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ルチアーノショー寄稿ブログ

日このブログでご紹介したアメリカのドラマNUMBERS 天才数学者の事件ファイル(米2005-2010)を見ていたら、ロンドン大学の研究者2名が「最も成功率の高いデート」のプレゼントは何かと分析したところ(男性→女性)、科学的根拠をもって「高級レストランでの食事」という答えを導き出したと“チャーリー”(主人公)が語っていた。
資産価値(例えばジュエリーや不動産など)のないプレゼントが成果を上げると言う。

/*
ロンドン大学(UCL ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)は、2014年世界大学ランキング20位で、21位の東大の真上に位置している。
*/

それ以上細かい解説はなかったが私なりに読み解くと、高級ブランドやジュエリー、車、家、土地、著作権など、資産(利益を生む可能性のある権利を含む)価値があり、なおかつ高価なものをプレゼントされると、女性は受取証までは発行しないまでも、人の月給或いは年収、人生の総所得相当以上の換金性のある物品を受け取ったという“形”ができてしまう。それは「結婚」という署名による“契約”とは法的性質が異なるものの、後から「●●あげたでしょ」(どういうことかわかるよね的な)と言われると、ものによっては「結婚」以上に重い意味合いを持つ場合もあるし、時として受け取ってしまったことを後悔することにもなりかねない。

えば株券などだ。
株券をもらえばそれ相当の所得税がかかるし、その会社の発行株式数に対する比率次第では議決権さえも得ることになる。
※「プレゼントもらっただけなのに、税金かかるの?」というは後の祭りだ。
それを知らずに「今度彼の会社が●●と大きな契約をするんだって」などと家族に話し、家族が当該法人の株式を事前に取得し利益をあげるとインサイダー取引にさえなりうる。ただの紙切れのプレゼントだと思っていたら、いわゆるお縄になる場合もあるということだ。
よって得体の知れない、扱い方を知らない「価値」をもつものは、受け取る際に十分な検討が必要だ。

昔から、宝くじの当選金などが「身を滅ぼす」と考えられてきたのはこういった由縁ではなからろうか。

/*
株券も金やダイヤモンドなども、ある一定(評価)額を超えて所有すると、毎年税務署に不動産などと共に保有資産として報告しなければならないので、実は持つだけでも面倒くさい。
*/

産価値とは金相場などと同じく、国が世の中の売買状況を見て評価額を決定する(それが固定資産税や償却資産税として算出される)ため、本人の好み(プレゼントを気に入ったかどうか)は関係ない。
100万円分の「切手」を受け取れば、それは現金100万円を受け取ったことと同義だし、家賃100万円の賃貸マンションを与えられれば、税務署からは年間1,200万円相当の間接的収入があったと見なされ課税される。

だからもし「家を買ってらった」としても喜んだのはつかの間、贈与税(または物件評価額にかかる所得税)に加え翌年から固定資産税の請求書が届くことも忘れてはならない。
財産・資産価値をもつ換金性のあるものは「交換」され形を変えただけであるという点が重要だ。

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方で高級レストランでの食事とは、僅か数時間でサラリーマンの平均月給の半分またはそれを上回ることもあり、それでいて「形」を残さない。デートの後喧嘩したからといって、「一昨日食べた牛フィレのステーキ返してくれ」と彼女に迫ったりはしないだろう(多分)。

ここから読み取れるのは、高級ディナーは資産価値にはならなくてもそれだけ「2人の時間を大切にしている」という満足(幸福)感につながりやすい(可能性がある)ということだ。
女性にとって法的重さが軽減されるというところか(笑)。平たくいうと「権利」という“拘束”がない。
換金性のない食事(食物、飲み物)は本当の意味で消えてなくなる。
残るのは、血となり肉となり想い出だ。
その一見儚いロマンにお金を使い、2人の時間に彩りを与えてくれる男性に女性は魅力を感じやすいという分析結果であろうというのが私の見解。それは“花束”という贈り物が既に実証しているかもしれない。

