ルチアーノショー寄稿ブログ

多分”、“恐らく”こうだと思われている期間が長く続くと「暫定事実」(=ほぼ間違いない)と化し、そのうち人は何の疑いも持たなくなる。

コレステロール制限必要なし=食事摂取で新見解―米当局
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201502/2015022000168&g=int

アトピー性皮膚炎 原因は細菌の異常増殖か
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/215140.html

上記ニュースはいずれも“新しい”展開だ。
ある1点ばかりを見ていると、すぐ目の前にある真実がいつまでも発見できなかったり。

いろんなことが日々解明されていく中、人間の“記憶”(記録)はちゃんと更新されているのだろうかと思うチャーリーであります。
コンピュータで言えばメモリキャッシュから呼び出しているだけで実体参照されていないような。
使われていない回路は可能な限りスリープし省電力に努める=電流の流れない脳神経は静かに死滅していくような。
地球は常に更新され、人間の脳は昔のまま。なんてことにならないように精進するのであります。

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Apple Watch "SPORT"

そんな私の「思い込み」(我ながらショッキング)をご紹介。

Macからの旅行予約はWindowsからよりも30%単価が高い? - Orbitz調査
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/29/061/


2012年の記事だが数日前偶然たどりついた。
この傾向について、仕事上やむを得ずマックを選択している人を除き、元々Windows機と比べて「高い」と言われ続けたマックを使っている人は、所得が高いか自分にお金をかける人(独身などの理由も含め)なんじゃないかと考えた。

が、「マックは高い」と信じ込んでいる自分にふと気付き、15年来の付き合いになるソニー社の“VAIO”の価格一覧を約4年ぶりに見てみた。
※20年ずっとマックユーザーだが、どうしても検証用Windows機が必要で、常に1〜2台はVAIOを持っている。

するとどうだろう。MacBook Airや新型MacBookと同等スペックの機種はVAIOの方が高いではないか。
※そもそもアップルの筐体素材は原価が高く、機械的なスペック以上の資産(資源)価値がある。
そこでgoogleを見て回ったところ、2012-2013年頃から、「いや、意外にマックの方が少し安い」説があるようだ。

下記の記事は価格比較代表例。
WindowsユーザーのためのMac入門:第1回 Macってどうでしょう。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1409/25/news088.html

私は昔から周囲にパソコン選びについて相談されることが多く、当然これまで迷わずマックを勧めてきたものの、「でもマックって高いからね」と言われると特に調べもせず「そうだね」と返事していた。

すまんっ。訂正する。

どうやら多くの記事を総合的に見て「Windows 8」機が主力(2012年後半)になってから、マックの方が1万円程安いようだ。
※アップルジャパンは為替変動を理由に今年03月に国内価格を10%程値上げしたが、私が必要とするスペックで比較すると1万円以上安いように見えた。

前回のスターバックスでドヤリングの記事を書きながら、どうしてMacBook Airがこんなに多いのだろうかとあれこれ検索・ヒアリングしてみたがそれらしい理由が見当たらず、もしかして価格に大差なくなったんじゃないかと考えてみたのがきっかけ。
最初はiPod、iPhone、iPad、iTunes、App Store、iCloudなどの普及でマックへの乗り換え組が増えたのかと思ってもみた。しかしこの1〜2年は「マックの方が安い」というのも大きな理由の1つじゃなかろうかということがわかった。
※2006年以降、BootCamp機能でマックにWindowsをインストールすることもできるので、価格差がなくなることで、特別な用途を除いて迷う理由も減ってきたかと思う。

「常識」とか「一般的に」という情報が3年も持たなくなりましたな。
2000年頃までは10年(または12年)一周期だったのが、今じゃ「3年」というより、ある日突然どこかの革新的な何かによって覆されることも出てきた。冒頭のコレステロールやアトピー性皮膚炎のニュースのように。

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そして最近あることに気がついた。
クリックという言葉が「最新」から徐々に「現在〜過去」のものになりつつあるということに。

iPhoneやiPadなどタッチパネル端末が主流となり、画面を軽く触れることを“クリック”ではなく「タップ」と呼ぶ。
英語のクリック(click)という言葉は「カチッ」という音のことをいい、パソコン操作のために存在する専門用語ではなく、例えば現地(英語圏)では顎関節症の人の顎の骨がひっかかる音を「クリック音」と言うように、元々は「カチッ」を指す単語だ。

