秒120コマ)撮影しており、それを再生時に毎秒30コマに落とすことで、高画質な1/4スローモーションを実現している。一般的なスローモーションは、毎秒30コマで撮影さた動画を1コマ1コマを引き延ばしていくため、iPhoneの方式の方が高画質になる。
*/

理論的にはiPhone6の240fps対応カメラでしか読み取れない「高速バーコード」なども作成可能だが、手ぶれなどのゆらぎ許容のため合理的な仕様にしていると思われる。
静止画スキャンベースのQRコードに対し、このアップルのバーコードYは動いているので、もし30fpsであれば1秒間あたりQRコードの30乗のパターンが存在するということ。
※更に濃淡だけでなく色さえも識別子化していれば、ほぼ無限といっていい程のバーコードパターンが生成できる。
また、読み取り時間制限を設けなければ、最終的には高画素写真だろうと音声だろうと動画だろうと埋め込むことができ、4次元ステガノグラフィー的な要素を持ち合わせている。

/*
ステガノグラフィーは、動画やアニメーションのある1コマに全く異なる絵を差し込む「サブリミナル」手法とは異なる。より暗号に近く、そのままの形では埋め込まれていないため復号が必要だ。よって人間は知覚することができないため、ずっと見続けたからといって埋め込まれた情報で洗脳されるようなことはない。
一般的には電子透かし(著作権者の埋め込みやコピー防止など)技術として応用されている。
*/

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これらが意味するところは静止画スキャンの時代は終わり、これからは動画スキャンですよということであり、同時に「暗号学」による捜査・調査対象も広がったということ。
例えばどこかの電光掲示板で訳のわからない図柄が延々と流れていると思ったら、実は動画スキャンすることで何らかのメッセージが現れたなど。
これは空想ではなく、動画スキャンが存在する時点で既に実現している。

ステガノグラフィーも、テロリストなどが敵国の諜報活動(盗聴、盗撮、傍受など)を逃れるために、写真に文字を埋め込んで仲間と連絡を取るケースも多々あった。
見た目はただの写真でも、復号すると言葉が現れる。
これらに対応するために、大手各社にはそれぞれの規定があり、例えばFacebookは画像面積に対し、20%以上のテキストが含まれていると広告を掲載することができない。※目で見えている場合

テレビのCMの入稿検査なども、より知識と技術が必要になってきましたな。
気がついたら毎日犯罪荷担するCMを流していたなんてことにもなりかねないのだから。

/*
ステガノグラフィーに文字列を埋め込むことは、JPEGなどのメタデータ(ヘッダ)とは性質的に全く異なる。
JPEGメタデータについて。
カメラで撮影した写真には、カメラのメーカーやバージョンなどの情報、撮影時間、カメラの設定(露出やシャッタースピード、フラッシュの有無など)、レンズ情報(一眼レフなどの場合)、画素数、設定によっては撮影場所の位置情報(GPS座標)が記録されている。

よって会社をズル休みして旅行に行き、撮った写真をそのままみんなに送って、「去年の」と言ってもバレるのでお気を付けて。

MacOSであれば「プレビュー」の“インスペクタ”で確認することができ、Photoshopなどがあれば、メタデータはいくらでも書き換えることができる。
著作権情報などを埋め込むことができる。

これを応用すると、内部に情報を漏らすだろう人物がいる場合、配信する前に個々に割り振った特定の文字列を埋め込んでおけば、流出した画像のメタデータから、誰が漏洩したものかを特定することができる。※お喋りさんが言いふらしたくなるデータを用意する必要がある。

例えばファンクラブが
芸能人の写真を会員向けに配信し「転載禁止」令を出したとしよう。しかし「禁止」とは命じるだけであり、応じない人もいる。ではルール(約束)を破った人物を退会処分にしたいとする。この場合、配信メールサーバーにJPEGメタデータを動的に書き換えるプログラムを設置し(*a)、メールを送信する際に会員データベースから会員番号と宛先メールアドレスを呼び出し、会員番号をJPEGヘッダに埋め込んだ上で当該宛先へと配信すると良い。受け取る会員は知らないものとする。そしてこれらの写真がどこかのブログなどにアップされ一般に流出した際、運営側はメタデータを参照することで犯人(漏洩者)がわかるという仕組み。
まさに1対1(1人1画像)を実現する電子透かし技術だ。

*a:
JPEGのヘッダはPHPのimage関数、EXIF関数などで簡単に読み込める。書き換える際はJPEGバイナリデータを一度テキストデータに変更し、1行づつ読み込みながら該当箇所を変更し、再度バイナリデータ戻した上で、Base64エンコードしてメールに添付する。

ただしこれらのメタデータは簡単に読み書きできるため信頼性は低いし、ヘッダに識別子が埋め込まれていることを知った時点で削除・変更されてしまう可能性が高い。確実性を持たせるならステガノグラフィー技術(復号も配信元にしかできないもの)を用いた方が良い。
*/

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まとめ

デジタル端末を媒体とするバーコードは今後この4次元バーコード(仮名)へと移行するだろう。
紙媒体など「動かす」ことができない媒体においては、引き続き既存の2次元バーコード(QRコードを含む)が活躍するに違いない。

この動画スキャン式バーコードから読み取れるアップル社の未来の技術は、現在採用されている「ジェスチャー」はいずれ非接触型(トラックパッドやタッチパネルに触れないスキャン方式)となり、更には動画カメラに向かって振り振り(従来の意味でのジェスチャー)したものを読み取って端末が動いてくれるようになるかと思われる。
例えば画面に顔を寄せれば文字が拡大されるなど、人の行動からある程度推測できる空気を読むサービスは可能だ。
※心理学、行動科学などの科学者が採用される(されている)だろう。

/*
※こういった人工知能的な機能の特徴は、より高い精度に近づくために個々の利用者の癖に適用する必要があり、学習期間を設けるのが一般的だ。使い始めは「これでいいですか?」と毎回問われ、利用者のYes,Noに対して微調整される。Yesが増えるにつれ端末は「より利用者が求めているものに近づいている」と認識し、確認の問いのペースが開いていく。そして利用者本人に最適化されたシステムのできあがりだ。
*/

Siri
(声によるiPhoneの操作)の認識精度も極めて高いし、当面は補助的な位置づけで導入され、完成度を増した時点で徐々に移行していくはずだ。

そしていずれ高速動画カメラで微表情(0.2秒)を読み取り、Lie to Meのライトマン博士のように振る舞うんじゃないかとルチアーノショー銀座研究所は予想している。


あとがき
最近(アップルやgoogleのような突出した会社)は、プログラマーやエンジニアは「技師」という明確なポジションに落ち着きつつある。これまでは「開発」というカテゴリの中に存在していたが、ここまで(例えばgoogleが自前で打ち上げている軌道衛星は他国の国家レベルよりも精度が高い)技術レベルが高まってくると、発案者、設計者は異なることが多い。発案者は例えばスティーブ・ジョブズのような天才・カリスマが存在し、世の中という全体を見渡せる目と先見性というビジョンが必要だ。設計者はそれを実現する上で必要なデータ(科学的根拠)を揃え、全体的なシステムデザインを構築し、プログラマーに指示する役割だ。主に各ジャンルの科学者が雇用されている。そして設計書(建築で言う図面)を見ながらプログラマーがコーディングする。作業現場だ。
ピラミッドの建築現場にも似ている気がする。

長年「学者」はあまり儲からない職のように思われてきたが今は違う(少なくともUSAでは)。
ハーバードやMIT(マサチューセッツ工科大)、カリフォルニア工科大などの学生は、一流民間企業に加えNSA、CIA、FBIの順に高給でリクルーティングされ、給料面でも民間か公務員かで迷うという日本にはないシーンが実在する。
※同時に労働時間や制約、リスクも民間人を上回ることもあり、高給=好待遇とは限らない。

日本も大学進学率の極めて高い国なのだから、誰よりも勉強・研究した分、誰よりも報酬がもらえるようになればいいんだが、なかなか日本はお金が動かない。
先日googleによる東大生の青田買いについて報道された。提示された年収は1,800万円。
最近は英語もできる人が増えたので、海を越えることに抵抗がなくなってきているのではないかと思う今日この頃。

メイド・イン・ジャパン、頑張りたいところですな。


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by charlie-ls | 2015-05-10 11:23 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
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多分”、“恐らく”こうだと思われている期間が長く続くと「暫定事実」(=ほぼ間違いない)と化し、そのうち人は何の疑いも持たなくなる。

コレステロール制限必要なし=食事摂取で新見解―米当局
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015022000168&g=int

アトピー性皮膚炎 原因は細菌の異常増殖か
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/215140.html

上記ニュースはいずれも“新しい”展開だ。
ある1点ばかりを見ていると、すぐ目の前にある真実がいつまでも発見できなかったり。

いろんなことが日々解明されていく中、人間の“記憶”(記録)はちゃんと更新されているのだろうかと思うチャーリーであります。
コンピュータで言えばメモリキャッシュから呼び出しているだけで実体参照されていないような。
使われていない回路は可能な限りスリープし省電力に努める=電流の流れない脳神経は静かに死滅していくような。
地球は常に更新され、人間の脳は昔のまま。なんてことにならないように精進するのであります。

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Apple Watch "SPORT"

そんな私の「思い込み」(我ながらショッキング)をご紹介。

Macからの旅行予約はWindowsからよりも30%単価が高い? - Orbitz調査
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/29/061/


2012年の記事だが数日前偶然たどりついた。
この傾向について、仕事上やむを得ずマックを選択している人を除き、元々Windows機と比べて「高い」と言われ続けたマックを使っている人は、所得が高いか自分にお金をかける人(独身などの理由も含め)なんじゃないかと考えた。

が、「マックは高い」と信じ込んでいる自分にふと気付き、15年来の付き合いになるソニー社の“VAIO”の価格一覧を約4年ぶりに見てみた。
※20年ずっとマックユーザーだが、どうしても検証用Windows機が必要で、常に1〜2台はVAIOを持っている。

するとどうだろう。MacBook Airや新型MacBookと同等スペックの機種はVAIOの方が高いではないか。
※そもそもアップルの筐体素材は原価が高く、機械的なスペック以上の資産(資源)価値がある。
そこでgoogleを見て回ったところ、2012-2013年頃から、「いや、意外にマックの方が少し安い」説があるようだ。

