本日はこちらのブログから。

目標をあきらめないために : 山口真由オフィシャルブログ
http://www.mayuyamaguchi.com/archives/1058672055.html


とてもいいポストだ。言うまでもないことさえ言うまでもないが、頭が良くないと気づくことすらない世界が映っている。それと育ち

眼球というレンズがとらえた映像も、どこにフォーカスを合わせるかは脳が決める。
脳の能力は、知能に加え、精神(性格)が大きく影響する。
精神には大方育った環境が投影される。

“育ち”は重要だ。


今の日本に武士道のような精神は見る影もない。他人を叩いて叩いて、それも集団で1人を叩いて。
ボクシングで言えば、みんなでよってたかって殴って、ダウンした相手を10カウント中も踏みつけて、ゴングがなって試合が終了してもみんなで唾を吐きかけて、小便をかけて、運ばれる最中も石を投げて、入院先でも写真やビデオを撮って晒して、その入院費があれば何人の人が助かるとか比較し、もし死んで保険金が入ったらその使い道まで指図するような。

連日新しい標的を見つけては叩き続ける。
いつからなぜそんなにこの人を憎んだのだろう(会ったこともないのに)と不思議なくらい攻撃する。

数年前、米軍の特殊部隊員が戦地で捕まり、集団暴行を受け公開処刑され、死体を車で街中引きずり回し、更には橋に吊される姿が現地放送で晒されるという悲劇が起きた。捕虜の扱い関する条約も何もない国だから、先進国や西側ルールが通用しないのは仕方がないが、人としてのルール(基本的人権とか)がない世界もあるのだなと胸を痛めた。

家族の事とか考えたら到底できることではない。
でもそれができるということは、家族も周囲の人も全員苦しめてやろうという域ではなかろうか。

今の日本の袋だたきブームに、何か似たものを感じる。
戦場では、親や先祖、家族や大切な人が他国の軍人に殺されたとか、それなりの理由があるかもしれない。が、今の日本人の排他性・攻撃性には大した根拠がなく、自分が不幸(といっても世界的に見れば十分に恵まれている)なのはこいつら(政治家など)のせいだと言わんばかりだ。全て人のせい

手がつけられないまでに野蛮化している。

もはや同じ「人」同士の議論や戦いではなく、インドなどで見られる(カースト制度における)階級の違いから連日のように起きている婦女暴行事件のように、根底にある物の考え方の違いさえ感じる。

それがまさに格差なんだろうが。

幸せを感じ取る能力が欠けていると、自分だけが不公平で不平等な環境下で苦しんでいると思ってしまう。そして感謝すべき人にさえ、後ろ足で砂をもかける。不幸まっしぐらだ。

自分の代では手に入らない幸せもある。実らない努力もある。それを次の世代に希望を託す。次の世代に見果てぬ夢を託す。という心で育てられた人と、そうでない人では、この女史のポストの受け止め方もまた大きく違うのだろうなと思う。

世の中の上司や先輩達が新入社員や若者に向かって、

-引用-「何言ってんのよ。私はあなたたちを通して未来を夢見てるんだから。私たちの世代がつまずいた壁を、あなたたちはやすやすと超えていけると思ってるんだから」-引用-

と言ってあげられたら、もっとすくすくと育ち伸びたであろう人材を山ほど見てきた。
育てるどころか、明らかに時代に取り残されているにもかかわらず、お前にまだ早いとでも言わんばかりに前に出ようとする“先輩”達があまりにも多い。独占欲、支配欲、自己顕示欲、承認欲、そういったものの塊なのだろうと思う。

心が貧しいと、何を得ても満たされない。
「得た」ことにも気付かない。
親の言葉だったり、他人から日々学んでいることだったり。

心の豊かさとは、親から譲り受け育まれるものだと私は思っている。
これだけ多くのことに気付くことができる女史(とその家族)って、純粋にスゴイなぁemoticon-0126-nerd.gifと思って読ませてもらった。

いや、そんな記事を沢山ご紹介したいという気持ちで、あれこれせっせと読みあさっているのだが、なかなかそんな文章に巡り会わず。私のアンテナが錆びているだけかもしれないので、とりあえずお風呂にでも入って、塩で清めて(笑)、本日のスタートを切りたい次第であります。

関連記事:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。

女史には是非ともオックスブリッジアクセントで英語を喋ってもらいたい。

チャーリー
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2016-06-27 09:02 | 個人ブログ | Comments(0)
今回はこのテーマ。

不登校になった小中学生、6万5000人 21年間でほぼ倍増
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/30/children-withdrawn-from-school_n_9122234.html