金を使うということは、そのお金を稼ぐために要した時間と労力を捧げるということなのだから。
換金ではなく捧げるというプレゼント。

もちろん「こんな高価な食事に何万円も払うくらいならうちの家賃代わりに払ってよ」という女性もいるかもしれない(笑)。
但しそれは女性が「ただ受け取るだけ」のものでしかないので、男性が払いたくなるかどうか。飽くまで“デート”とは2人のものではなかろうかと考えると少し路線が違う。

/*
その昔、男性からのプレゼントの多いある職種の女性は、男性達に同じものをプレゼントさせて、1つを残し全部売って換金するという話しを聞いたことがある。そうすればいつも「あなたのプレゼント大切にしてるわ」と言えるから。これを聞くと換金性のないプレゼントをしたい(笑)。
*/


は昔から「消えてなくなるもの」をプレゼントする派。
まさしくディナーとか。
世間は「形に残るもの」をプレゼントする派の方が多いように思えるが、形に残った方がいいのは相手がそのプレゼントを気に入ってくれた時に限る(笑)。
自分は心を込めて選んでも、それを相手が気に入るかどうかは別なのだから。
だから私は「一緒に楽しい時間を過ごしましょう」というプレゼントが多い。
もちろん相手が私と過ごしたくなさそうなら(笑)、レストランのディナーチケットやクルージングチケットなどをプレゼントし大切な誰かとどうぞというスタンス。
男同士のお祝いなどならビール2ケースとか樽ごととか(笑)、パーティーシーンに「あれば非常に役に立つ」という実用性重視の消えてなくなるものをプレゼントする。

坂ルチアーノショーでは、一晩で10件を越えるお誕生日やお祝いの拍手が鳴り響くこともあった。
それはまさしく、ルチアーノショーが追求する“2人の時間”こそが、ロンドン大学の研究者2人が導き出した“結論”の実写版だったに違いないと私は確信している。そしてそれはまた再び人々の前に姿を現すに違いない。

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そんな本日のBGMは El Beso del Final by クリスティーナ・アギレラ
英語もスペイン語もできない私は歌詞はわからないが、とてもロマンティックな曲だ。

乾杯できる人がいるって素晴らしい。
私は常にそれを忘れない。

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TEL : 03-3531-4851

by charlie-ls | 2015-02-05 21:27 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

最後の晩餐

ルチアーノショー寄稿ブログ

明けましておめでとうございます。
もうすぐ寄稿ブログ2周年を迎えようかというチャーリーであります。
早いものですな。

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最後の晩餐

第10シーズンで静かに4年のドラマに幕を閉じた赤坂ルチアーノショーにおけるチャーリー最後の作品は最後の晩餐
4メートルほどの長いテーブルの先に美女一人。
全てのテーブルにカトラリーとグラスがセットされているものの座っているのは美女一人。
この作品のコンセプトは、例え最後の一人になろうとも、ファミリーのテーブルは常に用意され続け、そこに魂が集い、この美女は代々その血を絶やすことなく、赤坂ルチアーノショーの志は脈々と受け継がれていく。というもの。
注がれた赤ワインはカリフォルニアのカルトワインの一つコンティニュアム(Continuum)=継承

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いつものごとく潔くルチアーノショーの天井照明一発撮り。
これが何の偽りもない赤坂ルチアーノショーそのもの。

ヘアメイクはロキシーに頼み、モデルはアントニーナ(露)。
新体操極東ロシアのチャンピオンでもある彼女はアンナ “ひまわり” カレーニナに続き、私の思う女性像を見事に表現してくれた。
高貴で憂いを感じやすい危うさと繊細さ、エレガントさが入り交じる複雑な雰囲気を醸し出している。
仕上がりを見た彼女のお母さんは「この女性は誰なの?」と尋ね、実の娘だとはわからなかったと言う。

