知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。
2015年 09月 19日
あとがき。
WAIS-IIIを受けた際「ラブレターのような検査報告書」をもらったと書いた(2ページ)。
同時に口頭説明を受け、紳士的で理性的、ユーモアがあってサービス精神旺盛で、知能の高さがゆとりを生み、それが気品となって〜と続いたので「素直にデートに誘ってみてはいかがですか」と私が言うと大いに盛り上がり、気がつけばその後1時間半程話し込んでいた。幸いにも私が最後だったので、他の患者さん達には迷惑はかけなかったが、帰る頃には先生と臨床心理士さん、受付の女性の3人を相手に、「女子会」に混入した異物のような存在になっていた。
「ここでこんなに笑ったの初めてです」と言われたことが嬉しく、私の趣味の知能検査に付き合っていただいたことに、多少のお返しはできたんじゃないかと思う。
「色が見えません。色覚異常、いわゆる色盲です。」でも書いたこと、何がだめ、何が劣っている、何が欠けているじゃなくて、どうやって貢献しようかって姿勢こそが大切じゃなかろうか。私はそう思う。
人の能力は計り知れない。自分が気付いていないだけで、まだスポットが当たっていないだけで、地球のどこかでそれを必要としている人がいる、そう信じてやまない。
私はTEGエゴグラム検査において「優しすぎる」と出たらしい(その項目が最大値)。が、一方で社会性、現実性を示す値も上から2つ目を指しており、こういうグラフを見たことがないと驚かれた。通常は何かが突出すると対になるものが極めて低いことが多いそうだ。
※言語性知能と動作性知能の差が大きいディスクレパンシーのような。
私の場合、上限値を振り切るグラフに対し、その他の項目が追随するかのような高い数値を示していた。
これはひとえに生まれ育った家庭環境の良さだと私は思っている。平凡なサラリーマン家庭だったが。
アメリカのドラマ「スコーピオン」では、天才集団の中に1人の一般人女性が仲間入りしている。彼女は天才と一般社会との橋渡し役とされているが、彼女の子供が天才であり、その天才性に気付くのが主人公のウォルター・オブライエンだ。お母さんに(その女性)に向かって、彼(子供)を理解するための手伝いをすると言うシーンが印象的だ。
「良き理解者」というのは誰であってもいい。
彷徨える人に対し、良き理解者になってあげられるだろうか。
私は日々、それを意識して生きている。
もしメンサ会員同士がそうなれるならそれもいい。
赤坂ルチアーノショー時代、アトランタオリンピック代表選手(新体操、団体銅メダリスト)=クリスティーナや、ウクライナのソシアルダンスチャンピオン=マリナといった人達と毎日を過ごした。彼女たちはその後も休むことなく賞を取り続けている。
一流は一流を引き寄せるのだろう。ある日私の知人が連れてきたロシア人夫婦は、旦那さんが元体操の金メダリスト(しかも3回)だった。ショーの前にクリスティーナに伝えると「足が震える」と言って、本当に震えていたのを鮮明に覚えている。
赤坂ルチアーノショーがバーン・ザ・フロアご一行を招待した時もまさに圧巻だった。
ブロードウェイで活躍するトップダンサー達を客席に迎え、ルチアーノショーのダンサー達がショーを見せる。テンションが上がらずにはいられない。
その様子は下記で。
バーン・ザ・フロアのメンバーを高速閃光で撮ってみた。
http://lscharlie.exblog.jp/21993477/
ブロードウェイがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!〈A Burn Day's Night〉
http://ameblo.jp/lucianoshow/entry-11368668439.html
そんな中で毎日を過ごすと、自分もただひたすらに向上すること、学ぶこと。それだけに専念できる。
他人の批判なんぞ、何の意味もなさない。
私自身、ただの一度もIQのことを考えたこともなく、測ってみようとすることもなかった。
唯一、カメラマンとしてナタリーが入った際には、一目見てハイIQの特徴的な行動パターンだったので、IQテストを奨めたことがあった。実際に本人は小さい頃受けたIQはとても高く、ハリーポッターのプレミアに招待される程の文才を持っていた。ブログも卓越していた。妹はオックスフォード大学という知的な家系だ。彼女は一目瞭然だった。
こんな記事があった。
IQは変化する!?思春期で脳が変化、IQ20ポイント上昇も(英大学研究)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52045393.html
私はおそらくこのタイプだ。
中学校の何年生だったか覚えていないが、生徒全員一斉に知能検査を受けた。
その時の感覚的には恐らく平均、数値で言うと105くらいだったんじゃないかと思う。
親によるところ、一度も高い・低いで先生に呼ばれたこともないそうなので、飽くまで自分の感覚値的なものだが、その頃は作曲と楽器演奏、作文(論説文)にはまっていて完全にアート脳だった。それと同時に理論脳が急速に発達していった自覚がある。前項のバッハに目覚めた時だ。