“タップ”だと触れるだけなので「カチッ」と鳴らないから、ネイティブ(英語圏)の人たちにとっては全く別物。

日本人にしてみたら外来語で、その辺曖昧な人が多く、あまり細かく指摘すると「とにかく機械のボタンを押すってことよ、言わなくてもわかるでしょ」と怒られかねない。
しかしタッチパネル端末が当たり前という世代が大人になる頃には、「そこをクリックして(上司)」「すみません、今手元にパソコンないんですけど(新入社員)」「タップのことだから(中間)」という会話も増えるに違いない。

そして大人たちは「若い者は理屈ばっかりで」とため息を漏らす。
いや、あんたが言葉間違っただけだからみたいな。

iPhoneのホームボタンのように2つの機能が付いているケースもある。
こういう場合、タップとクリックで動作が異なるので、もうちゃんと分けて表現・認識しなくちゃいけない時期に来ている。

日本語で言うと「触れる」と「押し下げる」は言うまでもなく異なる。

例えると、戦後間もない頃は多くの日本人にとってフレンチもイタリアンも区別が付かず「洋食」「和食」で区別していたような。
いずれ「常識(教養)化」されてくると、南フランスのとかイタリア南部のとか更に細かくジャンル分けするようになる。ワインもまさにそうだ。
が、地中海料理やスペイン料理、エスニックに中華にメキシカンにと溢れてくるとまた違いがわからない人が増え(興味がない人にはどうでもよくなってしまうことも含め)、「ガスパッチョってフランス?イギリス?」という人も出てくる。そして「どこでもいいじゃん、美味しければ」と締めくくる。
でもよ〜く考えると、言語自体がネイティブ(母国語)だったら言葉を聞けば判別できるはずだから、そのくらい“外来語”には疎いということ。
フランス人に言わせたら「サウンドからしてガスパッチョがフランスじゃないことくらいわかるでしょう」といった感じ。日本人からすると和食じゃないし、中華じゃない(漢字じゃないから)ことははっきりしているような。

※ここで「外国語」と言わず「外来語」と表現しているのは、日本語訳となる言葉が割り当てられず、英語のまま使われているため。「クリック」を日本語に置き換えて説明しているシーンや書物を見たことがない。

タップとクリックの違いはソレと似ている気がする。
変化の最中には気づかず、10年も経過し世代交代を実感する頃に、そういえば「クリック」で通じないことがあるなと気づくのではないかと思う。

/*
クリミナル・マインド FBI行動分析課のシーズン3を見ていたら(2007年/米)「PDA」という言葉が出てきた。
プレンティス捜査官が熟年のロッシ特別捜査官に「PDAに送ります」と言うと「PDA?」という顔をするロッシが印象的だ。
今ではそれを通り越してPDAという言葉は使われなくなった。当時はそれなりに勢いのあったBlackBerry(ブラックベリー)やSymbian(シンビアン)という言葉も日に日に聞かなくなっている。その頃のアメリカの映画・ドラマではブラックベリーがよく登場する。

以前は携帯電話とPDAとデジタルカメラとmp3プレーヤーは別々の端末だったが今ではiPhone(またはスマートフォン)1台にまとまっている。iPhoneは高いが、総合的に見ると全ての端末を個別に買いそろえるよりは安くなっている。これらは物価の動向に大きく影響する。

PDA(携帯情報端末)を最初に世に送り出したのも語源も米アップル社から。まだ1990年代のことで「Newton」(ニュートン)という端末だった。その後Palm(パーム)が流行った(私も持っていた)が電子機器通の間だけにとどまった。
2000年初頭から徐々に携帯電話市場と競合し、2007年米アップル社の「iPhone」によって携帯電話に統合され「PDA」は再定義された。2008年に「Android」が登場し、現在のスマートフォン市場を築いている。
*/

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「音」がない。
iPhoneやiPadなどは、タッチパネルのキーボードで文字入力するのでキーパンチ音がない。
当然「変換」キーや「確定(リターン)」キーを“叩く”あの音もない。
※そもそも「変換」とか「確定」は日本の文化だ。英語圏には変換がないから確定もない。「改行」のみ。
そしてクリック音もなければマウスを動かす音もない。タッチパネル上を撫でるだけ。