下記の記事は価格比較代表例。
WindowsユーザーのためのMac入門:第1回 Macってどうでしょう。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1409/25/news088.html

私は昔から周囲にパソコン選びについて相談されることが多く、当然これまで迷わずマックを勧めてきたものの、「でもマックって高いからね」と言われると特に調べもせず「そうだね」と返事していた。

すまんっ。訂正する。

どうやら多くの記事を総合的に見て「Windows 8」機が主力(2012年後半)になってから、マックの方が1万円程安いようだ。
※アップルジャパンは為替変動を理由に今年03月に国内価格を10%程値上げしたが、私が必要とするスペックで比較すると1万円以上安いように見えた。

前回のスターバックスでドヤリングの記事を書きながら、どうしてMacBook Airがこんなに多いのだろうかとあれこれ検索・ヒアリングしてみたがそれらしい理由が見当たらず、もしかして価格に大差なくなったんじゃないかと考えてみたのがきっかけ。
最初はiPod、iPhone、iPad、iTunes、App Store、iCloudなどの普及でマックへの乗り換え組が増えたのかと思ってもみた。しかしこの1〜2年は「マックの方が安い」というのも大きな理由の1つじゃなかろうかということがわかった。
※2006年以降、BootCamp機能でマックにWindowsをインストールすることもできるので、価格差がなくなることで、特別な用途を除いて迷う理由も減ってきたかと思う。

「常識」とか「一般的に」という情報が3年も持たなくなりましたな。
2000年頃までは10年(または12年)一周期だったのが、今じゃ「3年」というより、ある日突然どこかの革新的な何かによって覆されることも出てきた。冒頭のコレステロールやアトピー性皮膚炎のニュースのように。

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そして最近あることに気がついた。
クリックという言葉が「最新」から徐々に「現在〜過去」のものになりつつあるということに。

iPhoneやiPadなどタッチパネル端末が主流となり、画面を軽く触れることを“クリック”ではなく「タップ」と呼ぶ。
英語のクリック(click)という言葉は「カチッ」という音のことをいい、パソコン操作のために存在する専門用語ではなく、例えば現地(英語圏)では顎関節症の人の顎の骨がひっかかる音を「クリック音」と言うように、元々は「カチッ」を指す単語だ。

“タップ”だと触れるだけなので「カチッ」と鳴らないから、ネイティブ(英語圏)の人たちにとっては全く別物。

日本人にしてみたら外来語で、その辺曖昧な人が多く、あまり細かく指摘すると「とにかく機械のボタンを押すってことよ、言わなくてもわかるでしょ」と怒られかねない。
しかしタッチパネル端末が当たり前という世代が大人になる頃には、「そこをクリックして(上司)」「すみません、今手元にパソコンないんですけど(新入社員)」「タップのことだから(中間)」という会話も増えるに違いない。

そして大人たちは「若い者は理屈ばっかりで」とため息を漏らす。
いや、あんたが言葉間違っただけだからみたいな。

iPhoneのホームボタンのように2つの機能が付いているケースもある。
こういう場合、タップとクリックで動作が異なるので、もうちゃんと分けて表現・認識しなくちゃいけない時期に来ている。

日本語で言うと「触れる」と「押し下げる」は言うまでもなく異なる。

例えると、戦後間もない頃は多くの日本人にとってフレンチもイタリアンも区別が付かず「洋食」「和食」で区別していたような。
いずれ「常識(教養)化」されてくると、南フランスのとかイタリア南部のとか更に細かくジャンル分けするようになる。ワインもまさにそうだ。
が、地中海料理やスペイン料理、エスニックに中華にメキシカンにと溢れてくるとまた違いがわからない人が増え(興味がない人にはどうでもよくなってしまうことも含め)、「ガスパッチョってフランス?イギリス?」という人も出てくる。そして「どこでもいいじゃん、美味しければ」と締めくくる。
でもよ〜く考えると、言語自体がネイティブ(母国語)だったら言葉を聞けば判別できるはずだから、そのくらい“外来語”には疎いということ。
フランス人に言わせたら「サウンドからしてガスパッチョがフランスじゃないことくらいわかるでしょう」といった感じ。日本人からすると和食じゃないし、中華じゃない(漢字じゃないから)ことははっきりしているような。

※ここで「外国語」と言わず「外来語」と表現しているのは、日本語訳となる言葉が割り当てられず、英語のまま使われているため。「クリック」を日本語に置き換えて説明しているシーンや書物を見たことがない。

タップとクリックの違いはソレと似ている気がする。
変化の最中には気づかず、10年も経過し世代交代を実感する頃に、そういえば「クリック」で通じないことがあるなと気づくのではないかと思う。

/*
クリミナル・マインド FBI行動分析課のシーズン3を見ていたら(2007年/米)「PDA」という言葉が出てきた。
プレンティス捜査官が熟年のロッシ特別捜査官に「PDAに送ります」と言うと「PDA?」という顔をするロッシが印象的だ。
今ではそれを通り越してPDAという言葉は使われなくなった。当時はそれなりに勢いのあったBlackBerry(ブラックベリー)やSymbian(シンビアン)という言葉も日に日に聞かなくなっている。その頃のアメリカの映画・ドラマではブラックベリーがよく登場する。

以前は携帯電話とPDAとデジタルカメラとmp3プレーヤーは別々の端末だったが今ではiPhone(またはスマートフォン)1台にまとまっている。iPhoneは高いが、総合的に見ると全ての端末を個別に買いそろえるよりは安くなっている。これらは物価の動向に大きく影響する。

PDA(携帯情報端末)を最初に世に送り出したのも語源も米アップル社から。まだ1990年代のことで「Newton」(ニュートン)という端末だった。その後Palm(パーム)が流行った(私も持っていた)が電子機器通の間だけにとどまった。
2000年初頭から徐々に携帯電話市場と競合し、2007年米アップル社の「iPhone」によって携帯電話に統合され「PDA」は再定義された。2008年に「Android」が登場し、現在のスマートフォン市場を築いている。
*/

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「音」がない。
iPhoneやiPadなどは、タッチパネルのキーボードで文字入力するのでキーパンチ音がない。
当然「変換」キーや「確定(リターン)」キーを“叩く”あの音もない。
※そもそも「変換」とか「確定」は日本の文化だ。英語圏には変換がないから確定もない。「改行」のみ。
そしてクリック音もなければマウスを動かす音もない。タッチパネル上を撫でるだけ。

気がつけば「音」がなくなっていっている。
厳密には端末を操作する音が。

以前は速打ちキーパンチャーなんかが夜中家でメールを打とうものなら十二分に家族に迷惑をかけたものだが、iPhoneやiPadのメールだったらディスプレイの明かり以外は特に周囲に迷惑をかけることはないかと思う。

私はいろんな判断を音に頼っているところがあるので、車の接近なども視覚より聴覚で感じる方だった。
しかし今のハイブリッドカーなんて音は皆無だし、ひかれる寸前っていう距離でも気づかない人たちをよく見かけるようになった。
危険を察知する感覚も変わってきているということ。
だから「車が走ると音がするものだ」という常識はもう成り立たない。

デスクトップパソコンにマウスをつなぐように、ノートパソコンにも昔からトラックパッドという操作装置がある。
これはiPhoneやiPadなどのように「撫でる」操作が多いが、クリックという従来の操作も共存していた。
※トラックパッド自体を押し下げるものもあれば、クリック用のボタンが別途下についているものもある。

このトラックパッドが徐々に進化し、シングルタッチ(1本指)からマルチタッチ(複数本の指)が当たり前になり、現在では「ジェスチャー」と呼ばれる指先の動きで操作するようになった。

マルチタッチジェスチャーによって、他の操作装置に手を伸ばすこともなく、多くのことが手元で操作できるようになり、例えばピンチイン・アウトは縮小・拡大を行い、スワイプは「ページをめくる」こともできる。

/*
アップルストアで最新機種を触る人たちの中から「動かない」という声が何度も聞こえてきた。スクロールバーも表示されていないし、クリックするボタンもないし、マジック・トラックパッドを操作する指の本数が異なると思うように動かないし。ボタンの数は減ったが操作方法は複雑化しており、マウス感覚で触った人が困惑した様子だった。
*/

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いずれはダブルパッドで両手操作になるだろう。
キーボードで言うオプション(alt)キー、コントロールキー、コマンドキーのように、左手の指と右手の指を組み合わせによって、タップa、タップb、タップcという「1タップ」にも複数の意味を持たせることができる。
そのうち「手話」なみに“手元操作”(すなわち「ジェスチャー」)が大きな意味を持つようになるに違いない。場合によっては言語の概念を変えたり統一したりさえするかもしれない。

最新のMacBookやアップル・ウォッチには更に「感圧」センサーが付いていて、タップでもクリックでもなく「プレス」と呼ばれ、強めに触れる(これこそ「押す」だろうか)という動きも加わった。

そしてこれらには「音」がない
車や電車くらい、100年、200年とかけて進化していけばまだ順応しやすいが、1年、3年という単位で劇的に変わると、人間の社会的な「反射神経」が及ばなくなる気がするし、実際に新しい端末を購入しながらも新しい操作方法の習得を放棄している人を多数見ている。

というわけで身をもって感じるのが一番、私は2週間マジック・トラックパッドだけでパソコンを操作してみたところ、猛烈に肩がこったし一時的に許容しがたい仕事効率の低下が見られた(笑)。
ドラッグ&ドロップする際、パッド面が途中で足りなくなってしまい、ファイルやフォルダを目的地の手前で落としてしまったりというのは内緒にしておくつもりだった()。

/*
マルチタッチジェスチャーは、2007年発売のiPhoneおよびiPod Touchから実装され、2008年製のMacBook Airからノートパソコンにも採用された。
私は2007年のiPod Touchからマルチタッチディスプレイを使用していたにもかかわらず、長年2本指操作にとどまっていた。
マイクロソフト社は次期「Windows 10」で3本指マルチタッチジェスチャーを実装するそう。Windowsが占める市場シェア的にマルチタッチジェスチャー化が加速するだろう。