都道府県別の人口比データが見たい。
都会型不登校と田舎型不登校は、不登校になる理由が異なるだろうと推測する。

ニュースで田舎の成人式の様子を見る限り、不登校も1つの正しい選択である可能性もある。

/*
参考までにこの記事を。
【地方の暴走族激減】少子高齢化で仲間いない、バイクもない
*/

都会型なら「親と一緒に海外旅行」などが優先される可能性もある。周囲の刺激が多い分「学校よりもっと勉強になるもの」として、親自身が先進的な思考である確率が高い。またそういう親子を、学校や生徒(+その親)も含め受け入れる環境がある。

そして、先生よりもはるかに所得の高い親が、学校の価値をどう判断するかは大きい。友達もまた、そういった友達の親を羨ましがったり、「勝ち組」として持てはやされたりもするため、同じ不登校でも「気分」が違う。

実際に、学区境目に住んでいる人が、都心3区(中央・港・千代田)の学区になるよう、わざわざ住民票のためだけに安アパートを借りるということもある。「付き合う人達が変わる」「子供が受ける刺激が違う」という理由でだ。

/*
都心3区と言われる、中央・千代田・港区は、世帯年収が1,000万円を超える世帯が20%以上にも及ぶ。東京ではこの3区のみ。全国では神奈川県青葉区を含め4地区のみ。
f0337316_02522532.png
世帯の年間収入マップ
http://shimz.me/datavis/mimanCity/

*/

それに、これだけ「成功本」セミナーが売れる時代だ。親たちが、学校の先生を「成功者」として見なすかというとそうではなく、もちろん先生は成功者として壇上に立っているわけでもなく、時代が「時間」に求める価値の変異によって、親がどうしても学校にやりたいかというと、そうではないんじゃないか。いつでも「先生の話を聞く」よりもっといいものに目を向ける構えでいるんじゃないか。これは子供の心理ではなく親の考えだ。

典型的な例として、有名塾や予備校通いの生徒は、頭っから学校の授業や先生が眼中にない。下手すると、落第にならない範囲で休み、人が学校に行く時間=寝る時間程度にしか考えていない。親子して。

現在は心理的要因などで年間30日以上休んだ場合を不登校としている。

ただの推測に過ぎないが、例えば東京オリンピックの時に、子供に学校を休ませて田舎から上京するケースよりも、子供に学校を休ませて開会式・閉会式を観に行く都会の親子が多いだろう。1日2日くらいいいじゃない的な。そしてその高価なプレミアチケットを手に入れるお金と手段(ツテ、コネなど)を持った親がそれなりの数いる。そこで馬鹿正直に「オリンピック見に行くから休む」と申告するのか、適当な理由をつけていわゆる世間から見た「ズル休み」をするのか。

オリンピック会場近隣のタワーマンションに住む子供なら、ベランダから望遠レンズでビデオ撮影してYoutubeにアップし、一稼ぎなんてこともあるかもしれない。もう時代が違いすぎる。

そのうち子供は、学校よりも家族旅行やオリンピック観戦、サイト運営などの方が楽しくなり、単純に「学校行きたくない」と言えば、統計上は同じ「心理的要因」による休みとなる。

この場合は「未然に防ぐ」という対象自体にならないだろう。方法は、豊かな家よりも、更に有意義な環境を提供するしかないからだ。親が許容している限り、子供を学校に引っ張り出すのは難しい。

子供の不登校に限らず、大人の会社勤めも同じだ。「粗大ゴミ」とさえ呼ばれ、家にいると居場所がないから会社に長居したり、自ら進んで休日出勤した世代の男性陣や、家の方が楽しいから家族旅行のためにサクッと休みを取る人もいる。食べるお金に困っていて、休んでる場合じゃないから会社に行く人もいる。家にいると、家の手伝いや買い物にかり出される(出費)から、それが嫌で会社に行く人もいる(笑)。

要は、人は休む価値があれば休みを選ぶということだ。
同じように、必ずしもイジメなど精神的苦痛だけが不登校の原因ではない。と考える。

ただ大枠だけを報道していても、「大変ね〜」で終わってしまう。できれば都道府県別、世帯所得別にデータを出してほしいところだ。データジャーナリズム的に。そうすると各地からの反響で、大凡の事実が見えてくるはずだ。

参考資料:
大学入試も“お受験”時代? 親の付き添い増加
http://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/201602/0008768492.shtml