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「チャーリー赤坂最後のバロック」を唄い当日ぶっつけ本番で行われた撮影。
そんな本日のBGMは Sposa son disprezzata by Antonio Lucio Vivaldi (Soprano Cecilia Bartoli)
ヴィヴァルディのオペラ「バヤゼット」から。
曲の内容(歌詞)とこの作品のテーマとは無関係だが、アントニーナと言えば彼女自身も好きなアントニオ(ヴィヴァルディ)は言うまでも無くバロックの巨匠であり、そしてこの美しいソプラノの旋律は、撮影中私と彼女を赤坂ルチアーノショーの奥深くに熱く燃え続ける志と崇高な世界観に再び導いてくれた。

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私はこれほどまでに美しい空間を見たことがない。
タキシードの男性とドレスの女性を当たり前に包み込み、まるで太陽のように音もなく黙々と主役を照らし続けるハロゲンライト。
生地からはシルクのような光沢を引き出し、ジュエリーには余すことなく輝きを与える。
グラスに注がれたシャンパンの泡は天に昇るかのごとく舞い上がり、シャルドネは目映いゴールドの閃光を放つ。赤ワインはガーネットのように僅かに向こう側の景色を映し出し、差し込んだ光はグラスの底から抜けだすと万華鏡のようにテーブルクロスを紅色に染め上げる。

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美しい旋律とステージを舞うバレリーナ達。
ケムリ(葉巻)を吹かせばそこにドラマが投影される。人生という名の。

私はこの素晴らしい空間を写真と文章で世界中の人達にお届けできたことが本当に幸せでならない。
この場を借りて、4年間共に働いた人達にもお礼を伝えたい。ありがとう。
飲食店というのは、多くの場合舞台裏を見ると外食が嫌になるというが、働いている人達が「食事をするならルチアーノショーで」と思える店作りを絶対条件に掲げていたルチアーノショーは、本当にどこを切り取っても素晴らしかった。いつかの食事のために、女性スタッフ達がロッカーにドレスを用意しているレストランが他にあろうか。
こういったことはスタッフが自分の口から公言しづらいところだと思うので、カメラマンという私の立場から皆様に是非ともお伝えしたかった部分であります。

赤坂の夜に華を添え、東京の晩餐を彩り続けたルチアーノショーに乾杯。

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第11シーズンの幕開けを宣言しつつ、ルチアーノショーの新しいドラマにご期待いただきたい。

※忙しさに紛れて先週25日の寄稿ブログを休んでしまったので、今週は2本お届けする所存であります。

あなたの心の中でいつまでも。
ルチアーノショー。

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by charlie-ls | 2015-01-02 00:00 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

インターネット上で「ゴングロ」という文字を見かけ「ガングロ」の誤字かと思ったら「ガングロ」→「ゴングロ」→「バチグロ」と“黒”くなるらしい。初めて知った。

いっそ最上級系としてキングロ(King of Black)とか、ギャング映画に登場する男達は大凡黒いスーツを着ているのでギャングロ(Gang Black)を設けたらとか思いつつ、時代の流れを感じたチャーリーであります。

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ある夜、ケムリ(葉巻)もそろそろ短くなった頃、マイク・タケダが「MI6ってどうやって人材捜ししてるんですかね」とつぶやいた。
マイク・タケダがMI6に転職しようとしているのかどうかは尋ねもしなかったが、MI6(Military Intelligence section 6)というと映画では存在自体も謎な秘密組織のように描かれている。しかし実際には英国外務省管轄の通常の国家公務員職であり、現在はSIS(SECRET INTELLIGENCE SERVICE)と呼ばれていて、普通に“求人”を行っている。

 英国籍であること。
 両親のどちらかが英国人であること。
 21才以上であること。
 過去10年間に5年以上英国在住であること。

が一般募集条件。英国内に住んでいれば「求人広告」を見かけることもあるという程、広く知られている条件だ。
※当然“エリート”枠が存在し、スカウトや紹介によって入る人達はまた別枠である。

現在のポンド(GBP)・円(JPY)レートで言うと初任給は年俸450万円ほど(4年程前のレートだと約300万円だった)。
ちなみに資金潤沢な米国CIAは年収1,000万円を超えるが、採用条件は更に厳しい(主にハーヴァード大などからスカウトしているため民間一流企業と同等以上の給与が求められるから)。