トラック(タッチ)パッド自体の歴史は古く、1994年アップル社製ノートパソコン「PowerBook」に搭載され一般商品化された。

そのうちパソコンも現在の物理キーボードはなくなり、ガラス製のプレートに電源を入れたときだけLEDで文字(キー)が浮かび上がり、静電気(タッチパネル)でキー入力するという(すなわち仮想キーボード)時代になるだろう。
これはタッチパネルのキー入力と同じ仕組みで、キーを割り当てた座標(例えばX7,Y9を「A」とする)、手が触れて静電気が発生した座標を取得
(これがX7,Y9なら「A」と認識)する方式。ソフトウェアプログラミングだけで実現できるため、日本語キーボード、英語キーボード、ロシア語キーボードなど分けて製造する必要もなく、キーボード機能を起動する際に言語を選択するだけで済む。
各キーが物理的に存在する必要がないので、キーボード機能をオフにすればその他のタッチパネル画面として(例えばトラックパッドとして)機能させることもできる。
またキー配列も自由自在なので、パスワードの入力時など最近のATMのようにキー配列を毎回変更することもできる(指紋や手垢から押したキーを盗み読まれないようにするため)。

*/

タップ、ダブルタップ、スワイプやピンチイン・アウトなどの1〜2本指操作はiPadやノートパソコンのトラックパッドで慣れていたが、本指デスクトップを表示、調べるなど)操作がとっさに出てこない。そしてさっき調べたばかりなのに「3本指でどう動かすんだっけ」とまた調べてしまう。その繰り返し。

一言でいえばおっさんってことですか。

15〜20年前、パソコン教室に通ってマウスやキーボードの操作を習う中年男性を見ながら「大変だな〜」と人ごとだった私。
その手前、意地でも自力でマルチタッチジェスチャー(4本指まで)を習得しようと励むチャーリーであります(笑)。

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ちなみにノートパソコンに搭載されるトラックパッドは、マウスの設置面積がいらない分、本来は狭い日本にぴったりな発想。
狭いカフェなどでも操作できるため、これも日本発であってほしかったテクノロジーの1つだ。

いずれはフォークとナイフも変わるのだろうか。
適度な熱伝導素材はアリだが。

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by charlie-ls | 2015-05-07 00:31 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
ルチアーノショー寄稿ブログ

※2016年09月08日:タンブラーにPSK(事前共有鍵)について関連情報を掲載した。
※2016年12月16日:タンブラーにPSK(事前共有鍵)について関連情報を掲載した。
※2017年04月02日:タンブラーにmacOS Server+AirMac Extremeで構築するWPA2エンタープライズについて掲載した。
※2017年04月29日:タンブラーに平成29年度春期 情報処理安全確保支援士試験の午後1問題の解説と併せてWi-Fiセキュリティについて関連情報を掲載した。
※2017年10月17日:『Wi-FiのWPA2脆弱性「KRACK」、今ユーザーにできる対処法』を掲載した。


問い:暗号化されていないスターバックスのWi-Fi(無線LAN)サービス「at_STARBUCKS_Wi2」は危険なのか。
結論:総合的に見ると一般的なWi-Fiスポットと大差なし。
   暗号化されていれば安心という勘違いから生まれた噂。個人LAN、公共LANによって暗号化の効力は異なる。

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東京オリンピックに向けて、国は3万カ所にWi-Fiスポットを設置しようとしている。
 無線Wi―Fi、2020年までに3万か所で
 http://www.yomiuri.co.jp/it/20150419-OYT1T50114.html

スターバックスMacBook Air(アップル社製ノートパソコン)を広げ“ドヤ顔”をキメることを「ドヤリング」と言うらしい(笑)。
そしてこのスターバックスの無線LAN(Wi-Fi)サービス「at_STARBUCKS_Wi2」が暗号化されていないため“極めて危険”だという情報を得て、早速私もドヤリングをキメる準備を始めた。

おっと、MacBook Airはマイク・タケダのところにあるのだった。

同時に私のドヤリングスタンバイを知ったある女性は的確なアドバイスをくれた。
お馴染みロンドン3丁目(笑)からだ。

アップルウォッチの通話テストを行うため銀座へと繰り出した私は、大英帝国のマーチよろしく左手をあごの前に突き出し喋り続けた。ちょうど左フックの図だ。
私「ロンドンにもドヤリングってあるの?」
ロ3「何それ?」
私「スターバックスでMacBook Airを広げてドヤ顔をキメてる人のこと」
ロ3「初めて聞いた」
私「今度ドヤリングしにいくことになった」
ロ3「写真送ってね」
できれば止めて(制止して)ほしいんだが。
私「MacBook Airが今手元にないから、iMac 5K Retina(27インチ持ってくつもり」
ロ3「電源取れるの?」
腕も疲れたし通話をウォッチからiPhoneへと切り替えた。ま、正直を言うと周囲に聞かれるのが恥ずかしい内容へと展開したからだ(笑)。

27インチのデスクトップパソコンを持って行こうかというプランに反対もしなければ驚きもせず、電源の心配をしてくれるこの女性は優しいのか長い目で見ると私のためにならない友人なのか(笑)。

そういえば電源が取れないことを教えてもらった私は、MacBook Proでドヤリングすることにした。
家で綿密なドヤリングのリハーサルを行い、スターバックスWEBサイトから「at_STARBUCKS_Wi2」の利用登録を完了させ準備万端。

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ベランダにて。

人生初めて(多分)スターバックスに入った私。
“ドヤリング”というサウンドが私を変えた気がした。

“ンダッペ”的なサウンドのコーヒーと思われる商品を受け取った私は満席の店内を見渡すと、目が合った女性2人組が席を立ってくれた。
注)ガン飛ばして追い払ったわけじゃない(笑)。

席に座れば15秒もしないうちに、私の対面の片割れ(2名席だった)の席に対し、外国人の若い女性が椅子を指さして何か聞いてきた。
私はすかさず This is a chair. と応えると、彼女は笑顔でそこに座った。
このくらい“間抜け”を通り越した英語を返すとむしろネイティブだと思われることが多々ある(笑)。

ブロンドの女性を味方に付けた私は早速ドヤリングの構えをしつつ、日本語で「ココ生まれて初めてきました」と声をかけたら「From USA」と返事をくれた。
ンダッペが美味しいので「あなたは何飲んでますか?これ美味しい」と伝えたところ「Student」と返事をくれた。

自動応答システムですかあなたは(笑)。

/*
後に“ンダッペ”の正体は「ダーク モカ チップ クリーム フラペチーノ®」という商品だということがわかった。
*/

ふと窓際を見ると、ノートパソコンを広げている人が5人もいる。
Windows系、マック(女性)、マック、マック、マック(女性)という順。
しかもマックは4人ともMacBook Airだ。噂は本当だった。
思わず背中からハグしそうになった。女性にだけ。

窓ガラスに反射した5人の顔を確認したが、誰もドヤ顔はキメてない(笑)。←ココ試験に出ますよ的な。

そこで私はデカいMacBook Pro(Retina 15インチ)を広げ、対面の自動応答ブロンド女性の顔が見えなくなったことを確認すると、Wi-Fiのスポットサーチを行い「at_STARBUCKS_Wi2」を見つけた。
確かに暗号化されていない
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鍵(南京錠)のマークがないものは暗号化されていないことを意味する。

at_STARBUCKS_Wi2」を選びWEBアクセスしようとすると、事前登録したIDとパスワードを入力する画面が表示される。この画面はSSL(ブラウザに鍵マーク。httpではなくhttps)接続(暗号化されている)であることを確認した。よってこのIDとパスワードはWi-Fiが暗号化されていなくてもSSLで暗号化される。

無事つながったので早速状況確認。
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IEEE 802.11n(一世代前)で暗号化なし(オープン)、5GHzで108Mbps(アンテナと端末間)でつながっている。
※スピードテスト1,2を行ったところ、実際のWEBアクセス速度は37Mbpsほどだったので、iPhoneのインターネット共有(テザリング※文末に解説あり)と速度は変わらない。

すかさずMacOS X Yosemite付属のネットワークスニファ(パケットキャプチャ)プログラムを動かしてみた。
※特別なハッキングツールではなく、ネットワーク管理者やエンジニア(に加えてマニア)が使うツールだ。

早速拾ったパケットを見る限り、yandex.ru(ロシアで一番有名なポータルサイト)にアクセスしている(しかもGSMと表示されたから古い電話機)人がいるようなので店内を見渡すと、ロシア語を話す男性グループ4人のうち1人が古い携帯電話をいじっていたのでこの人だろう。

/*
しかしWi-Fiアンテナ自体、ちゃんとスイッチング(インテリジェント)が機能しているようで、LAN上に全てのパケットが流れ込んできているわけではない。
昔はノンインテリジェントなハブ(通称バカハブ)も多く流通していたため、スピーカーと同じように全てのポート(端末)にパケットを流していた。
Wi-Fiアンテナ直のネットワークの場合は、アンテナ自体のスイッチング機能レベルに左右される。
*/


おそらくこうして他人のアクセスを覗き見できることを世間は「危険」だと言っているに違いない。

ちなみにこのスニファプログラム自体は違法でも何でもないことを申し添えておく。
無許可で接続したW-Fiスポットのスニッフィングや、暗号化された通信の復号は「通信傍受」と見なされる可能性がある。

有線・無線を問わず、同一LAN上のデータは、自分の分も他人の分も全てのパソコンのEthernetジャック(無線の場合はワイヤレスアダプタ)まで届いており、普段は自分宛でないものを破棄しているだけ。
テレビやラジオの電波と同じように考えてもらうとわかりやすいかと思う。自分が見たいチャンネルの電波だけが送信されてきているわけではなく、全てのチャンネルの電波が対象者(の地域全域)に送信されており、視聴者は自分が見たいチャンネル(電波)に合わせている(受信・視聴する)だけだ。
LANの仕組みも同じで、同一LAN(この場合同じWi-Fi)を使っている人のパケット(ネットワーク上でデータを転送する最小単位)は全て手元まで届いている。それを開封するかしないかの違い。

