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今回のテーマは、大英帝国の“顔”(イングランド・)ブルドッグの遺伝子危機と、極めて血が濃い日本人について。

ブルドッグが危機、遺伝的に似すぎ

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/080200285/


139匹がほぼ同じゲノム
多くの個体が自然に交尾したり出産したりできない。幼いうちに呼吸障害を起こすと、5歳以上まで生きられない可能性が高い。


 研究者らは、合計139匹のブルドッグのDNAを採取、解析した。北米、ヨーロッパ、アルゼンチンで暮らす健康な個体のグループと、大学の動物病院に入院中のさまざまな疾患をもつグループだ。

 結果は衝撃的だった。健康で地域もばらばらな個体群なら、それぞれのゲノム構造は大きな違いがあるものと考えられていたが、ブルドッグの場合、どの個体もゲノムの大半の領域が同じだった。

“血統”に拘りすぎると、生物学上・遺伝学上でも多様性を失い、もはや血統というヒトの「思想」(選り好み)は引き返すことのできない宿命の域に達してしまう。この「思想」の問題は、現在世界中が抱えている人種や民族(ひいては宗教)問題と根本は同じだろうと思う。

同じテーマの他のニュース記事。
ブルドッグの遺伝子多様性は限界に達している
http://www.gizmodo.jp/2016/08/english-bulldogs-have-reached-a-genetic-dead-end.html


「美しい」とか「可愛い」「優れている」の形(定義)を定めてしまうと、この顔の大きさ、この体型(等身)、この目の色、この毛並みでなければならないと考える人達が増え、「余計な」と思い込まれている)ものが混ざらないように、できるだけ近い品種と結びつけようとする。

人間も同じだ。

未だに白人が黒人と結婚すると言うと古い親は猛反対するように。「汚れる」とさえ言い放つ人もいる。白人の血が綺麗だ(優れている)という前提なんだろうが、mtDNA(ミトコンドリアDNA)的に言うと、お母さんのお母さんのお母さん...を辿って最初のお母さんに行き着くとそれは誰もがアフリカのL3型であり、白人もアジア人もアラブ人も皆アフリカ(当然肌は黒かっただろう)から始まっていることを忘れてはならない。
※「ミトコンドリア・ハプログループ(ハプロタイプ)」で文献が得られる。

はずなんだが、それ以上に人は頑固だ。

混じりっ気のないものが「純粋」で「良い」と考えるのは、エッセンシャルオイルやジュースなどの「商品」の話しであって、生物学的に言う本来の「天然」とか「ピュア」であるということは、人間の思想や思考によって何も「調整」されていないものを指すはずであり、もしイネとバラが自然に結びつこうとするならば、それを受け入れなければならない。

いや、受け入れるとか受け入れないとか、国民総裁判官じゃあるまいし、当事者(この場合植物)以外の者(生物)が口を出すこと自体おこがましい。自分が優れていると思っている証拠だ。

犬がタヌキを見て、「お前気の毒だな、そんな顔して」と言うのと同じだ。余計なお世話だ。


話しは戻って、もし自然な結びつきを妨害したり、遠ざけたりすれば、「人為的な操作」が加えられた(ビニールハウスと同じ)「擬似ナチュラル」なものだ。そうなると都合が悪い人も多いので、市場では「天然」「自然」と「野生」を分けて表現することで、カタログ的には棲み分けている。

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「栽培」自体が「野生」ではなく、人の手によって育てられているので、野生動物かペットかの違いがある。
家の中で栽培している花と、庭で育てている花は、宅内犬か庭で飼う犬かの違いであり、オーガニック栽培の農業もまた「大きな庭」で人の手によって育てられているのであって、野生かというとそうではない。
*/


無農薬だが「濃縮還元」ジュースは自然かというテーマに似ている。例え人が栽培したものではなく、野生のフルーツを使ったとしても、濃縮還元なら人の手が加えられているじゃないかと考えることもできる。どこまで遡り、どこまで視野を広げるかによって違うということだ。

※じゃ、現地に行って自分で収穫して自分で絞って飲みなさいという話しなので、私はそこまで拘らない。


「排他的な血」の問題は当然人間にも当てはまり、海外では昔からしばしば日本人が例にあげられている。日本人が知らないうちに。そのうち病気や奇形などの問題が蔓延するだろうという、極めて否定的な危険予測も聞いたことがある。
※日本人の食には、大豆など、女性ホルモン(エストロゲン)様作用を持つ食べ物が多すぎる件も、これと同じく日本では議題として上がらないまま男性の女性化が刻一刻と進んでいる。

要は戸籍上関係なくとも、日本人の血は(海外と比べて)親戚のような(多様性がない)人ばかりだということだ。

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2011年、オスロ(ノルウェー)で起きた連続テロの犯人は、日本人を支持する発言をし、理由は「血が混ざってない」ことだった。多民族、多文化主義が誤りだと主張したかったようだが。
*/


冒頭の記事のイングランド・ブルドッグの例では、僅か100年間の話しだが、日本人は千年、二千年単位(もしかするとn万年)で他民族との混血がないか、大陸と比べて極めて少ない。
※ミトコンドリアDNAから見れば、4〜5万年前(*A)で混血は一通り止まったかもしれない。昔や田舎では親戚間での結婚も多くみられ、血は極めて濃い(DNAが似ている)。

日本人は多民族だという考え方もあるが、16万年程辿っていけば皆アフリカ人なんだから、そりゃ日本人に限らず、どこかで混ざっていることは確かだ。それでも「中国や韓国、北朝鮮などの民族の血も流れている」と考えるならば、そもそもミトコンドリアDNAで見れば、日本人の6〜8割が朝鮮半島経由(*A)と同じ意味)なのだから、混ざっているというよりは元々先祖であり、日本海を隔てて住んでいるに過ぎない。

/*
遺伝上の話しをする上で「国籍」は関係ない。国籍で見てしまうと、お隣さん家との間に線を引いて、ここからうち、ここからはお宅という「不動産登記」と同じレベルで、DNAの類似性とは関係ないから。

日本には、琉球民族やアイヌ人もいるじゃないかと言えばそうなんだが、アメリカで言えば先住民(インディアン)もいるし、圧倒的大多数も多民族国家だ。それに対し日本は圧倒的大多数が少なくとも海外ほど混血でないという意味合いであり、日本が単一または多民族国家なのかを決定付ける話しではない。ブルドッグのDNAが僅か100年間で危機に陥ったことと比較だ。
*/


参考資料:ミトコンドリアが明かす-ヒトの起源とアイスマンの子孫-

式図で判るように、現世代のa〜oの人たちは確実に14世代前の一人の母系の祖先が持っていたmtDNAに行き着くことが出る。


動手段(特に船)もなければ外敵もなく、自国内の農作物だけを食べていた時代の島国日本は、遺伝的に閉ざしていても適応上の問題は起きなかったが、船も飛行機も国際宅配便もあるこの時代、自分は日本から出なくとも外国人の来日や、外国の食材(消化酵素などに関わる)、外来種の菌やウイルス(免疫系に関わる)などに曝されることから、環境だけは多様化しDNAは単一的なままなので、適応が遅い(変化に対し進化が遅い)=生物学上は淘汰されるだろう劣性遺伝子と化していくのは、当然と言えば当然だ。

イメージとしては、外界では気候が散々変わっているのに(風向きが変われば花粉も変わるから種も変わる)、ビニールハウスの中で変わらぬ気温と決められた花粉の中で何世代も育てられた植物の遺伝子のようなものだ。

海外との行き来が増え、インターネットで世界がつながればつながる程、日本の競争力が日に日に落ちていくことがこれらを証明している(ように思う)。
1990年代くらいまでは、日本人=頭が良いが定説だったものの、この15年程で途端にそんな表現を見聞きしなくなってしまったし、「勤勉」=日本人という役も、シリコンバレーを中心にインド人に持って行かれているし、「意地でもやり遂げる」という“根性と執念”のキャラは中国人に奪われた感がある。

アニメ、コスプレ、EMOJI、ゴミ拾いというと日本人の名前が真っ先に挙がるが、私の期待とは微妙に異なるし、現代を生きる日本人が「日本人は優秀だ」と聞かされてきた日本人像ではない気がしてならない。

日本人はすぐれた民族だと思う(思いたい)が、それは「外」との接触がなければという条件付きかもしれない。少なくとも今の日本はそう思うしかない状況に陥りつつある。90年代頃からだろうか、出てきては消える考え方の1つとして「いっそ鎖国を」という説もその点で一理あるが、現代は外敵が来ない保証がないので早い段階で滅ぼされるだろう。閉ざした状態では、世界有数の軍隊(設備)を開発できないからだ。日本には資源がない。

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日本人の起源 ミトコンドリアDNA 第1部 最初の日本人の系譜
 
http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn1/001honnronn_03_1mt_dna.html

