知能検査とは、視覚・聴覚による入力に始まり、認知・思考の表出(出力)までの時間の測定だと言える。第一部ではそこをまとめつつ、第二部では嗅覚ベースの「本能性知能」の提案をしてみたい。

第一部

知能を含む認知能力を確認(測定)するためには、表出する際に遠心性神経(主に運動神経)を必要とする

※ここで言う「表出」とは、知覚(入力)し認知した上で思考した結果を第三者が確認できる状態として出力すること。

具体的には、思考を発信する・伝えるために、書くとか喋るとか、キーボードを打つとかクリックするとか。

脳内の思考や計算速度を理論上のスペック上限値だとすると、運動神経等を介し表出するまでの遅延はおおよそCPUとストレージの関係に似ていて、そこがボトルネックとなる確率が高い。

※これを短縮するものとして、脳を介さない反射がある。

すなわち、表出速度が遅ければ、内部(脳内)では高知能でも、外部(実効値)では凡人化する可能性を秘めている。

入力から処理までは速くても、出力に難ありの状態。
※入力から処理までは遅いが、処理後の表出は速いという「入力に難あり」のケースもある。そもそも知覚していないこともある。

認知能力を測定する際、文字や図形の理解なら視力、言葉(発声)の理解なら聴力を当たり前に必要とする。

設問が存在する時点で大凡このどちらかを使う。

もし目が見えない人がウェクスラー知能検査を受けたら、動作性知能側のテストは全部(または大半)できない。

同じく耳が聞こえない人は、言語性知能側のテストの全部(または大半)ができない。

だとすれば視力も聴力も知能の一部(入力機能)だと考えられる。その他の入力・出力手段が開発されない限り。

ということから、知覚→認知(情報処理)→表出まで(その時間)が知能指数の測定範囲だということが解る。

言語性または動作性知能の片側だけを測定しても、全体の能力や本人像(外からの評価)と一致しないことが多いのは、日常生活においてそれだけ「見る」「聴く」の両方を駆使しているからだろう。少なくとも現代社会は。

読めば(見れば)解るが、会話が全くダメとか、会話能力は高いんだが、メールや文書、資料によるやりとりが全くダメとか、接する時間が長ければ長いほど、両方の能力の平均から低い側へと他人の評価は収束する。

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ベルギーからのお土産にワッフルをもらった。

第二部

また、難しいことは得意じゃないがなぜか上手く行くという人がいる。

代表例として「直感力」や「空気を読む力」など、数値化が難しい能力が社会的成功に寄与しているのだとすれば、加えて測定すべきは嗅覚大脳辺縁系=本能)だと確信している。

将来的な知能検査は、言語性知能(聴覚)、動作性知能(視覚)、本能性知能(嗅覚)の3セットになるだろうと予測しつつ、そうあるべきだと提唱したい。

イメージとしては、文系・理系のどちらにも必要とされる統計学(統計データの分析能力)のような中央に位置するもの。

ファジーだが合理的に言語性(結晶性)・動作性(流動性)知能のどちらを使うかを判定する仕分け知能でもあり、判断力・決断力に関わる。

言語性知能/動作性知能という50:50の判定から、本能性知能を加えて1/3:1/3:1/3ずつにすることで、現在の3σの1/3くらいは2σに下がり、同時に2σの1/3くらいは3σに上がり(加えて1/3は1σと入れ替わる)、各層に必ず一定数居る「ホントにこの人が〜?」という数値(スペック)と印象の乖離がずいぶん減り、より実用的になるだろう。

嗅覚をベースとした本能性のテストを加える利点として、試験問題または類似問題が流出しても、「アレがコレ」と口頭や文字で説明したり覚えたりすることが十分なレベルで難しいので、反復・暗記学習(慣れ)による擬似高知能(すなわち学習性高偏差値)を除外できる。

ただし、現在病院で採用されている知能検査は、法的(責任能力の有無とか)な判定においては既に十分に機能しているし、現実的な需要として、知的障害(70以下)または境界域(71-85)にあるか否かさえ測定できれば良いという傾向も強いため、そこまで知能指数を科学する必要があるのかと問えば、そうではないかもしれない。

が、現状いちばんもっともらしいと感じられるガードナーの多重知能(MI)理論ほど横に拡げすぎず、合理的に全体性を測定する方法として有効だと私は感じている。

言語性、動作性、本能性の△レーダーチャートの交わる座標は本人の特性を的確に示してくれるだろう。三角測量的に。

これをチャーリーの「知能の三角理論」と名付ける。

Theory of Triangle Intelligence的な。

いつも言ってることをただまとめてみただけだが、名称を付けるとソレっぽくなる(笑)からブログに書き記してみた。

参考リンク:
においは、本能的な感情と直結:朝日新聞デジタル
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマを楽しむ | アロマテラピーとは | アロマテラピーのメカニズム
嗅覚情報処理を支える神経回路の形成基盤 | 神経科学学会

嗅覚は、他の感覚系とは異なり視床を介さず直接記憶や情動などを制御する大脳辺縁系へと情報を伝達すること、また嗅覚能力の低下はアルツハイマーなどの認知症の関連が指摘されていることから、嗅覚情報処理機構の理解は、基礎、応用の両方の観点からその重要性が一層高まることが予想されます。

というわけで認知能力(知能)を問う上で、嗅覚を切り離して考えるのはナンセンスな時代だと言える。

あとがき。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員
情報処理安全確保支援士/登録情報セキュリティスペシャリスト(RISS)

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
AEAJ認定アロマブレンドデザイナー
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター
JAMHA認定ハーバルセラピスト
【国】ITパスポート試験合格(笑)。
【国】情報セキュリティマネジメント試験合格
【国】臭気判定士
薬学検定1級試験合格
HTML5プロフェッショナル認定資格 レベル1試験に合格。
個人情報保護士認定試験に合格。
情報セキュリティ管理士認定試験に合格。
【公】メンタルヘルス・マネジメント検定II種(ラインケアコース)試験に合格。
Comptia Security+試験合格。
SEA/J情報セキュリティ技術認定CSPM of Technical試験合格。
【国】危険物取扱者 乙種 第4類試験合格。
【国】情報処理安全確保支援士(旧情報セキュリティスペシャリスト)試験合格。
【国】ファイナンシャル・プランニング技能検定2級試験に合格。
【国】危険物取扱者 乙種 第2類、第3類試験合格。
心理学検定1級試験合格。
【国】登録販売者試験合格。
【国】危険物取扱者 乙種 第5類、第6類試験に合格。。
【国】危険物取扱者 乙種 第類試験1に合格。
心理学検定特1級試験合格。

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)


# by charlie-ls | 2019-01-25 22:56 | 個人ブログ | Comments(2)

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