よってNIC(ここではパソコンのことと思っていただきたい)をプロミスキャスモードにすると、自分宛ではないパケット(データ)も全て開封するため、結果としてこうして他人の通信内容が覗き見できてしまう。
※Wi-Fiの場合「モニタリングモード」にするとそのチャンネルの信号を全てキャッチする。今回はプロミスキャスモードと両方行った。
※本来、通信内容を覗き見するというよりもネットワーク管理者が問題を発見するため(主に信号のやりとりの確認)に行う作業。


ただし前述のインテリジェントスイッチ(スイッチングハブ)で構成されたLANであれば、他人の通信パケットが自分のところに届くことはない。

/*
同一LAN上にある他の端末の電源が入った瞬間、その端末の名称が共有欄に現れるのはこれらの仕組みを活用したもの。
スターバックスの「at_STARBUCKS_Wi2」では、同時に接続している他のWi-Fiクライアント端末名称が表示されなかったため、IGMP スヌーピング機能が働いているかと思われる。もしかすると店舗によるのかもしれない。通常ならば“米澤儀明のコンピュータ”とか、“エリザベスのiPhone”、“武田のiPad”などの端末名が「共有」の欄に表示される。端末名に本名を設定している人は、その氏名の人物が現在店舗内にいることがわかってしまう。
*/


通常Wi-Fiは暗号化するのが基本で、WPA2パーソナルという方式が一般的だ。
※赤坂ルチアーノショーのWi-FiもWPA2パーソナルで暗号化されていた。ただしWi-Fiへの接続はスタッフに限定されていた。
WEP方式は暗号レベルが弱く簡単に破られてしまうことが知られており、もし自宅のW-Fiの設定がWEPになっている人はすぐにWPA2へ変更をおすすめする。

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強い日差しはモノクロでも熱を感じる。

ではスターバックスのWi-Fiはなぜ「危険だ」と噂になっているにも関わらず暗号化しないのだろうと考える。
指摘している人たちは、スターバックスの「at_STARBUCKS_Wi2」ホームページにある「セキュリティ」のページに「暗号化されていない」旨がわざわざ記載されていることにも触れている。

しかしWi-Fiの暗号化の設定はとても簡単なので、あれ程までに大きな企業にできない理由はない。
むしろしない理由を考える方が頭の体操になる。

答えは簡単。
暗号化してもこの環境(見ず知らずの他人と同じWi-Fiを使う公共LANの場合)ではあまり意味がないから。

同一LANに入る(この場合同じWi-Fiを使う)時点で、暗号方式がWEPだろうとWPA(WPA2)パーソナルだろうと、PSK(Pre-Shared Key)と言い、皆が同じパスワードを使用するため(事前共有鍵方式)、通信を暗号化しても、どうせ暗号を解読するパスワードを皆が持っているのだから、暗号化されていない平文をリアルタイムに読み取るか、暗号化されたものを後から復号して読むかの違いしかない。
※スニファリングできる技術があれば大凡復号する技術も持っているのだから。

これは共通キー(PSK)方式の基礎的かつ根本的な問題だ。

PSK方式の暗号化が効果があるのは、自分(と家族など)しか使わないプライベートなWi-Fiの場合のみ。
家庭のWi-FIはWPA2パーソナルで暗号化しておけば安心だ。

※2016年09月08日:タンブラーにPSK(事前共有鍵)について関連情報を掲載した。

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この場合(PSK)の暗号化を家の玄関の鍵に例えると、鍵はかけた(暗号化あり)けど、鍵を玄関の前の植木の鉢の下に置いておき、近所中の人たちがその存在を知っているのと同じ。★Aとする。
一方スターバックスのWi-Fiは、玄関の鍵は開けっ放しだけど(暗号化なし)、出入りできる人を事前にリスト化(登録制)するという方式。★Bとする。

★Aは近所ではないところから来た人は鍵のありかを知らないので、宅内への侵入は防ぐことができる。しかし近所中が鍵のありかを知っているので、その誰か侵入しても個人を特定することはできず「近所の誰か」(または近所の誰かが漏洩した)としかわからない。
★Bは許可されている者は宅内に入ることができるが、鍵自体は必要ない。その代わり必要に応じて侵入者(または侵入者にIDとパスワードを与えた人物)を特定できる。

情報とは盗まれた時点で完全な解決というものは存在しない。物品の盗難と異なり、モノが戻ってくれば一件落着とはいかない。

これはWi-Fiに限らずホテルの客室のインターネット接続サービスも同じ。
同じLAN上(多くの場合ホテル客室全室)にいる人には自分の分も他人の分も全てのパケットが届いている。
※そのためシティホテルでは、メールなど重要なデータは盗聴を防ぐためにVPN等をお使いくださいという注意書きをたまに見かける。
※これも前述の通り、インテリジェントなスイッチングハブで構成されていれば防ぐことができる。よってLAN構築の経費はケチるものではない

/*
よって私のような職種(?)の人間はVPN(Virtual Private Network)というものを使い、有線・無線を問わず全ての通信をトンネリングかつ暗号化する。そうすればWi-FiやホテルのLANが暗号化されていようとなかろうと、ノンインテリジェントハブ構成であろうと関係なく機密は守られる
ただしVPNを使うにはグローバル(外部)からアクセスできる環境にVPNサーバーを置いておかなければならないので、管理の手間とランニングコストがかかるという意味で一般的ではない。余所の商用VPNサーバーを利用する場合その多くは有料だ。
※使い方を間違えるとVPNサーバーから先が監視・傍受されていれば意味をなさないこともある。

会社のメールを公共LANから受信する場合でも、受信・送信ともにSSL接続する場合はメールの内容を傍受される恐れはない。

クリミナル・マインド FBI行動分析課(米2005年〜)のペネロープ・ガルシアが、FBIクワンティコ(本部)の無線LANを使ってネットゲームをしてうっかり犯人にFBIのシステムに侵入されるなんていうシーンがあったが、彼女
ほどのハッカーにそんなうっかりはまず考えられない。ドラマならではの展開。
*/

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ルチアーノショー2号店のコードネームは“ソプラノ”と呼ばれている。

/*
今のところ公共無線LAN は「WPA2エンタープライズ」(WPA2-EAP)にするのが一番いい。WPA2の暗号化の際に別途IDとパスワードを含めたキーを使用するため、
公共無線LANにもってこいだ。ただし別途認証サーバーを必要とするため、無料Wi-Fiスポットにそこまでお金をかけてもらえるかという点が、社会的合理性に基づく各企業の判断によるところ。
これ(
WPA2エンタープライズ)に対応したWi-Fiサービスを各キャリアが提供している。docomo Wi-Fi0001docomo)、au Wi-Fi(au Wi-Fi 2)、Softbank Wi-Fi(0002Softbank)など。いずれもSIMを認証に使っているので(「EAP-SIM」認証方式)、固有の暗号キーが生成される。公共の場ではこちらを使う方が安全だ。現時点で最善策かと思われる。

MACアドレスで接続端末を限定するというセキュリティ対策もある。が、今回の場合はスターバックスの無線LANに既につながっている人から覗き見される可能性を懸念しているのだから意味をなさない。

私が使用しているアップル社のWi-Fiアンテナ「AirMac Extreme」はWPA2エンタープライズに標準対応しており、認証はRadiusを使用する。MacOS X ServerにはRadius認証サーバー機能があるので、10分もあればセットアップが可能だ。
無線クライアント同士が通信できないようにするネットワーク分離機能(またはプライバシーセパレータ機能)という名称のものはないが、私が確認した限りインテリジェントなスイッチとして機能しているし、「ゲストネットワーク」機能を使うことで、公共無線LANとプライベート無線LANを分離して運営することができる。また「IGMP スヌーピングを使用」をオンにすれば他のWi-Fiクライアント端末にコンピュータ名が表示されなくなる。
*/


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スターバックスのWi-Fiの話に戻ると、危険なのかというと、私は「そうでもない」と応える。
例の「at_STARBUCKS_Wi2」は危険だという噂では、FacebookなどのID、パスワードが乗っ取られるという説もあるが、Facebookのログイン画面はSSLで暗号化されているし、googleは検索自体がSSLで暗号化されている。YoutubeもTwitterもSSLで暗号化されているし、楽天も個人情報を用いる箇所は全てSSLで暗号化されている。
インターネットバンキングはもちろん、今は大手WEBサイトの主要ページはほとんどがSSLで暗号化されているし、ショッピングサイトの注文画面などは100%に近い確率でSSLで暗号化されている。
パソコンのブラウザから対象サイトまで全てSSLで暗号化されているのだから、Wi-Fiが暗号化されていなくても安全だ。

こうした公共回線(無線、有線問わず)からアクセスする際は、ブラウザ(マックではSafari、FireFox、Chrome、Operaなど、WindowsではIEなど)でWEBサイトにアクセスした際に、URL欄(アドレスバー)に鍵(南京錠)のマークがあるかどうかを確認しよう。

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かといって心配しすぎて何もできなくなるのも良くない。
特にID、パスワード、住所、電話番号、クレジットカード番号などを送信しないのであれば、さほど気にする必要はないかと思う。
別に今私が「ブルーベリーの効能について詳しいページを見た」ことがバレたからと言って何も困らないのだし。
心配することよりも、個々の情報の重要性を理解することの方が大事。

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家のWi-Fiの通信内容も他人から全部見られてるの?
と心配する人もいるかもしれない。
Wi-Fiが“WPA2”で暗号化されていて、その暗号キー(パスワード)を他人に教えたり(共有したり)漏れなければ大丈夫。
家庭のWi-Fiの暗号化はWPA2パーソナルがおすすめで、パスワードは最低でも8桁以上の英数字で。

今回のブログは、飽くまで不特定多数の人が同じWi-Fiを共有する公共無線LANについてのセキュリティ考察だ。

結論としては、同じWi-Fiに入った時点で「家族」同居人」と同じレベルで考えていただきたい。
「家族」になれない相手なら、特にビジネスシーンにおいては例えお客さんであっても社内無線LANなどにアクセスを許可すべきではない
※インテリジェントなスイッチで構成され、パケットが分離できていることが明らかな場合はこの限りではなく、十分な知識と検証の上許可することはありだと思う。

よって(機器構成を確認できない状況下において他人と共有するWi-Fiのセキュリティは、WPA2エンタープライズ以外はどれも大した差はないということ。
逆に暗号化していることに安心しきってしまうのも危険だ。一度Wi-Fiのパスワードを知れば他のフロアや隣のビルからでもアクセスできるのだから。