MI6に入ったからといって、全員が007のようなスパイ(諜報・工作員)ではなく、情報分析、技術、専門語学、事務、戦術などの職が主で、ボンドのように走り回っているかというとそうでもなく、実際にはオフィスワークが多い。

どちらかと言えば現在の情報収集は通信傍受・暗号解読などの方が重要で、同じ外務省管轄のGCHQ(Government Communications Headquarters)との連携が多いため、ネットワークや暗号、プログラミングに長けた人材が必要とされ、5カ国語以上の読み書きと会話能力が有用であると元職員(情報分析官)“エルシー”(私が付けたコードネーム)から聞いている。

なお、00(ダブルオー)という“殺しのライセンス”は存在しない。

米国CIAのようにIQ制限はないが採用後の適正検査・試験によって職務は随時振り分けられ、2006年以降特に女性“諜報部員”の増員に励んでいる。露FSB(旧KGB)は女性スパイ(諜報・工作員)が多いことで有名だ。いつの時代も“ハニートラップ”(色仕掛け)は有効な手段であることもまた事実である。私なんて言うまでもなくイチコロだ。

同系列に「MI5」(Military Intelligence section 5)という組織もあり、こちらは内務省の管轄下にあり国内テロなどを専門としている。

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「MI6」はジェームズ・ボンドの産みの親「イアン・フレミング」が所属していたことで有名。
007“スカイフォール”では諜報・工作員のことを「身よりのない」(帰るところがない)独身が適しているというシーンがあり、カジノ・ロワイヤルにおいてはボンドガール“ヴェスパー”と互いに「孤児」呼ばわりするシーンがあるが、実際にはそうでもない。

イアン・フレミング本人は裕福な家の出であり美食家だ。
DVD「フレミング〜007誕生秘話〜」(WOWOWでは「ボンドを夢見た男」)」では、オフクロさんが当時の英国首相チャーチルとの口利きで息子(イアン)に職を用意してあげたり、イアン本人が海軍諜報部にスカウトされた後、007でいうマネー・ペニー(秘書)をレストランに連れ出し、「海軍諜報部では許されても、このレストランでは許さない」と“マナー”について注意するシーンや、度々“ソムリエ”にケチを付けるシーンが描かれている程。劇中では「ロンドンいちの色男」と呼ばれている。

現実問題、そうでなければ「ジェームズ・ボンド」を描くことはできなかっただろうと思う。
当たり前のように「常に」サヴィル・ロウのテーラード・スーツに身を包み、シャンパンからワインまで精通し、なおかつ類い希な洒落たセンスと頭の回転を誇る女性を魅了して止まない男など、通常は「空想」さえもしないしできない。
イアンは「自伝」のように自分自身を描くことで「ジェームズ・ボンド」を作り上げることができた。多少の脚色はあったとしても。

そんなイアンも、優秀なお兄さんとの比較に悩まされ、お父さんの口利きで入社した最初の仕事(株屋)においては使い物にならず居場所を失うという一面もある。しかしたまたまドイツ語と話術に長けており、第二次世界大戦中ナチスの情報収集に「使える」という理由で海軍諜報部にスカウトされ頭角を現す。
西側諸国がロシア語(現在はアラビア語も)堪能な人材をほしがるのと同じ流れだ。
※ちなみに「ボンド」という名前はお兄さんが名付けた。

そんな本日のBGMは Renee Fleming sings "Depuis le jour" from Louise

特にブログの内容と関係はなく、ソプラノ「ルネ・フレミング」が歌う「フレミング」つながりでチョイス。フラミンゴじゃなくて。

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話しは少しそれて、ハリウッド映画で最も描きづらいだろうシーンは「ディナー」だと思っている。
食事している姿は「育ち」が出るし、演技だけでは「完全」になりきることが難しいシーンじゃなかろうか。