7000年前の
北米インディアンのミイラと日本人のmtDNAの類似点は興味深い。インディアンと日本人の顔が似ていることは昔から言われているし、実際にmtDNAの歴史でも、4万年程前、北海道の北端とアメリカ大陸の北端がつながっていて、そこから移住していったと言われている。日本人が先祖であるということだ。しかし、この数百年のうちにアングロサクソン(白人)種に制圧されてしまった。mtDNA(日本6〜7割を占めるアジア人型)的に言えば、第2次世界大戦は2度目の敗戦のようにも見える。

参考資料:インディアンの遺伝子検査
http://native.way-nifty.com/native_heart/2004/07/post_9.html

*/


海に囲まれた日本は、「船」が出来たその日から運命が大きく変わった。いや、船があるから日本に辿り付いたのだと言うなら、大陸から日本が離れ島になった日から(まさしくn万年前)外敵の心配がなくなり、極めて狭い世界(競争相手がいない状況)で「我々は優秀だ」と信じ込める環境を得たと言おうか。だとすれば、やはりn万年単位で混血がなかった(大陸と比べて少なかった)と言っていいんじゃないかと思う。
こちらの資料では、1万年前の時点で九州の一部が朝鮮半島と陸続きになっている。

そして時は流れ、インターネットによって外来種との競争または共存共栄の波にもまれている最中だ。


あとがき
日本の田舎に外国人をという案はしばしば出ているし、農家に外国人女性に嫁いでもらろうという試みも度々見かけるようになった。「ダイバーシティー」(多様性)という言葉も頻繁に使われるようになった。
多少は何らかの危機感または検討を重ねているのだろうとは思いつつ、僅か100年の間で遺伝子危機を迎えたブルドッグに対し、人間の寿命は犬の寿命よりも長いことを考慮したとしても、その何十倍、何百倍もの間、「多様性」とは無縁の環境の中で生きてきた日本人DNAについて、検証の必要があるんじゃないかというのが私の見解だ。

と書きつつ、とても繊細な問題だということも今まで以上に感じる。大々的に「外国人と結婚しよう」的な奨励をすると、何か日本人DNAに問題があるかのような印象を植え付けてしまうし、どんなに男性の女性化が進んでも、ほとんどの食品に大豆(または大豆由来)が含まれている日本において、国を挙げて「そもそも大豆取りすぎてませんか?」議論がし辛い事情に似ている。
※海外では「ショウユ」を摂りすぎないようにと何十年も前から指摘されていた。日本ではこの数年でようやく1日の摂取上限値などが公表され、遅いし手遅れ感はあるが、一応は対応しようという動きがある。女性向けに品種改良したものが男性には良くない結果をもたらしているんじゃないだろうか。

まだ誰も絶対的な根拠を示したわけではないので、実際問題としては静観するしかないが、引き続き定期的にmtDNAと大豆(エストロゲン)摂取過多(男性の)について書き残して行こうと思う。

参考資料:
「"3万年前の航海"日本人のルーツをたどる」(時論公論) | 時論公論 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス
ミトコンドリアDNAのハプログループでたどる日本人のルーツ|初めての遺伝子検査

mtDNAからみた日本人の祖先
ミトコンドリアDNAハプログループ
ジェノマーカー【遺伝子検査/生活習慣病・メタボリックシンドローム】:ミトコンドリアハプログループ
長寿の秘密!? 日本人の特異な遺伝子『ハプログループD』の謎 - NAVER まとめ
篠田謙一さんが語る、ミトコンドリアDNAでたどる人類の起源(1/2) : BIG ISSUE ONLINE
知ってた?大豆「摂りすぎ」のリスク - NAVER まとめ

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私のmtDNAについては以前の投稿に詳しい。2009年に受けた遺伝子検査(ジェノマーカー)で、ミトコンドリアハプロタイプは南方(マレー)系ヨーロッパ人型(F)と出た。その中でも日本には2%しかいないマイノリティ種。日本人の3〜4割がヨーロッパ人型であり、約6万年程前にR型から分岐した際にアジア人型と別れているため、飽くまで遙か昔の話しだ。血統は純日本人。
*/

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
by charlie-ls | 2016-08-25 09:26 | 個人ブログ | Comments(0)
この記事は、昨年書いたデジタル情報時代のホスピタリティって“個室”じゃないかも。の続編(?)なので、併せてご参照いただきたい。

“ホスピタリティ”って?
この10数年、サービス業界では頻繁に出てくる単語で、ラテン語の「hospes」=「客人の保護」が語源だ。

保護。

サービス業においては、「お世話をする」とか「もてなす」という意味で使われているが、本来は「客人の保護」であるということを、アロマテラピーやメディカルハーブの世界ではしつこい程に学ぶ。テストに出るくらい。

参考資料:サービスとホスピタリティの違い
http://www.hospitalitybank.com/3-consept.html

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エキナセア。インディアンが活用した。


「●●さーん!」

それが迷惑な人もいる。というのが今回のテーマ。


シティホテルや高級レストランのスタッフなどではお馴染みのジレンマだが、2回目の女性連れのお客さんに「先日はありがとうございました」といきなり挨拶しない方がいいことが非常にしばしば(very often的な)ある。お連れの女性が前回と違う人で、このお2人の間では「初めて来たお店」ということになっている場合があるから。

スタッフとしてはすぐに挨拶に飛んでいきたいが、そうもいかないジレンマだ。


の親しい知人女性(欧州)が、自分で立ち上げたサービス・商品で有名になり、この数年メディア上では芸名(いわゆるスクリーンネーム)で活躍している。
※昨日アップしたスウェーデンの歯医者に連れていかれた女性(笑)とはまた国も年も違う人だ。

祖国に帰ると、飛行機の中(時にはC.A.)から空港職員、デパートの店員さん、病院スタッフからも「ファンです012.gifと声をかけられる程になったそう。
最近では、空港の手荷物検査の行列に列んでいたら、男性警備職員から「あなたのような女性は列ぶ必要はない」と横のドアから通してくれたらしく、飛ぶ鳥さえ信号待ちする勢いだ。

彼女は本名を名乗っていない。プライベートに関することは一切公開しないと決めている。
立ち上げ当初に相談にのった私のススメから。
会社が有名になる分にはいいが、個人がカリスマ的に人気が出ると、必ずプライベートを追いかけ回され、特に女性は危険だから芸名かつプライベート(年齢、家族構成、学歴、趣味、生活圏など全て)非公開をすすめた。
実際、その業界では個人情報の漏洩(多くの場合、仕事上知り合った顔見知りから漏れる)からあること無いことデマが流され、家族やパートナーにあらぬ疑いをかけられ、時には身の危険を感じ、疲れ果てた挙げく廃業する人も多いハリウッドさながらの激戦区(消費者側もソレに疲れている)なので、事を始める前段階から相談を受けていた。とても賢く慎重な女性だ。

祖国でタクシーに乗るのも怖くなったらしく、住まいと本名がバレる可能性を心配している。特に空港に向かうタクシーでは、荷物を見れば運ちゃんにしばらく家を留守にすることがわかってしまうから、同居人(がいることにして)に「そういえば、冷蔵庫の●●早く食べて」的なことをタクシーの中から電話(するフリを)したこともあると言う。
実際タクシーの運ちゃんに「お仕事柄●●も大変ですよね」と、明らかに自分を知っているんだなということを言われた事もあるそうだ。その一言がキモチワルイ


女は立ち上げから1年もしないうちに、ある有名企業から本社オフィスに招待された。その際、現地の大企業が入るオフィスビルは1階でパスポートチェックをすることが多いため、そこから本名が漏れるんじゃないかという相談を受けた。
私は先方がどういうつもりなのかもまだわからないので、「初回はカフェやレストランで会うといい」とすすめ、実際にそこで意気投合、話しもまとまりうまくいったが、永続的に本名を隠し通すのは非常に難しい。どこかのタイミングで秘密保持契約を結んだ上で取引(サイン)するしかない。

/*
取引額が小さいうちは、日本ほど契約書や請求書などの事務手続きを必要としない分、しばらくはこのまま(ギャラ手渡し)で何とかなるかもしれない。ただし銀行口座番号を渡せば本名がわかるので、本気で隠し続けるなら、ゆくゆくは事務所や会社の設立を検討した方がいい。
*/


まぁ、彼女が心配しているのは、実際に取引するわけではないビルの職員や、契約合意に至らなかった場合の担当者などそのまま縁が切れた人達に対してだ。お互いに利益があるうちは信頼できても、担当者が「契約を逃した」と会社から責任を問われたり、余所と契約したり競合したりする可能性が出てくると事態は急変する(ことが多々ある)。「逆恨み」のようなもの。


して1年程前、(現地で)「数年ぶりの友達と会うの」という話しが出て、私はすぐさま「一緒に出かけるのはやめた方がいい」と伝えた。静かな美術館などならいいが、騒々しいところで会うのは特に止めた方がいい。大きな声で名前を呼ばれる可能性があるからだ。

彼女は納得した上でその友人と静かなカフェのテラスで会うことになったが、待ち合わせの時間よりも早く到着したため、近くのデパートに入りブティックを見て回っていたところ、「●●ちゃーん!●●ちゃん!こっちこっち、●●ちゃん!久しぶり!」とまるで館内アナウンスくらいはっきり聞き取れる大きな声で、本名を連呼されたらしい。その友達も早く到着し、同じようにデパート内をうろついていた。
残念ながら(本当は嬉しいことだが)、数分もしないうちに、同じフロアの2人の女性スタッフに「ファンです。一緒に写真撮ってください」と頼まれたそうで、名前がバレてしまった可能性が高い。

