ルチアーノショー寄稿ブログ

あとがき。

WAIS-IIIを受けた際「ラブレターのような検査報告書」をもらったと書いた(2ページ)。
同時に口頭説明を受け、紳士的で理性的、ユーモアがあってサービス精神旺盛で、知能の高さがゆとりを生み、それが気品となって〜と続いたので「素直にデートに誘ってみてはいかがですか」と私が言うと大いに盛り上がり、気がつけばその後1時間半程話し込んでいた。幸いにも私が最後だったので、他の患者さん達には迷惑はかけなかったが、帰る頃には先生と臨床心理士さん、受付の女性の3人を相手に、「女子会」に混入した異物のような存在になっていた。
「ここでこんなに笑ったの初めてです」と言われたことが嬉しく、私の趣味の知能検査に付き合っていただいたことに、多少のお返しはできたんじゃないかと思う。

色が見えません。色覚異常、いわゆる色盲です。」でも書いたこと、何がだめ、何が劣っている、何が欠けているじゃなくて、どうやって貢献しようかって姿勢こそが大切じゃなかろうか。私はそう思う。
人の能力は計り知れない。自分が気付いていないだけで、まだスポットが当たっていないだけで、地球のどこかでそれを必要としている人がいる、そう信じてやまない。

私はTEGエゴグラム検査において「優しすぎる」と出たらしい(その項目が最大値)。が、一方で社会性、現実性を示す値も上から2つ目を指しており、こういうグラフを見たことがないと驚かれた。通常は何かが突出すると対になるものが極めて低いことが多いそうだ。
※言語性知能と動作性知能の差が大きいディスクレパンシーのような。
私の場合、上限値を振り切るグラフに対し、その他の項目が追随するかのような高い数値を示していた。
これはひとえに生まれ育った家庭環境の良さだと私は思っている。平凡なサラリーマン家庭だったが。

アメリカのドラマ「スコーピオン」では、天才集団の中に1人の一般人女性が仲間入りしている。彼女は天才と一般社会との橋渡し役とされているが、彼女の子供が天才であり、その天才性に気付くのが主人公のウォルター・オブライエンだ。お母さんに(その女性)に向かって、彼(子供)を理解するための手伝いをすると言うシーンが印象的だ。

「良き理解者」というのは誰であってもいい。

彷徨える人に対し、良き理解者になってあげられるだろうか。
私は日々、それを意識して生きている。

もしメンサ会員同士がそうなれるならそれもいい。

赤坂ルチアーノショー時代、アトランタオリンピック代表選手(新体操、団体銅メダリスト)=クリスティーナや、ウクライナのソシアルダンスチャンピオン=マリナといった人達と毎日を過ごした。彼女たちはその後も休むことなく賞を取り続けている。
一流は一流を引き寄せるのだろう。ある日私の知人が連れてきたロシア人夫婦は、旦那さんが元体操の金メダリスト(しかも3回)だった。ショーの前にクリスティーナに伝えると「足が震える」と言って、本当に震えていたのを鮮明に覚えている。

赤坂ルチアーノショーがバーン・ザ・フロアご一行を招待した時もまさに圧巻だった。
ブロードウェイで活躍するトップダンサー達を客席に迎え、ルチアーノショーのダンサー達がショーを見せる。テンションが上がらずにはいられない。

その様子は下記で。

バーン・ザ・フロアのメンバーを高速閃光で撮ってみた。
http://lscharlie.exblog.jp/21993477/


ブロードウェイがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!〈A Burn Day's Night〉
http://ameblo.jp/lucianoshow/entry-11368668439.html


そんな中で毎日を過ごすと、自分もただひたすらに向上すること、学ぶこと。それだけに専念できる。
他人の批判なんぞ、何の意味もなさない。
私自身、ただの一度もIQのことを考えたこともなく、測ってみようとすることもなかった。
唯一、カメラマンとしてナタリーが入った際には、一目見てハイIQの特徴的な行動パターンだったので、IQテストを奨めたことがあった。実際に本人は小さい頃受けたIQはとても高く、ハリーポッターのプレミアに招待される程の文才を持っていた。ブログも卓越していた。妹はオックスフォード大学という知的な家系だ。彼女は一目瞭然だった。

こんな記事があった。

IQは変化する!?思春期で脳が変化、IQ20ポイント上昇も(英大学研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52045393.html


私はおそらくこのタイプだ。
中学校の何年生だったか覚えていないが、生徒全員一斉に知能検査を受けた。
その時の感覚的には恐らく平均、数値で言うと105くらいだったんじゃないかと思う。
親によるところ、一度も高い・低いで先生に呼ばれたこともないそうなので、飽くまで自分の感覚値的なものだが、その頃は作曲と楽器演奏、作文(論説文)にはまっていて完全にアート脳だった。それと同時に理論脳が急速に発達していった自覚がある。前項のバッハに目覚めた時だ。
※中学2年生の時、夏休みか何かの課題だった読書感想文で、バッハ(特にフーガ)についた書いたところ、先生に取り上げられ、皆の前で読まされた上に解説しなきゃいけなかったのを覚えている(笑)。皆は文学を読んでいたので、私のは「読書感想文」じゃないと指摘される前に、「楽譜を買ったら前書きがあってそれを読んだ」と先制攻撃したのを覚えている(笑)。

私が現在のIQに到達したのは、自覚症状で言えば22〜24才くらいの時ではないかと思う。その頃になると誰からも学ばず、特に参考書を必要とすることもなく、次々とプログラミング言語を習得していった。小さい頃家にパソコンはなかったし、せいぜいワープロを触ったことがあった程度だ。
別に事故に遭ったとか雷に打たれたとか、そんなことは何もなく、12才頃から10年程かけて加速していった。

IQの世界で言うと完全な「遅咲き」だ。

ちなみに私に向かって最初に「ギフト」「タレント」「ギフテッド」という言葉を使ったのは、赤坂ルチアーノショー時代のアルバイトスタッフ、ヤナだった。
ロシア人であり東大生という肩書きで、これがまたグラマラスな美人だ。
2011年後半あたりだろうか。私はまだ「ギフテッド」という言葉をあまり聞いたことがなかった。
モンティ・ホール問題を軽々とこなす彼女もまた秀逸な頭脳を持ち、才色兼備の代表例だ。

こうして私は周囲の人達から多くの刺激を受け、感性が磨かれ、今の自分を形成していると感じている。

良き理解者とは、とても大切な存在であり、私も誰かにとってそうありたいと思う。
このブログがいつかどこかで、何かしらお役に立てたら嬉しい。

 Gatsby believed in the green light...
 that's no matter...
 tomorrow we will run faster...


 by The Great Gatsby

ロクサンヌは訳した
 ギャツビーはこの緑の光を信じている・・・
 他はどうでもいい・・・
 明日はもっと早く走ることができる・・・

f0337316_14144692.png
©The Great Gatsby

乾杯!emoticon-0168-drink.gif
BGM:Young and Beautiful

P.S.
プレート・ギャツビー〈The Plate Gatsby〉もありましたよ的な。

あとがきのあとがき
気がつけば83,000字も書いていた。早打ちなので、文字打ってる時間は合計10時間にも満たないが、考えてる(コーヒー、コニャック飲んでる)時間が長い。

2008年、2013年に撮ったMRI、PET/CTの脳詳細写真、2010年の遺伝子検査(mtDNA含む)、バイオフィジカル250検査(250項目以上の最新鋭の医学的、学術的血液検査)の資料が揃っている。全検査異常なく、定期的に(趣味で)健康管理のために精密検査を行っている。人々の役に立てることなら喜んで提供するザンス。

09月25日:
少年からのお便り。を追加しました。

■現在 あとがきページ。
◀前のページ「頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。」へ。

■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。 現在ページ。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-19 13:13 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

は調べ出すと次から次へと止まらない。
好奇心とは別に、自分が導き出した現時点での結論が、本当に正しいか、今度は自分に対して反証を試みてしまうからだ。
どこか適当なタイミングで切り上げた方がいいと思っても、既にジャンルをまたがるようなデータを拾っていたりして、あっちもこっちも勉強しなくてはならず(気が済まず)、自分でも休みどころがわからないまま、止まらない。

そう。しなくてはならないわけではなく、自分の気が済まないだけだ。日頃からここを綺麗に分離しておかないと、強迫性障害を引き起こしてしまう。紙一重だ。「綺麗好き」も度を超せば潔癖症を通り越し、人と喋っていてもずっと手元の小瓶を1mmづつ整列させているような人もいる。他人から見れば元々機械的なまでに整列しているのに。

不安症の人ほどIQが高い(米研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52181117.html


これは事実だ。
IQが高いと頭の回転が速く、好奇心・向上心が旺盛であるため、より多くのことを短時間で集中的に学ぶことができ、その結果博識になる。と考えられている。表面的には事実だが、精神的に言えば恐らく順序が逆だ。1つの事柄に答えが出ても、それが答えかどうかが不安になり調べはじめ、次から次への新しい答えに向かって走り出し、気がつけば没頭し、結果的に幅広いジャンルの知識を吸収している。

ギフテッドなお子さんをお持ちの方には、下記を是非ご紹介したい。

フランスの知能指数IQが高い子供達の現実
http://www.franceplusplus.com/2012/06/iq1/


中盤にある「IQが高い子供との違いはなにか?」の表に「”ギフテッドの子”と”頭のいい子”の違いはなんなのか?」がまとめられている。
私の場合「集中力に欠ける場合もあるが、それでも成績がいい」を除けば全て該当する。
そして映画パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(Paganini: The Devil's Violinist 2013年ドイツ)をご覧いただくと、まさしく絵に描いたようなギフテッドの特徴が出ている。
私はこの映画を見て30分は涙した(笑)。カプリスのピチカートや、アンドレアの唄う“愛しい人よ”、パガニーニの埋葬を拒否する教会のシーン(アロマセラピストを魔女狩りした話に通じる)など、吹き出さんばかりの鼻水と涙に覆われたことを告白する。
パガニーニの純愛ぶりを見ると、天才とは決して魔神でもなけば狂人でもないことがわかる。

「物知り」という言葉をよく聞いていたが、かれこれこの10年以上聞いていない。
恐らくインターネットが普及して、検索の仕方さえわかっていれば、誰でも同じ情報にたどり着けるようになったからだろう。
そのくらい「知識」について世の中の関心は低下した。厳密には知識欲が低下したと思われる。
googleというモバイルでも利用できる「巨大なオンライン辞書」を常に携帯しているわけだから、知っているか知らないかはさほど重要ではなくなった。
知ればいいからだ。
知る術がなかった時代とは違う。

その代わり、検索能力で全てが決まると言っていい程、googleを使いこなせるかどうかで人生が大きく変わるだろう。
スマートフォンを持ちパソコンを持っていないのならば、スマートフォンを売ってパソコンを買うことを、私ならおすすめする。

コンピュータに例えるなら知識とはデータであり、知能はCPUだ。学力やEQはOSに近いだろうか。
現代人はどのくらいスペックアップしたのだろうと気になって調べてみた。

「過去64年間に48カ国で実施された知能検査のデータを集めて分析。その結果、1950年からIQの平均値が20ポイントほど上昇」しているという。
これは「フリン効果」と呼ばれている。どうやら現代人は頭が良いようだ。

/*
不倫効果」は、
不倫サイト「アシュレイ・マディソン」流出データ大検証! 女性ユーザーはほぼ全員偽物
http://www.gizmodo.jp/2015/08/post_18137.html

を参照していただきたい。
*/

人間の知能は昔と比べて本当に進化しているのか?
http://gigazine.net/news/20150304-human-smarter/


上記記事を読む限り、1950年の平均IQが80だったということがわかる。
飽くまで平均であって、生活環境などが整い、底が押し上げられただけかもしれないが、20ポイントは大きい。
東大生の平均120と、全体の平均100の差があるのだから、当時の平均的な人が、現代の平均的な人を見ると、東大生なみの頭の回転に見えるということだ。

/*
知能は7〜8割方が遺伝であったとしても、下記のようなデータもある。

優秀な遺伝子も打ち負かし得る貧困―知能を左右するのは環境
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702304250704579096681036706164


母親の妊娠時の健康状態や食事の質も影響するだろう。
一方で「しつけ」自体はほとんど影響しないらしい。「親の行動が正常な範囲におさまっている限り」という条件がついているが。

環境よりも遺伝?子どもの知能指数に親のしつけはほとんど影響しないことが判明(米研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52177841.html

*/

IQが上昇していることは、アインシュタインが作ったとされる「人口の98%の人が解けない」という論理・推理パズルからも読み取れる。

アインシュタイン博士の作った98%の人は解けないと言われたクイズの謎
http://www.memcode.jp/2243


現代で言う「上位2%」(すなわちメンサレベル)にしか解けないよと、アインシュタインは言ったことになるが、2012年ルチアーノショーでも同様の問題(推理ロジック)が10問程配られ、外国人アルバイトやショーダンサー(外国人向けに簡易的に英語に翻訳したもの)を含む全従業員約40名が挑戦した。そして全員が解けた。

アインシュタインが見たら驚くに違いない。
かといってアインシュタインが大天才なことは周知の事実だし、彼が人をバカにしてテキトーなことを言うとは思えない。
すなわち、当時のアインシュタインの周りの人達の98%は、これらの問題が解けなかったのだろうと推測できる。
とても興味深い。

知能指数では「人」は計れないが、尽くす人、自己中心的な人といった違いも脳を見ればわかる時代になった。

他人に尽くす人、自分のことしか考えない人の違いは脳にあった?(スイス研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52096158.html


「サイコパス」(精神病質者)も脳に特徴があるらしく、生まれ持った先天性のものなのか、或いは後天的に、ある特定の思考に偏りすぎて脳が変異していくのかはわからないが、この人は大凡こういう人だということを脳が示していることには間違いない。

脳というと「頭脳」という印象が強いからだろうか、アートの世界では“「頭」で考えるものではない”とか、“心!ハート!”という感じで「頭」は二の次のように表現されることが多い。
しかし、心もハートも感性も全部「脳」が司ることを忘れてはならない。

「頭で考える」「心で感じる」は実は同じものなんだが、なぜか「理屈」と「真心」くらい別物のように語られる。
イメージの「右脳」と、理論の「左脳」という印象だろうか。しかしこれも最近では否定されている。

「右脳派」「左脳派」は都市伝説だった!人 に“利き脳”はない:研究結果
http://wired.jp/2013/08/30/brain-function/


左脳人間「分析・理論的」、右脳人間「直感・芸術的」は全くのウソだった!
http://irorio.jp/natsukirio/20141212/187133/


理論(Logic)感情(Emotion)は、表に出てきた際の受け止められ方が異なるのは確かだが、生い立ちやトラウマ、コンプレックスなど、それが思考回路になって感情(Emotion)に影響することから、本能(大脳辺縁系)を除いた「(過去の体験に基づく)思想・思考」に支配されていると言って良い。
大脳辺縁系に直結している五感は嗅覚のみ。それで「香り」の印象は本能的でよく当たるため、女性は男性を体臭で選べば間違いないという説につながっている。女性の方が香りに敏感なのはそのためだとも言われている。
しかし、現代人は香りに鈍感な人が多く、本能が衰えているのではないかと思われ、知識などを司る大脳新皮質の方が発達していることから、日常の大半を占める視覚や聴覚などの情報は、まずは論理的に処理された後に感情が生み出されている。

私はロジカルになりすぎないように、息抜きとしてアロマを嗜む。葉巻やコニャックもその一環だ。

例えば招かれた先の食卓で、賞味期限が切れたものを出された際どう思うかは、先進国の人程強い嫌悪感を示すだろう。
しかし、本来は食物に賞味期限の表記などなく、ヒトがニオイや色で判断し、場合によっては口に入れて判断していた。
この「嫌悪感」とは感情(Emotion)だが、実際には生まれ育った文化・文明によって、目安として表示された「賞味期限」を信じ込んでいる証であり、知識や思考によって感情(Emotion)が影響を受けている。
本来賞味期限表記とは「知能指数」と同等レベルの目安にすぎない。