今回の「at_STARBUCKS_Wi2」危険説は、心霊写真黒塗りのベンツ論と同じく、十分な知識がないまま憶測で広まった危険説だと言える。

注)見知らぬフリー(IDもパスワードもいらない)のWi-Fiにはつないではいけない。「タダでラッキー」ではなく、あなたの情報を盗むために設置されたトラップだと思って大凡間違いない。

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だ1つ疑問に感じたのは、スターバックスがWi-Fiを暗号化しないのは合理的な理由があると受け止めたが、利用者に事前にIDとパスワードを登録させるのだから、そのままWPA2エンタープライズに対応するのは簡単なのではないかと思う。
そうしない理由はわからなかった。既に認証サーバーは運用されているということなのだから。

スターバックスにいたのは10分ほどで、帰る頃には窓際の1人が入れ替わり、5人とも全員MacBook Airとなっていた。
誰もドヤ顔はしていなかったが、Airばかりという説は本当だった


まとめ
殴られても蹴られてもパスワードをはかない(ジェームズ・)ボンドは偉い

/*
iPhoneを使っている人は、iPhoneをWi-Fiスポット(アンテナ)代わりに使うことができるので、公共無線LANが心配な場合はこちらを。
※他のスマートフォンは持っていないので解説できないが、似たような設定かと思う。
iPhoneの設定/インターネット共有をオンにすると、パソコンのWi-Fiスポットに自分のiPhoneの名前とインターネット共有の項目が現れる。これを選択し、iPhoneに表示されている「“Wi-Fi”のパスワード」を入力すれば、iPhoneの契約回線を使用しインターネットにアクセスすることができる。
私の手元の環境(iPhone 6 ドコモ)では802.11nでつながり、iPhoneとパソコン間の転送レートは73Mbpsと出た。IPアドレス(FQDN)はxxx.xxx.pn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jpで、スピードテストの結果は37Mbpsほど。
これらはテザリングと呼ばれていて、詳しくはdocomoausoftbankのサイトを。
*/


参考資料:
 Wi-Fi(無線LAN)の安全な利用について - 総務省
 http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/wi-fi.html

参考資料(追加2016年08月15日):宿泊中のホテルの無線LANを使う場合。

インターネットセキュリティとインターネットの単位(bpsなど)の勉強は、そろそろ中学校あたりから義務教育に取り入れた方がいいと思うチャーリーであります。
なぜなら、人が築き上げたものを一瞬でさらわれてしまう恐れもある程(これからの社会を生きる上で、人生を左右する程)の重大な領域だから。
親世代はそもそも習っていないので子供に教えてあげられない人が多いから、こういうことこそ税金を使って義務教育に取り入れるべきだと思うのであります。

Photographer&Engineer: Charlie

※2016年09月08日:タンブラーにPSK(事前共有鍵)について関連情報を掲載した。

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by charlie-ls | 2015-04-30 13:56 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
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午前09時、アップルウォッチの“WATCH”タイプが届いた。鏡面ステンレスに白のスポーツバンド。
※もう1つの“SPORT”が届くのは05月10日頃の様子。こちらは黒マットのアルミニウムに黒のスポーツバンド。

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アップル製品お得意の非常に優れた質感のバンドが心地よい。
サラッとマットに仕上げたスポーツバンドは滑りが良く、汗や水に濡れてもべたべたしないし清潔感に溢れる。
このどこまでも丁寧な造りは日本製じゃないのが驚きだが、それはもう昔の話かもしれない。

38mmタイプを購入したがちょうどいい。個人的には42mmは大きすぎると感じるし、04月10日アップルストアのスタッフもそう話していた。
今までの感覚だと38mmタイプが女性用、42mmタイプが男性用と受け止める人が多いようだが、もうそういう時代ではない。
アップルがあえてレディース、メンズと名付けない理由は「使いやすい方を選んでね」というメッセージであり、42mmは女性には合わないとか、38mmは男性には使いづらいとか、売り手側が決めることではなくなった(本来は昔からそう)ことを示している。女の子は赤、男の子は青という時代ではなくなったように。

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最初の設定(iPhoneとのペアリング)で気づくのは、まだ発売されていないロシアや東欧諸国の言語がないこと。追ってOSアップデートで対応されるのだろう。iPhone側の“Apple Watch”アプリケーションは既に対応している。

そして英語は通常の英語(USを指す)、UK(英国)、オーストラリアと分けてあり、スペイン語は通常のスペイン語の他、メキシコが用意されており、フランス語は通常のフランス語に加えカナダ版がある。
以前からパソコンの「キーボード」の入力設定にも存在したので目新しいことじゃないが、「Siri」によって音声操作が一般化してきたことで、端末側が聞き取れない可能性の高い「訛り」の認識率を上げるためかと思われる。

ロシア語圏も広いのでいずれ細分化されていくのではなかろうか。
ウクライナ人が話すロシア語や、モスクワのロシア語、極東のロシア語、シベリア付近のロシア語、中央アジア地域のロシア語はそれぞれ特徴があり、私はロシア語は全くわからないが、声だけで出身地域だけはすぐに聞き取れるという変わった特技を持っている。これが機械による認識となれば「訛り」の判別は人間以上にシビアだ。

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iPhoneとのペアリング(接続)設定が終わり、早速固定電話から自分のiPhone宛てに電話をかけてみた。
iPhoneから1秒ほど遅れてウォッチが鳴り始める。ウォッチにはiPhoneに登録された連絡先(電話帳)の情報が表示される。
ウォッチで通話ボタンを押せば、スピーカーで会話が始まるため、かけてきた人の声は周囲にしっかり聞こえる。だから最初に「アップルウォッチで応答しました」と一言必要だ。相手が通常の電話だと思ってベイビー今晩会えるかな」的なことを言うと2人とも恥ずかしい思いをすることになる(笑)。
まずはウォッチで応答して、場所を移動してiPhoneに切り替えるという使い方が増えそうな予感。

風の強いベランダで喋ってみたが、風切り音が全く入らず極めてクリーンな音声通話が可能だ。スピーカーから出る相手の声も良く聞こえる。iPodやiTunesで培ってきた音声再生技術が生きている。もはやサウンドメイクのプロでもあるアップルだ。

ウォッチに表示された相手を見て電話に出たくない場合や、今は取れないという場合は、手のひらでウォッチを覆い被すとiPhoneも含め着信音が消える。「クイックサイレント」と同じ状態で、相手には呼び出し音が鳴り続ける。この状態から「やっぱり電話に出る」という場合はウォッチの通話ボタンを押せば良い。

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iPhone 6が巨大化したことで、スーツのポケットに入れるには型崩れが美しくないし、ディナーテーブルにドカンと置いておくのもスマートじゃない。よってバッグの中に入れっぱなしになる=着信に気づかないことが増える気がしていたところ、見事なタイミングでウォッチの登場だ。
Bluetoothで接続するため10メートル以内にiPhoneがあれば着信(電話、メールなど)を知らせてくれるので、連絡に「気づかなかった」ということがなくなる。

アップルはスマートフォンの巨大化を見越して「ハンズフリー受話器」としてウォッチを用意したに違いない。
「腕時計」という従来の受け止め方には無理があり、受話器でもあるしiPhoneのリモコンでもある。

しばらく使い込んでからまた改めてレビューを書きたい。

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「Apple Watch」、米国の初日注文は約100万台、米調査会社の分析
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/041401297/


とあるが、日本ではそこまで盛り上がっていない気がするのはなぜだろう。
こういう小さな端末の開発は、日本こそが得意とする分野であり、消費者にも好まれる傾向にあったはずだが、いつのまにかモバイル大国は米国に打って変わってしまった。

今世界では「Kawaii」(カワイイ)という言葉がそのまま通じるようで、海の向こうの女の子たちがプリクラやアニメ、コスプレなどの日本テイストの“Kawaii”にハマっている。
アヴリル・ラヴィーンも最新PV“Hello Kitty”は全て日本人で固め、日本で撮影していることで評判になった。

ヨーロッパのコスプレのレベルは高く、本当にアニメのキャラのような完成度だし、アメリカは儲かる市場だとわかった途端エンジンがかかり加速する。
いつかKawaiiビジネスは日本の手を離れ、外国勢に持っていかれるんじゃないかと余計な心配をしているワタクシ。

日本人が優れているから生み出せたものもあれば、日本人が必要としたからこそ生み出されたのであって優劣の差はないものと二通りある。
必要は発明の母なりだ。

例えば米国では小さな画面のモバイル端末(例えばiモードのような)は日本程爆発的に普及はしなかったし、あんな小さなキーと画面でメールなんて打てないと言われた時期が長かった。必要と感じないから市場が活気づかず、お金が動かないから良い商品も生まれてこない。
しかしこれを「日本製は優れてるから」と高をくくってると、ある日突然巨額の資金で突撃をはかる米国勢に撃墜されかねない。
必要だと感じた途端、世界一のマーケットが動き出すことで、お金も人材も活性化される。そして日本製と変わらない、またはそれ以上のものを創り出すこともある。

「お金が動く」というのは、儲かる儲からないの話とは別に、スケールメリット(量産効果)という消費者に大きく影響を及ぼす効果・利点が生まれる。
売れる商品が製造コストを下げてくれるということ。
市場が生まれ、沢山の類似品が流通するようになり、そこに必要な部品や材料の需要が高まり生産増によって単価が下がることで、生産性と合理性のバランスが著しく改善され、より良いものを安くで提供できるようになる。

それを率先するのが市場の「リーダー」と呼ぶわけだが、ウォークマンはiPodにお株を奪われてしまったし、スマートフォンやタブレットなども海外勢の端末が売れている。そしてこのウォッチ。こんな小さな端末がメイド・イン・ジャパンでない点がどこか淋しい。

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最近の物作りは科学の領域に踏み込んでおり、職人やエンジニアの前に設計段階に科学者がいる。
全てのデータを洗い直し、研究し尽くされた結果商品として市場に送り込まれる。もちろん完全ではないにしろ、車や航空産業、造船業のように、流体力学や衝撃性能テストなど多くの科学技術・計算、ノウハウ、データがなければ作ることのできないものもある。