※そこで機嫌を損ねて、ファンを冷たくあしらうと更にリスクが高まるので、笑顔は絶やせない。どんなシーンでも怒らずに一旦飲み込むように伝えてある。

落ち込んで電話してきた彼女に、もう一度心構えの再確認をした。
久しく会っていない友達や親族は、人前で名前を呼んじゃいけないことを知らない。そして彼女は、身近な友達にも何も話していないため(知らない方が問題が起きないから)、顔を見たら名前を呼ばれる可能性の方が高い(ソレが当たり前の)つもりで生活しなければならない。相手は何も悪くないのだから。

こういった場合、他人と一度でも行ったお店などに、例え一瞬であっても立ち寄るべきではない。スタッフが名前を覚えていて名前を呼ばれる可能性もあるし(冒頭のジレンマに通ずる)、銀行窓口や病院でも名前を呼ばれる可能性が高い。
※日本の銀行窓口は予め「呼び名」を指定すれば、その通り呼んでくれる。

そこで親族や友達との関係と、自分の仕事の優先度で思い悩む人が多い。
「100」のうち「20」教えて、残り「80」は“話せない”は止めた方がいい。ほぼ間違いなく「私を信用しないの?」と言い出し関係がこじれるから。だから私は「何も教えない」(今どんな仕事をしているのかも含め)をすすめている。何か漏れたときに、あの人かもこの人かもと疑うよりは、何も知らない(教えてない)方が親しい人・身近な人を真っ先に除外できていいし、相手に失敗させずに済む。自分のことじゃないから、わかっていてもつい名前を呼んでしまったりということは十分に考えられるからだ。

こういう精神性(心構え)を学ぶ際に、諜報員(スパイ)のジレンマを参考資料にしている。「部分」ではなく「全体」を見る必要がある。そして自分だけでなく、携わる人全員が理解していなければ信頼関係は成り立たない。

彼女もこの先更に有名になれば、いずれ友達の目に触れたり、しばらく音沙汰無かった人から連絡が来たりと、また違った悩みを抱えることになる。これは人生のステップであり避けては通れない。

/*
また別の欧州女性から、似た話を聞いたことがある。彼女はとても気難しい仕事に就いていて、あるパーティーに指定された名前で参加しなければならなかった。当日大雨でタクシーが捕まらず、親戚が会場まで送ってくれることになった。事情を説明した上で名前を絶対に呼ばないでと頼んだそうだが、車を降りてしばらくし、後ろから大きな声で名前を呼ばれたそう(笑)。本人は慣れているのでそのまま振り返らず中に入ったそうだが、車内にあった電話を、彼女が忘れていったものと勘違いして慌てて呼んだらしい。でもその電話は彼女のではなく、送ってくれた親戚のものだったというそそっかしい話(笑)。その親戚はとてもいい人らしく、いい人であるがために、自分の失態を恥じて、その後1年くらい鬱状態になったのを見て、彼女も申し訳なくて鬱になりそうだったと語っていた。

このように否応なしに責任を共有することになるため、周囲にそれを背負わせないためにも、「何も話さない」が最善の“戦略”であることが多い。それもまた、部外者の保護ということで「ホスピタリティ」と言える。
*/



本で言うと、迎車タクシー(芸者タクシーじゃなくて)もなかなかヒドイ(笑)。
私は事前に行き先とコースまで電話で伝えるが、車に乗り込む前に名前の確認、乗ったら運ちゃんが行き先とコースを復唱するもんだから、女性を内緒のレストランに連れて行くなんてサプライズはできない。
もっとヒドイ日本交通(笑)は、タクシーアプリで呼んでクレジットカード承認も済ませた上で待っていると、乗車時に当然名前を確認され、車内で「確認番号(4桁)は?」(初回に設定する暗証番号のようなもの)と聞いてくる。同乗者に聞かれるし(笑)。ATMなどの暗証番号と同じ4桁にする人が多そうだから、口頭での受け渡しはよくない。運ちゃんによっては自分から「番号はNNNNでよろしかったでしょうか」と聞いてくる(笑)。しかもよく見たら無線機にその4桁が表示されているし(笑)。セキュリティも何もないし、聞く意味もない。

重要なシーンにおいては、タクシーは呼ばずに、無作為に拾って乗った方がいい。鉄則だ。

私も何度か(相手都合で)本名でない名前でホテル、レストラン、スパを予約したことがある。予約代行も含めて。当然支払いは現金払いになる。
ここでの名前は何だっけと思い出すのも面倒なので1度しか利用しない。その反対も同じだ。行きつけのお店で「今日は▲▲と呼んで」と頼んでも、必ず本名を呼ぶスタッフがいるので、人的リソースには頼らない方が間違いがないし、失敗した時に他人を責めずに済む。
※ちなみに政府の諜報員でさえ名前は3つまでとしている。

味方も信用しないのかというとそういうことではなくて、ジャンルを問わずレッスンやトレーニングを受けていない人に高い水準の仕事を頼むべきじゃないし、勝手に期待しちゃいけないということだ。
半田ごてを触ったことがない人に半田ごてを持たせたら間違いなく火傷し、半田ごてをもたせた側の監督責任が問われる。免許を持ってない人に車を運転させちゃいけないようなものだ。特定の法律がない分野は各自判断するしかない。ネットワークセキュリティともなると尚更だ。

/*
彼女のマックノートのセットアップは私が行った。アンチウイルスやファイアウォールの設定はもちろん、盗まれた時のために、内蔵ディスクの暗号化と、ファームウェアパスワードの設定、リモート消去オン(取り返さずに自滅させる)をし、SNSアカウント用のメールアドレスと、取引用のメールアドレス、その他の登録用メールアドレスを全て分けている。また、出先のWi-Fiはできるだけ使わない(スマートフォンでテザリング接続)、やむを得ず使ったら家に帰りパスワードの変更をするように伝えてあり、守っているようだが、そこまでパソコンが得意な人ではないので、結構「大変」な様子だ。
カメラから写真や動画にGPS座標が埋め込まれるため、スマートフォンのGPS利用も全てオフにしている。
*/


ま、本当はサービス業(せめて高級店)はそろそろそういう訓練も取り入れた方がいいと思うんだが。そのためには冒頭の「客人の保護」の意味から理解する必要がある。

これらは「悪党」が身元を隠さなきゃいけない理由で隠そうとする際の利便性(秘匿性)の話しではなく、自分の意思でビジネス上そうしたいという理由で隠したい場合の話しだ。まさしく芸能人などが該当する。


名人とは必ずしも「顔(面)」が割れているわけではなく、名前やニックネーム、或いは著書タイトルなどが有名という場合もあるので、「個室」を用意すれば(顔を隠せば)一件落着とは行かない。会話中に出てくる何が個人情報になるかわからない。

また、自分は見た事がなくても、特定のジャンルにおいて有名な人かもしれない。私が知る限り、不特定多数の10万人のファンを抱える芸能人と、特定のジャンルの熱狂的1万人のファン(支持者)を抱える人は、同じか後者の方が目立つ(声をかけられる頻度が高い)ように思う。業界のカンファレンスなどでは尚更だ。

結局のところ、誰か失敗するんじゃないか、ついうっかりやってしまうんじゃないかと心配したり疑ったり、或いは実際に失敗したときに責めたり、または信じた自分がバカだった自己嫌悪に陥ったりするよりも、初めから失敗させない策を講じるべきだ。この場合、名前を呼ばれちゃいけない場所に他人と行かないことだ。自分の身は自分で守る。


とめ
ホスピタリティとは、まずゲスト(客人)が何を気にしているのか、何に対し神経質になっているのかを知る必要がある。
私から見た日本のソレは、客人の保護というより介護に近い。自分にできないことをしてくれるから「保護」なのであって、自分にもできることをアレもコレもしますという家事代行、妻代行のような、身の回りのお世話が「おもてなし」の主流だ。スパではお風呂同様の場所であるにも関わらず、あまりに構われるものだから、まるで老人ホームにでもいるかのような気分になったことさえある。

また、料亭のような伝統的な「和」を受け継ぐサービスにおいては、あなたがこの部屋にいる限り、次の一言が発信できないのだが(だから早く行って)と言いたくなるくらい、話しが中断したままなのにも関わらず、付きまとうようにずっとそばにいる(ことが多い)。

オリンピックに向けて、2人の時間、家族の時間を大切にする外国人客が増えるにつれ、本当に日本の「おもてなし」がウケるのだろうかと心配だ。

近年の日本は、「ゴミ拾い」と「トイレが綺麗」くらいしか褒められている記事を見聞きしたことがないのも懸念事項だ。

せっかくのオリンピック、是非とも成功を収めていただきたい。
私はサイバーセキュリティー分野で客人の保護を担えたらと思っている。

続編予定あり。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
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チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
by charlie-ls | 2016-08-09 17:13 | 個人ブログ | Comments(1)
彼女に捧げるBGMは Mission Impossible がよく似合う。