もう1つの例は、インドは未だカースト制度が残り、毎日のように下の階級の女性がレイプ被害に遭っている。
性的暴行に留まらず、惨殺されるケースがほとんどだ。しかも集団でだ。そして裁かれもせず、相手の男と結婚を命じられることさえある。
ガンジーですら、カースト制度を批判するとヒンズー教そのものを否定することにつながるため、カースト制度には触れなかったという程インドの文化に深く根ざしている。
本来、感情(Emotion)というものが、一般的に言う善・悪、真・偽として生まれながらに備わっているものならば、「罪悪感」によって起き得ない事件だ。
それがカースト制度という人間が作った「形」が絶対的に優先され、罪悪感という感情(Emotion)さえも書き換えてしまうのであれば、これは明らかに、思考・思想=理論(Logic)が感情(Emotion)を支配している証拠だと言って良い。

アロマセラピストを魔女狩りした話にも同じことが言える。思想が他人の命さえも奪っており、その際の「感情」はというと「悪魔(サタン)の仕業だ!」という、今となっては治療が必要な思考回路だ。

「ポリシー」すなわち理念。

イスラム教の人は、例え刑務所に入っていても豚肉は食べないと言われている。
人間の三大欲求の1つである「食欲」さえも上回る理念だ。

日本人にとっては「北枕」などもその一例だ。
私は何も気にしないが(風水では北枕が良いとされている)、科学的な根拠よりも習わしを信じ込んでしまい、北枕はいやだという感情(Emotion)を発し、それを強制されると場合によっては本当に身体に異変を起こす人もいる(思い込み)。
※薬の効能はこの思い込み(プラシーボ効果)を除外するための実験も行う。
しかし元はただの宗教(仏教)の「理論」(哲学)に過ぎない。

こうして理論(Logic)と感情(Emotion)は、「右脳」と「左脳」のように別々のものとして捉えられてきたが、実際には思考こそが人間を司っていると言っていい。

1万円を1万円たらしめているものは法律であることと同じで、22.2円の紙切れを1万円の価値があると疑わなくなるまで思い込むことで成り立っている。
日本人で1万円札を指さして「22円だ!」という人がいれば、大凡変人扱いされ、場合によっては病院送りにされる。

もし通貨の切り下げが起こり、「今日から1万円札は昨日までの100円の価値しかありません。新紙幣の準備が間に合わないので、読み替えてください」と国が通達すれば、我々は1万円札を見て100円の価値だと脳のデータを上書きする反復練習を行うことになる。思い込ませるしかない。マインドコントロールだ。

/*
催眠療法も過去の記憶を上書きすることで「価値の変更」を行う。
自分は無価値だとか、過去の体験によって無価値だと思わされている根拠(思考)を書き換え、前向きにさせるというわけだ。
*/

それが「反射」的に100円分の価値と評価できるようになった時から「当たり前」となって、皆がそうなれば「常識」と化し、1万円札=100円を誰も疑わなくなる時だ。そして世代交代が進み、1万円札が1万円だったことを知る者がいなくなる頃、「恐竜」と同じくらい、「へ〜そんな時代もあったんだ〜」と「無関係・無関心」になる。

この「無関係・無関心」とは、海外の遠い国で今津波が起きて多くの人が犠牲になっていたからといって、夜も眠れず、食べ物も喉を通らない程の不安と心配には陥らないソレと同じで、一方で我が子が高熱を出した、彼・彼女がメールの返信をくれないということの方が大きな問題のように感じる人が多いことにつながる。

物事の優先順位、それは損得勘定でもあり利害関係でもある。
四字熟語で言っていると何かそれらしく聞こえなくもないが、もし片言の外国人に説明するならば、メリット・デメリット、自分にプラスかマイナスかということになる。
突き詰めていくと、非常に身勝手な、自己中心的な「計算」によって人は優先順位を決め、感情を決定付けている。

この津波は私のところには来ないから泣かない。
的な。

残念な気もするが理論(Logic)の裏付けのない感情(Emotion)は、恐らくないに等しい。

ここで本日のBGMを選ぶならば、井上陽水の唄う『傘がない』だろうか。
都会では自殺する若者が増えている
だけども問題は今日の雨
君に会いに行かなくちゃ
傘がない


梅干しを見てジュワっとくるのは、梅干しが酸っぱいと知っていて、なおかつそう思い込んでいるからだ。
生まれて初めて梅干しを見る外国人はジュワっとこないし、毎日酸っぱくない梅干しを食べ続けるとジュワっと来なくなる。
現に私がそうだ。この15年程、酸っぱくもしょっぱくもない、マイルドかつ低塩分(4%)の梅干しを食べているので、昔のような条件反射はなくなった。
※条件反射は後天的であり、先天的にヒトに備わる「機能」としての反射を無条件反射と言う。

こうして反射神経さえ、ただの記憶が元となっていることを考えると、「体験」とは人を大きく左右することがわかる。

女性が「感情的」に物を言い、男性が「理屈」として聡そうとする。よくある風景だ。
「理論的に君の考えは〜」「この問題は、理屈じゃないの!」「いやだって、これこれこうだからあーなってこーなって」「あなたには心ってものはないの?!」

切り口が異なるだけで、2人とも最終系として「脳」のシナプス、いわゆる神経伝達物質の変異について語っているわけだ(笑)。

だからこそ、寄り添い、目を閉じて、お互いのニオイを感じることで、大脳辺縁系の「本能」に委ねてみようじゃないかと、私は思う。

ちなみに、理屈ばかり述べている私の元々の出は音楽(弦楽器)であり、服飾デザインをやってみたりカメラマンをやってみたり物書きになって見たり、どちらかと言えばアーティスト系なんだが。

いや、アーティストって言ってみたかっただけかもしれない。

私は12才の頃バッハにはまり、今でもほぼバロック音楽しか聴かない。
バッハは今でこそ数学だと言われているが、音の強弱のないチェンバロでより多くの芸術を表現するためには、メロディこそが重要だった。そしてメロディとメロディを重ね合わせ、まさに複雑怪奇な数学的なフーガができあがる。
音の強弱がないというのは、安物のオルゴールや電話の保留音のようなものだ。オルゴールや保留音でベートーベンの「運命」を聴こうとは思わない。
強弱を豊かに表現できるピアノが誕生して以来、バッハのような複雑極まりないメロディは影を潜め、より情緒的な嗜好に変わっていった。

バッハには感性がないという人は多分いないだろう。
音楽の父とも言われる偉大なるバッハの感性にケチをつける人はいない。
が、理論(Logic)と感情(Emotion)の話で言うと、バッハは理論的音楽家だ。楽典、対位法を極めた大天才としての。
だからこそ「厳か」なのだろうと思う。聞こえて来ている以上の意味があるから。まだ見ぬ宇宙のようなものか。

音楽界のアインシュタインだ。

どのくらい理論(Logic)的かというと、私が実際にやってみた実験で言えば、統計(前小節でもいい)から予測するアルゴリズムを書きプログラム化する。
基本となる12音階に調性(キー)、キーに対する音階(スケール)、基礎的な和音(コード)など一通りインプットし、バッハの譜面を当てはめる。4小節もあれば十分に予測アルゴリズムは機能してくれる。
サンプルとなる小節が多ければ多い程、予測アルゴリズムの精度は増す。
「フーガ」であればほぼ原曲に近い形で予測演奏させることができる。
バッハの楽曲はパズルのように展開を予測できるということ。

これはバッハの「理論」が破綻していなからこそ可能だと言える。
突拍子もない間抜けな転調を繰り返すような曲はもちろん予測できない。

12音階における連続する2つの音の組み合わせは同音を含めて144種類しかないのだから、「型」があれば必ず分析し予測できる。
恐らくバッハは、今後も引き続き解析され、新しい発見がなされる曲を沢山残しているだろうと私は推測する。

これだけ理論(Logic)的なバッハだが、彼の音楽は世界中の人々を魅了し、300年以上経った今でも愛され続けている。
理論(Logic)と感情(Emotion)を分けて考えることに意味はないと思う、代表的な例ではなかろうか。


いうわけで、10ページ+別冊3ページに渡って「知能」について語ってみた。
言語性知能、動作性知能から、思い込み、偏見、勘違い、屁理屈、そして理論(Logic)と感情(Emotion)と多岐にわたり、可能な限り多くのアングルから分析してみた。

東大首席の山口女史は、本当に私とは対極にある人で、このブログを機に女史の本を読んだことでまた新しいアングルが得られた。

私は普段から思考が偏らないように、逆立ちしてみたり、大声でオペラを歌ってみたり、四本足で知り合い(フレンチブルドッグ)を追いかけてみたり、もはやヒトかどうかさえ意識せず脳に刺激を与え続けている。

アロマはとてもいい。
調香している時、とても豊かな気持ちになれる。例えるなら、お花畑の真ん中にいる白いワンピースの少女のような風景が目に浮かぶ。
ま、それを私がやったらホラー映画よりおっかないことはわかっているし、まだコスプレには手を染めていない。

人間の脳にはまだまだ未知なる可能性が秘められている。
「託されている」という表現でもいいんじゃなかろうか。
そう思えば、与えられた才能を開花させること自体に意義が感じられ、明日への希望と勇気が沸いてくるではありませんか。


そんな本日のBGMは、愛しい人よ by 映画パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(Paganini: The Devil's Violinist 2013年ドイツ)
若手実力派バイオリニストのギャレットはパールマンに師事し、劇中では5億円のストラディバリウスを奏でている。


世の中、ケチの付け合いはやめて、より高みを目指し、お互いを尊重し合い高め合う「向上」の世界になってくれないかなと願ってやまないチャーリーであります。

あとがき。

■現在 10/10ページ。
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■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。 現在ページ。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-19 09:07 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

実は事実でいい。

高級マンションに住むあるご婦人が、エレベーターで乗り合わせた少年(日本人)の足の長さに驚いたというエピソードをご紹介したい。
少年はこのご婦人に「足長いね」と声をかけられると「ハイッ」と応え、「学校でみんなからも言われるでしょう?」と言えば「ハイッ、言われます」と応えた。昔で言うと、何か臭いのかなという鼻の前で手を振るお馴染みの謙遜の仕草「イエイエ」を期待するところかもしれないが、この少年は非常に賢い。そして最後に「カッコイイねぇ!」と言われた少年は、そこで初めて「いやぁ〜、デヘヘ」と照れくさそうにしたという。
足が長いという事実、みんなからも言われるという事実。これは謙遜して覆い隠したりねじ曲げる必要性はなく、事実は事実として事実のまま有り続けたら良い。じゃなきゃ足が目立つ服を着ただけで「自慢している」(すわなち難癖)とか言い出す者にいじめの隙(材料)を与えてしまいかねない。それが嫌で「ギフト」をしまいこんでしまうようになってはもったいない。だから否定せず毅然と事実を受け止める少年は、自分の立場を守る意味でも正しいし、与えられたものへの感謝の意思表示でもある。一方で「カッコイイねぇ!」とは、事実かどうかは関係なく、見た人の主観的な感想であり、一般的に「カッコイイ」とは褒め言葉であるのだから、そこで「照れる」というのはとても常識的かつ正常な反応だと私は思う。
だから決して「可愛げがない」わけではなく、恐らくはこの少年、「事実」と他人の「主観的感想」がちゃんと脳内で区別できているのだろう。私はそう分析する。

何でもかんでも習慣的に「イエイエ」「イエイエイエ」と謙遜するよりも、謙遜した方がいいシーンなのかどうかを考えることも必要じゃなかろうか。

正面きって褒められると、確かにどんな顔をしていいのかわからないという人は多い。
ならば毎日困ってないで、どんな顔をするか「そろそろ考えよう」と思う日は訪れないのだろうかと思う。
訪れないからこそ「イエイエ」をただ機械的に続けるのだろうが、毎日同じ事の繰り返しでいいのだろうか。
そこで褒められ慣れている人は(この少年のように)、「イエイエ」ということが、相手にとって失礼になるかもしれないことも、もう考えた結果なんだろうと思う。

どれだけ勉強しても90点しか取れない友達から、塾にも行かずいつも100点を取ってる子が「頭いいね、すごい!」と褒められた時、「いやぁ、俺なんて大したことないよ」と言ってしまうと、友達の立場がなくなってしまう。ならば「ありがとう。塾行きたくないから授業に集中してるんだ」とでもサラっと言われる方がすっきりする。

謙遜はただ反射的にイエイエ言っていればいいのではなく、相手の立場を考えた謙遜こそが、本当の意味での謙遜であり、本来の賢い日本人の姿だったんじゃないかと思う。

が、事実が事実として受け入れてもらえない環境なのもまた事実。

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東大首席弁護士が教える「ブレない」思考法
仕事に必要な「俯瞰力」の磨き方 著:山口 真由

おすすめの本。
オフィシャルブログ Facebookページ

以下私見でありレビューなので、上から目線に思われたとしても何卒ご容赦願いたい。

大首席卒業、財務省(主税局)勤務、弁護士、ハーバード留学(現在)という経歴の、世の中で言う絵に描いたようなエリート中のエリートだ。しかも美人。見た感じお洒落のセンスもいい。
学歴、学力をまるで重視しない、勉強しない&練習しない私とは対極の人

東大合格者は毎年3,000人強いるが、首席で出るのはもちろん1人だけ。上位n%ではなく、ナンバーワンだ。いわゆる1つのオンリーワンemoticon-0133-wait.gifだ。
女史は、自分はひたすら努力の人だと語っている程、努力の人。地あたまがいいタイプではないコンプレックスの塊だと断言している。
本を読む限り、コンサートピアニストの練習時間よりも勉強時間が長い。
オール優は当たり前、首席を狙って戦略的におまけ単位まで取得したという“策士”でもある。
しかしそれでも「レビュー」でイチイチ批判されるらしく、つい「魔が差して」アマゾンレビューを「読んでしまい」ショックを受けたというエピソードも書かれている。

結局のところ人々は、努力も才能も気に入らないんだなと確信させてくれる(笑)。
だからこそ私の視点を語ってみたくなった。

“もう社会人なのに、8年も9年も前の「東大首席」が未だに自分の代名詞(看板)なのか”と女史は悩んでいるそうだが、メディアというのは「見出し」が必要なので、その見出しを持っているだけ素晴らしい。特にこれといった実績がなく、表紙や帯を作るのが大変な人が多いのだから。
メンサが「IQ 148以上」と標準偏差24値を使用するのも看板の1つだ。標準偏差15値でIQ 130以上と書いてしまうと、知能指数に複数の算出方法があることを知らない人にとってはインパクトがない。そのくらい、「目玉」がないと埋もれてしまう程の情報が混在し飛び交っている昨今、まずは立ち止まってもらうための努力だと思えば看板“仕立て”は重要だ。

そもそも「東大首席」以上の看板を掲げられる人が一体どれだけいるだろう。ブログでさえ3回も書いたら更新が途絶える人が多いのに、ケチを付ける理由があるだろうか。
看板をヒット商品に例えるならば、10年に1回の大ヒットで食べている大御所もいるし、10年に1回しかモデルチェンジしないロングセラー商品もある。
「東大首席」以上の新たな看板を作り上げるには時間もかかって当然だし、デビューアルバムの完成度が高ければ高い程、期待の大きい2作目が大変なミュージシャンの苦悩にも似ている。もはや「総理大臣になりました」くらい言わないと、世間は納得しないかもしれない。
かといって、毎月のようにもっと上もっと上と「新商品」を発表されたところで、ついて行ける消費者の数も限られている。それはそれで「消費」が追いつかない消費者から、どこかで「方向性が違う」とか、「毎月出さなくていいから1年かけてもっといいものを」とささやかれるに違いない。お金が続かないと、全部を購入できていない自分がファン失格かのような気持ちになり(被害妄想)、リリースペースを落としてくれと、相手が自分に合わせるように要求する人は少なくない。ゴルフのハンデのようなものか。累進課税制度のように、潜在的に(かつ回りくどく)弱者を生み出してしまう世の中だ。必然的に強い者が「背負う」ことを求められる(義務づけられている)。

私は純粋にスゲーと思う。
30日スクワットでさえ大変なのに、一人でプラン立てて一人で目標を達成する様は痛快でさえある。

『東大首席弁護士が教える「ブレない」思考法』(2015年)と『東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』(2014年)の2冊を読んだが、わずか半年ちょっと間に、文体も一目瞭然に洗練されている。
売れてきた人に見られるこなれた文体になっていくのが見てとれる。
私が言うことじゃないが、端から見て確実に成長が感じられる人って、そういるものじゃない。