そのうち、親といる方が落ち着くという理由で学校に行かない子供も増えそうな気がする。

Photographer&Engineer: Charlie
JAPAN MENSA会員
AEAJアロマテラピー検定1級、AEAJ認定環境カオリスタ、AEAJ個人正会員。

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2016-02-01 00:18 | 個人ブログ | Comments(0)
ルチアーノショー寄稿ブログ

こんな記事を見た。

将来のエンジニア不足を回避するための子ども向け小型コンピューター「Micro Bit」
http://gigazine.net/news/20150708-micro-bit/


大英帝国は、なかなか勢いづいておりますな。
日本は今のところ大した資源がないので、農業国に戻る決意がないのであれば、いっそ頭脳戦に持ち込みたいところ。

記事によると、2020年には140万人のプログラマーが必要で、今のままだと2020年のプログラマー人口は約40万人程度であり、アメリカだけでも約100万人のプログラマーが不足すると予測されているらしい。
※「Micro Bit」はイギリス国営放送BBCが開発中で、統計はアメリカのものが記載されている。

オバマ大統領は、アメリカ国民に向けて「コンピューターサイエンスを学ぶことはあなただけでなく国の将来にとって重要なこと」と語りかけ、
という点が印象深い。

これからのちびっ子は、とりあえずパイソン(Python)で入門し、小学生くらいでPHPSQLでWEBサービスが動かせるようになって、中学生でネットワークプロトコルを、高校で暗号学を、大学でシギントを学ぶという流れができれば、将来が明るいんじゃなかろうか。

“天才”にはギフテッド教育を取り入れ、より一層(上方向への)“振れ幅”を柔軟に吸収してあげられるとなお良い。

/*
与えられた能力は存分に発揮することこそが最大の感謝ではなかろうか。出し惜しみしたり押さえつけたりするのは、買うだけ買って使わずじまいの宝の持ち腐れに似ている。
そう考えたら頭脳しかり、足が速いとか、美人とかハンサムとか、スタイルがいいというのも与えられたギフトの1つだと思う。
*/

あとは英語さえできれば、国内で仕事がなくとも世界中のどこかで「日本人エンジニア」というだけで歓迎される。
※「日本人」ブランドは東南アジアだけじゃなく、東欧諸国でも名高い。

生粋のC言語ソフトウェアプログラマを目指すにしても、WEBサービスの運用は直接利用者(消費者)からのフィードバックが得られ勉強になるため、中学校・高校あたりでショッピングサイトやちょっとした掲示板の運用などを実習に取り込むと効果的だろう。
アメリカで言うと子供達に「経営ごっこ」をさせて相場や価値を学ばせる感じ。
料理人で言うならば、厨房で作り上げてホールスタッフが運ぶのと、カウンター越しにお客さんの目の前で仕上げ、自分の手で料理を提供する違いに似ている。態度が気に入らないとか、話がつまらないとか、もっとイケメンいないの?とか(笑)、キッチンの中にいれば言われなくて済むような専門外のことまで言われることもある。
最終的にどっちのスタイルにするかはその人の好みだが、プログラマーにおいてもナルシストエンジニアにならないように、一度は自らサービスを提供することが望ましい。そうすればお客さんだけでなく営業職が望むことも理解できるようになり、結果として自分自身も組織の中で仕事しやすくなるはずだ。
ってことを、中学校あたりから教えてもいいんじゃないかと私は思う。そうすれば、成績が良かったのに稼げない、IQが高いのに出世しないという人達も減るに違いない。

f0337316_14105283.jpg
自宅のフレンチ・マリーゴールド。

ちょっと話は飛んで、日本は憲法9条によって戦争は放棄し、永世中立国という立場をとっている。
サイバーアタックについてはどうだろう。
「サイバー戦争」という言葉もあるように、例えば米軍は国家を脅かすサイバーアタックは戦争と見なし、物理的報復(武力による)を行うことをほのめかしている。
「ネットワークに侵入したらミサイルが飛んできちゃった」は代償が高くつく。ある種の「抑止力」という考え方だろう。
ただしサイバーアタックはほとんどの場合、世界中のゾンビサーバーを経由して行われるため、単純に発信元IPアドレスの拠点にミサイルを撃ち込めばいいというものでもない。

日本も、永世中立国だからといって、国民の情報が根こそぎ持って行かれるのをただ指をくわえて眺めているわけにはいかない(はず)。
しかしサイバーアタックを「戦争」として見なすのならば、日本は反撃はできず、ひたすらに防御に徹するしかない。
この「防衛」を自衛隊の管轄にしてしまうと、より9条の適用を受けやすいので、日本においては警察庁(など自衛隊以外の組織)の管轄にし、サイバーアタックは戦争とは“別枠”として、必要に応じて反撃を許可する構えにした方が良いと思う。