よく見ていると、シャンパングラスを握りしめていたり、暖めるものではない白ワイングラスをまるでブランデーグラスのように持っていたり、赤ワイングラスをショットグラスから口に放りこむかのような手つきで扱ってみたり、マティーニがロックグラスで出てきたり。

監督を含め撮影現場でなぜ指摘や演技指導がなかったのだろうと思うことが多々ある。
それも上から数えた方が早いくらいの有名俳優達なので、普段(プライベート)の様子を垣間見るかのような気分だ。
※唯一ジョージ・クルーニーに関しては上品に見えた。

▼カトラリーでグラスを叩くアレ。

アメリカ映画では、パーティーシーンなどで注目を集めるためにフォークやナイフでシャンパン・ワイングラスを叩くシーンを度々見かける。
映画向けの冗談かと思っていたが、8年程前に日本のとある名門ホテルのフレンチレストランで行われた、ワインのテイスティングディナーに参加した時のこと。

※食事は1人25,000円、ワイン込みで75,000円ほどで、我々はフォーマルスーツに身を包み、気合いを入れてリムジンで乗り込んだものの、車寄せで曲がりきれず10分程経過し渋滞を巻き起こしたので、道路の真ん中で降りてホテルスタッフ誘導のもと建物に入ったことは記憶に新しい(笑)。

この時の司会役となったあるワイン業界のアメリカ人男性は、食事中にアメリカ映画さながらにフォークでワイングラスを叩き自分の話しを聞くように呼びかけた。
1回目でも我慢ならなかったが2回目の音を聞いた時、私はすぐにスタッフを呼びアレを止めさせるように伝えた。
さすがにそれ以降はなく、自分で言えなかったレストランスタッフからは「お礼」を言われた。
最後に本人が詫びに来たのでそれ以上は言わなかったが、ペットや家畜でも呼ぶかのようなあの行為は私は嫌いだ。
しかし、どうやらアメリカではそんなに大したことではないらしい。その後も余所で何度か見かけた。

一方イギリス映画やフランス映画などそういったシーンを見かけることもなく、ヨーロッパの映画ではディナーシーンも比較的自然なので、どこまで言ってもは違うのだなと感じずにはいられない。
特に私の周りはロシア系女性が多いので、グラスをカトラリーで叩こうものなら顔をしかめられるどころか、グラスの代わりに叩かれかねない

/*
最近見たアメリカのドラマに登場するイタリア系アメリカ人のマフィアのボス(この人はスーツにネクタイ)が、高級フレンチレストランでキャップ(野球帽)を被った若い男性に店内(食事中)ではキャップを取るよう注意するシーンがあった。
その際もレストランスタッフから(自分でお客さんに言えないので)「お礼」を言われ、このマフィアのボスは自分が注意したことで店の雰囲気を壊さないようにと、その野球帽の男性のテーブルに、勘定は自分持ちで赤ワインをボトルで出してあげてくれとスタッフに伝えるシーンが印象的だった。
本人はマフィアで普段悪いことをしていても、レストランにおける「マナー」というものを重んじる点が、イアン・フレミングの「海軍諜報部では許しても、このレストランでは許さない」と秘書に言うシーンに何か通じるものがある。
*/

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話しはまたボンドに戻って、本日または明日、英国で007次回作「ボンド24」に関する発表がなされる予定だ。
私の予想ではアフリカで始まり、ボンド自身の体内に「捜し物」が埋め込まれるという設定。
※外れても怒らないでくださいな。

007はアクションものながら、イギリス映画ならではの落ち着いた絵作りが好きだ。

次の007幕開けは現地ロンドンで迎えようかと企み中のチャーリーであります。

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〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon
TEL : 03-3568-4818

地下鉄千代田線赤坂駅4番出口から右手に徒歩30秒。
赤坂サカス、TBS、ACTシアター、BIZタワー、ブリッツと隣接した赤坂通沿いです。

パーティー、貸し切り営業のご案内。

by charlie-ls | 2014-12-04 17:07 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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あなたならコレ何て答える?