/*
「アメリカ人は年とともに賢くなるが、日本人は25歳から75歳まで知能が変わらない」という驚愕の研究結果
http://rocketnews24.com/2012/04/11/201873/

大学を出て就職し、3年もすると成長が止まる印象の日本人を裏付けている。
大人になっても吸収し学び続ける姿勢が大切だ。
*/

女史の文章はどこからどうみても文系だが、とても観察・分析力が高く、30才あまりで(おっさん臭さえさせんばかりに)「俯瞰力」の重要性を強くうたうところも、財務省勤務、弁護士という「濃い」経験が活かされているし、思考のバランスの良さを感じさせる。恐らくは言語性知能と動作性知能が均等に発達した(ディスクレパンシーのない)貴重なタイプの人だろう。
※「分析」では、観察し細かくデータを拾い集め、並べ替え、統計から結論を割り出すといった職人的な脳を使い、「俯瞰」は大枠を捉えるためのイメージ力が問われる。カメラで言えば寄りか引きか、脳で言えば右脳か左脳かの違いに似ているし、技師と営業マン、職人とサービスの意見が合わないのは、どちらか一方の考え方しかできない人が多いことに起因している。こだわりと妥当性・合理性のようなもの。

置きが長くなった。
女史をなぜご紹介したかと言うと「才色兼備」と言われるのが本当にだったらしい。
欧米なら「ありがとうemoticon-0152-heart.gifで済むことだが、日本人に多い。
特に綺麗な女性やスタイルのいい女性が「見た目で判断してほしくない」と、あえてその魅力(ビジュアル的な要素)を覆い隠してしまうのは残念だ。
※「ギフト」をしまい込んでしまうのは、人がうらやむプレミア商品を親に買ってもらってクローゼットに放置するようなものだ。
しかし「東大首席」の看板があれば、見た目だけで判断しようにもできない程の威力があるので、本来は気にする必要はない。「それだけじゃない」ことを自分がよく知っているはずだし、知らないのなら自分を説得し自覚した方が楽になる。
冒頭の「足が長い少年」のように、「ハイ、よく言われます」で是非割り切ってもらいたい。

※能力のある人は、見た目で判断してほしくない、東大首席だけで判断してほしくない、と自分自身に対する要求も日に日に高まっていくのかもしれない。自分との戦いだ。

むしろ欧米の社交界にデビューすれば、ハーバードやオックスフォード大を出て、お金も稼いでるし、美人でスタイルが良くて、お洒落でセクシーな女性達をウンザリする程見ることになる。そういう人に限ってピアノやバイオリン、声楽、バレエまで学び、お酒も葉巻もたしなめば、ハイヒールのまま情熱的なサルサを踊り出すような。一体これまでの人生、どこにそんな時間があったの?という程の才能と多彩な感覚を持ち合わせていたりする。
更にはヨーロッパになれば生まれから貴族階級の人もいて、テーブルマナーやシャンパンやワインの知識も持ち合わせ、場合によっては葉巻のカットから点火、持ち帰りのことまで誰に習うわけでもなく、家からそのまま外に出て、社会に通用する人もいる。自宅も晩餐会も大差ない人だ。だから物怖じせず、ただ者ならぬオーラを放つことができる。

※特にアメリカは日本にまるで興味がないので、東大と言っても知らない人がほとんどだし、「東大首席」よりも「ハーバード大学生」の方がスゴイねと言われるくらいかもしれない。

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私にとってのメンサは、オックスフォード発ということもあり、コニャックと葉巻のイメージだ。

/*
例えばハリー・ポッターで有名なエマ・ワトソンは、オックスフォード大学(2位)からブラウン大学へ転入。2011年「世界で最も美しい顔」一位に選ばれている。スーパーモデルのリリー・コールはケンブリッジ大(3位)出でありシャネルのモデルを勤めている。しかも地毛は赤毛らしい(ただ単に私の好みか)。
※()内の順位は世界大学ランキング。

世界大学ランキングTOP100(2015年度版)
http://hot-topic-news.com/world-university-rankings2015


ちなみに「ミスター・ビーン」のローワン・アトキンソンもオックスフォード大出。モンティ・パイソンもオックスフォード、ケンブリッジ大グループだ。
*/


その時こそ「もう1つのギフト」に感謝するに違いない。いや、「もっと他にないのか、私がもらったギフトをどこに隠したカーチャン?」とタンスを漁りたくなるくらいじゃなかろうか。

スポーツ界も同じくだ。マリア・シャラポワを筆頭に、アンナ・クルニコワなど、常時世界のトップ10にいながら、モデルばりに写真集さえ出してみたりする。
一昔前は、アスリートが見てくれにうつつを抜かしていると「技術が衰える」と批判されたものだが、今は違う。
科学トレーニングが進んだことで、アスリート達のスコアは「ヒト」が持つ運動能力のほぼ最高値に達しているため、その「限界」状態をどう維持するか、すなわちメンタル面をどう支えるかの方が重要になってきている。自分との戦いだ。「もうこれ以上は追求しない」と本人が決めた時点で終わりだからだ。そのためには十分な息抜きと、これをやってて良かったなと思えるシーンがとても大切になる。人によってはバカンスかもしれないし、地位や名声、報酬も含まれるかもしれないが、日本ではバカンスで日焼けしている姿よりも練習シーンの方が好感を持たれる傾向があるのも「干渉しすぎ」じゃなかろうか。娘を溺愛するストーカーみたいな父親のようだ。

誰かが最高値に達すると、その練習方法などが分析・解析され、ひいては模倣されて、いずれは周囲も追いつき横並びとなって平均が高くなる。
インターネットの普及で、そのサイクルが猛烈に速くなっている。
よって、ある1つの能力でプロとして稼げる時代ではなく、あれもこれも持ち合わせている人達が上位に名を連ねている。

確かに日本では難しい。
女性が頭が良いというだけでもなかなか風当たりが強く、一番かつ美人で、お洒落なんかしようものなら格好の攻撃の的になってしまう。
だったら、いっそ海外に出るのもいい。

だからこそ今、女史はあえてハーバード大なのかもしれない。
オックスフォード大の方が女史の性に合いそうだが。
諜報員向きのニオイがする人なので、ハーバード在学中にCIAとかに引き抜かれ、3年後に国籍変わりました!なんてことにならないといいが。日本のためを思うと。

女史が言う「俯瞰力」について、特に財務省時代のエピソードを読んで、こんなクイズを思い出した。

【話題のクイズ】自分の帽子の色が分かるのは一体だれ?
http://rocketnews24.com/2013/04/03/312303/

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※内容は記事を読んでいただくとして、下に答えを書くので予めご了承願いたい。

ゲーム理論における「因人のジレンマ」に似ているが少し違うので、「軍人のジレンマ」「諜報員(スパイ)のジレンマ」と私は呼んでいる。
1人しか答えられないし、1人が間違えると全員が射殺されるから責任重大だ。言ってしまった後に「取り消し」なんてできない。

どう考えてもDとAは無理。Bは「Aが赤だからもしかして」くらいのことしかわからず、命がかかっているので発言できない。
全体が見えているのはCしかいない。Dのことが見えていないじゃないかと言うと、そうでもない。
ルールは赤2人、白2人であり、AとBがそれぞれ赤と白だから、残るは赤1人、白1人
Dは壁で見えないからどちらかわからない。ということはC自身も自分がどちらの色かわからない。Dが白なら自分が赤、Dが赤なら自分が白。確定できないから無責任に発言できない
ということは、Cがわからないことが答えであり、それを察知したBが答えなくてはならない
Cが黙っているということは、Aが赤でBが白(だからCは自分の帽子の色を確定できない)ということだ。
Cから見て、AとBの2人とも赤なら、DとCは白だとわかり、C自身が「私が白です」と言える。
Cから見て、AとBの2人とも白なら、DとCは赤だとわかり、C自身が「私が赤です」と言える。

よってこのクイズは、1人1人が全体を見ていないと全員が死んでしまうという「信頼」関係をあぶり出すものだ。
Dは孤独に耐えなくてはならない。壁に阻まれて唯一「何もわからない」人だから。最後まで黙って耐え抜くことが全体のためだ。壁の向こうのA〜Cに託すしかない。
Aも同じだ。壁しか見えない。BとCに託すしかない。
Bは目の前のAしか見えないから、Cに託すしかない。恐らくは丸投げだ。
Cはどう考えても一手に期待が集まっていることを感じるだろう。ただ何も確定できず「黙り込む」ことがBに対する「暗号化された実行命令文」だ。
Bがそれを感じ取れるかだ。
「オイCっ!黙ってないで早く答えろ!」とか「この意気地なしめ!」と怒って自分が山勘で適当なこと言って外れたら全員を道連れにしてしまう。
Cの沈黙の理由を感じ取れるか、「黙っているC」を信頼できるか、暗号化され自分に託されたヒントをBが読み解けるかがこのクイズの肝だ。

しかし、大凡「Cは頭が悪い、決断力がない」と決めつけられて、他の誰かが発言してしまう。

会社で言えば、上司に対し「黙ってないで説明してよ」というようなシーンも多々あるんじゃないかと思う。
黙っていることに意味がある場合もあり、それが全員わかるかというともちろんそうではない。
このクイズで言うD,A,Bに当たる人が、つい何かを口走ってしまい失敗ということもあれば(言葉なんて謝れば済むと思っている人)、まさしく墓場まで正義(沈黙)を貫くCのような人もいるだろう。

4人の命はBの知能次第だ。

会社ではなくとも、ドラマや映画なら、パニクったDやA、またはイライラしたBの発言で皆殺しというシーンで印象深く描かれるかもしれない。
現実社会では、捕虜軍人などはこういった窮地に立たされ、適切な判断を下せなければ隊(組織)を壊滅させてしまうことさえある。
だからこそ軍士官テストには知能検査が用いられ、IQ 130以上の人達が採用される。

先ほどの話と同じく、今の時代、強靱な肉体を持っていれば軍人として優れているというわけではなく、何よりも知能求められている。
その典型例として英国諜報機関のMI6はオックスフォード、ケンブリッジ大出ばかりだし、米諜報機関のCIAやNSAはハーバード大出ばかりだ。

1点だけ集中して見ていると全体が見えず、全体が見えないと、「なぜこの人は今こんな発言をしたのか」「なぜ黙っているのだろうか」さえわからずに、自分レベルの小さな判断を下してしまうことが多い。若いうちは特にだ。

そこが女史が言うところの俯瞰力ではないかと思う。

女史は、学生時代はインプット(吸収)力こそが重要だが、社会人になるとアウトプット(発信)力が重要だと解く。そのとおりだと思う。
メンサでも何でもそうだが、何か役に立つの?どんなメリットがあるの?という質問を度々見かける。インプット型だ。
何か資格を取ってどう役に立つかの質問と同じだ。給料が上がる会社もあれば変わらない会社もある。給料が上がらないなら無意味かというとそうではない。
メンサに入った後、何をするかどう活かすかが自立した社会人としての発想だ。

(アメックスの)センチュリオンカードもまさに同じだ。
「年間37万円も年会費払って、どんないいことがあるんですか?」と散々見聞きした。
「じゃぁ、あなたに月3万円払うから、24時間週7日、いつでも私の電話を取り、用件をこなしてくれ」と言われたらどうだろうか。「3万円で私が雇えるなんて思わないでくれ」と怒る人が多いだろう。
しかしセンチュリオンデスクは月3万円で24時間いつだって10秒以内に電話を取ってくれる。
では、3万円じゃやらないが20万円ならやるという人が出てきたとしよう。センチュリオンデスクと比べて差額17万円以上の働きをしてくれるだろうか。恐らくは違う。
20万円で心を決めるということは、仕事を辞めてこっちに専念しようという人だ。社会的にどういう人材か考えなくてもわかる。それ以上の引きがないということを自ら証明してしまっている。
まだむしろ「100万円くれるならそれに専念するよ」という人なら、話は聞いてみてもいいと思う。どんな能力があって、どんな働きを提供してくれるのか。

そういった思考もまた「俯瞰力」かと思うし、5ページの上位2%の受け止め方にもまた同じことが言える。

ょっと話は飛んで、時として「過激な主張」の中にも事実が垣間見えるという事例をご紹介したい。
6年程前だろうか、ある会員制のバーで、当時人気のあった格闘技で世界チャンピオンになったスター選手が私の近くの席に座った。
彼は気分が良かったのか、女性の話になり、ついには「美人は呼んだらすぐ来るんだけどさ、ブスは決まって時間がかかるんだよ。誘われ慣れてないから準備できてないんだよね」と大声で話し出した。
私は女性を連れていたので、うまくその話が耳に入らないように仕向けようとしたが、むしろその女性が「確かにそう思う」と笑った。
実は私も「そういういい方じゃなくて、もう少し丁寧に話せないのかね」と思っただけで、言っていることには一理あるなと思って聞いていた。

彼が言う「ブス」という言葉はおいといて、誘われ慣れているか否かという点で見ると、日本人女性は確かに準備ができていない人が多い。
※外国人女性は必ず夜用のドレスを準備しているが、日本程ドレスの出番のない国はないらしく、友達や家族に「日本に行く」と言うと、「じゃぁドレスは置いてったら」とさえ言われるそうだ。

「出会いがない」「全然誘われない」
と言う女性は多いが、いざ誘うと「今日の服じゃちょっと」「着るものがない」と言い、「次の給料が出たら買いに行くからそれまで待ってて」となる。
「これからディナーでもどう?」って誘いに、15日後ですか(笑)。
ルチアーノショーでは創業時から、女性スタッフはロッカーに「ディナー用の服」を隠し持っていた。
私はそういう「準備」ってステキだなぁと思う。

まぁ、男性によっては自分が誘っておいて、下手に女性が準備ができていると「生意気」とか言う変わり者もいるので(笑)、世の中的にはいいのか悪いのか何とも言えないが、「誘われ慣れている人がすぐに参加できる」ということは事実だと思う。

さすが世界チャンピオン。言葉自体は乱暴だったが、その観察力、洞察力を持ってしての世界一なんだろうなと私は感じた。

日本人はなかなか回りくどく遠慮がちに話すので、「服がない」と言われると、「遠回しな断り文句なのかな」とこちらも誘わなくなってしまうという、「空気の読み合い」でこじれることが多い。そして誘われなくなった方は、「やっぱりただの社交辞令だったのかな」だめ押しの空気読みをする。

はたまた準備ができていると、「遊び慣れている」とか「誘われるのを当てにしてる」などと言われたりもする。
何でもケチつけりゃいいってもんじゃないってヤツですな(笑)。
そういうのもあって、女性は女っぽすぎないように振る舞わなきゃいけない環境なのかもしれない。

いいものはいい、好きなものは好き、スゴイものはスゴイ、美人は美人でいいんじゃないかと思うが、そうはいかないのだろうか。
何がそうさせているのだろうか。私には未だ謎だ。

次項では再び知能指数をテーマに締めくくりたいと思う。

■現在 9/10ページ。
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■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。 現在ページ。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-17 11:05 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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知能指数(標準偏差15,16,24の換算表も兼ねて)の出現率をエクセルでまとめてみた。
※エクセルの関数で自動計算させたが、10個程抽出し標準正規分布表と照らし合わせながら、手動計算もしてみた。恐らく間違いはないかと思う。

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標準偏差について、ご覧のとおり、平均の100においては全く同じなので、ほとんどの人に興味をもたれない。120を超えた辺りから上がれば上がる程開きが大きくなっていく。天才系のニュースを読むときに役立てていただきたい。

※「偏差値」も仕組みは同じ。タンブラーに偏差値表を掲載した。

世界標準のWAIS-IIIは161までしか測定できず、「メンサのテストで161〜162の最高点で入会」という「天才少女・少年」系の海外の報道は標準偏差24の値なので、標準偏差15で言うと138〜139あたり。
そもそも160以上を測定するための問題を、誰がどうやって作るのだろうと思う。

子供向けの知能検査は、
知能指数 = 精神年齢/実際の年齢×100
と算出するため、早咲きの子は極めて高い数値を示す可能性がある一方、思春期(13才)に向けて収束する(*A)可能性もある。
※この場合の精神年齢とは、大人びているか幼稚かではなく、知能が何才相当であるかという意味で用いられる。