※今回は時系列記号A,B,C,D,E,Fを振ってみた。


【E】以前ちょっとした付き合いのあった西側諸国の女性(以下ハンナにする)が現在ジャーナリストとして活躍していて、少し前から接触を試みていた旧ソ連圏出身(現在東欧在住)のまだ20〜23歳の女性(以下アレクサンドラにする)を拉致・拘束してスウェーデンに連れていった“レポート”が来た(笑)。とある日の真夜中に。

※ハンナはお馴染みのロンドン3丁目(笑)の女性(最近は“髪金英子”と呼んでいる)ではなく、私はアレクサンドラと面識はないし、いずれも実名ではない。

ま、細かいことは聞くもんじゃないが、連れてった先が歯医者だから面白くて037.gif差し支えない範囲で書いてみたくなった(笑)。


【C】ある日「歯医者に連れていくならどこがいい?」と相談されたから、事情を考慮してスウェーデンと答えた。周囲の話しを聞いている限り、旧ソ連圏は歯周病外来があまり進んでないようだし(それでも日本と変わらないくらいの罹患率だ)、アレクサンドラは2重国籍でシェンゲン国のパスポートも持っている(東欧、旧ソ連圏の人にはよくあること)とのことだったから、ビザなしで行けて比較的近くて、外交的に当たり障りなさそうで、歯周病治療が進んでいるスウェーデンをすすめた。


【A】アレクサンドラはしばしばメディアに出ている女性で、ハンナは仲良くなるためのきっかけを探っていたらしく(そこでプロファイリングを手伝えと強要されて(笑))、渡された資料のある映像を見ていたら、アレクサンドラが歯ブラシだけ持って憂鬱な表情で映っているものがあり、すぐに現地語の翻訳を依頼したところ、「歯磨きだけで歯ぐきから血が出る“繊細”な私は歯ブラシ選びが大変」と話していた。多くの映像を見直したところ「口臭」ケアにも相当神経質な様子だったから、私は、「歯周病(侵襲性(若年)歯周炎)検査の提案をきっかけに」(親しくなる)と提案した(笑)。


【B】既に現地入りしていたハンナは、ここぞとばかりに接触のチャンスだと思って、歯周病に詳しい歯科関係者を装い(笑)、本人に映像を見た旨伝え、侵襲性歯周炎の疑いを指摘し、その街で一番イイと言われている歯医者を手配したが、「虫歯はありません」で片付けられたそう。

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現地入りしたハンナの様子。じゃなくてイーサン・ハントを演じるトム・クルーズ。


【D】しかし、アレクサンドラに強い口臭もあったことから(ココで【C】の相談)、「もし問題なかった場合は費用を全部出すからスウェーデンに行きましょう」(このままじゃ歯を全部失うわよ022.gif)と説得したらしい(笑)。結局の所同意の上でだが。

まるで工作員だ(笑)。ヒューミントの教科書通りだが。

と言っても、別に寝返り工作とかをはかっているわけではなく、お金(ギャラ)ではない理由で優先的(独占的)にインタビューできる関係を築きたかったそう。どこまでもジャーナリストだ。


【F】スウェーデンの歯科では侵襲性歯周炎の原因菌であるアグリゲイティバクターAggregatibacter actinomycetemcomitans)にジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis)も検出され、今すぐ歯を失う程ではないが、既に何本かの歯は揺れていたそうで、現地で治療することになったという“レポート”だった。

アレクサンドラは治療の有無にかかわらず虫歯ゼロという健康な歯の持ち主で、本人曰く、数年前にとある国へ旅行に行ってから急激に悪化したそう。確かに虫歯がなければ歯医者にも行かないし、行っても歯周病専門医でなければ相手にしてくれない。


ハンナに「早いとこ歯科関係者じゃないことを明かした方がいいよ」とすすめたのは【E】と【F】の間。本人に伝えたところ「治れば貴女が誰かは気にしない」と言われたらしい(笑)。

結果、「歯ぐきの恩人」として感謝された上に、取材も快諾してもらえ、仕事は無事うまくいったようで、私はハンナから気休めの報酬をもらうことになっている(笑)。モザンビーク旅行は勘弁してもらいたいが。

f0337316_22250748.jpg

ということもあり、私の細菌研究が加速した。
やはり直接業務(?)に関わってくると学習も楽しいし、しっかり頭に入る。まだまだ細菌プロファイラーにはなれないが、これで若い女性の歯ぐきが助かるなら、1つの成果じゃなかろうか。と自画自賛してみる023.gif

くれぐれもジンジバリス(人事部のハリス)には用心していただきたい。
なおこのブログと歯周病菌は自動では消滅しない。

それでは今宵も良い歯ぐきを。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

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JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
by charlie-ls | 2016-08-08 22:43 | 個人ブログ | Comments(0)
今回はこのテーマ。

「世界はポピュリズムに流され無責任な社会に」英米在住のジャーナリスト、EU離脱とトランプを語る
http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/01/eu-trump_n_10767194.html


とてもわかりやすい記事でオススメ。

ピュリズム。まさしく。

これをちょっとした「ゲーム」的な見方で“心理”“理論”を分析してみた。

例えば従業員100名の会社で「100万円の臨時ボーナスを出す」と発表される。
「私こそ、それを受け取るのに相応しい働きをした者だ」「あの人こそ受け取るべき人だ」という人は名乗り出て(指名して)くださいとのことだ。当然その後審査する。名乗り出ない(指名されない)限り絶対にボーナスはもらえない。
これは、会社が上から眺めて評価を下すよりも、普段の仕事ぶりをよく見ている同僚目線で誰が相応しいと考えているかを知るために行うもの。同僚の目が怖ければ、サボっている人が名乗り出たりはしないのだから。すなわちお互いを監視させ「密告」を誘発する因子を持っている。

日頃から散々「こんなに働いているのに」と自分の賃金に不平不満を言っている人にはまたとないチャンスだ。

しかし、先陣を切って名乗り出た者は、その後大方(影で)袋叩きに遭う。同僚に(笑)。「あいつがもらうくらいならオレの方が相応しい」とか、後出しじゃんけん的に「あいつが相応しくない10の理由が噴出する。仕事中より巧くパワーポイントを使って(笑)。それを見た他の同僚は「おー、怖い怖い。自分から名乗りでるもんじゃない」と学習する。自分がボーナス100万円をもらった場合、皆が賛同してくれる自信がないから。心のどこかで100万円分程の仕事量・能力差がないことは“実は”自分が一番よく知っているからだ。

そこで、「100万円を100人の従業員(全員)で均等に10,000円づつ分けるのがいいんじゃない?」という、まるで戦後の配給のような均等主義が出てくる。競争は嫌いだ(勝てる気がしない)が、自分も確実に10,000円もらえる方法を選ぶ人だ。一瞬(30秒くらい)、平等で公平で巧くいくように見えるかもしれないが、そうではない。一般人の思考の通過点でしかない。この問題は、「同じ10,000円」づつもらうことが不満な人がいる(多い)からすぐに破綻する。むしろこちらが本質的な不満だという点も見逃してはならない。

この「不満」の度合いは、臨時ボーナスによって裏側に潜んでいた「欲」を刺激されたことで、何ももらう予定のなかった(ボーナスの話しが出る前)時点より強い。「もっと自分の仕事の見返り(対価)が欲しい」という欲とは別に、「私は●●よりもっとよく(沢山)働いている」という、同僚に対する「優劣」評価の不満(自己顕示欲)が加わる。ボーナス自体が存在しなければ、少なくとも不満の標的は会社1つだったが、ボーナスが発生して、もらえる・もらえないや金額の差が生じた途端、全員が敵になる(可能性を大いに秘めている)。

早い話、「あいつが10,000円のボーナスをもらうなら、オレは30,000円はもらってもいいはずだ」と。そして「オレが30,000円もらうに相応しい5つの理由」みたいなのが噴出する(笑)。もうこうなったら根回し、プレゼンテーション合戦だ。自分から名乗り出ずに「指名」票を得るため。

/*
日本人は「謙虚」で「慎ましい」ことになっている。欧米人のように自ら「私は他の誰よりもいい仕事をしています。ですから賃金を上げてください。或いは臨時報酬(ボーナス)を出してください」とは言わずに、“全体的な流れ”<ホリスティックでオーガニックな(笑)>によって(できれば自分は望んでいなかったが仕方なしに)高い賃金を得ることになったと振る舞える環境を作り出そうとする。「言い訳」好きだ。
「もっとお金が欲しい」というと、自分が強欲であり、お金のために仕事をしているように思われそうだから、自分から要求せずに勝手にもっともらえる流れを望む。プロファイリングする上で、これは追加の報酬を受け取り、更には「強欲だと思われたくない」という欲も同時に満たそうという、見事な強欲ぶりに注目すべきポイントだ。「聖人」のままお金もらおうという魂胆だと言える。
*/