気がつけば「音」がなくなっていっている。
厳密には端末を操作する音が。

以前は速打ちキーパンチャーなんかが夜中家でメールを打とうものなら十二分に家族に迷惑をかけたものだが、iPhoneやiPadのメールだったらディスプレイの明かり以外は特に周囲に迷惑をかけることはないかと思う。

私はいろんな判断を音に頼っているところがあるので、車の接近なども視覚より聴覚で感じる方だった。
しかし今のハイブリッドカーなんて音は皆無だし、ひかれる寸前っていう距離でも気づかない人たちをよく見かけるようになった。
危険を察知する感覚も変わってきているということ。
だから「車が走ると音がするものだ」という常識はもう成り立たない。

デスクトップパソコンにマウスをつなぐように、ノートパソコンにも昔からトラックパッドという操作装置がある。
これはiPhoneやiPadなどのように「撫でる」操作が多いが、クリックという従来の操作も共存していた。
※トラックパッド自体を押し下げるものもあれば、クリック用のボタンが別途下についているものもある。

このトラックパッドが徐々に進化し、シングルタッチ(1本指)からマルチタッチ(複数本の指)が当たり前になり、現在では「ジェスチャー」と呼ばれる指先の動きで操作するようになった。

マルチタッチジェスチャーによって、他の操作装置に手を伸ばすこともなく、多くのことが手元で操作できるようになり、例えばピンチイン・アウトは縮小・拡大を行い、スワイプは「ページをめくる」こともできる。

/*
アップルストアで最新機種を触る人たちの中から「動かない」という声が何度も聞こえてきた。スクロールバーも表示されていないし、クリックするボタンもないし、マジック・トラックパッドを操作する指の本数が異なると思うように動かないし。ボタンの数は減ったが操作方法は複雑化しており、マウス感覚で触った人が困惑した様子だった。
*/

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いずれはダブルパッドで両手操作になるだろう。
キーボードで言うオプション(alt)キー、コントロールキー、コマンドキーのように、左手の指と右手の指を組み合わせによって、タップa、タップb、タップcという「1タップ」にも複数の意味を持たせることができる。
そのうち「手話」なみに“手元操作”(すなわち「ジェスチャー」)が大きな意味を持つようになるに違いない。場合によっては言語の概念を変えたり統一したりさえするかもしれない。

最新のMacBookやアップル・ウォッチには更に「感圧」センサーが付いていて、タップでもクリックでもなく「プレス」と呼ばれ、強めに触れる(これこそ「押す」だろうか)という動きも加わった。

そしてこれらには「音」がない
車や電車くらい、100年、200年とかけて進化していけばまだ順応しやすいが、1年、3年という単位で劇的に変わると、人間の社会的な「反射神経」が及ばなくなる気がするし、実際に新しい端末を購入しながらも新しい操作方法の習得を放棄している人を多数見ている。

というわけで身をもって感じるのが一番、私は2週間マジック・トラックパッドだけでパソコンを操作してみたところ、猛烈に肩がこったし一時的に許容しがたい仕事効率の低下が見られた(笑)。
ドラッグ&ドロップする際、パッド面が途中で足りなくなってしまい、ファイルやフォルダを目的地の手前で落としてしまったりというのは内緒にしておくつもりだった()。

/*
マルチタッチジェスチャーは、2007年発売のiPhoneおよびiPod Touchから実装され、2008年製のMacBook Airからノートパソコンにも採用された。
私は2007年のiPod Touchからマルチタッチディスプレイを使用していたにもかかわらず、長年2本指操作にとどまっていた。
マイクロソフト社は次期「Windows 10」で3本指マルチタッチジェスチャーを実装するそう。Windowsが占める市場シェア的にマルチタッチジェスチャー化が加速するだろう。