例えば子供向け知能検査で有名な田中ビネー知能検査Vでは、5才児の平均が119と高い。
知能指数IQと精神年齢MA(得点)の平均値
http://www.mammy.jp/chinou/report_14.htm

16才以降の知能検査は精神年齢を考慮せず、同世代の平均点と比較する偏差知能指数(DIQ)を用いる。

いくつかのアインシュタイン超えIQの天才児の報道を見ていると、5才に向けてIQテストに必要とされる能力を強化するパズルなどを与え(*B)、標準偏差24(Cattell scale)の知能検査を受けさせることで「高スコアを出させる」という、親ばか的な(笑)手法も多少含まれているのではないかと分析している。標準偏差24の値は、高くなればなるほどより高く出るため、見かけ上のインパクトは大きい。

報道の中にはもちろん明らかな天才児もいるので、飽くまでそう感じた記事もあったというレベルだが。

(*A)(*B)IQは生涯変わらないとされているが、精神年齢考慮型の知能検査ならば、他の子供よりもいち早くその能力を発達させることで(すなわち「おませ」な)、一時的であってもIQ値自体は高いものが得られる。13才にもなれば周囲の子供達の成長が追いつき、脳の成長度合いが均されるため、IQ算出上の「精神年齢」という恩恵が得られなくなり、突出した数値は出にくくなることから、収束すると考えられる。

テレビドラマの影響もあってか、「天才児だから人とわかり合えない」という「事情」もよく見聞きするようになった。
が、ただの言い訳に使うのも良くないし、大人になって周囲にまたは社会に「対応」「配慮」を求めるならば、念のため成人知能検査で再測定した方がいいかと思う。「天才児だった」のと「今も天才」は違うからだ。
大切なのは、突出した数値よりも、頭脳と精神性の両面をバランスよく育てることだと、私は思う。でなければ世に出て困るのは当人なのだから。

ちなみにメンサの試験は年齢を考慮しないとされている。

10月01日追記:標準偏差15の場合、100を中心として±15を平均的とする。すなわちほとんどの人が85〜115の間に収まることになる。

09月28日:下記に「フリン効果」を考慮した再計算方法をご紹介している。20年前に標準化されたWAIS-IIIの結果を「現在の値」に換算することができる。
知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。

■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。 現在ページ。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-16 14:14 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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知能指数とはとてもおもしろい位置づけにあるように思える。
調べれば調べる程、「お金」「容姿」のテーマに似ている。

例えば知能指数を話題にしたコミュニティなどを覗くと、5件に1件くらいだろうか、必ずと言っていいほど「知能指数でその人の社会的成功、人間性までは測定できない」「IQが高けりゃいいってもんじゃない」という発言を見かける。

知能検査とは知能を測って指数化しているだけで、社会的成功や人間性を測定するためには作られていない。
また指数は目安であって、例えば政府が発表する「景気動向指数」が上向きだからと言って皆が景気が良いわけではないのと同じだ。

体重を量って「身長までは測定できない」とも言わないし、ソムリエの試験に合格した人に対し「それで人生うまくいくとは限らない」とも言わない。車の免許取った人に「車が運転できればいいってもんじゃない」とも言わない。もし言うとすれば単に性格悪いだけじゃないか(笑)。

それに比べて、知能指数、お金、容姿というテーマは、何か特別な意味を持つかのような感情、思想を見聞きする。
ほとんどの場合「嫉み・やっかみ」として片付けられているようだが、私はそのまま通り過ぎることのできない何かを感じてならない。

お金は置いといて、容姿と知能は先天的な優劣に大きく影響されるからだろうか。
一般的な世の中では、「持って生まれた才能」(先天性)とは嫌われる(応援されない)傾向があり、一方で生まれた後「努力で手に入れたもの」(後天性)は受け入れられやすい傾向がある。
6ページのダイエットの例のように、努力も認めない人が多いが。

※天才が努力をしないわけではなく、多くの場合天才の方が努力をしているようにさえ思え、熱中して没頭しているので「努力」に見られないだけであり、それは周囲の感性・観察力の問題でもあるんじゃなかろうか。同じく容姿のいい人達が、美貌やスタイルを維持するために、毎日ジム通いなどどれだけの努力をしているかと考えると、先天的なギフトに加え、なおかつ後天的な努力さえも加わるのだから、本来は賞賛に値するはずだがそうはいかないようだ。

日本の均等主義の教育を受けた人ならそうなってしまって当然だろうという「環境」と、「心情」という側面から見れば頷ける点もあることはある。

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ドラマや映画、日本ならマンガなども、昔は特に「血と汗と涙の結晶」ものが人気があったが、近年その傾向は薄れ、特殊な才能の持ち主が登場することが多い。この「流れ」の代表例として、マンガの世界では「巨人の星」に対し「キャプテン翼」が非常にしばしば(Very often的な)比較対象として持ち出される。

アメリカのドラマで言うと、例えばナンバーズの「チャーリー」や、メンタリストの「パトリック・ジェーン」、ライ・トゥ・ミーの「カル・ライトマン」、クリミナル・マインドの「スペンサー・リード」「ペネロープ・ガルシア」などが筆頭だ。

最近では「スコーピオン」というドラマの「トータルIQ 700の天才集団(4人組)」というキャッチコピーさえある。実在し主人公となった「ウォルター・オブライエン」はIQ 197とされているが、劇中で「世界で5本の指に入る」という紹介があり、標準偏差16
(Stanford-Binet scale)の値(約15億人に1人)かと思われる。標準偏差15で計算すると約190億人に1人の確率となり矛盾が生じる。しかし、海外の記事では、IQテストを受けたのが9才の時とあり、幼少期向けの精神年齢考慮型の検査だった可能性も高い。
このドラマではIQが高い人はEQが低く、一般の世界が理解できないと演出しているが、実際は育った家庭環境による。アインシュタインがIQ 160であるという説もこのドラマが出所のよう。
※いずれもアメリカのドラマ。

その他、ブラックリストの「レイモンド “レッド” レディントン」や、ホームランドの「キャリー・マティソン」も、「才能」をうたっているキャラではないが、明らかに天性の能力によって「個」の力を魅せつけている。特にブラックリストにおけるレディントンと主役のエリザベス・キーンの関係は、映画羊たちの沈黙の「ハンニバル・レクター」とジョディ・フォスター扮する「クラリス・スターリング」の関係に似ており、非凡なもの同士の「引き合う、惹かれ合う力」にスポットを当てている。クラリス役のジョディ・フォスターがメンサの会員であることもまた趣がある。

この数年の傾向として、「特殊な才能」を持って生まれたことによる「苦悩」を事細かに描写することも少なくない。
*/

が、しかし。
「足が速い」という才能についてはあまり批判も嫉妬もされにくい気がする。
「足の速さ」は、典型的な先天性の才能だと私は思っている。100メートル走において、努力によって15秒から14秒に縮めることはできても、「10秒」になると「可能性のある人」は予め決まっている。バレリーナと同じく、運動能力に加え、体型自体がその可能性を定める要素となっている。
だが「足が速けりゃいいってもんじゃない」とか「足の速さで社会的成功、人間性までは測定できない」という批判は聞いたことがない。

恐らくは、足が速くても儲からないからじゃなかろうか(笑)。
社会に出て「ほぼ使わない」能力だと割り切っている(少なくとも自分と争うことはない)ので、自分の領域を侵される心配がないため素直に受け入れられるのだろうと分析している。

だとすれば、知能やお金、容姿という要素は「関係ない」とは割り切れない、何か自分の領域に踏み込んでくる(存在を脅かす)可能性のあるものとして恐れられている(潜在意識的に)のではないだろうか。その「恐れ」が拒絶反応を生み出してしまい、黒塗りのベンツ=ヤクザのような早く決めてしまいたい(実体を確定させたい)といった心境と類似点があるように思える。陰謀論しかりだ。

そこで「知能」というカテゴリの中の1コマである「メンサ批判」はどうだろう。
「行列推理では知能は測定できない」と言えば確かにそうかもしれない(本来の検証テーマはこれだった)。
ならば「高スコアWAIS-III集団」を創設すればいいんじゃないかと思うが(あれば私も入る)、メンサ以外の高知能団体は出てきては鳴かず飛ばずのままに休止・消滅していっている。それが世の中の現状だから、ならば“「高スコアWAIS-III集団」があればいいってもんじゃない”というアングルの切り替えは見受けられない。

アーティスト達が言う「売れりゃいいってもんじゃない」というソレと同じ感じだろうか。
売れなきゃいいってもんでもないので、元々意味をなさない言葉だ。

例えば、非常に有名かつ巨大な名だたる会社の面接に行き、「水着になってください」と言われたら、なんとなくその会社の方向性と、求められている人材に勘づくだろう。嫌なら断るという選択肢が与えられている。そこで無理して水着になっても(その結果落ちる可能性もある)、入社後の先が思いやられるなら引き返すチャンスだ。一方、水着の方が自信があるという人もいる(この存在を無視してはいけない)。「えっ、スタイルが良ければ入社できるんですか!?」的な。筆記試験はいいが、人前で話すのが苦手で面接が恐怖という人は多い。電車の中手に汗握り、面接会場のドアを開ける手が震えていた人も、水着でチャンスがあるならばとパッと顔が明るくなることだってあり得る。モデル業からの転身なら言うまでもない。

メンサも試験問題を見て「違うな」と思えば、合格しても入会しないという選択肢が与えられている。
必要とされている要素を自分が持っているかいないかだ。

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スカイマーク社のミニスカートの制服についても思ったが、私はそれはそれでいいと思う。全員統一になれば混乱はあるだろうが、希望者のみを対象にしていたのだし、別枠でもっていてもいいと思う。
スタイルがいい、顔がいいというのも、地球が宇宙が(神さまでもいいが)与えたギフトなんだから、それを他人が足引っ張って引きずり下ろして、自分と同等以下に押し下げる必要性を感じない。あらゆる能力が公平に評価されるべきだ。
ある力に虐げられて、屈服させられている状況は長く続かない。必ず解放へと向かい、そのエネルギーは押さえ込まれていた時間が長ければ長い程強大になることは歴史が証明している。

さもなくば、いずれとても都合の悪い統計が証明される可能性がある。

美貌の持ち主は高IQという事実が判明
http://rocketnews24.com/2011/01/20/美貌の持ち主は高iqという事実が判明/


私に美貌が備わっていないことは、飽くまで統計上の誤差だと考えていただきたい(笑)。

私の知る美女はなぜか決まってお洒落で頭が良くユーモアがあって性格がいい。
ディナー中に「綺麗だね」と伝えたら、後ろを振り向いて、しばらく見渡して「もう行っちゃった?」と聞いてくる程、自分のことだとは微塵も思わず、決して「美人」を鼻にかけたりしていない人とか。
ルブタンのような高価でとても高いヒールの靴をプレゼントされても、自分の脚が綺麗だからだとは全く気付いていない人もいる。
いずれも私から見れば余裕で上位0.02%くらいだ。
*/


その面接が、自分の思っていたものとは大きく異なっていたとしても、電車賃分ほども価値を見いだせないのならば、それは物事から価値を見いだし、意味をもたせる能力がないだけじゃないかと私は思う。
1万円札1万円の価値にしているものは、決して物質の価値(価格)そのものではない。約22円だから。他に使い道のないただの紙切れだ。
思想、理念が生み出した法治国家における「法律」が1万円を1万円たらしめている
※外に出て見れば、相場が対外貨における1万円の価値を決めている。

だからこそ「面接に行ったら水着審査で驚いた。私は断ったけど、電車賃払っていった甲斐があったよ。お酒のネタにもなるしね!」という人もいる。感性の領域だから。
そしてブログのネタになり、それが拡散され、いつしか出版の話が入り、電車賃どころか会社で働いて得られる給料以上の利益を生み出す人もいる。

思想次第で、物事の価値は変わる。他人との話し合いや多数決で決まるわけではなく、自分の心情こそが物事の価値を決めている。

メンサの行列推理も同じじゃなかろうか。
「これで測定する会なのね」と思えば、そこから先は選択の自由が与えられているのだし、他の団体を創設するのもよし、私のように全額負担でWAIS-III検査を受けてみるのも良し。他人の領域はそのままでいいはずだ。

が、なぜか決まって批判の先には「IQよりもEQの方が重要だ」という流れになる。
恐らくそれは「IQ」は高くて「EQ」が低く、社会に適応できない人に対する当てつけなのだろうが、IQもEQも高くていいんじゃないだろうか。今人類は、どちらか一方を選ぶしかない状況におかれていない。容姿も兼ね備えたスポーツ選手の方が増えている。
少なくとも私はEQテストにおいて、最高点以外どうすれば出せるのかわからないので、どちらで評価・検証されても結果は変わらない。
ただ、そもそも世界標準のEQテストというものはなさそうだから、現時点ではただのアンケートレベルに留まっている。

そう考えると、知能、お金、容姿などについて見られる批判とは、何かしら心の奥底にある感情が言葉になって出てきているように思える。

背が高い人に向かって「身長よりも体型の方が重要だ」というすり替えにしか私には見えない。
もっと言うならば「足が速い」人に「速く走ることよりも、速く考えることの方が重要だ」と言うようなものではなかろうか。
足が速いから考えるのが遅いってわけじゃない(笑)。

余計なお世話ですな(笑)。
人は人。自分は自分。自分の持っている能力を伸ばせばいいはずだが、なぜか他人の能力を扱き下ろそうとする人が多いようだ。

お金の話になると「お金で愛や幸せは買えない」(お金があればいいってもんじゃない)という発言が出る。
容姿の話になると「顔なんてすぐ飽きるから、人間は心よ」(容姿が良ければいいってもんじゃない)という発言が出る。
同じようにIQの話題では、「IQじゃ●●は計れない」(IQが高けりゃいいってもんじゃない)という発言が多い。

どこかで偏見、思い込み、勘違いが入ってしまったんじゃなかろうか。

お金と聞いて「幸せは買えない」と浮かぶ人は、恐らく誰よりもお金を過大評価している
「陰謀論」のほとんどがアメリカが首謀者になっているソレと同じくらい。
アメリカならそれを実現できる可能性があると信じている証拠だ。或いは自分は信じていなくても、世間はアメリカならやりかねない(できる)と思っているという「強大なアメリカブランド」に便乗している。「シエラレオネ共和国の仕業だ!」(世界一貧乏な国と言われている)という陰謀論はまだ聞いたことがないことから、それだけ世の中ではお金があれば何でもできると信じられているのだ。

/*
陰謀論支持層については下記のブログがとてもわかりやすい。「黒塗りのベンツ」論で言えば、黒塗りでもピンク塗りでもベンツを購入できる家族ならば、黒いベンツを見てヤクザだとは思わないことと同じだ。

陰謀論への支持と年収の関係から見えてくること
http://k-kaya.com/archives/1040

*/


お金は道具であって、そもそもが愛や幸せを買うためのものではないし、愛や幸せという商品は売ってない。
※これはセンチュリオン(カード)ならミサイルも買える」「利用限度額がない(無制限)」という話に似ている。

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©DESIGNING 007 50 YEARS OF BOND STYLE
センチュリオンチタンカードとメンサ会員証(いずれも自前)。
お馴染みロンドン3丁目(笑)の女性が、“007” 50周年を記念して発売された限定本を、英国MI6(SIS)本部周辺の書店で購入して送ってくれた(笑)。貴重なダニエル・クレイグ扮するボンドのパスポートが掲載されている。ボンドも米アメックスのセンチュリオンカードを貸与されているがメンサの会員ではない。しかし私より背が高く、私よりも足が速い。


何に幸せを感じるかというのは、その人の感情であり、そこには生い立ちや考え、ポリシーなどが大きく影響する。
一生独身で愛はいらないから、ケーキを沢山食べられれば「幸せ」という人もいるし、自分の憧れていた車やバイクを買って、毎日「磨く」ことが幸せという人もいる。