と心理テストが好きなある女性から突然メールが来た。
ま、“今からメール送るね”という事前連絡は多くの場合ないが(笑)。

嵐の中、2人乗りの車しか移動手段がなく、私、病んだ老人、親友、素敵な異性の4人がいる。誰を車に乗せるか。

という問いだった。
特に「正解」というものはないらしい。

あなたならどうだろう。
私の答えは最後に。

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ルブタンではないが美しいシルエットのハイヒール。拝借した。

ヨーロッパの女性とディナーを楽しむと、着席して10分以内くらいに「スーツ素敵ね」と言われることが多い。早ければ挨拶の直後だ。
“スーツ「だけ」素敵ね”という意味かどうかは気にもせずディナーを楽しむ(笑)。

詳しい女性になると、イタリア人なら「ロロ・ピアーナ?」、イギリス人なら「ドーメル?」、フランス人なら「ドミニク?ドーメル?」(いずれも生地のメーカー)とこちらの懐にまで入り込んでくる。話しが弾むしお酒がすすむ。

「今晩は、君のためにオートクチュールディナーを用意したよ」なんて言いつつ、 私のフォークから(スパ)ゲッティーのソースが跳ねて真っ白のドレスシャツに付着するのを“確認”した女性の視線がいたたまれない感じで。

どこまでも決まらない私だが気にもしない。

そんな本日のBGMは More than you know by Stanley Turrentine
ルチアーノショー“Jazz”でも流れるこの曲、“踊りましょ”と私の手を取った女性は歌詞を聴いて顔を赤らめた。それ以来「唄」なしバージョンを用意するワタクシ(笑)。

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“ドーメル” テーラードスーツの生地と言えば私にとってはコレ。

一方で、アメリカの女性はスーツ自体あまり好きではないらしく、この話題に感心のない人が多いようだ。知人が少ないためサンプル数も少ない。
そして日本人女性は全く触れないことが多い。イイと思わないだけか興味がないのか気付かないのかもわからず、そこで過去数年間に渡り、知り合いが少ない私はあまり親しくない日本人女性にひたすらヒアリングしてみた。

●A 男性のスーツって形もデザインも似てるから、違いがあまりわからない
●B そもそも食事(デート)の時までネクタイされると“仕事”みたい
●C 言いたくてもあまりジロジロ見るものじゃないという感覚がある。
という人が多かった。

Aの人は、車に興味がない人が車を見てもどんな車種かわからないのと同じなので、仕方ない。
Bの人は、カジュアルまたはスマートカジュアルが好みなのだろう。これも仕方ない。

そしてCの人の中には、「ブランドとか気にするとお金目当てのように思われそう」という人が結構な数いた。
なるほど。下手に「ブランド」にこわだるとそうかもしれない。“ミーハーオンナ”と思われたくないというところか。

いや、でもスーツ着てネクタイしてチーフ挿してエナメルシューズ履いてシャンパンで乾杯して高いディナーを食べている時点でそこはもう気にしても仕方ないでしょう、と私は思う。そういうシーンって女性も“気合い”を入れてお洒落してくるのだし、日常的にメイクをはじめ美容にもお金もかかっているし、美容室にでも寄れば当日費用もそれなりのものになる。むしろ双方の「手を抜いていない感」こそが相手に対する“敬意”のように思うがどうなのだろうか。そもそもフォーマルディナーというものはそういうことではないか。“本気”の男と女がテーブルを挟んで向き合うディナーこそ銘シーンを生み出してくれる。

そこに目を向けないということは「特別な日」自体を意識しないことと同じように思える。

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ある女性のメイクグッズを見せてもらった。ゴールドに統一され、こだわりを感じる。

ならば、仮に高い車に乗っていたり、高級住宅に住んでいたりすると、その話題には触れ辛いのだろうか。
いや、だとすれば、最初の乾杯に奮発して高いシャンパンを注文しようものなら、ソレについても触れにくいということだろうか。
“高いから美味しいってもんじゃない”とか“安くてももっと美味しいものがあるわよ”と言ってみなきゃいけない的な。
前菜にキャビアが山盛り乗っていても、キャビアについて触れない(又は興味がない)ように話しを進めるのだろうか。