トラック(タッチ)パッド自体の歴史は古く、1994年アップル社製ノートパソコン「PowerBook」に搭載され一般商品化された。

そのうちパソコンも現在の物理キーボードはなくなり、ガラス製のプレートに電源を入れたときだけLEDで文字(キー)が浮かび上がり、静電気(タッチパネル)でキー入力するという(すなわち仮想キーボード)時代になるだろう。
これはタッチパネルのキー入力と同じ仕組みで、キーを割り当てた座標(例えばX7,Y9を「A」とする)、手が触れて静電気が発生した座標を取得
(これがX7,Y9なら「A」と認識)する方式。ソフトウェアプログラミングだけで実現できるため、日本語キーボード、英語キーボード、ロシア語キーボードなど分けて製造する必要もなく、キーボード機能を起動する際に言語を選択するだけで済む。
各キーが物理的に存在する必要がないので、キーボード機能をオフにすればその他のタッチパネル画面として(例えばトラックパッドとして)機能させることもできる。
またキー配列も自由自在なので、パスワードの入力時など最近のATMのようにキー配列を毎回変更することもできる(指紋や手垢から押したキーを盗み読まれないようにするため)。

*/

タップ、ダブルタップ、スワイプやピンチイン・アウトなどの1〜2本指操作はiPadやノートパソコンのトラックパッドで慣れていたが、本指デスクトップを表示、調べるなど)操作がとっさに出てこない。そしてさっき調べたばかりなのに「3本指でどう動かすんだっけ」とまた調べてしまう。その繰り返し。

一言でいえばおっさんってことですか。

15〜20年前、パソコン教室に通ってマウスやキーボードの操作を習う中年男性を見ながら「大変だな〜」と人ごとだった私。
その手前、意地でも自力でマルチタッチジェスチャー(4本指まで)を習得しようと励むチャーリーであります(笑)。

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ちなみにノートパソコンに搭載されるトラックパッドは、マウスの設置面積がいらない分、本来は狭い日本にぴったりな発想。
狭いカフェなどでも操作できるため、これも日本発であってほしかったテクノロジーの1つだ。

いずれはフォークとナイフも変わるのだろうか。
適度な熱伝導素材はアリだが。

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by charlie-ls | 2015-05-07 00:31 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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21世紀も始まったばかりというのに早くも「今世紀最強のプロポーズ」と称される“男”がいる。

GPSの軌跡を記録、日本地図に刻まれたプロポーズの言葉

結果は書かれていないし、お相手についても書かれていないので、特定の誰かに宛てたものか、結婚相手募集なのかはわからないが、とてつもない行動力だ。

事前にgoogleマップなどでGPS座標を確認し、各“文字”の始点についたらGPS機器のスイッチを入れ、終点でオフにするという繰り返しだったかと思う。
“文字”通り進むためには「道」がなければならず、車、電車、自転車など交通手段を選択するにしても、事前に道路マップの確認が必要だし、当然「宿」がなければ場所によっては遭難する恐れさえある。
お金をかければヘリコプターという手もあるだろうが、通常はそうはいかない。
計画と準備にどのくらいかかったのだろうと思うと、むしろ実行時間よりも長かったのではないだろうか。

私なんてズルしてGPS機器を宅配便で送り、始点・終点で待ち受けるなんてことを考えそうだが(笑)、宅配便が期待するルート通り運んでくれるかなんてわからないし、GPS機器を回収した後、データロガーから全ての記録座標を取り出した後、“文字”にするために必要な座標だけ抜き出すという一見「ズル」をしたとしても、地図と“文字” と座標を照らし合わせるだけで、作業時間としては目が回る程のものとなり、結果的に「手間暇」かけたものとなる。

「A」のように直線が多い文字ならば、GPS機器の座標記録を24時間毎にしておいて、始点から翌日の24時間後の時間帯指定でGPS機器を宅配便で発送すれば、途中どのルートを通ったとしても、GPS座標の軌跡データは始点と終点を結ぶ一直線となる。
しかし「R」のように曲線が入るとこの手は使えないので、技術的側面から見ても、これは本当に全ての座標を自ら移動し記録していったのだろうと推測できる。

というわけでこれはホンモノだ。

いや、話したいのはソレではなく、男性にそこまでさせたお相手の魅力が実に興味深い。
「今世紀最強のプロポーズ」ならば、今世紀最強レベルで男性を突き動かした魅力の持ち主と言えるんじゃないか。

そんな本日のBGMは When Something Is Wrong With My Baby by Sam And Dave

映画「ミッドナイト・ガイズ」(Stand Up Guys)から。“ヴァル”ことアル・パチーノと踊る“リサ”は、コートニー・ガリアーノというニューヨーク出身のダンサー。
軽く踊るシーンにもちゃんとしたダンサー女性を起用するところが、細部へのこだわりを感じる。

