宇宙銀行 赤坂支店。

ルチアーノショー寄稿ブログ

今回から私のブログは隔離(分離)された(笑)。

/*
毎日更新されるルチアーノショーのブログに、私の“寄稿ブログ”と“チャーリーの部屋”まで書くと、情報量が多(濃)すぎるということで、こちらの離れ島に移ったのであります。
厳密にはこの半年間で増えた“読者”登録やいいね!に対して、より的を射たブログをお届けできるようにという“動向分析”が目的でありまして、「なんだ、チャーリーのブログはなくてもいいじゃないか」と判断されると、この離れ島で最後を迎える可能性があるということも申し添えつつ、第一弾いってみたいと思います。
*/


【予告編】
まだ数週間も経たないとある日。
“貴族の晩餐”をうたうルチアーノショーにて、タイ王国の王族ウボンラット様がディナーを楽しまれた。
その模様は後日マイク・タケダのブログで公開される予定なので乞うご期待。
ルチアーノショーで働くスタッフのブログ

↓※街で見かけたパイナップル。なぜか衝動買い(笑)。
宇宙銀行 赤坂支店。_f0337316_1292078.jpg


【本編】
ここは、宇宙銀行 赤坂支店。
支店長代理(?)のチャーリーであります。

最近“宇宙銀行”という考え方を知った。
「徳を積み立てると幸運が引き出せる」という考え方だ。
非常におもしろいし、私の考え方にとても似ている。
仏教でも“徳積み”という概念があり、宗教を問わず「良い行いは、いつか必ず自分に返ってくる」と教える。
これを銀行の「積み立て」と「引き出し」という具合に、預金の入出金に例えたのが“宇宙銀行”だ。

日頃の行いが良ければ、困った時に助けてもらえる=日頃から徳積みし“積み立て”しておけば、必要な時に引き出すことができる。
明解である。

↓浅野ファームのにんじん。先日ルチアーノショーで、浅野さんとカルトワインで有名なダリオッシュワイナリーのダニエル社長の晩餐会が開かれた
宇宙銀行 赤坂支店。_f0337316_1305687.jpg

ここからは“宇宙銀行”に対する、私の個人的な解釈なので予めご了承願いたい。

たまには“神サマ目線”というアングルはどうだろうか。
ちょっと脚立に登って(笑)上から世間を観察しているような感じの。
そう。テニスのレフェリーやプールの監視員みたいな角度で。

「日頃の行いが良い」とはどういう状態を指すのだろうか。

真面目に毎日働き、悪いことはしない。

当たり前じゃないか。
真面目に毎日働くのは誰のためだろうか。自分のためだ。中には「家族のため」という人もいるかもしれないが、家族を持つことを選んだのは自分だから、結局は自己の決断に基づくものである。決断した以上責務を全うして当然だ。
強制的に(不可抗力によって)背負わされたものならまだしも、自分で選んだ道は自分の責任だ。予め「選ばない」という選択の自由が与えられているのだから。
よって毎日真面目に働くことは当たり前であり、神様目線的にわざわざ「良い行い」として見なされるようには思えない。

「悪いことはしない」は言うまでもない。

そこで、投票のパラドックス(そば、うどん、ラーメン)の時のように(笑)、スコアリングして考えてみた。

良いこと=プラス1
当たり前のこと=0
悪いこと=マイナス1

とすると、毎日真面目に働く=当たり前=スコア「ゼロ」だから、宇宙銀行の預金は増えない。
「毎日汗水流し・・・」と精神論から見ても、生活するために必要な費用は「物価」という相場で決まっているので、「食べるために働く」ことはゼロポイントに見える。光合成で生きていける人は食べるためのお金はいらないが、そうでない人にはお金も生命エネルギー(変換)の一部だと私には見える。
なおかつ「労働力の提供」とは(相場の)「賃金」という対価を得た時点で相殺される。

ということは、当たり前のことプラスアルファの何かをしなければ、宇宙銀行の預金は増えないことになる。

↓浅野ファームの花々にローゼンタールの器(舞台監督秘蔵の品)。そしてルチアーノショーでお馴染みの純金コートのカトラリー。
宇宙銀行 赤坂支店。_f0337316_1314273.jpg


今日、誰かを喜ばせましたか。
今日、誰かに“ありがとう”と言われましたか。
今日、誰かを笑顔にさせましたか。

自分に必要なことだけしていても宇宙銀行預金は増えないので、何かプラスになることをと考えてみた。

落とした物を拾ってあげて相手が「ありがとう!」と笑顔になってくれたら宇宙銀行の預金は+1かもしれない。が、「自分で拾うから余計なことしないで!」と怒られたらもしかすると−1かもしれない。答えはわからないが「±1」とはそういうことではないだろうか。

「ラッキー」「アンラッキー」って、もしかして宇宙銀行の預金額で決まるんじゃないかとも考えてみた。
さっきの「+1」が今「ラッキー」になって返ってくる。
3日前の「−1」が今「アンラッキー」になって返ってくる。
そんな感じ。