「人生ケーキじゃない」「人生バイクじゃない」と言い出したら、それは単に他人の趣味・嗜好にまで踏み込んでいってケチつけているだけだ。

「容姿」すなわち「美人」(「ハンサム」でもいいが)についても同じだ。
「顔なんて、毎日ずっと一緒にいると飽きるよ。人は心」というおきまりのセリフ。確かに顔だけ見てればそうかもしれない。でも顔も良かったからって怒りはしない。決して顔では選ばなくても、顔も良いからってお引き取り願ったりはしない。毎日毎日おもしろくて読んでいたブログの著者が、たまたま美人だったとしても「そんなことなら、もうこれっきりで」と読者登録を解除する理由にはならない。

/*
この視点は「ベジタリアンと出された肉料理」(しまった、まだ書いてなかった)に詳しい(はずだった)。
アレルギーの人や宗教で食べない人は仕方ないとして、自らの意思としてベジタリアンになった人達に、私はいつも問いかける。
「なぜ肉を食べないのですか?」
「食べる(生きる)ための狩りと違って、今は人間の食欲(贅沢)のために意味も無く動物の命が奪われています。それに違和感があって」という人が多かった。
私は更に質問する。
「わかりました。お店に1人はベジタリアンだと伝えました。でももし間違えて肉料理が出てきたら食べずに捨てますか?」
多くの場合「食べずに捨てる」にひっかかってしまう。
もちろんレストランでディナー中、お皿から袋に移して、恵まれない子供達のところへ持っていくという選択肢はないに等しい。
「その場合は食べます。捨ててしまっては生命を粗末に扱うことと同じですから」という人と「絶対に食べない(店が悪い)」という人と、そのまま返事に困って考え込む人といる。
もちろん私は困らせたくて質問しているんじゃなくて、どういう思想なのかを知りたくて聞いている。
返事に困った人は「捨ててしまったら一緒ですもんね」と考え、そこから話が弾む事が多い。とても充実したディスカッションができる。
拒否していた理由は何だっただろうかと原点回帰する。
プログラミングで言う回帰処理(再帰呼び出し)思考と呼んでいる。思考途中で何度もスタート地点を呼び出し、本来の目的に沿った思考かどうかを照合していく。
*/

一方で「心(性格)」一瞬で飽きられてしまう人が妙に多くないだろうか(笑)。
いや、そっちの方が多い。
仮に同じ比率だったとしても、美貌の持ち主は次から次へとファンが出てくるのに対し、心に魅力のない人は、待てど暮らせど一向にファンが現れない(笑)。

※私は背も低いし、男として見た目で勝負に出られる要素がない立場として書いている。

「あなたの声がききたくて」「あなたと話がしたくて」と連絡をもらえる人が、どのくらいいるだろうかと考えると、想像の範囲でしかないが上位2%じゃないかと思う(笑)。
ならば美人(ハンサム)から話題を「心」にすり替えたところで、何が待っているのだろうか。

もし単に自分の得意領域に差し替えたいだけだとすれば、それはただの自分勝手だ。相手を受け入れた上で、自分の得意な分野について語るならまだしも。パーティーで自分が話題の中心じゃないと気が済まないタイプだ。

こうして考えると、いい人は沢山いるが、そこまで魅力的な人ってそういない気がする。
実際に本当に惹かれるような人って50人中1人くらいかもしれない。結局自分が感じる魅力の上位2%だ。

というわけで私は思う。
どの分野であろうとも大凡上位2%が「目立つ」存在なんじゃないかと。
ならば、自分の持つ能力をひたすらに伸ばせばそれでいいんじゃないかと思う。

/*
今は存在しない職業への準備――「21世紀型スキル」
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20120508/1048402/


「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」とある。今はスポットの当たらない能力であったとしても、この先どうなるかわからない。
*/

こうした、「潜在的な感情から発せられる矛盾した言葉」については、世界最高IQかつメンサ会員(List of Mensans)のマリリン・ボス・サバントの「イヤホンの話」がわかりやすい。

IQ世界一を誇るマリリン・ボス・サバント!IQの高い人間は世界がどのように見えているのか
http://bright-magazine.com/knowledge/545/


イヤホンで音楽を聴きながら車の運転をする娘に、母親は「危ない」と注意した。すると娘は「ラジオを大音量で聴いてても同じでしょ」と反論する。すなわち運転中のイヤホンとスピーカーの音はどっちが危ないかの議論だ。
そこでサバントは答える。
内容は記事を読んでいただくとして、イヤホンを選ぶ理由があるからスピーカーで聴かないわけだ。
娘は潜在的に(或いは完全に)イヤホンとスピーカーの違いを認識しているからこそイヤホンを選んでいるのであって、同じでしょ?という反論は理屈(笑)に過ぎない。
※改めて文字で見ると凄い言葉ですな、屁理屈(笑)。

でも世の中、この理屈によって議論がかき回され、若手を混乱させ(最後は呆れさせ)、テーマがすり替えられている。

6ページの宝くじの話に似ている。
「世の中お金じゃない」と言いながら、「宝くじが当たったら全ての運と過去の積み重ねを使い果たす」と怖がる。
宝くじが自分の生きてきた人生以上の評価だ。
そうじゃないでしょうと私は思う。本人が思ってるんだからしょうがないが。

もしコスト削減の会議などで、「君が40年働いても3億円を稼ぎ出すことはないだろうから、君をリストラして、浮いた給料を宝くじの購入に充てることにするよ」と言われたら、恐らく猛烈に怒るはずだ。
でも自分で自分の人生は宝くじ以下と思っているなら受け入れなくてはならないことになる。じゃなきゃ価値以下のものの押し売りをしていることになる。

残念なことに、リストラで浮いた給料の範囲内で宝くじを購入すれば、毎月確実なコスト削減が約束され、なおかつ確実に夢を見続けられるという点も約束される。宝くじは非課税だから3億円当たれば6億円以上の収入を得たことに等しい。

/*
3億円の現金収入があれば、所得税と住民税併せて55%が課税されるため、手残りは1.35億円。だから非課税の宝くじが3億円当たると、6.66億円の収入を得た際の税引き後手残り分に値する。
*/


「感情的矛盾」は宝くじでも見られる。
サッカーくじBIGは1等当選金が6億円非課税だから当選金は全部自分のもの。後日課税されることもない。
※不動産を買えば不動産取得税、固定資産税がかかるが、それはBIGの当選金に課税せれるわけではないので別枠。

もし仕事で得ようとすると、税引き後の手残りが6億円になるには13.3億円稼ぐ必要がある。
※BIG公式サイトで「年収2,000万円が30年間」という表現があるが、合法的に課税されない収益源が他にないことを考慮すると、あれは厳密には間違いで、年収2,000万円だと33.693%の所得税(もう少し複雑な計算だが)と10%の住民税、併せて43.693%が課税されるため手残りは1,126万円。よって非課税のBIGで6億円が当たると年収2,000万円の給与所得者相当の生活が53年間できることになる(各種控除は考慮していない)。

個人情報保護法が成立し長者番付が廃止された最終年2005年版の所得税納税額(住民税10%は含まれていない)と見比べてみた。

高額納税者(2005年版)
http://www.geocities.jp/glay_inui/nouzei2005.html


BIGの6億円=給与所得13.3億円を同義として考えると、所得税額が5.985億円(住民税別)の人と同じだから、それを超える人は2005年の番付の上位22人しかいない。
1.273億人の人口がいる日本における22人とは0.00001728%だ。
一方BIGの1等は1/480万の確率なので0.00002083%だ。

何と、BIGの方が簡単だという事実。
BIGはほぼ毎週1等が出ているからチャンスは毎週、10口買えば当然当たる確率は10倍になる。
※これはルチアーノショーで入社初期の頃に投げかけられる問いだ。
※ちなみに宝くじは1/1,000万の確率(0.00001%)。

が、世の中はどうだろう。
「俺は事業を始めて、13.3億円稼いでやる!」(給料でそれだけ取れるということは、少なくとも事業上の売り上げはその2倍以上が必要だろう)という志の若者と、「私は毎週BIGを買って6億円当てるわ!」という人のどちらを応援するだろう。
私が知る限りでは前者が応援される。

例え無謀であったとしても、知性より努力の方が認められやすいという点で今回のテーマに近いかと思う。
人は事実やデータよりも、自分の感情を優先すると言える。

前者が応援されやすい他の理由として、「13.3億円にはならなくても毎月100万円にでもなれば十分。それに比べ宝くじは当たるか外れるかしかない」という考えもある。また一度軌道に乗れば、当年のみならず翌年も翌々年も同じようなサラリーが得られるかもしれない。しかし、それは儲かる、儲かり続ける方向に考えた場合であって、上手くいかなかった時のことを考えると、雇用や家賃など、自己都合ではすぐには切れない経費がかかっていることを考慮する必要がある。その点ではBIGは「買わない」という選択にいつでも切り替えられるので、損失は少なく済む可能性が高い。
更には、初期投資を回収し、自分の給与(役員報酬)が取れるようになるまでの年数(そこに割く労力)などを加味すると、普通のサラリーマンをしながらコツコツとBIGを買うことも、あながち無謀ではない「挑戦」にも見えてくる。

/*
(A)月給20万円の人の所得税は10.45%。
(B)月給174万円の人の所得税は40.84%。
(C)月給357万円の人の所得税は45.945%。
3者とも住民税10%が別途課税されるため、20.45%と50.84%と55.945%の税金を払うことになる。
(B)(C)は1年の労働のうち半分の182.5日以上はお国のために働いていることになる。一方(A)は74.6日間のみだ。
本来、高額納税者とは批判されるべきものではなく、賞賛されなければならない立場にあるし、税収は高額納税者に頼り切っているため(上位20%が半分以上の税金をまかなっている)、
「格差」とは累進課税制度を望んだことによる結果でもある。一言で言うと囲われているのだ。よって先進的な層はフラット・タックス制度を支持している。
*/

このように、思考が一方向に傾いてしまうと何も見いだせないため、多くのアングルから検証する必要がある。
そのためにディスカッションが有用なはずなんだが、ハーバードやオックスフォードのような卓越した議論方法が浸透していない日本では、大凡感情論で終結してしまうことが多い。

そんなわけで、今頁では知能と感情という観点でありました。
次項は私と対極にある「東大首席」の言う「俯瞰力」について検証してみたい。

■現在 8/10ページ。
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■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。 現在ページ。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

Photographer&Engineer: Charlie
JAPAN MENSA会員
AEAJアロマ検定1級(笑)

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
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by charlie-ls | 2015-09-15 09:08 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

既にお察しかと思うが、私の興味はもはやIQでもなんでもなく(笑)、統計(と傾向)だ。
IQという切り口から入っているだけで、納税額でも所得でも色盲でも、統計から面白そうな傾向が読み取れたらテーマは問わない。どうやら私は統計マニアのようだ。

/*
アメリカのドラマ「クリミナル・マインド」において、ドクター・リード(IQ 187)がバーで女性をくどく(仕事の)シーンにおいて「女性と何を話していいのかわからない」と同僚のデレク・モーガンに相談した。「自分の得意なテーマを話せ」とアドバイスをもらったリードは「統計学!」と言う(笑)。モーガンは「やめとけ、オレを信じろ。それは絶対にやめろ」と言う(笑)。そして手品に落ち着く。その点私は話題で悩んだことはないので、統計オタクではないようだ。
※IQ 187ということは恐らく標準偏差24値ですな。
*/


今回はこんな記事から。

ギリシャ型は知能指数が高い? 高IQ集団メンサ会員の80%はギリシャ足
http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-649.html


日本のメンサ会員の足を調べたのは、脳科学者でありメンサ会員の中野信子さん。
すぐに自分で調査してみるってところがいいですな。

動作性行列推理のように、規則性、法則、共通点を見いだし、データ化することはとても大切だと思う。
今でこそウイルスのゲノムが解明されているが、昔は統計で薬を作るしかなかった。咳が出る人はこう、くしゃみが出る人はこう、両方出る人はこうといった具合に。「確率的に効く可能性が高い」という考え方。今では生まれた時から何でも目の前に「商品」としてあるものだから、自分からデータを拾い集めて統計化しようとする人が少ない。

ちなみに私の足もなんちゃってギリシャ型
長さ自体は人差し指の方が明らかに長いが、もっと下の方から生えて(?)いるので、親指より上に出るのは少しだけ。

/*
カバーページでご紹介した『知能のパラドックス』に、知能が高い人は「エレベーターミュージックが好き」と書かれていた。
私の場合好きな曲が流れていることはほとんどないが、常に記憶していて、食事の際に「さっきの曲」と言っても誰も覚えていないことが多い。
赤坂ルチアーノショーでは、店内BGMとは別に、エレベーターホールとお手洗いは異なる曲が流されていた。
*/

その他、こんなデータも。

大学研究チーム「歯を失うと記憶力が低下する」
http://rocketnews24.com/2013/07/01/344112/


スウェーデン頑張ってますな(お隣のノルウェーも)。
こういう関連性って、人間が誕生した時には既にそう設計されていたのだろうから、気付くか気付かないかだ。
今できたものでも突然降ってきたものでもなく、人間はそれに気付き、理解しようとしているだけ。でもそれが大きな前進であり進化だと思うと、気付きって本当に大切で偉大だ。


もそものテーマ「知能」について、私が言語性知能をあまり重要視しないもう1つの理由がある。
※私の場合、言語性と動作性に開きがなく、言語性の恩恵も受けている(「わずかに聴覚優位の可能性」という検査報告書から)ことも理解しているため否定する理由はないが、知能検査における有用性はあまり感じない。

例えば、自分は頭がいいと思っている人。例えば高学歴であるとか。
※勉強して暗記して知識があるのと、頭が良いのはまた違う。
そんな人が片言の外国人と話すとおもしろいことになる。
なぜか日本人と話す時のまま、熟語それも四字熟語を使って話そうとする。
肝心な笑いを取るところで難しい言葉を使って説明に時間を取られ間が空く。
通じるわけない言葉だろうと、何度聞き返されても、さらに他の熟語で返答する。
しまいには大きな声で話すようになる。

知らない言葉はボリューム上げても通じませんよemoticon-0133-wait.gif

私みたいに英語わかんない者が、英語の曲のボリューム上げても歌詞が聞き取れないのと同じだ。
片言の日本語ということは、小学校低学年の子と話すような言葉を選ばなくては通じるはずがない。
それは言語能力(言語性知能)が低いのではなくて、相手はまだ日本語を勉強しだしたばかりなのだから「知らない」だけ。

日本に来て日本語を学ぶ外国人は、まずひらがなを習う。これこそが日本語だから。
そしてカタカナ。日本人が作ったから。
あとローマ字の読み方。あれも日本式だから。
※ローマ字は英語で「romaji」であり、日本語のあいうえおをそのままアルファベットに当てはめているだけなので、通常の外国人には通じないが、日本語を勉強した外国人や、ポルトガル語、スペイン語、イタリア語のように母音がはっきりした言語を話す人達には、比較的読み取りやすい(発音を確認しやすい)。

ちなみに絵文字は海外で“emoji”だ。日本発だから。

それに対し「熟語」はほとんど音読み漢字の羅列
例えば「東欧」(とうおう)。
片言の日本語の外国人と日本語で話す際「東欧出身の方ですか?」とか言わずに、字のまま訓読みで「ひがしヨーロッパの人ですか?」と聞けばとりあえず通じる(「欧」自体当て字なので「ヨーロッパ」に置換)。
通じなければ「ヨーロッパのこっち→のほうの」(北半球にいれば「→」)とジェスチャーを加えることで、「はい、イースト・ヨーロッパ、そうです。ルーマニアからです」といった具合に返ってくる。

漢字は元々中国語であり、日本の入国管理局の書類にも「Chinese character」と書いてある。日本人に名前を漢字で書いてくれと言う時は「Chinese characterで」と言う。「中国文字」だ。「和字で書いて」ではなくて。

だから外国人が漢字を習うのは最後。もう1つの外国語だから。
アメリカに行って英語勉強しながらC言語も学ぶような感じ。
そりゃ大変だ。だからほとんどの外国人が後回しにしたまま漢字は勉強しないことが多い(笑)。

/*
インターネット上の議論では、日本人が何かやらかして世界的なニュースになると、何でもかんでも「在日」(特に朝鮮、韓国、中国)で片付けようとする人がいるが、こんなデータもあるのでご紹介する。