踊るだけだ。しつこく迫ったり連絡をしたりもしない。下心もない。一曲踊ってくれたらそれっきりだ。

アル・パチーノのセリフが印象深い。

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愛の力」とは何だろうと考えた時、例えどちらかが一方的に勝手に好きになったとしても、それだけ好きにさせる力(魅力)があるのだし、こうして世界を感動させるドラマさえ生み出してくれる。
この「魅力」は放ちたくても放てるものではないので、人間が生まれ持ったある種の 「誘引物質」のようなものではなかろうか。

もし私に、どこかの誰かにここまでさせる魅力を放ってみてくださいと言われても、まるでその可能性を感じないし、思い当たる人もいない。

魅力を感じなければ自分自身もそこまでの情熱(この男性の場合、会社も辞めている)が生まれてこないだろう。そう思うと、「魅力」が愛を育むと言えるんじゃないか。鶏と卵みたいな話しだが、「愛が先か魅力が先か」と考え込んでみた。

人を愛させる力。

もちろん「魅力」と言っても、魅力的だと感じる内容は人によって異なるし、今回のプロポーズも、お相手によっては「会社辞めてそんなことしてる暇があれば一緒にどこかに旅行に行きましょう」という人もいるかもしれない。結局のところは、「惹かれ合うように生まれてきた2人」といういわゆる「運命の人」的なものか。
だとすれば「魅力」という「誘引物質」(フェロモンとかいろんな言葉がある)が、もしかすると「鍵と鍵穴」又は暗号化・復号に使われる「公開鍵・秘密鍵」のような、特定の者同士を引き合わせるための、シグナル(信号)なのではないかと考えてみた。

何の根拠もないスピリチュアルな領域の話しになってしまうが、この「シグナル」は、1人1人に特定の「周波数」が割り当てられていて、それがラジオのようにチャンネルが合致した瞬間にメッセージが読み取れるようになっているとすれば、「魅力」という目に見えないものも、特定の人は惹かれ、特定の人は何も感じないといった具合に、チャンネルごとに共存が可能な「データ」なのではないかという考え方で私は落ち着いている。
言い換えると常に「魅力」は飛び交っていて、今まさにこの瞬間「真横」を通り過ぎていったかもしれないし、時間の経過と共にチャンネルが合い、ある日突然その魅力に惹かれるなんてこともあるんじゃないだろうか。

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光も電波も音も色も脳波も全て「波長」で示されるものだから、世の中の全てが周波数というもので「分類」されているのではないかとさえ考えてみた。

「集合意識」なんていうのも、そういう仕組みではないかと考えている。
ある特定の領域(周波数)の考え方が集まることによって大きな「波」となり(すなわち電磁波のようなもの)伝わっていく。「波動」もしかり。

これを裏付ける証拠はないものの、何となく関連性がありそうなものとして「バイノーラル・ビート」が挙げられる。これは脳を特定の周波数に誘導するものだ。
右と左の耳にそれぞれ異なる周波数の音を聞かせることで、脳波はその「差異」に落ち着くという仕組みだ。
人間の耳は20Hz以下の音を聴くことができないと言われているが、例えば右耳には440Hzを、左耳には450Hzの音を聴かせることで、左右の脳波は「同調」し(シンクロナイゼーション)、その差異の10Hzの状態すなわち「α波」を作り出すことができる。
これらの“同調”は「ヘミ・シンク」とも呼ばれ、日常的な表現をすれば「共鳴」、ひいてはそれが「共感」などにも結びつくのではないかと思う。

 主な脳波
 δ(デルタ)波1-3Hz
 θ(シータ)波4-7Hz
 α(アルファ)波8-13Hz
 β(ベータ)波14-Hz

α波が「リラックス」した状態というのは有名であり、θ波は「瞑想」などで得られる領域として知られている。
スピリチュアルな世界ではこのθ波の状態が神(大宇宙)とつながる入り口として考えられているため、多くのシーンで「瞑想」がすすめられる。

ちなみに「バイノーラル・ビート」自体は決して精神世界のものや机上の論理ではなく、米軍を初めとし、松下電工・パイオニアなどをはじめとした大企業による国際特許が多数存在する。
私は自宅でバイノーラル・ビートを実験(シータ派になるようセット) した際、あまりにも深い眠りにつき、14時間起きなかった自分に驚いたことがある。
目覚めた時に、睡眠中全く「意識」がなかったことを物語るかのように、ありとあらゆる関節が伸びきっていた。寝返りさえ打たなかったように思えた。