※そもそも9条自体がどうなるのか不明だが。

/*
国外の敵と国内の敵の管轄をわける必要があるなら、FBI(米国内)とCIA(米国外)、MI5(英国内)とMI6(英国外)といったように、日本も外務省・内務省に諜報・シギント専門部署があってもいいんじゃなかろうか。
*/


なぜならネットワークの防衛には限界があり、相手が自主的にやめない限り、目的が達成されるまで機械的に永遠と繰り返されるから。従来の武力戦のように「体力の消耗」とか「燃料切れ」という終わりがないので、守っているだけでは守り切れない。
例え侵入されなかったとしても、その間ネットワークが麻痺し、メールやWEBサーバーの接続遅延などが生じ(例えば買い物ができないなど)、当事者以外にも多大な損失と迷惑がかかるため人ごとではない。

オバマ大統領の言う「国の将来にとって重要なこと」とは、その辺のことも含めてだろうと受け止めている。

だからこそ中学生くらいから徹底教育しておけば、“技術”で国防に貢献できるかもしれない。

f0337316_14105255.jpg
久しぶりに蝶ネクタイを締めた。

サイバーアタックがどのくらい手強いかと言うと、05月から騒がせている、日本年金機構から125万件の情報が漏えいしたというニュース。
ニュースを読んでいる限り、職員の不手際(うっかり変な添付ファイル開いちゃった)が全てだと私は思うが、一方でセキュリティ各社からは、近年もう「限界」の声も出始めている。

「アンチウイルスソフトは死んだ」とノートンで有名なシマンテック幹部が告白、半分以上の攻撃を検知できず
http://gigazine.net/news/20140507-antivirus-software-is-dead/


現在のアンチウイルスはブラックリスト方式だ。
基本は全員許可だけど、変な人を見つけたら拒否リストに入れるというやり方。
よって「変な人」は最低でも1回は変なことができる。
「変な人」と認定されるまでブラックリストには載らないし、載るまでは一般人であるという点が問題。
例えるならショッピングモールだ。
潜在的に「問題」(犯人)が潜伏しているということになる。
未知の問題を防ぐことはできず、サンプルを必要とするため、この方式によるアンチウイルスは1人以上の犠牲者・被害者・感染者がいなければならない。医療用ワクチンの開発に似ている

一方でホワイトリストとはその反対で、基本は全員拒否だけど、許可する人のリストを作るという考え方。
リストに載っていない人は最初から入れないので、問題が起きるとすれば「ホワイトリストの中に名前のある人」という絞り込みができる。
当然、他にも「 いい人」がいればホワイトリストに追加することができるし、削除することもできる。ある種「会員制クラブ」のようなもの。
外部で未知の問題が起きても、初めからリストに載っていないのでまさしく「蚊帳の外」だ。
よって「世界初のウイルス」が届いても、リストに名前がないので、無条件に却下される。

では、さっさとホワイトリスト方式にしたら?
と言いたいところ。

ファイヤーウォール(ネットワーク接続の許可・不許可をする装置、またはソフトウェア)の世界では、既にホワイトリスト方式は一般的だ。
基本的に外部(グローバル)からの接続は全拒否指定し、WEB(80)やSMTP(25)など必要なポートのみを解放する。データベースなど守るべき顧客情報は内部(ローカル=LAN側)からしかアクセスできないようにしているケースが多い。

ウイルス対策もそうすればいいじゃない。
確かにそうなんだけども、それがなかなか難しい。

メールの添付ファイルには主に写真やエクセル、ワード、PDFなどのファイルなどがある。
拡張子を見れば、.jpgや.xlsx、.docx、.pdfなどパッと見問題なくても、ウイルスとは拡張子を偽っているケースが多い。
そこでアンチウイルスの出番だ。メールが届いた時点で添付ファイルを自動スキャンし、ウイルス定義リスト(これがブラックリスト)に載っている形式であればウイルスとして断定し警告を表示(更には検疫、除染)する。
問題は、このブラックリストに載っていない未知のウイルスだった場合。

前述の「アンチウイルスソフトは死んだ」というのは、初めてのウイルスや攻撃手法に対応できないことを指している。

そこで、エンジニアを呼びつけ、「おい、エンジニア。このファイルは開いて大丈夫なのか」と聞いてみる。
「いや、そんなのわからないっすよ。何かで中身を覗いてみないことには。拡張子的にはJPEGっすけどね」
「理屈はいいから、早くやれ。クライアントが待ってる」
「あっ、はい」
的な。