保守的、差別的な人ほどIQが低い傾向が明らかに
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20150723/Buzzap_30249.html


mtDNAミトコンドリア・ハプログループ(mtDNA)で言えば、6〜7割の日本人は朝鮮半島、中国にルーツを持っているため(半島、大陸経由と呼ばれる)、そこ(在日3カ国)を批判すると、結果としてブーメランのように自分のmtDNAを批判することになるのではないかと思う。だから賢い批判方法とは言えない。少なくとも60兆個のエネルギー源と、二酸化炭素の放出源が同じ「型」だということ。もしかすると体臭も似てるかもしれない。

mtDNAは母子遺伝なため、お母さんのお母さんのお母さんのお母さんと辿っていくと最初のお母さんにたどり着くことから、アメリカを中心に検査・統計化が進み、ここ15年程「人類のルーツを探る」系の書物や特集が増えている。起源はアフリカのL3型というハプロタイプだ。google創業者の奥さんが3年程前に始めた遺伝子検査サービスでも調べられる。

ちなみに私のmtDNA「F」(F1)型はヨーロッパ人型(日本人の3〜4割、F型は約5%)なので、L3→N→R(ここで枝分かれ)→F→F1という具合に分岐しており、ルーツ的に言うと(何万年という単位だが)L3からMに分かれたアジア人よりもN系のヨーロッパ人の方が近い。6年程前に遺伝子検査を受け判明した。中国南部に分布しているF2系とは異なり、完全マレー系(南方経由)の日本上陸組だ。外国人女性達と踊る(揺れる)と、他の日本人と体臭が違うと言われることが多い。
*/


しかし、こういう(熟語を使う系)人に限り、“オランダ”を「オランダ?」(尻上がり)「オンダ(アクセントの位置変えて)「オランダに行ったことありますか?」(結局日本語)と声が大きくなっていく。
オランダをどう発音してもボリュームを変えても、エフェクターをかけてもエコーを効かせても通じない。
「Nederland」(Netherlands)だから。
オランダから来た人にならオランダで通じるだろう。日本で母国が何と呼ばれてるか最初に確認するから。
でもそれ以外の国の人に、オランダをオランダと叫んでも通じない

こういう熟語→ボリュームアップは、決まって高学歴な人に見受けられる。
多分、当たり前のことが当たり前に通じず途中でイライラしてくるんじゃなかろうか。だとすればこれも前項に続いて「感情論」の領域だ。会話が成り立たないんじゃなくて、成り立たせる気持ちがない、自分の言葉で通じさせないと気がすまないとか。
※かといって英語で話そうとはしない。ま、オランダという単語でつまずいてしまうと仕方がない。
仮にどんなに言語性知能が高かろうとも、そんな人を見て私は頭が良いとは思わない。
一言で言えば、日本人以外に通じない能力でしかないし、もしかすると日本人にも通じないかもしれない。

難しい言葉を使って喋るのがスゴイんじゃなくて、どんな人にでも通じやすいしゃべり方ができる人をスゴイと思う。
いろんな例えができて、相手が日本人でも片言の外国人でも通じるように巧く話せる人。
巧く。匠(たくみ)。それが「応用」であって、国語や語学の勉強の成果じゃなかろうか。

ただの「記憶」(知識)は、使いこなさなければ、置いてあるだけのパソコンと同じだ。
記憶(メモリ)とは操作する人次第でいかようにでも料理できる。

だから言語性知能は知能ではなく後天的な知識だと思う。
知能は知識を制御する方。

/*
カバーページでもご紹介しているが、行列推理に必要とされる空間生知能、論理的推理能力においては遺伝が占める割合が7割を超え、一方で言語性知能は唯一10%台であり9割は後天的なものだ。

「知能指数は80%遺伝」の衝撃
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20120118/296619/
*/

外国人の買い物なんかに付き合うと、そんな接客ばかりを見ることになる。
「在庫を確認して、ご連絡差し上げます」「今年は猛暑らしいですね」「お正月は帰省されるんですか?」
日本に住んでしばらくすれば「確認」「連絡」は通じる人も多いが、「在庫」とか「猛暑」とか「帰省」はもうちょっとわかりやすくならんかねと思う。音読みばっかりだし。
接客用語で話すことが正しいサービスだと「覚えた」だけで、考えて接客はしていない。と私は思う。
敬語で話していれば失礼はないと覚えただけで、考えては話していない。と私は思う。

これが詰め込んだ知識と頭の良さは違うと思う根拠。

「ストックをコンファームして、わたしテレフォンあなた、スーン!emoticon-0129-call.gif
って言ってほしいんじゃないが、もしそんな人がいたら性格は良さそうだなと思う(笑)。
比較的、それほど高学歴じゃない人に多い気がする。
仮にIQは高くなかったとしても、接客した相手を気分よくさせるはずだ。
ひいては会社のためになり、自分のためになる。結果として賢い。
それこそがサービス業における知能じゃないかと私は思う。

何がないからダメだじゃなくて、あるものでどれだけ何ができるか
シーザーサラダみたいに。

最終的に伝えたいことが伝わるように話せる人が「賢い」と思える。
例え相手が外国人であっても。

/*
それはもちろん相手の母国語で話せたらスムーズだが、日本に来て日本語を学んで、片言の日本語で話しかけてくる外国人は、日本語で話したい(勉強したい)と思っているのだから、相手の母国語で話すのは「私があなたに合わせる方が早い」(自分でやった方が早い)の考え方。

ちなみに、外国人と話す方が意思の疎通がうまくいきやすいという説を聞いたことがある。
難しい言葉や表現がわからない分、イエス!ノー!など、誰が聞いても他の受け止め方ができないようなコミュニケーションになるかららしい。私もそう感じることが多い。日本人同士では、遠回しかつ遠慮がちに、行間を読み取りつつ空気まで読んで、更には謙遜しながら顔色を見てTPOをわきまえながら自分の立場を考えて社交辞令を言う、とても難しい会話をしているので、そもそも日本人同士も通じ合っていないことが多い。色がわからないシーンにおいても同じことが言える。
*/

そこで「知性」が「個性」としての要素を持つ場合、それが邪魔してダイナミックなことができない人もいる。ルー大柴みたいなしゃべり方は柄じゃない的な。
でも相手は柄とか模様は気にしていない。
そこで相手が一瞬笑ったとしても、後からじわじわとその「わかりやすさ」が伝わり、いつか手を叩いてくれれば、結果として「あの人の話はわかりやすい(聡明な人だ)」と印象づけられるのだからそれでいいと思う。

自分の成長過程を思い出せば相手にどう接するべきかわかる。
ピアノを習いに来た3才の子に、(フランツ・)リストを弾いて聴かせて「わかる?」とは言わない。
バイオリンを始めたばかりの生徒に、(ニコロ・)パガニーニを弾いて聴かせて「こういうことよ」とは言わない。
自分がそんなことされても困るし、子供相手に初心者相手にそこでドヤ顔しますか的な。

人を育てない人ほど「見て学べ」という。
見て解る範囲のことしかなければ、3ヶ月も経つと全員辞めちゃいますな。

私が感じる「頭がいい」は、たくさんのアプローチができる人だ。
タバコとか煙が嫌いなスタッフが葉巻を勉強したくなるような。嫌な思い出からお酒嫌いなスタッフがソムリエになろうと決心するような。ファッションに全然興味がなかった人がお洒落をしたくなるような。メイクなんて「無駄」と思っていた女性が、会社帰り密かにデパートの化粧品売り場に向かってみたくなるような。

「喋りが上手」とはまた違う。
魅力を感じさせるアプローチができる人といった感じだろうか。

そう。それこそが、私がブログを書くということを通じて、学ぶべきところなのだ(一人で納得)。
というわけで次項では脳と心について語ってみたい。

■現在 7/10 ページ。
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■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。 現在ページ。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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1号赤坂店は2014年末で閉店致しました。

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by charlie-ls | 2015-09-10 11:05 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
ルチアーノショー寄稿ブログ

どうしてもスウェーデン・メンサの会員数の多さ(人口比)が気になって仕方がなく、いろいろと調べて回っていたところ、あるところで国別のノーベル賞受賞数とメンサ会員数について質問している人を見かけたので、おっこれはemoticon-0104-surprised.gifと思い自分でまとめてみた。

f0337316_20422273.png
2015年10月05日19:46 日本のノーベル賞受賞数とメンサ会員数を更新し、一部抜けていた国を追加した。


赤く色づけしたところは、米英と比べ、人口に対するノーベル賞受賞者数比率が高い国だ。
ロシアを含め旧ソ連圏にはメンサはまだない。

各国メンサの会員数は、それぞれのオフィシャルサイト、各国語版Wikipedia、google、日本語版Wikipediaの順に参照し、最新のものを入力した。
各国の人口は、2014年のもの。

ノーベル賞受賞数はWikipedia(List of Nobel laureates by country)から得た。

いやはや、スウェーデン、スイスの対人口ノーベル賞受賞率とメンサ会員率は極めて高い。
スウェーデンにおいては人口は日本の13分の1、メンサ会員数は2.7倍。スイスも人口は日本の16分の1だがメンサ会員数は55%だ。
さすがノーベル賞主催国だけあって、国民の知的意識も高いのかもしれない。

スウェーデン、スイスは、世界のIQランキングでは10位(日本3位)。

日本のIQは平均105!世界で最も「IQが高い国」トップ10
http://suzie-news.jp/archives/2768

知り合いの女学生がスウェーデン・メンサの会員であることを知ったそのときから、スウェーデンという国に注目するようシグナルを受信していたのかもしれない。

その他、オランダの行列推理(RPM)能力の伸びも興味深い。同じくメンサ会員数が多く、ノーベル賞受賞数が多い。


09月27日追記:下記記事によると、ノーベル賞受賞者の平均IQは145とある。

「天才になる遺伝子」についての研究結果
http://wired.jp/2015/09/05/genius-dna/


残念ながら記事の精度が低い。IQ 170の出現率について日本語版では0.03%と書いてあり、原文であるイタリア語版はパーセンタイルで99.97%と書いているが(表記方法が違うだけで一致している)、研究元であるキングス・カレッジ・ロンドンがネイチャー(Nature)誌に発表された英語原文では0.0003と表記されていて、二桁違う(パーセント表記はなく分布におけるとある)。論文中のグラフでは標準偏差(s.d.)15の表記があるが、私の出現率表だと0.0001531%であり単位が「%」であることは間違いなさそうだが、誤差がある。標準偏差16であれば遠くない値だ。

■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。 現在ページ。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-08 23:10 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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ずはおもしろい記事をご紹介したい。

知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない傾向にあることが判明(英オックスフォード研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52156809.html


/*
記事本文はもっともとして、この記事の最後の「個人的な感想」に思わず惹かれた。
こういう聡明で鋭い洞察力を持った人をみかけると、是非バーでお酒でも飲みながら、語り合いませんかという気持ちになる。
*/


普通はその反対だと思われているんじゃなかろうか。
「頭が回る程、理屈ばっかりこねてて、疑い深くなる」と。

例えば前項の「黒塗りのベンツ」論。どういう人達か「わからない」(判断できない)からヤクザだと決めつける(堅気ではないだろうと疑う)。
最近聞かなくなった“心霊写真”」も同じだ。写真における技術的には何てことないことでも、何十年もの間「お化け」(心霊現象)だと疑われてきた。
いずれも検証能力があれば、何も疑わずに事実だけを知ることができる。

世の中、思い込み、勘違い、偏見が大半を占めている。
まずはそこから抜け出さないと、「思い込み」とは記憶(メモリ)から呼び出されているだけで、脳は何も計算(思考)していないのだから、人生がただの「引き出しの開け閉め」でしかなくなってしまう。
※ブラウザで言うとキャッシュからページを表示してる感じ。パソコンで言うとメモリだけ参照しててストレージを書き換えない感じ。

f0337316_22562967.jpg

人生の99%は思い込み―――支配された人生から脱却するための心理学

/*
とてもわかりやすくまとめられていてオススメの本。
※つまらないアフィリエイトを疑われたくないので(笑)、書籍の紹介にはリンクをはっていない。そう、人類はついに、良い商品を人にすすめると「アフィリエイトだ」と思うに至った(笑)。先進国ならではだ。

上記の本とは関係ないが、この5年程、毎年2つ以上自分の苦手なことをすると決めている。電気が流れない脳細胞が死滅しないように。
今年は本を読む(すぐ眠くなる)。もう1つはガーデニング(笑)。マリーゴールドを育てている。
去年は人前で歌を歌う(過去絶対やらなかったこと)。もう1つは頑張ってコンビニに出入りする(笑)。
一昨年は料理をする(生まれて初めて)。メモをする(信じられない)。レシピや調香時の分量とか。
音楽でも、何曲書いても一度も譜面を残したことがないくらいメモらない私。
*/



る時美容室で、隣のお客さんが何かが当たる・当たらないの話をしていたので、私の担当の女性に話しかけてみた。
「宝くじ当たったらどうしますか?」
一瞬パッと顔が明るくなったかと思ったら火を消すかのように「でも」と始まった。
自分の中で「宝くじが当たるとこうなってあぁなってそうなるから」の続きから話し始めたようだ。
「人生お金が全てじゃないですし」ときた。質問の答えにはなっていない(笑)。
私は黙って彼女の考えを聞くことにした。
「お金があれば幸せになれるっていうものでもありませんし」「怖いです」と続いたので、「何が怖いんですか?」と訪ねた。
「だって」と来た。おそらく最初の「でも」つながるストーリーだ。
「今までの積み重ねとか運とか全部使い果たしてしまいそうですし」「それで人生が終わっちゃいそう」と言う。
私はその理屈が全くわからず、「お金が全てじゃないんですよね?」と聞いてみた。
「はい。そう思います」と真顔で応えるので、「お金が全てじゃないのに宝くじが当たったら人生が終わるんですか?」と質問した。
「えぇ〜、だって大金じゃないですかぁ」
私にはやっぱりわからない。
「何で運を使い果たすんですか?」と聞くと、「自分だけそんなにいいことが起きていいのかなって」と来た。
もう一度尋ねた「ということは、やっぱり大金がもらえる=いいこと=ラッキーだと思ってるんですね?」
彼女はハッとした顔で、「ホントそうですね。そうなっちゃいますね!」と目が覚めたのか、顔の曇りがとけた。
「貴女は、自分の人生を宝くじ以下だと思ってるってことですよね。使い果たしてしまうってことは。宝くじと相殺すると全部なくなる計算で」と言うと、少し考えて「はい。怖いです。自分だけ幸せになるのは。私にはもったいないですし」と結論付けた。

「お金が全てじゃない」の手前の「でも」「だって」から大凡の心理は読み取れるので、本当は質問は特に必要なかった。

「お金が何か貴女に悪いことしましたか?」と聞くと「いいえ」
「宝くじ当たったことのある人に会ったことありますか?」「いいえ」

そして最後に「宝くじってそもそも本当に当たるんですか?」
出た(笑)。
自分が当たらないからって宝くじ自体を疑っちゃだめでしょと私は思う。
公認の、私が知る限り第一勧業銀行時代から続くみずほ銀行の宝くじそのものを疑いますか。
「(当選者が)周りにいないから」という理由で。
ならば自分が所属する母集団には目を向けないのだろうか。間違いなくその方が早く結論に達するはずだ。

さもなくば、昔からある当選番号を決める際の映像も、当選者のテレビ出演や雑誌のインタビュー、インターネットでの取材など、全てが嘘ということになる。
ご紹介した本の表紙とおり、変な理屈に「支配」された感情だ。

そして、本当に当たった人達を「嘘」つき呼ばわりすることになる。
これが一番良くない。他人も巻き込んでしまうから。

/*
これに疑問を持ち、2006年頃からだろうか、私はサッカーくじBIGを定期的に買うようになった。
ちょうど3年くらい経った2009年以降、毎年夏〜秋にかけて2等の200〜300万円が1回当たっている。毎年欠かさず。
だから少なくともBIGは実在すると断言できる(笑)。
当選金が振り込まれた際の通帳の表示も、たまに見かける当選者のインタビューなどのものと同じだし。誰も嘘をついていないことがわかる。

下記でも一部ご紹介している。

金運パワースポット。世界中から“Happy New Year”
http://ameblo.jp/lucianoshow/entry-11742432995.html