そもそも会社は「100万円を受け取るのに相応しい働きをした」と名乗り出た(或いは指名された)人に臨時ボーナスを出すと言っているのだから、10,000円の均等配分はおかしい。サボってた人も受け取ってしまうのだから。よって最初のルールも忘れて(理解できないまま)「均等分配しよう」なんて言い出すセコい人は、そもそもルールにそぐわないし同僚の理解も得られないから、初期段階でこの理屈は破綻する。5人中1人は必ずそんなタイプの人がいる。

放っておくとこうしてダメ集団していく。

会社側はしびれを切らし、「では今回は立候補(指名)なしということで・・・」と終了宣言しようとしたところ、ちょっと賢い人が「投票制」にしようと考える。ゼロで終わるくらいなら、自分が「指名」を受ける可能性にかけてみたいから。「もしかすると彼女はオレのこと好きかも」的な発想。「みんなで誰が沢山もらうに相応しいか(自分以外に)投票して、その数の比率で決めよう!」と発案する。「選挙」の始まりだ。「みんなで決めたんだから不満はないだろう」ということで、これを「民主主義」だと思い込む。

が、当初会社が提示した「指名を受けた人」(積極的)とは違い、全員が必ず誰かに投票しなければならない点(消極的、受動的)に問題がある。「この人だ!」という意思による指名と、「この中から選ばなきゃいけならいならこの人かな」ではまるで違う。「該当なし」(この中に相応しい人はいない)を生み出さない仕組みだ。

※ここでの“相応しい”は、「100万円を手にする唯一の人」という存在。33万円づつ3人なら該当者がいるかもしれない。

/*
ちょっと余談だが、「指名1番」になる自信のない人は、このままでは「ゼロか100か」になってしまうので、「3等賞くらいまで定めよう」と言い出す。例えば50万円、30万円、20万円だ。深読みするとこの心理は、投票によって「ぶっちぎりの1等」が出てしまうと、今後は会社だけでなくその「圧倒的なカリスマ」の支配下に置かれる可能性を敬遠し“スター”を出したくない心理だ。何気に男性社会に多い。
*/


ここまでで重要なのは、「他人の不満」こそが「人々の恐怖」であるという点。
民主主義を「引き」(寄りの反対)で見ると、民衆の敵は民衆だ。組織の上層部じゃない。だからこそ民主主義と呼ぶんだが。

また、とりあえずはみんなで決めて20万円でも30万円でもいいからボーナスをもらった「前例」を創らないと、いつまでたっても5万円すらほしいと言い出せない環境が続くから、「前例」すなわち「盾」(礎でもいい)になってくれる「強い人」を求めるわけだ。「求められたリーダー」そして「創り出されたリーダー」の始まりだ。※ココでも重要なのは、「創り出した」のは上層部ではなく民衆だ。

オモシロイのは、既にこの時点で、「絶対的にこの人!」という人は、そもそも存在していない集団だということがわかる。ミンナ大して誰も支持していない。

とった具合に、ミンナでやろうとすると好き勝手なまとまらない集団になるし、かといって圧倒的なカリスマ的リーダーが常に存在するかというとそうでもないから、仕方なしに誰か選ぶしかない的なのが社会の図式だ。当初求められていた積極的支持と、投票制度で生じた消極的支持との違いだ。


こから先は、それでも投票を進めようという前提で考えてみた。
会社側は「投票制」を取り入れることにしたが、ルールを変えず100万円=1人のままとする。
ただしちゃんと「投票」の結果に根拠を持たせるために、ボーナス候補者(投票の当選者)は最低でも全体の20%(=20人)の票が取れなければ該当者なしとする。また、全員が「相応しい人」上位3人と、「絶対反対」上位3人の計6人を投票し、どちらにも「該当なし」の投票を認め、もし「相応しい人」の票で上位になっても、「絶対反対」の票の数が上回った場合は該当者なしとする。

支持1位:
支持2位:
支持3位:
支持なし(該当なし)

反対1位:
反対2位:
反対3位:
反対なし(該当なし)

という具合。
※更には「投票拒否」も用意した方がいいかもしれない。投票そのものに不信感を抱いた場合のためにだ。

/*
「投票」の結果に根拠:ここでは20%にしてみたが、考えられる事象から適時割り出せばいい。防ぐべき行為は、みんなで申し合わせて、AはBに、BはCに、CはDに投票するようにという小細工が発生し、全員が1票づつで1位になってしまうなどだ(結局1人1万円の均等割り)。

仮に10%に設定した場合、10人の人が約10%均等に票を獲得すると、この10人は他人から見た評価の差がないため、その中の1人が(更なる頂上決戦で)100万円のボーナスを1人占めするには値しない。例えばA〜Jの10人が全体100人のうちA:10票、B:10票、C:10票、D:10票、E:10票、F:10票、G:10票、H:10票、I:9票、J:11票という票を獲得した場合。10%に満たない「I」(9票)は落選するが、A〜HとJを比べてもたかだかしれていて、1票だけ多かった「J」または誰がボーナスをもらおうとも、同じ数だけ「え〜あの人ぉ?」と不満を持つ人がいることになる。

この数値を高く設定する程、「圧倒的カリスマ」が登場する可能性もありつつ、「該当なし」が発生する可能性も高まるため(通常100人中20票を集めるのも難しい)、母集団の特性を見て慎重に決定する必要がある。

「相応しい人」上位3人と、「絶対反対」上位3人を投票する理由は、最も人気のある人が、同時に最も嫌われている可能性も考慮する必要があり(例えば好き51人、嫌い49人のようなケース。今回のイギリスEU離脱投票結果のように)、そういったタイプの人が選ばれると、組織としてはその後の「混乱」「反乱」によるデメリットの方が大きくなる(場合によっては半数が辞めてしまう可能性さえある)。

民主主義と確率論。多数決と昼飯から考察。』に、ランチにそば、うどん、ラーメンを選ぶ例で詳しく書いている。

http://ameblo.jp/lucianoshow/entry-11769733290.html
*/


こうして見てみると、選挙とか多数決とか投票制とか、いい加減考えられる問題点を修正し、改訂版、すなわちバージョンアップ版へと移行した方がいいんじゃないかと思う。これだけ「アルゴリズム」社会になった割には、初版のまま全く改訂されない手付かずの分野だ。

/*
実際の社会においては、改訂し続け、せっかく確実な人気投票の仕組みを獲得したとしても、「自分は票が取れない」可能性だけを学び取る人達がいる(自分中心)。その結果、誰が優れているか(選ばれるか)よりも、「立候補者達にどんな問題があるか」のぶちまけ合いが主流になってしまうのが世の常。更には投票の結果が気に入らず、引きずり下ろすためにスキャンダルをすっぱ抜こうとする努力に明け暮れる。生産的ではない。
*/

ま、そこが冒頭でご紹介した記事の内容そのままで、どんなに筋道立てて説明に時間を割いたとしても、「理屈はいいから、自分達のこの怒りを何とかしてよ」的な感情の方が重要になってしまっているこの世の中においては、いっそドナルド・トランプのように、言いたい放題ぶちまけて、あたかも「理屈じゃない!民衆の見方だ!」であるかのように振る舞う方が支持が得られやすい。

津山 トランプ氏が支持されている理由として、日本ではよく知られていない要因が2つあります。1つは、トランプ氏の支持層である、大都市に住んでいない年配の白人有権者たちに大手メディアの報道が浸透していないことです。彼らはまず新聞をとっていない。そして夕方のニュース番組もちゃんと見ていない。でもトランプ氏は、「ジ・アプレンティス」というリアリティショーのホスト役を11シーズンもやっていたから馴染みがあるし、ちょっと変わった面白いおじさんだよねっていう好感を持たれているんです。

そもそも論だが、「真のリーダーを見抜く力」は、リーダーになる資質と同じくらい貴重な能力だ。皆に備わっているものではなく特別な能力。誰もが一流プロデューサー、一流スカウトマンになれるわけではないように。だから自由に選ばせたところで正しいものを選ぶ保証はないどころか、相場や深夜のテレビショッピングと同じように、大方変なものを掴むようにできているという点を忘れてはならない。

イギリスEU離脱の国民投票は2つ考えられる。
1つはタンブラーに書いたソレ。よくあるお調子者手法。
もう1つは、イギリスをEUから離脱させたいが、政治家の判断で決めてしまうと、残留派の国民の暴動が怖いから「民衆に決めさせよう」という考え方。要は常に人口の8割は現状に不満を持っているのだから、「どうしたい?」と聞けばほぼ間違いなく「今と違うもの」(離脱)を選ぶという先読み(逆張り)心理戦みたいな手法。

やれやれだ。

しかし。
決まったからには前を向くというのがこれからのリーダーであり、何でこうなったんだと反省し続けるのはこれまでのリーダーだ。

そんな本日のBGMは、Anarchy in the U.K. - Megadeth(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=rOYKFIsrnRM

新しい大英帝国に期待し応援したい。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
by charlie-ls | 2016-07-30 22:21 | 個人ブログ | Comments(0)
今回はこのテーマだが、違うアングルで。