そう問いかけてみると、「高いってわかってるお酒を“好き”とか“知ってる”とか言い辛いことはある」という話しを聞いた。それはなぜだろう。「“高くつくオンナ”と思われたくない」とのことだった。

なるほど(笑)。
難しいですな。

でも、それを続けていると、男性に「あまり興味がなさそうだ」とか「味わからないんじゃないか」とか「センス合わないんじゃないか」とか思われて、どんどん安上がり指向になりかねない気がするけど、どうだろう。
もちろん安くて美味しくてサービスが良ければそれでいい。ただ、女性は日常的に「たまには思いっきりドレスアップして、レストランにでもお出かけしたいわぁ」といった願望を抱いている人が多いので、せっかくだったら“雰囲気”も思いっきり楽しまないと、次のデートは居酒屋になったりしないのだろうか、と心配してみる。

高級店で女性に渡されるメニューは価格が記載されていないものがほとんどだが、そこは男性の“頑張り度”を、味覚や嗅覚で感じ取って見せる「オンナの腕の見せ所」だと私は思っている。その方が女性も“オンナ”の磨き甲斐があるってもんじゃないか、と思ってみたりする。そしてワインの香りにのせて、知性や教養をにおわせて魅せるところがまた2人の“時間”に彩りを与えてくれる。

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これもまたある女性のネイルカラーを抜粋し写真を撮らせてもらった。
繊細な色の変化を楽しんでいることが見てとれる。
どれも似たように見える男性のスーツもまた生地の微妙な変化を楽しんでいる。

あくまで極めて少数派の私という存在から見た感覚値だが、乾杯の時にシャンパンを1口飲んで(ボトルを見る機会もないまま)あなたもボンドみたいに私をくどくの?このボランジェ(ラ・グランダネ)なんて言われると、しびれあがってもう目の前の女性どころではなくなって(笑)妄想にふける。実際にそんな女性がいたし、“高くつくオンナ”だなんて微塵も思わなかった。その「味覚(または嗅覚)」に惹かれてしまう。まさしく「魅せられて、囚われて。」だ

感受性豊かな人って話していて楽しいし、飽きない。
お酒も何倍も美味しくなるし、お金を払った甲斐となって、そして自分の喜びとなって返ってくる。その時こそ、相手の女性を喜ばせるためにお金を消費したのではなくて、自分のためでもあったと“日頃の行い”の因果を感じるのだが、なかなか複雑かつ難解な日本人女性の心理に戸惑うワタクシ。

私は日本人女性と縁が無い(そもそも知り合う機会がない)し、まるで全く微塵も(念入りに)モテないので、そこを気がかりに思っても意味がないのだが、スーツだけが取り柄の私にとって、スーツの話題になるかならないかは軽くシャルドネ1杯くらいの時間を楽しく過ごすことができるテーマの1つだ。

女性で言うと髪型が変わったことに気付かない男性の77倍くらい重大なイメージ(笑)。

というわけで未だにこの「〜と思われたくない」心理が解き明かせない私は、もっと日本人女性にヒアリングをすすめていくべきだと思う今日この頃。
※これらについて詳しいレディがいらっしゃればFacebookにコメントを賜りたい。

その点、英国はテーラードスーツが紳士文化として根付いていて、お父さんの仕立てシーンを見たことのある娘さん達は、まさしく“ジェントルマン許可証”として認識している。よってこの話題に触れること自体、何ら抵抗がない様子だ。

映画カジノ・ロワイヤルにおいて、ヴェスパーが“目寸”でボンドにディナージャケット(タキシード)をプレゼントするシーンでも「テーラードじゃないか!」と驚くボンドが見物だ。ま、私とカジノとディナーを楽しむんだったらこのくらいのものは着てね”というヴェスパーの“釘”かもしれないが、それこそまさに「高く付きそうなオンナ」の代表例としてとらえるか、ドレスコードを含め状況を理解するオンナ=ハイソサエティーを構成する1コマととらえるかは人によるところか。