また当たった。ルチアーノショーはパワースポットだ!【キコブ番外編】
http://lscharlie.exblog.jp/22065653/


多分、一度当たると微塵も疑わなくなるので(最初から疑っていないが)、その後は連続して当たるんじゃないかと思う。
*/

成長過程でいつのまにか間違った理論・理屈が頭に入り込んでしまい、それが感情に出てしまっている例だと思う。
信じるべきところと疑うべきところが逆だ。

これは「上位2%」の偏りについての感じ方と同じ系統だ。

私は、勝手に疑うだけ疑って、時には中傷さえして、でも「本当だった時」に、疑った人間は何も制裁を受けないことを疑問に思うことがある。
オリンピックのロゴのパクリ問題や、偽ベートーベンにしても、疑う価値のある物は、疑うことで時として正義が果たされることがある。
が、疑ったけど本当だったという時、真実を語っていた人だけが傷ついて終わりでいいのだろうか。


も考えず、ただ他人を疑うとこうなるという事例がある。

海外の20代女性が超ダイエットに成功! ビフォーアフター写真が「嘘だ」と指摘され、決定的な証拠を投下
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/30/news146.html


ニュージーランド出身の20代の女性が、11カ月かけて体重169キロから約84キロの減量に成功したという話。
これが散々「嘘だ」と騒がれたらしい。
信じてもらえなかった本人は、ある1枚の写真を公開した。
※写真は上記記事をご覧いただきたい。

自分が痩せられないからなのか、ダイエットに成功した人に「嘘だ!」「証拠見せろ!」と騒ぎ立て、いざその“証拠”を見せられると、痩せる勇気すら失われるんじゃないかという程の衝撃的なサンプルだ。
「証拠見せろ!」と迫るのは、信じたい証拠であり、でも騙されたら格好悪いし、鵜呑みにしたくないという心情の表れだろう。過去に変な物でもつかまされたのかもしれない。

でも要するに、「その痩せる方法を教えてください。お願いします」ということなんだが、そう言えない人達のようだ。

しかしようやく手にした、ついにたどり着いた真実の先には、考えもしなかった結末が待っている。
成功した先にまた新しい(しかも未知の)悩みが。
それも解決方法が手術だ。
一難去ってまた一難。

人間、自分の今の悩みを既に悩み、その先の悩みに悩んでいる人がいるということを忘れてはならない。

頭を使う人ならば、約170キロから半減したと聞くと「余った皮膚はどこにいくんだろう」と考える。ゴムみたいに都合良く縮んではくれないから。
家計簿的には「洋服買い換えるのにお金かかるね」とか。どんなにゆったりな服だとしても、5Kg〜10Kg毎に買い換えなくてはならないだろう。
普通そんな会話になるはずだと私は思う。

それが「嘘だ!」と疑ったものは本当で、自分が思いもしなかった衝撃を浴びせられると声を失う。
そして「事情を知らなかった。疑ってごめんよ」と言うくらいなら、発言する前に少し考えた方がいいんじゃない?と私は思う。

ダイエットに成功した彼女は、辛い思いをしてまでこの証拠写真を公開する必要はあったのだろうか。
「ここから先は有料」(Paypal表示)でも良かったんじゃないだろうか。
テキトーなダイエットサプリにリンク張ってアフィリエイトで稼ごうとか思わなかっただろうか。思わないんだな。先駆者っていうのは。自分自身が真実を知ってるから、そこで嘘つこうとはしない。水の泡になるから。

ノウハウどころか、こんな事例を自ら無料で示してくれるいい人がどこにいるんだろうか。
と私は思う。

そして嘘だと罵っていた人達は、彼女を「実験台」として自らの人生の教訓として心にしまい込む。
少しは「感謝」しただろうか。
人を騙して利益を得ることを詐欺罪で裁くように、事実に対して嘘だと批判し、本当に事実だった場合に責任を取らせるため、中傷罪を設けた方がいいんじゃないかと思う。そうすれば少しは考えてから発言するようになるだろう。

人にとやかく言ってないで、自分でやってみなさいという話ですな。


IQの差が20開くと、会話が成り立たないという説がある。
会話は成り立つが、成り立たせようという気持ちが保てるかという点と、見えているものが明らかに違うという事実はそのとおりだと思う。

これは、「髪を切ったのに彼が気づいてくれない」という女性の心情に似ている。
多くの場合、女性はこれを「男性は何も気づかない」と批判する。

しかし「男性は」ではなく、「その女性がこれまでに出会って、髪を切ったことを気づいて欲しい男性は」に過ぎないのだが、そこをちゃんと考慮する人は少ない。もしかすると気づいて欲しくない男性達が沢山気づいていて、むしろ「男性はよく気づく」可能性も検討する必要があるが、ヒトは興味のないものを統計に含めようともしない。これも確証バイアスのなせる技だ。
しかし、もしそうだとすれば、この女性が好きになる男性は、決まって鈍感かその女性に興味がない(一方的な恋)だということになる。そうなると批判の対象は男性ではなく、見る目がない自分自身であるはずだ。だが都合が悪いのでもみ消そうとする。

先ほどの宝くじと同じで、相手を疑う前に、自分や自分が所属する母集団のレベルを疑った方がいいと思う。

或いは、「髪が長いのが好きだったのに何で切ったの?」的な。
空気読まない感じの女性に、そこで言いづらいし。
「だったら言ってくれたら良かったのに!」
今度は言わない相手のせいで、聞かない自分のせいにはしない。

そんな人に時間を割いて説明をするだろうか。
私はその理屈がおもしろいので、朝まででも話をするしいくらでも愚痴も聞くが、それは暇だからであって、普通は「明日も仕事があるからもう帰って寝る」と言って、そのまま連絡が途絶えるんじゃなかろうか。それが世の中だと思う。

ま、実際はわからない。興味がないだけかもしれないし、本当に気づかないのかもしれない。
でも女性の心理は、感情論として成り立つ。気づいてほしいのに気づいてくれない。
理論ではなくとも成り立つ。

IQの差が20違うと会話が成り立たないというのは、その辺の観点から見たら理解に光が差すかもしれない。
※一般的にはIQが高い人が自分よりも低い人を見下して発言しているように捉えられるが、私はこのテーマを違う観点から見ている。「感情」という側面だ。

例えば未完成の壁紙でもタイルでも何でもいいが、似たような連続する図柄を見ても「何だただの幾何学模様か」と通りすぎた人に対し、規則性や法則性、関連性を見いだし、「この隣にはこの柄が来る」と感じた人は、後に「さっきのあれ、あと3枚増えるよね。次の柄は多分こう」と描き表しても、前者は何の事かわからない。場合によっては説明しても通じないかもしれない。

これが行列推理的な要素。
日常の変異に気がつくか。意味のないものだと思われていたものに、意味があることに気づくか。
危うく捨てられるかもしれない運命だった価値あるものに気づくか。
無駄な思い込み、勘違い、偏見、差別意識に気づくか。
わからないことを検証しようとするか。ただ思い込まずに、自分で調べてみよう、確かめてみようとするか。
そこで「アンタも暇ね〜」という人とは間違いなく会話は成り立たない。成り立たせようという気力が沸いてこないから。

この差が大きければ大きい程、大切にするものが大きく異なる。
心が離れると「会話が成り立たない」ことになる。
気づいてほしいことに気づいてもらえない。説明しようとするとめんどくさがられる。他の解る人と話すとやきもちをやかれる。説明を省きわかり合えなくていいと判断すれば会話が途切れる。そんな感じだろうか。

同じものを見ていても、脳内では全く別ものとして情報化されているという事実だ。
そこで目撃証言が人によって違うという問題が起きる。目の前で起きた事実は同じはずなのに。

「じゃぁIQ高いならわかりやすく説明してよ。それができないなら賢いとは言わない」と注文を付ける人もいる。
よく考えたらただの逆切れだし、教えを乞うどころか「要求」だ。ダイエットの話と同じだ。理屈が「身代金」並みだ。人のもの奪っておいて返してほしければお金もってこい的な。

色盲の私が、「色わかんないからわかりやすく教えろ!」と迫るのはおかしいと自分でわかる。でもわからない人もいる。

が、重要な点は、IQが高いから優しいか親切か性格がいいかは関係ない。
「わからない人に説明する時間がもったいない」という人もいるし、「逆切れしてる人に説明する義務があるかな?」と機嫌を損ねる人もいる。
そもそも保護者でも先生でもなければ、お金もらってる相談役でもないのだし。

そしてしまいには「IQ高いヤツって性格悪いよね」という噂になる。
「美人は性格悪い」みたいな。
私の周りの美人はイチローの打率よりもはるかに高い確率で性格がいいし純粋だ。

IQが高くなくても、後輩や新入りスタッフに教えるのをめんどくさがる人は多い。
「何度言ったらわかるの」「覚えられないならメモしてよ」「それは昨日言ったでしょ」
最後は「自分がやった方が早い」(要するにそれは「アンタいらない」という考え方)という人はとても多い。
かといって企業は、性格が悪いから解雇したりはしないから気づいていない人が多い。

IQが高いから性格が悪いんじゃなくて、IQは平均でも低くても性格悪い人はいる。
むしろ人口的には(98%を占めるのだから)明らかに後者の方が多い。

美人は性格が悪いという主張をする人に私はいつもこう質問する。
「性格の悪い美人と、性格の悪い不細工は、貴女のランキング的にどっちが上なの?」

身も蓋もないとはまさにこのことか。

批判の根拠が間違っている。
好きか嫌いかならその人の勝手だが、○○はこうだ!という決めつけ論は、該当しない部外者まで傷つけてしまう。
受動喫煙どころの騒ぎではない。
が、本人は受動喫煙と比較されたら、真顔で受動喫煙の方が迷惑だと断言するだろう(笑)。

自分の感情論が、他人を、部外者までをも傷つけている可能性にまるで考えが回らない。
これは問題だ。

そう感情論の話だった。
もし相手のことが「好き」なら状況は変わるんじゃなかろうか。
女性が男性のことを好きになっていちばん最初のデートの時、もし男性が髪の毛を切ったことに気付いてくれなくても、それでもうきっぱり止めにするだろうか。「中途半端にためらいながら切ったから気付いてもらえなかった」とか、自分を責めてみたりしないだろうか。
好きで好きでたまらない同僚なら、「自分でやった方が早い」なんて仕事を奪わずに、手取り足取り教えてあげる時間を引き延ばしさえしないだろうか。
IQの差が大きく離れていても、相手のことが好きなら、相手が興味を持つ話題を探さないだろうか。
こうして考えると、「成り立たない」のではなく「成り立たせる合理的な理由がないことが多い」と考えられる。それはすなわち感情に左右される領域だ。よってIQが高くなくても日常的に起こりうること。


う1つこんなシーンをよく見かける(人を信じる、信じないのテーマで)。
直接会って話しましょう。顔を見て、目を見て。
それが一般的だから悪いとは言わないけど、そう言う人程よく騙されるというか、疑うべきところと信じるべきところが真逆な人が多い。
直接会って話すと証拠が残らないし。騙す方には都合がいいんじゃないか。
でもなぜかこういう(会って話す系の)人って文書やメールを嫌う。
自分が喋った内容が証拠に残ることを嫌っているのか、相手の顔を見ないと気がすまいからなのかはわからない。
そして「誠意」を重要視する。
会って顔見せて目を見て話すだけで「誠意」になるんなら、誰だってやりますな。
ここが大きな問題。

ちゃんと出向いた。目を見て話した。真剣なまなざしだった。スーツ着てネクタイして髪も綺麗にセットして、背筋を伸ばして、真面目そうだった。

という自分の判断に頼りすぎじゃないだろうか。
むしろ、そういう「行い」を評価しているだけで、真実を見抜く力は欠けていないだろうか。
それじゃただのナルシズムだ。自分が気に入っている行動をしたかどうかでしかない。それじゃ国が変わり文化も違えば通用しない。

だからペテン師や詐欺師がいなくならない。
「この人は、会ってちゃんと目を見て、最後に握手でもすれば信じてくれるんだな」と考える。
文書と違って証拠も残らないし、これとないチャンスだ。

あるダンス教室を経営する女性が言っていた。
日本人は挨拶のハグやキスに慣れていないので、外国人の生徒や先生と出会うと、そのハグやキスを信じ過ぎる傾向があるそう。とても近い存在に感じるらしい。
そこで何かパーティーをするとか人員を選ぶという時に、自分に声がかからなかったことで「裏切られた」とさえ思うそう。
でも相手から見ると、名前を覚えていない可能性もあるし、ただ「挨拶したことのある人」でしかない。何も裏切ってはいない。
外国の挨拶の習慣を知らなかっただけだ。

挨拶のハグをしたからキスをしたから信じる・信じないじゃない。
ハグもキスもしなくても、信じる・信じないは本来変わるべきものではない。

前述の「会って話を」のケースと同じく、その「行動」(手順)を信じているだけにすぎない。
悪い奴は顔を出さないとか、普通ハグとかキスはしないという過去の習慣・伝統から予測しているだけで、目の前にいる本人を見て感じ取ろうとはしていない。

まさに思い込み、偏見、勘違いの代表例だ。
そして科学者は、そういった人間の当てにならない勘や感情を信用しなくなった。

うそを見抜く確率90%、バーチャル入国管理官エルビスが米国境検問所にテスト配備される
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52097820.html


「嘘泣き、痛いふり」はもう通用しない。人間の嘘の表情を見抜いてしまうコンピューターシステムが開発される(米研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52159273.html


ライ・トゥ・ミーのカル・ライトマン博士のように微表情を読み取るわけですな。

これがまた、コンピューターの世界でもこんなやりとりが多発する。
「機械が人間の全てを読み取るなんて不可能だ!」「確率90%って書いてあるじゃない」

ヒトは、わからないものが怖いのかもしれない。
だから誰も言っていないのに「人間の全て」なんて思い込んでしまうのだろう。「いつかはそうなるに違いない」という恐怖心の反動で。
見方を変えたら感情や偏見のないコンピュータなら、今までお局さんや古株さん達の感情的・ひいき的な評価に悩まされてきた人達には朗報だ。本当に仕事ぶりだけを判断してくれるんだから。

科学者も当然正答率とエラー率くらいは計算しているんだし、急に現場から人をなくすわけではない。
(上記のニュース記事の例なら)正答率が90%を下回る人員は減らされるかもしれないが、それを上回る人員はスペシャリストとして、削減されたコストの一部が報酬に上乗せされるかもしれない。「スーパーレコグナイザー」として。

次項では「会話」(コミュニケーション能力)について探ってみたい。

■現在 6/10 ページ。
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■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない? 現在ページ。
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-07 10:04 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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色が見えません。色覚異常、いわゆる色盲です。でもチラッと触れた「色が絡むと必要以上に時間がかかることがある」という件、サンプルをご紹介したい。

下記はCambridge Brain Sciencesの「Odd One Out」だ。
9個の図形の内、仲間はずれはどれでしょうというIQテスト。


f0337316_18420868.png
図1


f0337316_18420899.png
図2

f0337316_18420954.png
図3


図1は電卓配列で言うところの「9」が仲間はずれ。
図2は同じく電卓配列で言うところの「1」が仲間はずれ。
ところが図3のような一目瞭然(電卓配列で言うところの「7」)の問題を、しばらくボーッと眺めてしまうことがある。

この例はあまりにも簡単すぎるが、こんな感じで通常ならば「色」で判断すれば一瞬でわかる問題に、必要以上に時間がかかってしまうことがある。恐らくは「色」という情報が入ってきたとたんに「間違えないように」という超慎重モードに入り、ひたすら規則性・法則性(色よりももっと確実なデータ)を探そうとしてしまうことが原因かと思われる。30秒程画面に張り付き、ふと画面から顔を話した途端「あれ、なんだ」と自分で可笑しくなることがある。
もしメンサのテストが色づけされた図形問題だったら、私は「時間切れ」で不合格だったかもしれない。

日常生活でも、健常者から見たら「何でこれに気付かないんだろう?」というシーンが、多々あったのではないかと思う。
上記の例でもそうだが、このくらいクッキリしたものであれば、色がわからないとか識別できないわけではなく、はっきり違いがわかるのだけども、初めっから「色」という情報に目を向けないという思考の癖がある。
私だけかもしれないし、色覚異常の人はそういう人が多いかもしれない。