うつ病を知る・神経伝達物質とは?|うつ病について知る|うつ病 こころとからだ
http://utsu.ne.jp/learn/cause/cause_01.html

経系の最小単位であるニューロンは、隣のニューロンとつながっているわけではなく、先っちょにシナプス間隙(かんげき)という20nmほどの隙間がある。これを飛び越えて情報を伝達する際に必要なのが神経伝達物質(化学伝達物質)であり、アセチルコリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなどが有名。これがなければ情報はそこ止まりになり、うつ病の場合は、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが少ないため、幸せ感を感じづらく(刺激が伝達されなく)なり憂鬱な気持ちになる。

ここまでは大凡アロマテラピーインストラクターでも学ぶことなので、自分用のおさらいでまとめてみた。

この仕組みがまるでプログラミングの「if」(または「switch」)分岐のように見えるというのが今回のメインディッシュだ。

こちらのニューロンの解説では
「一つのニューロンが、複数のニューロンから信号を受け取る場合もあるし、複数のニューロンへ信号を伝達することもあります」
とあり、例えば心の3原色と言われている、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンをそれぞれ「喜び」「興奮」「幸せ」とし、「1」「2」「4」というシグナルに置き換えた場合、渡された値が「1」ならドーパミンのみ、「3」ならドーパミンとノルアドレナリン、「5」ならドーパミンとセロトニン、「7」ならドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンの3種という具合に、たった1byte(bitではなく)の値で全ての組み合わせを含む情報を受け渡すことができる。

/*
スイッチングを全部書くとこんなカンジ。※3原色を1,2,3にすると値の重複が生じる。
1:ドーパミン(喜び)
2:ノルアドレナリン(興奮)
4:セロトニン(幸せ)
3:ドーパミン+ノルアドレナリン(喜び+興奮)
5:ドーパミン+セロトニン(喜び+幸せ)
6:ノルアドレナリン+セロトニン(興奮+幸せ)
7:ドーパミン+ノルアドレナリン+セロトニン(喜び+興奮+幸せ)

switch ($i) {
case 1:
echo "ドーパミン(喜び)";
break;
case 2:
echo "ノルアドレナリン(興奮)";
break;
case 3:
echo "ドーパミン+ノルアドレナリン(喜び+興奮)";
break;
case 4:
echo "セロトニン(幸せ)";
break;
case 5:
echo "ドーパミン+セロトニン(喜び+幸せ)";
break;
case 6:
echo "ノルアドレナリン+セロトニン(興奮+幸せ)";
break;
case 7:
echo "ドーパミン+ノルアドレナリン+セロトニン(喜び+興奮+幸せ)";
break;
}
*/


例えばこれから伝達すべき次のニューロンは「3」を受け取ることはできても「5」を(まだ)受け取れない(未開通)場合、3=ドーパミン+ノルアドレナリン「喜びと興奮」を感じても、5=ドーパミン+セロトニン「喜びと幸せ」は感じないことになる。

これが人の「感性」の正体だろう。

ハッとひらめくような(脳科学者でありメンサ会員のモギケン博士の言う「アハ体験」のような)体験をすると、このシナプスの取り扱えるデータが増え(開通し)、前述の「5」も感じ取れるようになる。解けなかった問題が解けた瞬間とか。

参考資料:ひらめきの正体はシナプスによる脳の回路結合

「喜び」や「幸せ」の伝達回路が開通していないと、どんなに優しくされても、世話をやいてもらっても、それがウレシイこととして認識できない。だから常に新しい刺激は受け続けた方がイイ(と思う)。昨今「多様性」(ダイバーシティ)が重視される点にも理解が増すんじゃなかろうか。

/*
データを受け取ろうと待機している(求心性の樹状突起)ニューロンは、ネットワーク通信で言えばポートを開いてlisten(待機)している状態に例えられる。listenしていてもポート番号(プロトコル)が異なると受け取れない(通信できない)のは神経伝達物質の不足に読み替えられる。Unknown protocolでありdropの状態。
シナプスをスムーズに通過したデータは、遠心性の軸索を川のように流れていく。パケットフィルターを通過(accept)したESTABLISHEDな通信のようだ。
*/


というのが私のアングル。
「どこか似ている」というレベルではなく、脳は全てプログラミングされたものなのではないかと思う程。見方を変えれば、人間の英知が人間そのものの仕組み(それこそが究極)に近づいているということなのかもしれない。


ナプスの話しに戻って。

参考資料:認知症の基礎知識【教えて!認知症予防】

歳を取ると、このシナプスの突起自体も死滅してしまい、更には情報伝達に大切な「情報伝達物質」も少なくなってしまいます。
そうなるとシナプスの接続ができなくなり、これがわたしたちの思考力や記憶力の衰え、つまり脳の老化となって現れるのです。

説明書や参考書を読むのが面倒になったとか、新しいことを覚えたり学習するのが面倒になったという人はシナプスの死滅が加速しているかもしれない。

死滅したシナプスが蘇ることはないが、死滅させないよう信号を流し続けることで、脳の老化を遅らせることはできるようだ。まさしくアンチエイジング

下記の記事では、人間は有り余る程のシナプスを持って生まれ、生後しばらくのうちに刺激を受け必要と判断されたシナプスが生き残るとある(他は死滅)。

参考資料:子どもの能力を伸ばすのに適切な状況はいつ?臨界期(感受性期)の考え方 | 赤ちゃんから始める!幼児、子供にすべき知育大辞典

これを読む限り、「胎教」はとても効果がありそうだ。お腹の中にいる時から、多種多様な刺激を与え続けることで(母親の精神状態が何より大事だが)、有り余るシナプスが死滅せず沢山生き残り、先天的な天才児が生まれてきたりするんじゃないだろうか。


の老化。
年齢的に言えば25才を過ぎる頃からか、いろんなことが「めんどくさそう」にしている人をよく見かける。細かい打ち合わせとか、たくさんの資料を読むとか、調査するとか、根気と丁寧さが問われるような作業や、レイアウトが変わるとか、道具・機器が変わるなど、覚え直すことを迫られると強い抵抗感を示したり。「やる気」とはまた別に、何か「脳」を使うことが辛そうな印象を受ける。

貧乏学生からそのまま安月給サラリーマンになったような人だと食生活がひどく、ビタミンB群の欠乏(特にビタミンB12が欠乏すると精神疾患を引き起こす)や、DHA/EPA/ARAなどの不足(栄養失調)もあり、1ヶ月ほどマルチビタミンを飲めば改善することもある。が、それ以上に刺激のない環境に脳が麻痺し、考えることが億劫になっている様子も見られ、栄養失調が先か脳の衰えが先かわからないが、恐らくはメンドクサイ→新しいことをしない→シナプスの死滅を繰り返し老化が早まるという悪循環に陥っているのではないかと分析する。
これから
という時に、人ごとながらモッタイナイなと思うことが非常にしばしば(very often的な)ある。余計なお世話か。

クラウド・コンピューティングのように、ニューロンもシェアできるなら、どこかの誰かが勝手に動かしてくれて死滅せずに済むんだろうが(笑)。地球外生命体探査とか(笑)。

私は少なくともこの20年程、勉強量は日に日に増している。脳年齢も18才とか出るし。精神年齢じゃなくて(笑)。せっかく生まれてきたからには、最後の1本(ニューロン)になるまで使い倒そうと思っている。モッタイナイ精神で。

というわけで、
 求心性の樹状突起
 遠心性の軸索
 シナプス間隙(ニューロンの隙間)
はテストに出ますよ的な。switch構文はアロマのテストには出ないが。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
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チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
by charlie-ls | 2016-07-18 21:47 | 個人ブログ | Comments(0)
今回はこのテーマ。

【ELLE】“ブス”が世界を変える ~美に屈しない女性たち~|エル・オンライン
http://www.elle.co.jp/fashion/pick/ugly_change_the_world16_02

に書くことがあるだろう013.gifと言われそうだが、このテーマ、実は結構「根」が深い。

とても難しい問題だが、そもそも論からいくと、内緒話とかではなく他人から直接「ブス」と言われる場合(日本は比較的平気で言う文化だったが)、発言した側は「相手から嫌われても構わない」心境で発していると思う。だとすれば外見ではなく人間を嫌っている。その「嫌い」さを表現するために外見を攻撃している。そこから先(どういう言葉を使うか)は育ちや知性(語彙)、教養とかマナー、デリカシーの問題だ。
※「語彙」で言えば、日本人女性は大人の外国人女性に「カワイイ」と言って怒られることがある。

見方を換えると「美人は性格が悪い」と言い出す人と同じだ。その美人がとても仲の良い友達だったらそんな「口撃」はしない。嫌いだから「美人を鼻にかけてて性格が悪い」と周囲に言いふらしたいのだろう人が多い。「見た目がいいとろくなことない」「チヤホヤされてて自分じゃ何もできない」と言いだす人もいる。自分が美人だと自分まで攻撃対象になるので、当然自分は美人じゃない人が言い出す。