※中学2年生の時、夏休みか何かの課題だった読書感想文で、バッハ(特にフーガ)についた書いたところ、先生に取り上げられ、皆の前で読まされた上に解説しなきゃいけなかったのを覚えている(笑)。皆は文学を読んでいたので、私のは「読書感想文」じゃないと指摘される前に、「楽譜を買ったら前書きがあってそれを読んだ」と先制攻撃したのを覚えている(笑)。
私が現在のIQに到達したのは、自覚症状で言えば22〜24才くらいの時ではないかと思う。その頃になると誰からも学ばず、特に参考書を必要とすることもなく、次々とプログラミング言語を習得していった。小さい頃家にパソコンはなかったし、せいぜいワープロを触ったことがあった程度だ。
別に事故に遭ったとか雷に打たれたとか、そんなことは何もなく、12才頃から10年程かけて加速していった。
IQの世界で言うと完全な「遅咲き」だ。
ちなみに私に向かって最初に「ギフト」「タレント」「ギフテッド」という言葉を使ったのは、赤坂ルチアーノショー時代のアルバイトスタッフ、ヤナだった。
ロシア人であり東大生という肩書きで、これがまたグラマラスな美人だ。
2011年後半あたりだろうか。私はまだ「ギフテッド」という言葉をあまり聞いたことがなかった。
モンティ・ホール問題を軽々とこなす彼女もまた秀逸な頭脳を持ち、才色兼備の代表例だ。
こうして私は周囲の人達から多くの刺激を受け、感性が磨かれ、今の自分を形成していると感じている。
良き理解者とは、とても大切な存在であり、私も誰かにとってそうありたいと思う。
このブログがいつかどこかで、何かしらお役に立てたら嬉しい。
Gatsby believed in the green light...
that's no matter...
tomorrow we will run faster...
by The Great Gatsby
ロクサンヌは訳した。
ギャツビーはこの緑の光を信じている・・・
他はどうでもいい・・・
明日はもっと早く走ることができる・・・

乾杯!

BGM:Young and Beautiful ♪
P.S.
プレート・ギャツビー〈The Plate Gatsby〉もありましたよ的な。
あとがきのあとがき
気がつけば83,000字も書いていた。早打ちなので、文字打ってる時間は合計10時間にも満たないが、考えてる(コーヒー、コニャック飲んでる)時間が長い。
2008年、2013年に撮ったMRI、PET/CTの脳詳細写真、2010年の遺伝子検査(mtDNA含む)、バイオフィジカル250検査(250項目以上の最新鋭の医学的、学術的血液検査)の資料が揃っている。全検査異常なく、定期的に
09月25日:『少年からのお便り。』を追加しました。
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■目次
1ページ:噂のメンサは本当に高知能なのか。実験台になってみた。
2ページ:WAIS-III ウェクスラー成人知能検査を受けてみた。全額負担で。
3ページ:オンラインIQテストの信憑性をメンサ&WAIS-IIIと比較。
4ページ:Cambridge Brain Sciencesをやってみた。
5ページ:「上位2%」は100人に2人や50人に1人とは限らない。パラドックス的な。
6ページ:知能レベルが高い人ほど人を信じやすく、低い人はあまり人を信じない?
7ページ:言語性知能。片言の外国人との会話から考察。
8ページ:知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
9ページ:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。
10ページ:頭と心、理論(Logic)と感情(Emotion)。
あとがき:知能指数とは。良き理解者へ。あとがき。 現在ページ。
別冊:色盲とIQ。色が絡むとIQ(判断力?)が著しく下がる。
別冊:知能指数(標準偏差15,16,24換算表)と出現率をエクセルでまとめてみた。
別冊:国別のノーベル賞受賞者数とメンサ会員数。
追加:少年からのお便り。
追加:知能検査で天才を探す欧米と、診断目的でしか使用されない日本。
追加:学力偏差値でいうところの上位2%とは。
追加:IQ 162以上を正確に測定できるのか。唯一の解答者は「運命の人」なのか。
追加:賢い人、賢くない人の特徴。IQ、学力、知識を束ねるのは性格(感情)。
追加:天才とEQ。スティーブ・ジョブズのEQは高いのか。
Photographer&Engineer: Charlie
JAPAN MENSA会員
AEAJアロマ検定1級(笑)
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1号赤坂店は2014年末で閉店致しました。
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