心臓は鼓動(ビート)を刻んでいる。
リズムは波であり、音は周波数であり、すなわち波動である。

ペットなどは飼い主の鼓動や脳波を感じ取ると言う。
例えば犬は低い音はあまり得意としないらしいいが、高い音域に関しては人間の何倍も聞こえると言うし、モスキートトーンをはじめとし、イルカのように高周波・超音波に達する聴覚を有する動物もいる。超音波となれば「エコー」のように人間の内臓の様子さえも映し出すことができる。

また、GPSや衛星放送など様々な電波が飛び交うようになり、渡り鳥の方向感覚が鈍っていると言われ久しい。
周波数がかぶっていて混線しているのではないかと考えたことがある。

そう考えると、ある周波数にチャンネルを合わせることで、見えなかったものが見えたり、聞こえなかったものが聞こえたり。
私の「スピリチュアル」な世界のとらえ方はそんな感じだ。

しかし、愛のビートと音色は、本能で聴くことができるはずだ。
今宵も是非、ルチアーノショーに周波数を合わせていただきたい。

ロマンに酔いたくなったらルチアーノショーへ。

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赤坂サカス、TBS、ACTシアター、BIZタワー、ブリッツと隣接した赤坂通沿いです。

パーティー、貸し切り営業のご案内。

by charlie-ls | 2014-11-30 22:35 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

心の隙間

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by charlie-ls | 2014-10-16 01:09 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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ルチアーノショーは、味やサービスと同じくらい“音”にこだわる。
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サンプリング周波数44.1KHzでレコーディングされたCDと、48KHzのDVDのサウンドが聞き分けられる舞台監督がいるから「必然だ」。
=音声周波数22KHz〜24KHz帯というと、“モスキートトーン”(17KHz〜)を超えた領域であり、通常は「聴こえない」(影響がない)からカットしても問題ないと判断される。

MP3やYoutubeなど、現行の“手軽な”オーディオフォーマットは、その「合理的判断」によって、可聴領域をできるだけ残し、その他の音域をカットすることで、ファイルサイズを小さくするという手法を取っている。
昔のようにCD/DVDといった固形物で絶対的な再生環境を前提として提供される時代ではなくなり、インターネットの通信速度によって再生環境が左右されるという時代が生んだこれもまた必然の産物である。

だから、全体から間引くよりは、聴こえないところをカットして、聴こえるところをできるだけ残そうという考え方だ。
とても合理的だし賢い。

20才を超えるとモスキートな音域17KHz〜帯は徐々に聴こえなくなるというから、20才以上のお客さまに特化したルチアーノショーにももってこいの概念だと思われる。

しかし、「聴こえる、聴こえない」と、脳が受信しているかどうかは別だ。

/*
普段の生活でも「イチイチ気にしない」ことはたくさんあり、それは「説教」と同じ。最初はショックを受けても、あんまりガミガミうるさい人がいると、周囲は巧く「聞き流す」技術を身につける。
そう。「騒音」は健康を害するが、ライブハウスで働く人が耳が悪くなるかというとそうでないのと似ている。聴き手にとって「心地よい」か否かが全て。人間の脳はどこまでも自己都合であり、それが自分の身体を守るための防御本能でもあったりする。言い換えると「説教」も、「この人はこんなに私のことを想ってくれているんだ」と感じれば、涙を流してその言葉を受け止めようとする。
*/

ルチアーノショーは、ショーでもBGMでもこの17KHz〜領域をカットしない。
原盤のまま非圧縮(または可逆圧縮)で再生する。
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聴こえていないように思われたこれらの音声領域を、香水や葉巻のケムリの抜けで例えるならば、日本の梅雨時と、パリの空の下の違い以上に大きい。
葉巻にとって「湿度」は生命線であり70%を保っていなければならない。よって日本の梅雨時は葉巻にとっては最高の湿度環境であることは間違いないのだが、香りが抜けず、滞留時間が長い。よって充満する。抜けの悪い空間で葉巻を吸うと、スーツや髪の毛がくさくなる。ケムリの滞留時間の長さを物語っている。