エンジニアはマクロなのかバイナリ実行形式なのか、とりあえずは添付ファイルを実行(起動)させない方法で中身を覗き(爆弾処理班がまずはロボットとスコープで構造を覗くのに似ている)、怪しげだと判断すればそう伝えるだろう。
全員が素直に従えば最低限の水準は保てるが、今回の日本年金機構の問題でも同じく、「業務の都合」による合理化の中で、本来の確認手順が省略されてしまうということは、日常的によくあることだ。

※下記記事「3」に詳しい。

日本年金機構の情報漏えい事例から、我々が学ぶべきこと
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/11682


未知の問題には、こうして人間の眼による判断が必要となり、例えホワイトリスト方式にしたとしても、リストに加える・加えないは担当エンジニアが判断することになる。

では、エンジニアが休みの日はどうだろう。
添付ファイルを開く・開かないの判断さえできない。
※ここでまさしく「業務の都合」による手順の省略が生じかねない。

ここ数年、私が懸念しているのはこの点だ。
情報の出入りの許可証を発行するのが、オーナーや役員、管理職ではなく、担当エンジニアであるという点。

ちょっと角度を変えた例え方をすると、「役員は金庫の開け方知らなくていいから、アンタ覚えて」的な。

もちろん技術に明るいオーナー、役員、管理職の会社は問題ないが、「俺が解らないからお前を雇ってんだ」的な会社だと、場合によっては全てを乗っ取られる可能性さえ秘めている。
何かあった時に、全責任を押しつけるのには都合がいいが、何もない時に何かが起きていることを判別・調査する方法(能力)がないまま先に進むのは危なくないだろうか。Wi-Fiのセキュリティのように、エンジニアは全部覗こうと思えば3分もあれば十分なのだし。

f0337316_14105188.jpg
黄色、オレンジ、フレーム(縁取りのあるもの)の3種を育てている。


ハッシュ値の有効性 ITに疎い裁判官が起こした問題 (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1109/10/news001.html


上記の記事は、裁判官も技術に疎いと有罪・無罪の判決さえ間違えかねないという事例。
もはや何を罰し、何を無実とするかをジャッジすべき能力を有していない印象だ。

物事の善悪を判断するにもそれなりの知識と頭脳が必要になった。
より複雑な時代になったなと思う今日この頃。

この15年、「優秀なプログラマー・エンジニアを雇いたいんですけど、優秀かどうか判断する能力がなくて。何かいいテストとかあります?」という話をよく聞いた。確かに自分が同等以上の能力を持っていなければ、相手の能力を評価するのは難しい。
最近では公の問題を公に解いてみせ、その得点をプロフィールに公表するという“検定n級”的な仕組みもあるようで、評価しやすさという意味ではずいぶん前進したが、それ以上に重要なのは、組織の基幹に入り込む職種なので、人間性や精神面での適性検査も整備した方が良いと私は思う。

軍人の士官テストにIQテストや精神鑑定を行うように。
例えば、戦争に行けばどんなに訓練を積んだ軍人でもPTSDになりうるが、特殊部隊員はPTSDにそもそもなり得ない精神の持ち主であると判定された結果選ばれると聞く。

Wi-Fiアンテナの設置1つ任せるにしても、もし目の前に、大金となりうる情報が転がり込んできた場合に、適切かつ道徳的・倫理的な判断ができるエンジニアかどうか。
結局のところ最後は人間性ですな。

f0337316_14125744.jpg
“サファリ”というシリーズ。これが一番好き。炎天下の中撮った。


そして、どれだけ規定を整備してもこんな人もいる(笑)。

ヒラリー・クリントン氏の電子メール問題、知っておくべき5項目
http://jp.wsj.com/articles/SB11167655035836774773204580497364140217380


NSAやCIAも頭が痛いでしょうな。
「どこから漏れたんだ!中国からのサイバーアタックか?内通者か?」と調査が始まると、「前国務長官の私的メールからでした!」「よし、わかった」黒マジックで塗りつぶし)的な。

パソコンも携帯電話もなかった年代の人なので、ついうっかりというところなのでしょうな。
「いいじゃない、これくらい」的な。


そんな本日のBGMは、Short Change Hero by The Heavy
英語ができない私は歌詞はわからないが「続・夕日のガンマン」を想わせる雰囲気のある曲だ。


次回はうって変わって『ダイエットってそんなに大変なんですか』をお届けしたい。

■本日のリンク
年金機構感染のウイルスは「バックドア型」 昨年、大手企業や衆院議員も標的に (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/03/news058.html