そこで重要なのは、個人個人で明らかに「美人」という判断基準を持っているということ。そして、外見は攻撃材料であって、本質的には人そのものを嫌っているということ。

/*
これらの心理は、
知能、お金、容姿。○○だからいいってもんじゃないという不思議な理屈。
http://lscharlie.exblog.jp/24473138/
に詳しく書いている。
*/


見た目が悪くても(こんにちの平均的な感覚において)、好きな相手に「ブス」と言う放つ人は少ないはず。褒め言葉ではないことを知っているから。


近の「ありのままの自分」論争は若干危険な香りがする。

美人とかブスとか、見る側のとても主観的な感覚だ。コーヒーの味の好みや、スイーツの好きな甘さ加減と同じ「好き・嫌い」でしかない。「真・偽」とか「正・負」「善・悪」ではない。しかし、コーヒーやスイーツは言い返したり鬱になったりしないだけで、日頃から人間は、どこかの誰かが心を込めて作った「作品」に言いたい放題ケチを付けている。そして、売れる、売れない、流行る、流行らないが決まり、必然的に「成功者」か「凡人」かの判断材料とさえなる。
例えどんなに「こちらの商品の方が身体にいいですよ」と言われても、ほとんどの人は、自分の好き・嫌いを曲げない。

それが人間の外見に向けられているというのがこのテーマだ。

実際に「ブス!」とか「不細工ヤロー!」と発言しなくても、自分からは絶対に話しかけもしない相手がいるはずだ。女性なら「生理的に受け付けない」という相手などだ。職場の上司ですらソレが理由で言うことを聞かない人もいる程。が、そこは「世渡り」術も身につけて、直接罵ったり批判したりしないだけで、受け入れているかというとそうではない。「生理的に受け付けない」のだから、「ブス」「不細工」よりも絶対的な拒絶だ。

理解と共感は違うし、受け入れていることと無視していることも違う。

例えこの先、誰も“ブス”とか“不細工”という言葉を使わなくなったとしても、人の好みは変わらないので、みんなが一律ヌードになっても、ビキニでキャットウォークを歩こうとも、それを見たいと思う人の数には圧倒的な差があることも変わらない。

向かい側のマンションの窓辺に、裸の女性(男でもいい)が立った場合、カーテンを閉め、迷惑行為または公然わいせつや猥陳罪で訴えを起こす人もいれば、気分よく眺める人もいる。同じ行為をしていても、相手の受け止め方で起こりうる未来が異なる。これも相手の好き・嫌いであり、発信側が制限したり指示したりできるものではない。


記の記事が興味深い。

エイミー・シューマー、テイラー・スウィフトの脚が気に食わない?
http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/amy-schumer_16_0218


「テイラー、それは太ももの隙間じゃないわよ。これが太ももの隙間」とコメントした

とあるが(エイミー・シューマーはこのテーマの張本人)、細い太ももを否定している時点で、太い太ももも否定される対象になる。

争いの始まりだ。争いには勝敗が生まれる。

私はテイラー・スウィフトのような体型は好きじゃないし、個人的には痩せすぎだと思うが、終いにはキリスト教とイスラム教のような論争になるんじゃないかと懸念している。「お互いを受け入れること」という主張から始まり、最後は結局どちらが正しいと勝敗を付けたがるような。

ましてや自分の写真に「完璧な、女性」とキャプションを付けている時点で、世の中で良しとされている体型論を“是正”したいという「介入」心理が見え隠れする。

恐らくはいずれ科学者達から現代の気候や生活環境下において、解剖学的、生物学的に最も「理想」と思われる体型の3Dモデリングが示されるだろう。ソレに自分が近いか。人々の興味がソコに移った時点で、議論の当事者など一瞬で忘れされられてしまうものだ。

健康であれば多少太っていようと痩せていようとソレでいい。
が、他人の好き・嫌いまでは変えられないし、介入すべきではない。

最近は、こういった論争の影響を受けてか、雑誌の表紙にプラスサイズ(標準よりも+)のモデルを使ってみたり、批判をかわすためにメディアもあれこれ試行錯誤しているようだが、プラスサイズじゃなくて標準サイズでいいんじゃないかと思うし、そもそも消費者(読者や視聴者)が求めているものかどうかという、相手目線が塗りつぶされていっているように思う(「好み」を聞けば需要の多い「流行」が「真」となるから)。そのうち自分の好みも言いづらい時代になりそうだ。早い話押しつけ発信であり、いい傾向とは思えない。

BMIと適正体重
こちらで計算できる。

BMI指数は「22」が“もっとも病気になりにくい”とされている。
私は21.77。10年間維持していて、それ以前は普通体重の範囲内でもっと痩せ形だった。健康第一だ。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)
by charlie-ls | 2016-07-11 13:43 | 個人ブログ | Comments(0)
最近、ある20代の女性(A)の悩みを聞いていたところ、そのうち1つが「何でも把握してないと気が済まない人」「自分が全部知っていると思っている人」への反応と対応に困るという内容だった。そういう人達を(B)とする。

「以前こんな人がいて」(A)と話せば「あっはっはー、だっけ。思い出せないくらい印象薄いのかな」(B)とか、「以前こんなことがあって」(A)と言えば「えぇ〜、そんなことあったっけ!?」(B)と返してくるらしい。

その話し相手(B)と出会う前のことだったり、仕事の同僚と話している時は友達の事だったり、友達と話している時は同僚のことだったり、話し相手が知らない人・事柄について話しているのに、自分が知ってて当然という前提で返事をする(B)系の人が最近急激に増えてきたそう。

話しを聞いて驚くんじゃなくて、「思い出せない」と言われると、確かに困る(笑)。思い出せないんじゃなくて、今初めて話しているのだし。

恐らく仕事を始めてそこそこ付き合いが長くなって、自分(B)と居る時間の方が誰よりも長い=(A)にとって身近な存在という「家族」のような心理が働くのだろうと思う。それだけ、本人(B)にとっても、「それ以外の事」が思い浮かばない程、他に何もないのだろう。SNS中毒系の人なら、何か目新しいことが起きたらSNSにアップするだろうしという前提も大きい。また、自分にないものは相手にもないと思う人が多い。お金や知能と同じだ。

が、実際には、奥さんよりも秘書といる時間の方が長い役職者は多いし、同じ家の中にいても、朝会社に出る直前、家に帰って食べて・お風呂に入って・寝るまでの間にいくらかの会話を交わす程度の“家族”も多い。別宅がいくつもあって、お互いを知らない別々の家族を養っている人もいる。一昔前なら、奥さんよりもホステスと喋る時間の方が長いおじさんもいた。これらの相手は、決してSNSに登場しない。そう決して(ドラマではnerver. never!と言うところ)

家族より行きつけのお店の人とか、同僚よりも友達(またはその反対)、或いは全く第三者の方が詳しいことは沢山ある。

いい例として、殺人事件などが起きると決まって近所の人達や同僚は「まさかあの人が」「礼儀正しくていい人でした」と言う。家族すら異変に気づいていない場合もある。知らないことの方がほとんどだということ。

夜しか会わない人、昼しか会わない人、平日しか会わない人、休日しか会わない人。人付き合いにはいろいろある。会っていない時間に、習い事をしてる人もいればジムに通う人、バンドやってる人、ボランティアに参加してる人、デモ行進に参加している人(笑)、2つ以上の名刺や名前を持っている人、2つのパスポートを持ってる人(2重国籍)、いくつもパスポートを与えられてる人もいれば、夜中はハッカーで全く異なる名前で有名な人もいる。その先で分岐する“人々”がいる。

が、自分の目に見えているものが全部だと思う人も多いようだ。余程視力に自信があるのだろう。

グラスを傾けつつ、女性(A)の気持ちが楽になってきたところで1つ「極めつけの」話しを聞かせてくれた。
「(ある)高級車に乗る機会があった」と得意げに話す(B)に、(A)が「ちょうど私も最近その車乗せてもらったの」と話したところ、(B)は「え゛、ナイナイナイ。絶対ナイ。あの人と面識ないでしょ、あなた」と断言したらしい(笑)。「あの人」って?と(A)は驚いたそう。

/*
と言っても(B)が言うその「あの人」は、ディーラーの営業マンで、ショールームで停まってる展示車の中に入れてもらったというだけらしい(笑)。
推測だが、(B)はその営業マンに気があって、「(A)にもいい顔してたのか!」とヤキモチをやいてとっさに出たんだと思う。常に自分が中心の思考回路だ。
*/


一方(A)が言っているのは自分のお父さんのことで、最近車を買い換えたらしく、突然家の近くまで来て電話かけてきたかと思ったら新車でサプライズドライブ024.gifという、何とも素敵なお父さんの話なんだが、(B)には結局それを話さず、自分の勘違いで済ませたそうだ028.gif

何か話しをする度に「あの人?039.gifと、しばらくの間お酒のツマミにしたことは言うまでもないが、そういった理由で、(A)は最近自分のことを全く話さなくなったそう。

当たり前のことを当たり前に話せないのはツライだろうと思う。その中でうまく折り合いを付けながら生きていくのが社会人だということは、本人も理解しているからこそ悩んでいるわけだが、私から見れば、折り合いを付ける努力をする価値が見いだせず(そこに時間を割くのはモッタイナイ人材だから)、無責任に「ガンバレ」とは言えなかったので、新天地をすすめることにした。