今、アップルにはお金と人材に加え、この「多くのデータ」のほとんどが集まろうとしている点、20年来のアップルファンの私としては喜ばしいことでもあり、日本人として懸念材料でもある。

アップルの時価総額、ロシア全体を上回る
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NF0BJD6JIJV401.html

世界一の国土面積を持つロシアの全上場企業の時価総額(赤)が、時価総額世界一の企業アップル(緑)を初めて下回ったことが分かる。

米Appleが時価総額でエクソンモービルを抜いて世界トップ企業へ
http://news.mynavi.jp/news/2011/08/11/085/

米Appleの株式時価総額が8月10日(現地時間)に米Exxon Mobilを抜いてトップに踊り出て、同社が事実上世界最大の企業となったことが話題となっている。

アップルの時価総額、エクソンの2倍以上に
http://jp.wsj.com/articles/SB10472014764830763981904580480242257030252

アップルの時価総額は、エクソンを含むどの米上場企業と比べても2倍以上に膨らんだ格好だ。

何が懸念というと、このアップル・ウォッチにはありとあらゆるセンサーが内蔵され、例えば心拍数を測定できる。
アップルのWEBサイトには、ハートのマークが相手に「ドキドキ」を伝えてくれる、とても愛らしいコミュニケーションツールとして紹介されているが、私ならこう考える。

アップルに匿名を条件にデータを送ることを同意した場合(今では多くのソフトウェアがそうだ)、例えば事故やハイジャック時のデータ収集にとても役立つだろう。ブラックボックス代わりになるということ。
ブラックボックスは事故で機体が損壊・炎上しても残るよう頑丈に作られているが、ウォッチはiPhoneの電波を通じてリアルタイムに情報を送信できるという点を踏まえると、ウォッチ自体が破壊されても既に送信されたデータはアップルのサーバーに残る

事故直前の心拍数は、どのタイミングから上がり始めたのかとデータを追うことで、多くのことが見えてくる。

例えばバスがハイジャックされたとする。そのままテロのようにどこかへ突っ込んだり爆発したりした場合、生存者がいなければ何も証言が得られない。ハイジャックだったのか事故だったのかさえわからないケースもある。
しかし爆発の30分前から心拍数データが上がっていたらどうだろう。

調査手順はこうだ。
このバスに同乗していたと思われる名簿から、ウォッチ所有者をリストアップする。
そして該当者のGPS(これも本人がデータの送信に同意している場合)情報から、当該バスに搭乗していたか否かが特定できる。※GPS座標がバスルートに沿って移動していれば乗っていたということ。
次に該当者の心拍数データを参照する。事故ならば、車前方の窓から見える風景に異変を感じた時点から心拍数が上がるだろうが、30分も前から心拍数が上がっていれば、これは既に車内で異変が起きていたに違いないと推測できる。
それが複数人いればなおさらだ。

いわゆCSIのような科学捜査班、BAUのような行動分析課は、こうしていくつかの情報を組み合わせていくことによって、事実と思われる事態を推定・断定していくのだから、このデータが集まる場所こそが今後の世の中の鍵を握ることになるんではないかと、私は思うわけだ。

※飽くまで私が考えるアップル・ウォッチの方向性だが。

こんなデータ、欲しいと思った時には追いつけない程のものとなっているだろうことを考えると、アップルウォッチのような製品が、日本発であってほしいという愛国心から発せられる感情であることを綴ってみたくもなった。

懸念というよりは願望か。

時代に合わせて進化が必要ですな。
料理人ガニエール氏も物理学者と組んでいる時代なのだし。

というわけで、通常のウォッチレビューは多くのサイトにアップされるかと思うので、私は科学者・エンジニア目線でレビューしていきたい。

我々は次なる市場で何ができるのか、探っていくのであります。

ロマンに酔いたくなったらいつかまた帰ってくるルチアーノショーへ。

追記
1.アップルウォッチに関連する投稿などを見ていると「隠し撮りが増える」というのをよく見かけるが、アップルウォッチにカメラは付いていないので隠し撮りの増減には何の影響も与えない。カメラリモートというアプリケーションがあり、これはiPhoneのカメラをリモートコントロールするためのもの。ウォッチをリモコンにし撮影はiPhoneで行うのであって、ウォッチ自体がスパイカメラのように振る舞うわけではない。

2,iPhoneとペアリングする際、iPhone側のアプリがカメラ画面となってウォッチ全体を写すのは、おそらくQRコードと同じ仕組みかと思われる。よってウォッチにアニメーションで表示されている繊細な図柄(爆発した水風船のような)にシリアル番号等が刻み込まれていると考えられる。ウォッチのRetinaディスプレイによる表現力と、iPhoneの高画素(またはハイスピード)カメラによって為し得る新認証技術だ。

3,アップルウォッチを手に持って操作していると、度々パスコードを聞かれることがある。操作する時は腕時計のように腕に装着した状態で行った方が良い。これは盗難・不正操作防止のための措置と思われ、腕に付けた状態から離れなければ本人の手元にあるだろう(その間はパスコードは聞かれない)というアルゴリズムだろう。

4,アップルウォッチは標準で38種類が用意されているが、本体自体はスポーツ(アルミニウムの通常かスペースグレイ)、ウォッチ(ステンレスの通常かスペースブラック)、エディション(ゴールドのイエローかローズ)の3×2種類で、38mm、42mmの2サイズ以外に違いはないため、別売りのバンドを別途購入すれば、オリジナルの本体+バンドの組み合わせにアレンジできる。そして既に他社製のバンド(ベルト)も発売されているので、デザインという意味では本体さえ気に入れば、後はいかようにでもなる。iPhoneケースと同じく、いずれファッションブランド各社もリリースする気がする。

下記に追記しています。
アップル・ウォッチを身につけて気づいたこと。
http://lscharlie.exblog.jp/23977644/

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by charlie-ls | 2015-04-24 12:50 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
ルチアーノショー寄稿ブログ

何気に超弦(ひも)理論に入門しているマイク・タケダを見逃さず、『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』(原題 "Lie to Me")のライトマン博士を見ながら、そういえばロンドン3丁目(笑)あたりに住むあの女性は、当時この人のことを言っていたのかと、大凡3年前を振り返ってみたりしているチャーリーであります。

2005年制作のアメリカのテレビドラマ※aを観ていたら、「mp3プレーヤーをプレゼントした」というセリフが出てきて、そういえば「mp3プレーヤー」って言葉を最近聞かなくなったなと思った。

/*
※a 「クリミナル・マインド FBI行動分析課」(2005年/米) これなんて10年遅れで観ております(笑)。
*/

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マリーゴールドを育て(てもらい)始めた。

アップルのiPod(いわゆるmp3も対応プレーヤー)は今でも健在だが、iPod TouchはiPhoneから電話機能を省いただけに等しいし、iPadも同じく、違いと言えば画面サイズくらい。
いずれもiOSで操作感が統一されているため、既にいずれかを使用している人ならば、iPhone1台にまとめようと思えばまとめられる。
私は部屋のBGM用にiPod Touchも使っているし、外国人との会話が多いので辞書・翻訳機代わりにiPad Air 2も使っている。
ではなぜiPhoneにまとめないのだろうと考えてみたが、iPhoneにはメールも電話も入ってくるから、他人に触らせるものではないし、BGM用に置きっ放しにしておくものでもない。なおかつ頻繁にロックを解除するものではないので、他人と一緒に操作したり画面をのぞき込む可能性のある音楽用とツール用は別に持っていた方が「気が楽」という結論に達した。

が、本質的にはiPhoneだけで良いだろうと思う。

私のiPhoneのセキュリティは「簡単」ではないパスコード(数字4桁ではなく英数字に変更している)※1+Touch ID(指紋認証)※2+PINコード(SIMロック)※3+データを消去(パスコードを10回間違えた場合)※4+自動ロック=1分(これが最短)※5+パスコードの要求「即時」※6+
iCloudはオフ※7+インターネット共有はオフ※8+Wi-Fiの「接続を確認」をオフ※9+「Siri」はオフ※10+ロック中にアクセスを許可=全部オフ※11という設定。

/*
 ※1 設定/Touch IDとパスコードで「簡単なパスコード」をオフにすると、英数字で4桁以上のパスコードが設定できる。数字4桁は1万通りしかないので危険だ。

 ※2 設定/Touch IDとパスコードで指紋が登録できる。指のけがなどに備えて2本は登録しておく。最後の操作から24時間以上経過した場合を除き、Touch IDを使えばパスコードの入力はいらないので、人前でiPhoneのロック解除をする際パスコードを盗み見される恐れがなくなる。

 ※3 設定/電話で「SIM PIN」をオンにすると設定ができる。iPhone起動時にパスコードと合わせて聞かれる。電話機能をロックする他、SIMカードが抜き取られても使えないようになる。

 ※4 設定/Touch IDとパスコードで「データを消去」をオンにすると、パスコードの入力を10回間違えた時点でiPhoneの中身が全て消去される。

 ※5 設定/一般で「自動ロック」を1分に設定すると、1分間操作をしなかったときに自動的にロックがかかり、解除するにはパスコードかTouch ID(指紋)が必要になる。

 ※6 設定/Touch IDとパスコードで「パスコードを要求」を即時に設定すると、一定時間操作をせずスリープに入った場合、即時パスコードを要求する設定。パソコンで言えばスクリーンセイバーやディスプレイのスリープから復帰する時にすぐさまパスワードを要求するか、数分以内なら本人と見なしパスワードは要求しないかと設定するソレと同じ。

 ※7 設定/iCloudでサインオフした状態。便利な機能が沢山あるので、特に機密情報を取り扱わなければ十分に満喫すべき機能だと個人的に思う。ただし、ジェニファー・ローレンスなどハリウッドスターのプライベート写真が流出したことも記憶に新しい。

 ※8 設定/インターネット共有をオフにすると、他の端末からiPhoneの回線(私の場合ドコモ)を使ってインターネットにアクセスできなくなる。初期設定では複雑なWi-Fiパスワードが設定されているので特に警戒する必要はなく、むしろWi-Fiのない場所でノートパソコンなどからインターネットにアクセスしたい時などに便利なので使い分ける。オンにしていると、近くにいる端末からiPhone名が参照されてしまう(特に本名フルネームの人など)という点のみ気をつけたい。iPhone名は設定/一般/情報の「名前」で変更できる。