年金情報流出:遮断遅れ感染拡大 新種ウイルス検知できず
http://mainichi.jp/shimen/news/20150602ddm002040077000c.html

東芝、理論上“盗聴が不可能”な量子暗号通信システムの実証実験を開始
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20150618_707679.html

「1兆の500乗」通りから瞬時に実用解を導く半導体コンピュータ、日立が開発 量子コンピュータに匹敵
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1502/23/news119.html?fb_action_ids=1877153995842571&fb_action_types=og.likes

従来の1000倍の処理速度を持つ新型メモリーをIntelとマイクロンが生産開始
http://gigazine.net/news/20150729-intel-micron-breakthrough-memory/?fb_action_ids=1876891772535460&fb_action_types=og.likes

IBMが10nm世代を飛び越えて7nmプロセスの半導体チップ試作に成功しムーアの法則が堅持される見込み
http://gigazine.net/news/20150710-ibm-7nm-chip/

Photographer&Engineer: Charlie

Homepage
Facebook
Twitter
Instagram
ルチアーノショーで働くスタッフのブログ
専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ(過去ログ)
専属カメラマン★チャーリーの部屋(過去ログ)

ルチアーノショー
TEL : 03-3531-4851

by charlie-ls | 2015-08-06 16:39 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

私のオートクチュール香水「銘シーン」(Meilleur Moment)すなわち「メヤママ」は最近アガタの“お気に入り”となった。
2ヶ月ほど前の「第一印象」はあまり良くなかった様子だったが、時と共に、心境と共に香りの好みは変わる。季節の移り変わりのように。

「見た目はヒドイけど喋って見たら案外イイ人ね」的な感じだろうか(笑)。

香りの好みが合う人は、総じて相性が良いと言うが、この説は、香りが大脳辺縁系にダイレクトに伝わり、大脳辺縁系は「本能」を司ることに由来している。知識や情報に左右されにくい。
しかし私とアガタの相性はと言うと、1/38500秒では非常にしばしば(very often的に)ズレる(笑)。

ちなみにメヤママの非公開成分7種の当選者はまだ出ていないし、ブログ記事も自動的に消滅していない(笑)。
ソムリエ達よ挑戦してみないか。ボランジェを手に入れてみないか
f0337316_17232078.jpg
アガタの好きなレモングラス(左)と、ロキシーの好きなミルラ。

レモングラスの香りを好む人は、筋肉疲労の傾向が見られると言うが、アガタに尋ねたところ実際にそうだった。ショーダンサーで毎日4時間踊っているのだから当たり前と言えば当たり前だが、香りの好みは人のその時の状況を見事に表してくれる。ちなみにレモングラスはイネ化で草から抽出される。名前とは裏腹にレモンとは全く関係ない別物だ。

一方でロキシーはミルラ(没薬)が好きという。ミルラはカンラン科の樹脂であり、古くは“ミイラ作り”に使われていた。
以前Facebookで全身に包帯を巻いたロキシーの写真(コスプレ?)を見たことがあるので妙に納得した(笑)。
f0337316_21222325.jpg
ワインも先に香りで選べたらいいのにと思うことがよくある。
そうすれば本能的に欲したものを選択できるし、今の自分に最も必要なワインを選ぶことができる気がする。
しかし一度抜栓したら2〜3日しか持たないので、香りだけテイスティングするということはなかなかできない。そもそも開けたら最後、ボトルは買い取るしかない。

ワイン選びも値段が高くなってくるとなかなかギャンブルだ。
幸いにもカリフォルニア・ワインで「ハズレ」だと感じたものはほとんどないし、ルチアーノショー・セレクションのワインは非常に優れていて、コストパフォーマンスも高い。
昨年ルチアーノショーでバイ・ザ・グラス提供されていたダリオッシュ・ワイナリーの赤ワイン「キャラバン」は、グラスにしては2,900円と高めだが、絶賛に値する程のコストパフォーマンスを誇っていた。
f0337316_20325151.jpg
白い砂の砂漠とキャラバン。ナガイ作。

「ハズレ」を出さないためにもソムリエという仕事があるのだが、個人的なことを言うと、フランスワインはなかなか私の好みにはマッチしてくれない。
過去(もう7年以上前だが)に飲んだフランスワインで美味しいと思ったものは、ペトリュスとラフィット、バタール・モンラッシェ(の一部)、シャブリ・グランクリュのみ。ソムリエに勧められるままに注文したものだったが、美味しいものの値段も高い。