しかしパリの空気はまるでパリの恋のよう(?)。とても軽い。カフェのテラス席で昼間っから葉巻を吸っている人がいても、隣にいて気づかないほど。風がふけばたちまち新しい1シーンが訪れる。風と共に去りぬだ。シャンゼリゼは「歩き葉巻」も見られるし、香り・ケムリの抜けの良さは抜群だ。

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香水の世界でも同様のことが言われ、おフランスで「良い香り」だと思っても、日本に持ち帰ると「重い」「強い」といった具合に印象・表情が変わる。
料理も同じ。例え同じレシピであったとしても、パリで食べるのと日本で食べるのは同じではない。まず香り立ちが異なる。
空気が重く「滞留」する場合、トップノートに用いられる柑橘系などは、気をつけないといつまでも残ってしまったり、アルコールがすぐに飛ばず「強く」感じる要因となる。一方で抜けの良い環境であれば、多種のハーブを使った「香り立ち」を活用することもできる。Herbes de Provenceのように。
こうして各地の気候に合わせた香り・食文化が生まれるということでもある。

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空気の重い・軽いは気圧の影響かと思い調べてみたが、東京もパリも1000hpa前後で全く差は見られなかった。
だとすれば原因は「湿度」ではないかと思っている。
※「肩こり」という症状は、外国人は日本に来て知ると言う。現地では起きないし、日本で肩こりが発症しても現地に帰るとすぐに治るそうだ。湿度による冷えではないだろうか。

湿度が高いということは空気中の水分子が光も音も遮っている。
※光は乱反射や屈折など。音は防水プレーヤーをお風呂に沈めると全く音が聞こえなるソレと同じ理屈で、水中に空気がないため、空気振動で音を伝えることができないから。日常生活でも「水」の影響力は多大だ。

日本で見る「色」と海外で見る「色」が異なることも、各国独自の色彩感覚が文明・文化として証明されている。
※色も香りも、聴こえる音も違うのだから、文化も違って当然だということが見て取れる。

/*
ルチアーノショーの撮影は、湿度による歪みを取り除くために、空調全開で行われる。
次のひまわりの写真は、空調全開で湿度を極限まで取り除いた環境下で撮影。海外のような乾いた感じが表現できている(と思っている)。
*/
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聴こえない領域をカットした音源ばかりが出回る昨今、いざ聴こえないはずの音域を再生されると、何か「爽快感」があるのだ。例えるならば、隠された(閉ざされた)「真実」に光が差したような気持ち。「本当」はこうだったのね!みたいな。

/*
17KHzか24KHzかの違いは、ラジオで言うAM(〜10KHz)とFM(〜15KHz)以上の差がある。聴こえないのは「認識」していないだけで、音自体は脳に届いているのだから、潜在意識・顕在意識に似ている。「潜在」意識が9割をしめると言うし、表向きのものばかりにフォーカスを当てるのはむしろ動物的にリスクが高い。
*/

ルチアーノショーは飲食店であるにも関わらず「ココ音イイよね」と褒められる由縁だと思っている。
かと思えば相反して、可聴領域の最もメインな音域「人の話し声」に該当する周波数帯をイコライザーで「下げ」ている。
なぜだろうか。
それは、オーダーテイクやお客さまの会話を邪魔しないようにということである。

ルチアーノショーの科学は奥が深い。

そこに更に「香り」を引き立てるために、コードネーム「ブラックホール(!)と言われる換気扇が装備されている。
※通常の空調とは別に。
梅雨時でも快適な「香り環境」を提供できる理由はここにある。
気候によって変わる空気の重さを、空調によって可能な限り一定に保っているのである。

是非、余所で吸う葉巻、他で味わうワインの香りなど、比べていただきたい。
香水の成分を当てるとボランジェ「ラ・グランダネ」がもらえるチャーリー主催のキャンペーンも実施している(笑)。

ルチアーノショーの科学は奥が深い。

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ルチアーノショーを満喫するその時が来た。

全人類ルチアーノショーに集合!的な。
いや、ホントに凄いと思いますよ。ハイ。

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※完成間近だった“宇宙”ブログ、誤って綺麗さっぱり消してしまい、急きょこちらの記事をアップすることになった。
木曜日に間に合わなかった。すまぬマイク・タケダ(編集長?)。

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by charlie-ls | 2014-05-31 11:33 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

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