 ※9 設定/Wi-Fiで「接続を確認」をオフにすると、周辺から見つかったWi-Fi電波に対しiPhoneが接続するかを聞かなくなる。もちろん自動接続もしない。つい触ってしまって知らない間にWi-Fiに無意識につながないようにするための設定。

 ※10 設定/一般/Siriはオフにしている。音声による操作機能だが、ロック中にも音声質問に対してSiriが答えてしまう問題が知られている。便利な分、予期せぬ使われ方をした際に要注意だ。

 ※11 設定/Touch IDとパスコードで「ロック中にアクセスを許可」を全部オフにしている。
*/

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軍人の視力対策に、英国はブルーベリーを、ナチス・ドイツはマリーゴールド(ルテイン)の研究を進めた。


“ガラケー”では端末ロックとシークレットモードの2種のみ設定していたが、iPhoneだと回線も処理速度も速いので、ついWEBサービスや各種「ログイン」をしてしまうという点で、端末が日常的に抱える内容物の重みが異なる。この場合の重みは質量に反映されない新しい重み。
ガラケーなら回線も処理も遅いため、込み入ったやりとりは家やオフィスに戻ってからと割り切っていたが(その分端末には何の情報もない)、iPhoneではついついやってしまいそうになる。だからこそこのセキュリティ設定。

厳重すぎやしないか?と言われれば個人使用という意味合いでは一般的にそうかもしれない。

日本だと企業や所属部署によっては、パスワードロックは当たり前(毎日または毎週変わる)、ノートパソコンや携帯端末を社外持ち出さない、外からメール等にログインしない(或いはVPN接続義務づけなど)、個人端末にも必ずパスワードをかける、重要書類にはパスワードをかけるなどを厳しく指定していることもあるが、外資のITやテクノロジー、サイエンス系企業になると、パスワードに加え静脈スキャンや声紋・網膜スキャンなどバイオメトリクスを導入した上で、パソコンのハードディスク(SSDなども含む)も暗号化し、USBメモリなども全て暗号化を義務づけ、口頭・文書問わず情報共有は家族にもだめなど、秘密保持契約(誓約)にサインさせることが多い。
これらは、クレジットカードや免許証などを他人に使わせないのと同じで、使用者個人としっかり紐付いていれば「うっかり」もなくなり(責任感が増す)、なおかつ情報が漏洩すれば取扱者が確実に特定されるようにでもある。

※場合によっては自分の職業を家族にも明かしてはならない機関もある。知らされるのは死亡時のみなど。

/*
パートナーに対し年収や役職など尋ねづらい日本人女性は、「セキュリティ」に関する質問・相談をしてみると、彼の現状の立場や意識が見てとれますよとアドバイス(?)したこともある。「気にしすぎ、心配しすぎ」と取り合わない男性は、古い体質の組織勤務か、あまり重要な機密を任されていない立場の人と推測できる。
*/

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“スカーレット” 縁取りのあるものは「フレーム」と呼ばれる


こうした企業・機関に所属する人たちは、付き合う(取引はもちろん)相手も選ぶ。
何のセキュリティ対策もなく、携帯電話をカフェに置き忘れたとか、ノートパソコンを電車に忘れたとか、iPadを落としたとかという人とは必然的に付き合えないし、SNSでペラペラどこに誰といたなどとせっせと投稿する人とも付き合いづらい。
これを「付き合いが悪い人ね」とか「人を信用しない人ね」などと個人の性格の問題として考えるべきではなく、会社・機関のセキュリティ規定なのだから、そこで働くと決めた以上、職務に対する責任感の問題であるととらえるべき。

よって自分がそうであってもそうでなくても、付き合う相手がそうであれば、マナー(心構え)としてそれに見合った自分でなければならないということ。
たまたま今回はセキュリティというカテゴリの話になったが、これはセキュリティに限らず、パートナーとは相手の立場を配慮・考慮できるかどうかで、付き合いやすさ(リラックスできるかどうか)などが決まってくるから、人付き合いの基本でもある。

例えば「育ち」を重要視する女性の場合、初めてのデートの時に、相手の男性が口を開けてクチャクチャと音を立てて食べている姿を見て幻滅し、その後のお誘いに応じなくなるということは多々あるだろうし、店員さんらに偉そうに振る舞う男性の姿を見てがっかりしたとか、お酒が入った途端人が変わる男性に唖然としたというケースも少なくないだろう。

かといってその男性が悪党で病質者かというとそういうわけではなく、女性が気にする点とそぐわない場合に、許容範囲か否かでその後の付き合いが決まるということと似ている。
これらは物事の「善悪」を決めるものではなく、「嗜好(好み)フィルター」みたいなものだ。
それと同じで、職種やカテゴリが異なれば必然的に気にする点も大きく異なる。
芸能人が芸能人との方が付き合いやすいというのに似ているかもしれない。「公開」(共有)基準が似ているから。Facebookで言う「共有の範囲」の考え方が似ているかどうかのようなもの。

私は「機密」を抱える女性に魅力を感じやすい傾向があり、個人の「秘密」は全く探索しないという性格から、それらの職についている女性から“付き合いやすい男”として見なされていることが多い(ようだ)。
名前も住所も電話番号もメールアドレスも職業も生い立ちも聞かないし、相手が自発的に話したがらないことには触れない。その女性に興味がないのではなくて、相手が自発的に話そうとする内容こそが私に対して知ってほしいことであり、私の考え方や受け止め方が気になるポイントなのだから、そこを中心に話を進めていくようにしている。
本人がまだ(または生涯)話そうと思っていないことを、わざわざ順番を変えさせてまで先に聴きだそうとは思わない。
この波長が一致すると、極めて強い信頼関係を築くことができる。

/*
面接や履歴書にはもちろんいいことしか書かない。デートの前に自分の悪い点ばかり自己紹介する人もいない。
時間の経過と共に、悩みや自分の至らない点、愚痴、欠点などに言及することが増えてくるのは、いい点ばかりをアピールして始まった関係はいつまでも維持できず、ありのままの自分を受けいれてもらいたいという欲求に切り替わる段階的な流れだ。これを「気心知れた」と見なす場合もあれば「甘えが始まった」と受け止めるケースもあり、どちらもその通りだし、人間の自然な心理かと思われる。
*/

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写真はいずれも“フレンチ”マリーゴールド。

私の場合、例えば荷物が届いた段ボールから宅配伝票をはがさずに捨てる人や、名前、住所、電話番号、カード番号などが記載された利用明細やレシート、書類などをシュレッドせず捨てる人とは付き合えない。「お願いだからシュレッドして」と頼んでも、元々気にしない人だと、私の前では私に合わせてシュレッドしてくれたとしても、普段はそこに意識がない人だから、一緒にいない時のことを考えると深い付き合いは難しい。毎日毎日ガミガミ言うのも嫌だし、いつかは疑わなくてはならない時が訪れるかもしれないから。これは仕事でも同じ。

重要な機密とは、「これだけ親しい間柄なんだから教えてよ」「私のこと信じてないの?」と考える人もいれば、知らない方が何かあったときに疑う必要がないと考える人と二通りに分かれるかと思う。
事件の捜査で言えば、容疑者から外すためににDNAの提供をお願いします」というシーンにも共通点がある。疑っているからDNAを出せと言う場合もあれば、真っ先に容疑者から外したい人(犯人である可能性が全くない人でも、その証明と根拠が必要な場合)という角度の違いみたいなもの。

/*
最近は「この通話は、応答品質向上のため録音させていただく場合がございます」というガイダンスが増えた。大手企業はほとんどだ。これを聞いて「疑われているようで気分が悪い」という人もいれば、「全部証拠が残っていい」と歓迎する人もいる。私は大歓迎派。
おかげでいい加減な説明は減ったように思う反面、最後まで読み上げないと気が済まないオペレーターも増えた気がする。おそらくは、後で上司から「これ、説明が途中までじゃないか」と叱られるのではなかろうか。
*/


しかし人間とはいざ自分のことになると冷静に判断できないことが多く、DNAを出せと言われると自分が疑われていると感じたり、重要な機密を話してくれないと、隠し事をされてるとか、自分を信じてくれないと感じる人が多い。
よって、似たような環境下に生きている人の方が理解し合える(可能性が高い)気がするため、同僚・同業者の人がよく見えたりするのではなかろうか。それは一時的なのか短期的か、中・長期的かはわからない。人と人との関係は、もっと多くの要素が絡み合うのだから。

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メキシコ原産の花として知られている。

セキュリティの意識レベルの度合いを気にするのも、女性から見た場合の、

背が高い人が好き。
ハンサムな人がいい。
優しくて紳士的な人が理想。

というのと同じような感覚かと思う。第一段階の判断要素として用いるフィルターは人によってそれぞれだ。

最近は公共料金などの払込用紙に、名前も住所も電話番号も記載のないものが増えてきた。
銀行、郵便局はまだしも、コンビニでも支払いのできる払込用紙においては、見ず知らずのアルバイトスタッフに、名前から住所、電話番号、料金、利用内容まで知られる必要はないと考えるプライバシーポリシーの企業が増えてきたのだろう。

かと思えば、大声で名前を呼び、住所から利用内容までいちいち読み上げる窓口も未だに存在する。
日本には“読み合わせ”という、書類に書いてあることを(各自読めば済むものを)声に出して読み上げる商習慣もあるので、今後は必要に応じて切り替えなくてはならないと思う。

個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)ももう12年になるのだし。

/*
そう、この法律に合わせていわゆる長者番付もなくなった。税務署の税金の公示が廃止されたから(推定所得が算出できなくなったから)だ。以前は高額納税者は毎年名前も住所も発表されていたため非常に危険だった。営業会社はそのリストを手に訪問していたし、上位1,000人ほどを集めた本も出版されていた。公示対象者には記念に自分の名前の載った本を買いませんかと案内が届いていた。今思えば、個人情報の垂れ流しの筆頭だったと言える。
*/