私なら“ジャッジ”と“ボンド”(いずれもカリフォルニア)。
※瀬戸秘書室長のブログ「パリブラインドテイスティング事件の再来」ではVIPによるジャッジとバタールの豪華飲み比べの様子が綴られている。時の流れは早くもう3年も前の記事だ。
f0337316_17592597.jpg
f0337316_17590069.jpg
ボンドは5種あり、その中でもヴェッシーナとクエラが好き。

ジャッジ(シャルドネ)とボンド(カベルネ・ソーヴィニョン)はここ6年以上変わらず好きな銘柄だし、飽きさせない魅力があるので、自信を持っておすすめできるワインだ。ビンテージごとの差もそれほど激しくなく安定していて、パーカーポイントも常に95点以上を堅持している。

なぜこの2本が好きなのかというと、それはまさしく“香り”が持つストーリー性、ドラマ性だ。
ルチアーノショーでは、ワインの色を見るんじゃない。色気を見るんだと教える。
どれだけ葡萄の品種や年数を感じ取っても、その向こう側のドラマが見えてこないと、ワイナリーの信念や思い入れを理解するには至らない。
それは野菜も同じで、マイク・タケダのブログ「野菜農家 浅野悦男×ダリオッシュワイナリー ダニエル×赤髪のロキシー」でも語られている。
これらは勉強や訓練よりも、人間として感性が問われる領域ではないかと思うし、一番難しいそこを追求しようとするからルチアーノショーはオモシロイ

ルチアーノショーがオープンして間もない頃よく見かけたシーンがある。
まだ若干20才ちょっとのスタッフに、研修で高級なカルトワインをテイスティングさせる。
スタッフ:私にはまだもったいないです。
教官:いいよ、いいよ。飲んでみて。
スタッフ:いただきます。
スタッフ:美味しいです。いやぁー素晴らしいですね。酸味といい舌触りといい、深みのある味わいといい。
教官:高いからそう感じる?
スタッフ:いえいえ、そういうわけではなく・・・。
教官:自分でお金払うならこの前のとどっち選ぶ?
スタッフ:前回の方を・・・。
教官:今回のを選ばない理由は?
スタッフ:少し苦みというか、青臭ささを感じまして・・・。
教官:遠慮せず好みを言っていいよ。
スタッフ:前回の方が好きです。あの華やな香りが強く印象に残っていまして。
教官:それが本音なんだから自信のある方を売ろう、いいね。

自分が自信を持てないものを売っちゃいけないというルチアーノショーの科学である。
ワインの渋みとか酸味とか舌触りとか色とかビンテージとかはプロなんだから当たり前に学習するとして、「あの華やかな香りが」とときめいた表情で語られると、何か思い入れというか強いアピールを感じ、おっ飲んでみたいなと思う。

もちろん、人生経験もそうだし、いろんなもの飲んで年数経たないとわからない味ってものもある。
しかしそれを若手に追求してもしょうがないし、早く年を取らせる必要もなく、むしろ若さは若さとしての良さがある。

「今の自分」で自信が持てるものをすすめようってことですな。

一方余所で食事すると、飲んだこともないワインや高いお酒を知識だけで「おすすめですよ」と売ろうとしてくる人がいるが、ルチアーノショーでは「何を根拠におすすめなんだい?」と追求される。結局は「カタログ」上のスペックでしかない。
このインターネットの時代、WEB上のどこかに載っている情報だし、手持ちのiPadでそのまま検索することもできる。知識・情報というものは専門家だけのものではなくなった。
印象を尋ねると、飲んだことないもんだから苦し紛れに「飲みやすいですよ」なんて言われる。そもそも飲みにくいワインは出さないでほしい(笑)。

目を開け。口を開くな。 by ゴッドファーザー
考えるな。感じろ。 by ブルース・リー

そういうことじゃないか。

そんな本日のBGMは(久しぶり)GoldenEye by Tina Turner(007 "GoldenEye" Theme)
f0337316_21394864.jpg
映画スカイフォールに登場したブルドッグの置物。ボンドの上司「M」の机の上に置かれていた。

“香り”を学ぶと、「空気を読む」の意味がわかってくる。
アロマでもワインでも、どんなに知識・情報を身につけ、どれだけカウンセリングしても適切なものが提供できない人もいれば、初めて会ってわずか数秒で相手が欲しているものを提供できる人もいる。
オーラを読み取るのか、波動なのか間合いなのかわからないが、まさしく「本能」による触れあいの領域ではないかと思う。