ちなみにウェクスラー成人知能検査「WAIS-III」、メンサのどちらのテストにも、色覚異常者にとってハンデとなる問題は出なかった。
知能検査とは解けるか解けないかではなく、解答速度の方が重要なため、もし色が重要な問題ばかりだったら、私のIQは著しく低くでるだろうと自分で思う。もしかすると日常生活では時としてそれが出てしまっているかもしれない。

“Cambridge Brain Sciences”Cambridge Brain Sciencesをやってみた。の記事、“WAIS-III”はWAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。の記事でご紹介している。

■目次
 1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
 2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
 3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
 4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
 5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
 6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
 7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
 8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
 9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
 10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
 あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
 別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。 現在ページ。
 別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
 別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
 追加少年からのお便り。
 追加知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

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by charlie-ls | 2015-09-07 09:11 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ
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「人口の上位2%のIQの持ち主」というメンサのキャッチコピー。
それは人口の上位2%の人がIQ 130以上あるという意味であり、メンサの会員数ではない。

「100人に2人」「50人に1人」は確かだが、会社や学校、友達を50人集めてもIQ 130を超える人が1人もいない、または100人集めても1人しかいない、或いは全くいないということもある。そしてある所ではゴロゴロと転がっていることもある。確率でいう「偏り」だ。

進学校と普通校で比較するのが手っ取り早いだろうか。

サイコロを6回振っても1回も当たらないこともあれば、何度も当たることもある。
5回連続で外れると、6回目も外れるだろうと考えるのは精神論(宗教的な)であり、サイコロはあなたが5回連続で外した事を認識できない。
では、1/6の確率で当たるはずだから、6回目は絶対当たると考えるのは確率論の始まりだ。
しかし確率に反して当たらないこともあるのは、次の6回のうち2回当たるかもしれず(これをツキが回って来たと感じやすい)、サイコロにとってどこからどこまで1セットなのか認識できないので、メモリ機能でも無い限り、当たりにもハズレにも偏り続ける。

多くの電卓で1を3で割って3かけても1に戻れないソレに似ている。
電卓は「ついさっき」のことを覚えていない。

ギャンブラー達の確率収束論は、大凡分母の400倍も試せば、これらの偏りは均され、95%程の確率で(なおかつ10%前後の誤差で)結果は均等になると考えられている。
その理論からいけば、メンサ(IQ 130以上)の「人口上位2%」は、40,000人集まれば800人いるだろうということ。決して50人に1人いるわけではない。

実際にrand関数でプログラミングしても、分母の400倍でまぁまぁ均等に収束する。
これが40万回、400万回となればもちろん綺麗に均され、いつしか数字どおり2%に収まるようになっており、言うまでも無く確率論は決して間違っていない。

「直感と理論の乖離」を示した「モンティ・ホール問題」
にて、2億4千万回のサイコロシミュレーションの結果をご紹介している。

しかし、世の中自分を中心に考えてしまうと、「50人に1人いないなんておかしい!」(=メンサが嘘だとか、IQ分布が嘘だとか)ということになるが、98%は該当しないのだから、身の回りの人50人集めても1人もいないことの方が普通じゃなかろうか。

なっ、なんで?

東大生や、知的な業種の人達だけを50人集めたら、何人もいるかもしれない。
母集団というのは多くの場合偏っているので、いない時は全くいない、いる時はたくさんいることの方が多い。類は友を呼ぶとはこのこと。
どこかに沢山いれば、どこかにはいない。じゃないと数が合わなくなる。

「えー、だって平均したら50人に1人でしょ?」と言われても、数字上ではそうでも、現実は平均化されない。
若干パラドックスの要素がある。
それぞれの母集団が独立して存在しているので、平均化される前に少ない母数をつまみ出してる感じ。
東大は東大で存在し、他の大学と成績や知能は平均化されないのと同じ感じ。

例えば下記の職業分布で言うと、IQ 130を超える人が存在する職種は4種しかない。
※私はいずれにも属していないので事例として取り上げる。

職業別のIQの分布はどうなっているのか
http://gigazine.net/news/20081126_iq_by_occupation/


Medical occs- MD or equiv.:医学博士または同程度の医療従事者
College professors:大学教授
Social scientist:社会科学者
Materials and design engineers:材料、設計技師

原盤PDFを見る限り標準偏差15。
http://www.ssc.wisc.edu/cde/cdewp/98-07.pdf

アメリカ・ウィスコンシン州の男性の統計だが、このデータだけで見れば4種の職種以外にIQ 130を超える人がいる可能性はなさそうで、4種以外の全ての業種を対象に統計を取ると、場合によっては男性労働者を何千人、何万人集めてもIQ 130以上の人はいないかもれない。
一方で上位4種の人達を対象にすると、5人に1人くらいはIQ 130を超えるかもしれない。
前者を見て「全然いないじゃないか」と思う人もいれば、後者を見て「何だいっぱいいるな」と感じるかは、自分が基準にしている母集団が全く異なることを示している。

確証バイアスに陥らないように、まず自分の座標(ポジション)を客観的に確認することから始まる。

/*
太平洋のど真ん中で目が覚めた時、日の出の方向が東、日の入りの方向が西、南中高度が南寄りなら北半球にいることがわかり、影がなければ赤道上かなとか、それほど熱くもなく寒くもなく影が北向きなら、夕日に向かって突き進めば日本に着くんじゃないか的な。まずは自己座標の確認が必要だ。
※日本は日出ずる国だが、太平洋から見ると日が沈む国だ。人間が決めた日付変更線をベースにしているだけで、球体の地球において太陽はどこから昇るわけでもなく、どこからでも昇る。
/


IQ 120 11人に1人
IQ 125 21人に1人
IQ 130 50人に1人
IQ 135 100人に1人
IQ 140 250人に1人 スティーブ・ジョブズと私(笑)。
IQ 145 750人に1人
IQ 150 2,500人に1人
IQ 160 31,000人に1人

という分布らしいので、

その1:自分のIQが確定している場合。「これが解けたらIQ 150」というものや、インターネット上のIQテストを受けて150とか160が出た場合に、「私はIQ 150だ」と思うよりは、(私の場合)この問題はIQ 140以下の問題だと考えた方がいい。ある日突然知能が上がるものではないから。

その2:自分のIQはわからないが、統計分布と該当者数/挑戦者数(母数)から割り出す方法。「2,500人に1人」しかいないIQ 150の問題を解けた人が100人いたら、最低でも25万人の人が挑戦していなければならないと考える。当てはまれば信憑性があり、当てはまらなければ、当てはまるように換算する。もし挑戦者が1,000人だったら100/1,000だからIQ 120以下の問題だと考える。

その3:身近なところを基準に計算する。(この際偏りは無視するとして)、もし身近な人10人で挑戦して1人でも解けたら10人に1人だから、それはIQ 120以下の問題だと考える。例えば東大生は、周囲の人達が極めて特殊な母集団だということを理解しているので、通常は問題は起きない。

という思考手順を踏む。大凡上から順番に正確だろう。

今だけ大特価!
(ずっと続いている)閉店セール!
特別なお客様にだけ!

とうたった方が客寄せになるように、オンラインIQテストは相当高く評価される。自分だけ特別みたいな。

250人に1人スティーブ・ジョブズはいないのは当たり前だし、同等の人物もいないので、IQ 140あっても成功するかどうかは人それぞれだ。
そこで、IQ 150は2,500人に1人だから、2,500人いればスティーブ・ジョブズ並みの人に会えるかというとそうではない。
じゃぁ、IQ 140以上あってもスティーブ・ジョブズを超えられない人がほとんどだから、IQって関係ないよねと考えるか、最低でもIQ 140ないとスティーブ・ジョブズにはなれないってことだねと考えるか、分岐するところ。

こうして、1つのデータから何かを読み取る(私は「データ・プロファイリング」と呼んでいる)にしても多くの分岐点がある。
この分岐の初期からズレはじめると、全体を把握できない上に、自己中心的な推論でまとめようとし、信憑性がないどころか周囲の総スカンを食うことになる(いわゆる偏った物の考え方)。

データから何かを読み解く際に重要なのは、感情を捨てること。私の見解ではこれが最重要事項。
そこに感情がある限り、勘違い、思い込み、偏見を生み、いつまでも何も見えてこない。
顔を近づけて「ガン見」しているうちに、周りの景色は変わり時代も変わっていたとなれば(花屋の花も変わりました的な)、そもそも所属する母集団も移り変わっている。浦島太郎だ。
株や為替のトレードも機械(システム)の方が着実に利益が上がるというのも、人は感情に左右されやすいことを示している。

/*
私は思い込み、勘違い、偏見の代表例としてよく「黒塗りのベンツ」論を取り上げるが、ここ最近の「山口組分裂」報道で、本部に出入りする組長・幹部の様子が映し出されるので、ここぞとばかりに観察したところ、ほとんどがトヨタの白いワゴンだった。複数の映像の中から一台だけシルバーのレクサス(4ドアセダン)を見つけたが、黒塗りもベンツもなければ、一台を除くとセダンでさえなかった(私が見た映像では)。都内において、黒いセダンよりもワゴン車の方が職務質問を受けやすいという事実からも本来は容易に推測できる。
ちなみに、ロシアンマフィアとアメリカのマフィアがレクサスを好むことは知られている。
*/

f0337316_11071547.jpg

似たような観点から下記の記事をおすすめしたい。
※ルチアーノショーでは2013年8月3日に配信された記事だ。

データジャーナリズム――世界に広がる「データからニュースを発見する」挑戦
http://thepage.jp/detail/20130623-00010000-wordleaf


残念ながら、日本人はまだまだ苦手な分野とある。

近年流行っている思考方法として、FBIの採用試験にも使われているフェルミ推定というものがある。
例えばニューヨークの便器の数はいくつ?とか。
「そんなのわかるわけないだろ!」という答えが普通なので、解けなくても何ら問題ない。
ただFBIは多くの人種、宗教、言語が混在する合衆国で、大富豪から貧困層、知的障害者からIQ 160を超える大天才、天才ハッカーもテロリストも取り締まらなくてはならないので、「普通」の思考回路では事件が解決できない。世間では「どうでもいい」と言われるような、現場に残された数少ない証拠から辿っていく必要がある。

//「ロジカル・シンキング」系の書物に詳しい。

フェルミ推定的に言うと、日本にIQ 130以上の人は何人いますか?
私は単純に2%ではない気がしている。

上位2%は、モンティ・ホールの問題に似ている。
IQ 130以上“「100人に2人」ということは「50人に1人」だね”という存在を、クジに例えて考えてみた。
100枚のカードの中に赤丸が2枚、青丸が98枚ある。
100枚のうち50枚を選んで、その中に赤丸が1枚入っているだろうか。
確率で言うと「入っている」ことになるが、何度50枚を選んでも、1枚も赤丸が入っていない場合もある。
でも100枚の中に2枚の赤丸カードがあることは事実だし何も変わらないから、これが2%という確率が示すところの真実だ。

カバーページでご紹介した、世界でアジアが最もIQが高いというデータから見ると、人類(全人口)の2%をつまめば、当然アジアに多いだろうと考えてみたくなる。
ただし日本は平均IQが5ポイント高いというデータだけで、IQ 130以上の人も同じ比率でいるかというと、それは断定できない。
日本のサービスのように、底が高く、天井が低いようなケースも考えられる。
安いお店に入っても平均的にいいサービスが受けられるが(底が高い)、高級ホテルにいってもさほど変わらない(天井が低い)という特徴がある。いわゆるお金を持っても楽しめない国だ。突出した天才を育てようという教育方針でない国に多い均等主義と言える。
そうすると平均点は高くなるが、130点、140点、150点は少ない可能性がある。

一方で国別IQランキングに入っていない国でも、例えばIQの差が激しい国もあるかもしれない。
低い人はとことん低く、高い人はとことん高い国。
そうすると、平均すれば100を下回るかもしれないが、IQ 130以上の人が集中している可能性もある。
欧米のサービスがそんな感じ。安いお店では値段相当(日本人から見れば信じられないレベル)だが、高級なところにいけば青天井。お金を持てば持つほど楽しみが増える国。教育も中途半端な英才教育ではなく「ギフテッド」(神様の贈り物)として存分に伸ばそうとする。

例えば人口の多い中国、インド。優秀な人はとことん優秀だ。
インドのIQ上位25%は、アメリカの全人口より多いと言われている。言い回しが凝っているだけで、単純にインドの人口の25%がちょうどアメリカの人口(3.189億人)に相当するので、上位だけで選りすぐってもアメリカの人口ほどいますよという意味だ。
中国13.57億人、インド12.52億人。合計26.09億人のうち、(偏りの例として)IQ 130以上の人が+1%=3%いるとすれば7,827万人になる。
※まだ字が読めない人もいるという国だから、平均よりIQが低い人も多い可能性がある分、IQランキングに入らないだけかもしれない。断定できる要素がない。
世界人口70億人の2%=1.4億人の内、残り6,173万人を、中国・インドを除いた43.91億人の人口で割ると1.4%しかいないことになる。
そこで冒頭の、スウェーデン・メンサの会員数と人口比を見比べると、必ずしも「日本人の2%」がIQ 130を超えるとは言えない可能性がある。→別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。

下記はいずれも平均100だが、下に行くほど差は開く一方で110以上の人が出現する(ただのサンプル)。
f0337316_11361685.png
とりあえず均等かつ大げさに区分した。

A,B,C,Dの国で上位2%をつまむと、D国が最も高いことになる。

上記の表のフォーマットで、平均IQを105にしようとした場合、こんな分布もあり得る。底が高く、天井が低い日本っぽい気がする。
95 100 105 110 115 105(平均)

※日本人の平均IQが105と出ている以上、平均が100でなければおかしいという前提の話ではない。恐らくは世界標準IQテスト(ウェクスラーのような)の結果を「世界」という母集団で見た数値だろう。

それじゃ、「日本にはIQ 120以上の人はいないのか?」となるが、いることは確かだ。
ちょっと大げさに表現しているだけで、この考えに至ったのは、東大生の平均IQが120であるという点から。
平均を120にしようとした場合、単純に計算すると全員120か、130の人がいれば110の人が必要になる。同じように140の人がいれば100の人、150の人がいれば90の人、160の人がいれば80の人が必要だ。
平均を下回るIQで東大に合格するのかどうか私にはわからないが、上記のように考えると、あまり開きのない平均IQ 120なのではないかと推測するところから、もしかして日本の平均IQ 105というのも、同じような構成なんじゃないかという考えに至った。

※私は東大出身じゃないし、東大を目指したことも可能性を感じたこともないので、部外者として東大をサンプルとしている。自分が所属する母集団を高く見せようという感情が入らないようにしている。

毎年3,000人を超える合格者のいる東大、学生数を単純に4倍して12,000人と仮定しよう。
2%ということは240人だ。
240人のIQ 150(130じゃなくて)と、11,760人のIQ 119の組み合わせでも平均119.62(≈120)になる。
※読み直していたところ、母数自体を間違えて計算していたので訂正した。

よって平均値だけでは、一部の人が押し上げ(押し下げ)ているのか、均等で差がない粒ぞろいの集団なのかはわからない。
だから「上位2%」と言っても、そもそも日本にいるかどうかもわからないので「50人に1人いる」とは言えない。

メンサのホームページでは全人口の内上位2%のIQ(知能指数)の持ち主であれば」とある。


IQではなく所得に置き換えて考えてみた。
所得分布を見ると、上位2%は1,700万円以上。これは人口ではなく世帯。

所得の分布状況(厚生労働省 平成21年調査)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa09/2-2.html


Facebookの日本人ユーザーの平均友達人数は108人とされているので、では全てのFacebookユーザーの友達リストの中に、世帯年収1,700万円以上の人がいるかというと、いない人はいないし、いる人は何人もいるという結果になる。
例えば儲かっている会社の社長の友達リストの中には、その儲かっている会社の取引先社長も含まれているだろうことを考えたら当然の結果だ。

これらのことから「2%」は100人に2人でもなければ50人に1人というわけでもない。

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 追加学力偏差値でいうところの上位2%とは。
 追加IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
 追加賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
 追加天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。

Photographer&Engineer: Charlie
JAPAN MENSA会員
AEAJアロマ検定1級(笑)

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by charlie-ls | 2015-09-05 11:05 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

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