毎日他人にいやな思いをさせていると大変なことになる。宇宙銀行へ借金が増えていくし。
そう思って、普段はなるべく人を笑わせることに専念している私だが、「笑ってあげなきゃ可哀想」と思われて笑ってくれている人がいたら、これもまた「+1」にはならない(笑)。

↓マイセンの限定ティーカップ&ソーサー。舞台監督秘蔵の品。
宇宙銀行 赤坂支店。_f0337316_1322729.jpg


今度は「消費」に当てはめてみた。
日本では「お客様は神様」という考え方が根強いため、これから書くことは多少違和感を感じる人も多いかもしれないが、おつきあいいただきたい。
「需要」と「供給」は「相場」というニュートラルポイントを持っている。
1万円の価値のものを1万円で購入した場合は先の労働対価と同じく「相殺」されており、絶対的なパワーバランスというものは本来存在せず「対等」である。
そこで1万円のものを8千円で提供したとする。税務的に言うと、購入した側は2千円の利益を得たことになるし、宇宙銀行的に言うと販売した側は2千円の貸しを作ったととらえることができる。

※税務的:評価額1億円の土地を持っている人が、親切にしてくれた人に「この土地5千万円でいいよ」と売っても、買った側には差額5千万円は贈与と見なされ、それに対する税金が課せられる。会社の節税のためにマンションを購入して、そこに無料で親族を住まわせた場合、家賃相当額の贈与と見なされ、相場家賃を払わないのであればそれに応じた税金が課せられるのも同じで、それが相場であり価値である。名目が何であれ差額は「利益」として見なされる。

※宇宙銀行的:通常の消費取引だと「2千円値切った」で終わるが、私の解釈の宇宙銀行の概念に照らし合わせると、2千円の利益の出所がどこなのかを探る必要性がある。それは「ラッキー」「アンラッキー」の出所と一致する気がするからだ。

「運」とは何か。確率論で言う“偏り”なのか。あるいは能力なのか。

これは非常に難しい。
購入した側の「2千円の利益」は、過去の優れた行い(積み立て)に対する「引き出し」なのか、或いは今現在この商品を提供した側に対する「借り」なのかは定かではなく、調べる方法もない。

1万円の値付けをしているが8千円でしか売れない物を8千円で販売した場合は、それはまさに「相場」(価値)通りであり、この商品の値段はその時点から8千円である。よってこの売買は対等だ。
しかし、本当に1万円のものを「あなたには特別に8千円でいいですよ」とイレギュラーな売買が成立した場合は、モノの価値と支払われた対価のバランスが取れていないため、2千円(貸し・借り)はどこかに記録される。
それが宇宙銀行じゃないかというのが私の見解だ。

そう考えると、下手に値引いて販売されると、宇宙銀行に借金を重ねているんじゃないかという気になる私。

/*
民間の商品売買の例えがピンとこない方は、金やプラチナ、石油や株、為替などの相場取引に読み替えていただきたい。グラム4,614円の金が3,000円で販売されることはないはずだが、仮にそうだとすればどうだろうという視点であり、ここでは相場を下回った分の差額は譲渡(贈与)=反対から見ると“利益”であるという点のみ注目していただけたらと思う。
*/


↓何となくとったエスプレッソ。
宇宙銀行 赤坂支店。_f0337316_1325036.jpg


ここで再び「時間は連続か不連続か」につながる。
“時”の認識から「思想」(宗教)と「現実」(科学)を照合する。
時間は連続ならば、この宇宙銀行の考え方がそのまま適用されるが、時間は不連続ならば、常にその時その場で全てリセットされて終わることになる。「積み重ね」は生じない。

相変わらずこの点でさまよってる私だ(笑)。
しかし、宇宙銀行の預金額を気にしながら生活することで、1日の終わりが近づくと、もうちょっと何かいいことをしよう(したくなる)という衝動にかられる点が心地よい。
ということは、私はまだユダヤ・キリスト教由来と言われている「過去から未来へ」という時の概念で生きているのだろう。

そんな本日のBGMは Cinema Nostalgia by 久石譲(金曜ロードショー)

ルチアーノショー第10シーズンの薫りが漂う今日この頃。

宇宙銀行 赤坂支店。_f0337316_182555.jpg

※ヒュミドールから出てきたニカラグア産の葉巻。ブログを書きながらふかしてみた。焼き芋のような甘みとソフトな煙が特徴的。キューバ産のような深いコクと味わいはないが、コーヒーと合わせて気軽に楽しめる。

そんなわけで、ブログ分離(隔離)第一弾でした。

ロマンに酔いたくなったらルチアーノショーへ。

Photographer: Charlie

Homepage
Facebook
Twitter
Access MAP
ルチアーノショーで働くスタッフのブログ
専属カメラマン☆チャーリーの寄稿ブログ(過去ログ)
専属カメラマン★チャーリーの部屋(過去ログ)

ルチアーノショー
〒107-0052 東京都港区赤坂5-4-7 The Hexagon
9F:グリル&シガーバー 03-3568-4818
10F;レストラン 03-3568-4820
by charlie-ls | 2014-04-25 01:15 | 【赤坂】ルチアーノショー寄稿ブログ

情報処理安全確保支援士☆チャーリーのブログ


by チャーリー
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30