色を見るんじゃない。色気をみるんだ。
それは見えてないものを感じ取るムーディーでロマンのある世界である。

そこを追求し科学するルチアーノショーでは、是非「私っぽいワイン」「私に似合うカクテル」なんてオーダーをお試しくだされ。

あとがき
傘がないネタがない後がない籍がない屋根がないと、追いかけられるかのように綴り続けたルチアーノショーの支配人であり文人米澤の最新ブログ「清く、正しく、美しく」は、何か今までになく心が澄み切った印象を受けた。

ブログデビュー(私と同時期)から1年経った今も相変わらず胸板の薄い米澤 儀明
何かの予感を感じずにはいられない。

静かに幕を開けたルチアーノショー第10シーズンは、史上初のショーのない“新しい火曜日”を打ち出している。

あなたの人生の銘シーンはここで生まれる。
私はそう信じている。

Photographer: Charlie

Homepage
Facebook
Twitter
Access MAP
ルチアーノショーで働くスタッフのブログ
専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ(過去ログ)
専属カメラマン★チャーリーの部屋(過去ログ)

ルチアーノショー
〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon 9F
03-3568-4818

ミニマムペアプラン
ピッツァ1枚+ロバート・モンダヴィ「ツインオーク」(赤または白)1本でペア6,000円(2人で)はいとをかしすぎる。
※消費税、サービス料、スタンディングテーブルのカバーチャージ込み。

by charlie-ls | 2014-05-22 02:09 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

せっかく専用サイトに隔離(移設)されたんだから、番外編を書いてみた。

チャーリー怒りの十割そば。
※ランボー怒りのアフガン的な。

昨年あたりから食材偽装問題が世間を賑わせている。
私は意図的な偽装(悪党)と「無知」が混在していることもわかっている。

無知って怖い。

外国人の知人女性が、私の「小麦の世界。小麦アレルギーとグルテンフリーの考察。」を読んで「そばに小麦は入っているか」と質問してきた。
“十割そばには入っていないが、それ以外は小麦が混ぜてある”と答えた。

そこでこの外国人女性は、お銀座のデパートで「十割そば」を買うことにした。
いわゆる一つのデパ地下で、マネージャーか責任者っぽい人に尋ねた。

「100%そばはどれですか」

なんと、わからなかったそうだ(笑)。

「初めてそんなことを意識した」という顔で袋の裏面を全部見ながら「これも小麦が入ってますねー」「これも混ぜてますねー」と言いつつ、いきついた唯一の「十割そば」を手にし「これそば100%ですね!」と得意げに差し出したらしい。

それを聞いた私は怒った
「おこった」んじゃない。「いかった」のだ。

そんなに無知でいいんですか、売り場の責任者が。

ワインなら葡萄聞かれることと同じじゃないか。
聞かれてから「うわー、これみかん入ってますねー」じゃないでしょ。

ルチアーノショーだったらそもそも「混ぜ物は置くな」と言うに違いない。
それでもどうしても需要があるならば、説明をした上で提供するというレベルだろう。
だって、小麦アレルギーだったらどうするの。

アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓子の違い。
フレッシュジュース、ストレートジュース、濃縮還元ジュース、清涼飲料水の違い。

ルチアーノショーでは当たり前に教育される。
カメラマンの私さえも教えられる。ブログに変なこと書かないように。

このウォッカは小麦ベースかライ麦ベースかとさえ聞かれる。
ルチアーノショーが突出して素晴らしいのかもしれないが、「プロフェッショナル」って本当はそうじゃないか。

だって店員が「無知」で「間違えただけ」だったとしても、買わされた消費者から見れば「混ぜ物」なんて詐欺みたいなものですよ。
消費者が小麦入りを望んだのならそれは好みだからかまわない。
でもこれだけ小麦アレルギーの人がいるんだから、パスタと違ってそばは小麦前提食品ではないのだし、把握してなきゃだめでしょ。

ちゃんと仕事しようよ。

怒ってばかりじゃいけないので、道ばたで見かけた綺麗な花の写真を。
f0337316_20452613.jpg

ちゃんとしたディナーが恋しくなったらルチアーノショーへ。

Photographer: Charlie

参考資料:江戸の昔から蕎麦の最高峰は十割蕎麦 -蕎麦Web-

Homepage
Facebook
Twitter
Access MAP
ルチアーノショーで働くスタッフのブログ
専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ(過去ログ)
専属カメラマン★チャーリーの部屋(過去ログ)

ルチアーノショー
〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon
9F:グリル&シガーバー 03-3568-4818
10F;レストラン 03-3568-4820

by charlie-ls | 2014-04-28 20:48 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

カメラマン☆チャーリーのブログ


by チャーリー
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31