私が通うみずほ銀行では、窓口で何か手続きする際にも、暗証番号の入力は手元が隠れた専用のテンキー端末で入力し、担当行員には知られない(見えない)ようにできている。入力した暗証番号は一致したかどうか、結果だけがわかるようになっている。
銀行は行員を疑っているのかという話ではなく、顧客に対する配慮はもちろん、何かあったときに担当者が疑われないようにするための保護・防衛の一環でもあるのではないかと思う。

結局のところ、知らない方がいいことの方が多い。

疑う、疑わない、信じる、信じないに関わる「配慮」とは、双方にその仕組みと根拠、ポリシーの理解が必要だ。
でなければ、「私を疑うのか」というもめ事がいつまで経ってもなくならない。
まだまだ年代差、職種による感覚の差が大きな領域だと感じるし、居心地のよい空間作り、サービスとは、今後大きく変わってくるのではないかと思う。

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強い太陽を好み、乾燥を嫌う。キューバ葉巻のような花だ。

冒頭のiPhoneのパスコードを入力するシーンや、どこかにログインするようなシーン。
隣や後ろに店員さんが立っていたら私は入力しない。※その点Touch IDは優れている。
そこがルチアーノショーの言う「空気を読むサービス」とは何かというところ。
モーションから次の行動(暗証番号の入力など)を予測し、さっと離れる、違う方向を向くなど、現代に適した配慮ができなければ、未来の“おもてなし”を築き上げることはできない。

重役、要人の立場になってみれば、パスワードが見える(覗ける)かもしれない場所に平気で立っていられる人が、プライバシーを含めその他の情報を厳重に守ってくれるだろうとは思うはずもない。
そもそも、パスワード以上の情報ってなかなかないのだから。

そう考えると、最近では有名(顔的に)ではなくてもお金は稼いでいるという人が増えてきた。
お金持ち=面が割れているという図式も成り立たなくなってきたから、レストランは個室よりも手元を隠す道具などを用意する方がVIP向きと言えるかもしれない。

次回は今もっとも危険なWi-Fi(無線LAN)セキュリティについて書いているチャーリーであります。

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by charlie-ls | 2015-04-23 11:23 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
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随分と長く休刊しておりましたチャーリーであります。

気がつけばキコブ2周年を迎えつつ、マイク・タケダの“アップルウォッチ”ブログにお株を奪われつつ、その間にありとあらゆる電子機器を入れ替え、ついにいわゆる“ガラケー”からiPhone 6へと進化したチャーリーでもあります(笑)。

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浜離宮にて ロキシーのビザ更新に願いを込めて。

パソコンを買い換えるだけでも一仕事。
ちょうど20年分のデジタルな記憶は30TB(テラバイト)にも達し、これをコピーするだけでも1GbpsのEthernet経由だと最速でも30万秒(3.4722日)かかる。
2,400万ものファイルを移すのに、エラーが全く起きなければという奇跡的な大成功を前提として。

今回全ての端末が“サンダーボルト2”対応になったので、今後のコピーは4.166時間(TB2の理論値であって、実際の私のディスクI/O環境では8時間くらい)で完了。この数年最新技術の導入が遅れ気味だった私の仕事環境もようやく最新鋭のものとなった。

ちなみに今の私の常用マシンの読み書き速度。
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昨年03月頃までは毎秒250MBくらいの読み書き環境だったのが、たった一年で毎秒1GBに高速化。
1年で4倍。
では取り扱うデータが4倍になったかというと10倍
4K(UHD)ビデオを扱うようになって、今まで一眼レフで撮影した写真のRAWデータが約75MB/枚だったのに対し、一気に1GB/ファイル単位に。
どれだけ最新の環境に整えても取り扱いデータ量に追いつきませんな。

久しぶりに市場を見渡すと、今はノートパソコンでも1GB/秒超えのSSDを搭載している機種もあるようで。
スターバックスでMacBook Airをドヤ顔で開くのも1つの文化となりつつあることも知った(笑)。

私の場合、この大容量かつRAID 5(冗長性=データ保護機構があり)で、更にディスク全体を暗号化しなければならず、全ての条件を満たし1GB/秒超えは感無量(大げさ?)だ。

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これも浜離宮にて

そしてついにiPhone(笑)。
いわゆる“ガラケー”はお気に入かつ私のトレードマーク(?)だったものの、バッテリーの持ちが悪くなってきたので買い換えようとしたところ、あまりにもガラケーの選択肢が少なすぎるのと、ドコモショップの強いお誘いを受けたこともありつつ、元々20年来のアップルユーザーなのでiPhone 6に変えることにした。

iPod Touchもあるし、iPadもあるし、15インチのMacBook Pro Retinaもあるし、13インチのMacBook Airもあるし、30インチモニタのデスクトップ(Mac Pro)もあるしということで、これまで幾度となく「何でiPhoneにしないの?」と質問される度、「これ以上類似端末を増やす必要がなぜあるの?」と返していた私。

実際にiPhone 6を持ってからというもの、早くも機種変更したばかりのiPad Air 2の出番がなくなった。
ノートパソコンとの狭間で、なかなか必要とするシーンがない。
iPadはパソコンの代わりにはならないし電話にもならないし、iPhone 6 Plusのような大きな端末が出てくるとますます立場が微妙になる(んじゃないか)。

iPhone 6といえば、カメラが素晴らしい。
アップル社の公式サイトで紹介されているiPhone 6で撮影された写真集を見れば一目瞭然。

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↑私も早速撮ってみた。

丸の内で通りがかった花屋さんの花を、歩きながら片手でシャッターを切っただけなのに、綺麗に撮れてる。
アップルが自信を持っているはずだ。
端末任せのオートマチックでこれだけ綺麗に撮れるようになると、ハイスピードシャッターや超高解像度など特別な用途を除けば、カメラマンという仕事はいずれなくなるんじゃないかとさえ思う。

この数年身近なiPhoneユーザーからさんざん「写真やビデオ撮影の時にズームができない」とか「着信拒否機能がない」とか「クイックサイレントがない」とか「メールの振り分けができない」とか聞いていたものだから、まだまだ機能的に成熟していないんだろうなと思っていたところ、全部ついてるし見事に機能しているじゃないか(笑)。

自分で調べて触れてみないとダメですな。

購入当日、9時間ほどiPhone 6のハッキングに明け暮れ、マニュアルに載ってることもないことも全て使い倒してみた。
WiFiも最新の規格IEEE 802.11acに対応してるから、アンテナから離れてても軽く200Mbpsとか出てるし、パソコン(iTunes)とのWiFi同期ができるのは聞いていたが、Bluetoothを併用する「AirDrop」なんて便利すぎてこの上ない。iPhone 6で撮影した写真やビデオはケーブルレスで瞬時にパソコンへコピーすることができる。

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同じく浜離宮にて

時代の流れは早い。
以前は携帯電話とデジタルカメラは別々に所有するものだったのが、いつのまにかiPhoneやスマートフォンのカメラに吸収された。それ以前にはPDAという電子手帳のような端末もあった。
携帯電話の時計を見るようになり腕時計をしない人が増えたのも同じく、まさしくオールインワンの存在になろうとしている。

10年前、今でこそ「ガラケー」と呼ばれている携帯電話は、ひたすらに小型・軽量化をはかっていた。
その頃私は「今後の行方」について問われ、いずれコードレス電話の子機くらいの大きさに戻ると予想してみせたが誰も信じてくれなかった。
現実はスマートフォンと呼び名を変え画面は大型化し、iPhone 6 Plusなんて女性は片手で持てないほどの大きさにまでなった。

予測とは過去のデータの延長線上にあるもの。予言とは違う。
人は複雑になるとシンプルさを求める。例えばカメラ、電話、PDA、ウォークマンのように、各用途に特化したわかりやすいものが恋しくなる。「このボタンさえ押せば音楽が鳴る」と言ったように。
それを「純粋」(に〜を楽しみたい)という言葉を使って表現することも少なくない。
しかしシンプルとは余計なものを削ぎ落としていくのだから、それぞれの専門の端末が個別に存在することになる。
そして人は「シンプルさ」の究極(延長)かのような錯覚の中、「いっそ1つにまとめたらいいんじゃない?」と“統合”(オールインワン)をはかる。
それを「画期的」と表現することもある。
シンプルかつオールインワンを実現するためには、少ないボタンで多くの実行命令を下すのだから、使い手(人間)側が複雑な操作を覚える必要がある。クリック、ダブルクリック、右クリック、長押し、タップ、スワイプ、ピンチイン・アウトetcのように。
その複雑な操作に嫌気がさすと、「いっそ電源ボタン、ボリュームボタン、通話ボタン、メールボタンってわかりやすくしてくれたらいいのに」と(自分の)作業のシンプルさを求めるようになる。

ボタンが減れば記憶しなければならない操作方法が増え、ボタンが増える代わりに操作方法は単純化するということ。

シンプルの延長線上に複雑があり、複雑の延長線上にシンプルが見えてくる。
よって相反するものではなく、いずれかの行く先がいずれかであると言える。

だからきめ細やかだけど複雑な日本製が売れたり、荒削りだけどシンプルな外国製が売れたりを繰り返すのだろう。
結局のところ、人は飽きたらないものを欲しがるということか。

そんな本日のBGMは Never Quit Loving You by Jill Barber
偶然いきついたこの曲を聴きながら青い空を見上げると、何か明日が語りかけてくるような気持ちになる。
それが“時”の答えかもしれない。
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YETI シンプルさを追求している。

ちょっとした仕事でマイクが必要になり、このYETI(イエティ)を選んだ。
シンプルさを追求したデザインだが、マイクにしてはバカデカイ
コントロールスイッチ類も必要最小限のものしか付いていないし、機能も極めてシンプル。
どこか愛らしいのは、無駄にデカくておバカさんなくらいシンプルで他に使い道が全くないから(笑)。
でも実力はスゴイ。普通のマイクで録ったものと聴き比べると、誰でもすぐにわかる。

24日にはアップルウォッチが届くので、久しぶりに時代の最先端を満喫してみようと思う。
その中で、再びシンプルさと複雑さの合理的バランスの黄金比を求めてみようと思うチャーリーであります。

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今更ながら「ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る」おすすめ。
海外ドラマはいつも5年遅れのワタクシ。
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Photographer&Engineer: Charlie

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by charlie-ls | 2015-04-16 00:02 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)
by charlie-ls | 2015-03-18 20:27 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ | Comments(0)

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