コニャックグラスを傾けるほろ酔いの女性から、スーツのステッチをなぞりながら「仕立てのいいスーツって素敵」なんて言われると、もう本体(私)はいらないんじゃないかとスーツになりたくなるほどだ。

生まれ変わったらスーツになりたいよ、ベイビー
的な。

ディナージャケット
いい響きですな。
「タキシード」「スーツ」というより特別感がある。
英国の女性は普通に使う言葉だが、それはフランス人から「スモーキングジャケット」(葉巻を吸う際、汚れてもかまわない黒い無地のスーツ)と呼ばれないように差別化をはかっている様子もある(笑)。

ところで、何でベストの一番下のボタンは外すんだろうと今更ながら気にしてみた。
するとこんな記事が。

スーツのベストの一番下のボタンを外すことになった由来とは? 洋服物語

なるほど。
紳士の側近も紳士だということですな。
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冒頭の質問に対し、私はまずはこの「素敵な異性」(私の場合女性)とバータイム(バーがあるのか知らないが)を過ごすことを考え(笑)、

親友の運転で病んだ老人を家か病院まで送ってくれ


と答えた。

もちろん最初に女性にこれでいいかい?と同意を得てから。ダメって言われたら、女性の運転で病んだ老人を送ってもらうか、女性が免許を持っていなければ、この女性と親友が2人キリになることを同意すれば、私の運転で病んだ老人を送る。それもヤだと言われたら病んだ老人の運転で女性と帰ってもらうしかないが、どのくらい病んでいるかによるし、免許を持っているかわからない(笑)。

質問者の女性が言うには、親友に運転させて病んだ老人を送らせて、女性と2人キリになったら「この女性を襲う」と答えると、それはサイコパスの考え方らしい。
いや、女性を襲うこと自体、サイコパスだろうとパンパースだろうと犯罪だ。
考えつきもしない。

だから近くにバーがあることにしてくれと注文を付けておいた(笑)。

すると、「自分が運転して女性を乗せてどこかへ連れ去る」と答える人もいると言う(笑)。
ただの拉致ですな。

しかし、私の答えも、自分以外誰も免許を持っていなければ、私が運転するしかないので、病んだ老人を送る以外に選択肢はないが、信用できない(笑)親友なら残された女性の身の安全を考えた方がいい。その場合は病んだ老人か女性をトランクに入れて、親友だけ残して走り去るだろう(笑)。

そんな状況を理解しない親友とはどうせ続かないし。※親友が男だという前提で。

“今こそ「オレに構うな行ってくれ」という台詞を言うんだ”と(説得)し、カッコイイシーンを演出する手伝いはするし車からBGMも流す(笑)。

もし自分以外誰も免許がなく、なおかつ親友が女性だったら状況は更に難しい。病んだ老人に車の鍵だけ渡して皆でバーに行くというのはナシだ(笑)。
更には自分も免許を持っていなかったら車自体役に立たないし(笑)。

確率で言う“場合の数”ですな。
いろんなシーンを想定していくと1つの質問も何度も楽しめる。

この質問者の女性は、いつも私にお酒のつまみを与えてくれる。エサじゃなくて(笑)。

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エンディングはこの曲で When I Dream At Night by Marc Anthony
ルチアーノショー9F BGMでお馴染みのこの曲。ノスタルジックだ。

それではまた来週。ごきげんよう。

ロマンに酔いたくなったらルチアーノショーへ。

Photographer: Charlie

あとがき
日本人3人がノーベル物理学賞を受賞し、身内でもないのにそのくらい嬉しい。
日本人のノーベル物理学賞受賞に乾杯したい」と言っていただけたら、私チャーリーからカクテルまたはビール1杯プレゼントキャンペーン(?)実施中であります。10月30日まで。
昨日の皆既月食もしっかり堪能したチャーリーであります。

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by charlie-ls | 2014-10-09 00:00 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

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