彼女の悩みは「反応と対応に困る」であり、聞いているだけでも対応に困るので、いっそ対応しないことを提案した(笑)。それがウケて吹っ切れたようなのでヨカッタ。

/*
ちょうどこれを書いている頃に読んだブログにあった「空気が凍るよりも根暗でいたほうがまだマシ」「その無駄に高い調整能力ってぶっちゃけ本人にとっては損失以外の何者でもない」という言葉を思い出した。いろんなシーンに当てはまる(笑)。
*/


独占欲や支配欲、嫉妬心が強い人は他人の行動を把握したがり、SNS(他人の現況)も欠かさず確認すると言われているが(自分が聞いてないことが載ってると機嫌が悪くなるらしい)、そのうち「ハリウッドのハンサム俳優●●が、美女▲▲とパリで婚約」というニュースを見て「え゛っ!?ナイナイ。その時間私東京にいたもん」と反応する人も出てくるのだろうか。

コメディに出てくる分には笑えるが、実際に近くにいるとかなり困る(笑)。

というわけで今回は“聞き役”のチャーリーでした。

チャーリー(
JAPAN MENSA会員

AEAJアロマテラピー検定1級
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
AEAJ認定環境カオリスタ
AEAJ個人正会員
JAMHAメディカルハーブ検定1級
JAMHA認定メディカルハーブコーディネーター

チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2016-07-01 21:23 | 個人ブログ | Comments(0)
本日はこちらのブログから。

目標をあきらめないために : 山口真由オフィシャルブログ
http://www.mayuyamaguchi.com/archives/1058672055.html


とてもいいポストだ。言うまでもないことさえ言うまでもないが、頭が良くないと気づくことすらない世界が映っている。それと育ち

眼球というレンズがとらえた映像も、どこにフォーカスを合わせるかは脳が決める。
脳の能力は、知能に加え、精神(性格)が大きく影響する。
精神には大方育った環境が投影される。

“育ち”は重要だ。


今の日本に武士道のような精神は見る影もない。他人を叩いて叩いて、それも集団で1人を叩いて。
ボクシングで言えば、みんなでよってたかって殴って、ダウンした相手を10カウント中も踏みつけて、ゴングがなって試合が終了してもみんなで唾を吐きかけて、小便をかけて、運ばれる最中も石を投げて、入院先でも写真やビデオを撮って晒して、その入院費があれば何人の人が助かるとか比較し、もし死んで保険金が入ったらその使い道まで指図するような。

連日新しい標的を見つけては叩き続ける。
いつからなぜそんなにこの人を憎んだのだろう(会ったこともないのに)と不思議なくらい攻撃する。

数年前、米軍の特殊部隊員が戦地で捕まり、集団暴行を受け公開処刑され、死体を車で街中引きずり回し、更には橋に吊される姿が現地放送で晒されるという悲劇が起きた。捕虜の扱い関する条約も何もない国だから、先進国や西側ルールが通用しないのは仕方がないが、人としてのルール(基本的人権とか)がない世界もあるのだなと胸を痛めた。

家族の事とか考えたら到底できることではない。
でもそれができるということは、家族も周囲の人も全員苦しめてやろうという域ではなかろうか。

今の日本の袋だたきブームに、何か似たものを感じる。
戦場では、親や先祖、家族や大切な人が他国の軍人に殺されたとか、それなりの理由があるかもしれない。が、今の日本人の排他性・攻撃性には大した根拠がなく、自分が不幸(といっても世界的に見れば十分に恵まれている)なのはこいつら(政治家など)のせいだと言わんばかりだ。全て人のせい

手がつけられないまでに野蛮化している。

もはや同じ「人」同士の議論や戦いではなく、インドなどで見られる(カースト制度における)階級の違いから連日のように起きている婦女暴行事件のように、根底にある物の考え方の違いさえ感じる。

それがまさに格差なんだろうが。

幸せを感じ取る能力が欠けていると、自分だけが不公平で不平等な環境下で苦しんでいると思ってしまう。そして感謝すべき人にさえ、後ろ足で砂をもかける。不幸まっしぐらだ。

自分の代では手に入らない幸せもある。実らない努力もある。それを次の世代に希望を託す。次の世代に見果てぬ夢を託す。という心で育てられた人と、そうでない人では、この女史のポストの受け止め方もまた大きく違うのだろうなと思う。

世の中の上司や先輩達が新入社員や若者に向かって、

-引用-「何言ってんのよ。私はあなたたちを通して未来を夢見てるんだから。私たちの世代がつまずいた壁を、あなたたちはやすやすと超えていけると思ってるんだから」-引用-

と言ってあげられたら、もっとすくすくと育ち伸びたであろう人材を山ほど見てきた。
育てるどころか、明らかに時代に取り残されているにもかかわらず、お前にまだ早いとでも言わんばかりに前に出ようとする“先輩”達があまりにも多い。独占欲、支配欲、自己顕示欲、承認欲、そういったものの塊なのだろうと思う。

心が貧しいと、何を得ても満たされない。
「得た」ことにも気付かない。
親の言葉だったり、他人から日々学んでいることだったり。

心の豊かさとは、親から譲り受け育まれるものだと私は思っている。
これだけ多くのことに気付くことができる女史(とその家族)って、純粋にスゴイなぁ027.gifと思って読ませてもらった。

いや、そんな記事を沢山ご紹介したいという気持ちで、あれこれせっせと読みあさっているのだが、なかなかそんな文章に巡り会わず。私のアンテナが錆びているだけかもしれないので、とりあえずお風呂にでも入って、塩で清めて(笑)、本日のスタートを切りたい次第であります。

関連記事:東大首席の山口真由女史の言う「俯瞰力」とは。

女史には是非ともオックスブリッジアクセントで英語を喋ってもらいたい。

チャーリー
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by charlie-ls | 2016-06-27 09:02 | 個人ブログ | Comments(0)
「エクセルに強いできるオンナ」から受け取ったエクセルファイルが、どうしても計算が合わないと、「エクセルに強いできる男」から相談があった。

あまり言うと嫌われるのでなおさら言うが(笑)、エクセルに強い系はどちらかというと結構迷惑なことが多い。下手に作り込まれると、全部検算(計算の確認)をやり直さなきゃいけないから。

具体的な解説は、下記の参考記事をご参照いただきたい。

計算誤差 - 仕事に役立つエクセル実践問題集
http://mt-soft.sakura.ne.jp/kyozai/excel_high/210_jissen_chu/60_error.htm


日経PC21 / 小数計算で発生する「誤差」 - 単純な計算の答えが合わない理由
http://pc.nikkeibp.co.jp/pc21/special/gosa/eg1.shtml


ここでの問題は、エクセルの数式「5.1-5.0」の計算結果(0.1)が、0.1以上(>=0.1)かと問われて、当然0.1以上でしょうとは(必ずしも)ならないという件。

例えば、
=IF(5.1-5.0>=0.1, “○”, “”)
という場合。

「5.1-5.0」の結果が「0.1」かそれより大きければ(以上なら)、「○」を返すというIF関数において、返るはずの「○」が返らない。

計算自体はちゃんと「0.1」が返るので、計算結果の数値を表示するだけの表なら問題ないが、このようにIFなどで判定させようとすると問題が生じる(小数の場合に限る)。

コンピュータ内部の2進数処理では、そもそも存在できない数値というものがあり、日常使われる10進数の数字で言えば、割り切れない数字(0.33333...)を「0.3だ」と精神的に割切っているだけなのと似たイメージだ。
かといって、エクセルのセルの設定で、小数点以下30桁(最大)表示に設定した(見た目上精度を上げた)ところで結果は変わらない。

このIF関数の例で言うと、計算結果は同じ「0.1」であっても、「5.2-5.1」なら「○」が返り、数式内の数値によって判定結果が異なる。

/*
「5.2」「5.1」「5.0」「0.1」は、内部的には下記のようになっている。
5.2000000000000001776356839400250464677810668945312500000
5.0999999999999996447286321199499070644378662109375000000
5.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000
0.1000000000000000055511151231257827021181583404541015625
*/


エクセルに限らず他の言語(例えばPHP)でも同じだ。
これらの問題はプログラマーは知っている人が多いが、エクセラーは知らない人が多い。ソフトウェアを作る側と、作られた(完成品)ソフトウェアを信頼して使いこなすエクセラーの違いだ。

■付録:PHPトリック
ちなみにこの“挙動”を踏まえた上であえてアルゴリズムに組み込むと、コードが漏れたり覗かれたとしても、一見動くはずのない欠陥コードに見えるが実際は正しく動くという、ちょっとしたトリック(目の錯覚のようなもの)に使える。

ただでさえ目で追うのが面倒な再帰処理を行う複雑なループ構造の中で、

$variable = "手前の計算の結果0.1になる変数";
if(5.1-5.0>=
$variable){
 break;
}else{
 その他の処理。
}


というifによる判定分岐を入れる。
※簡単に書いたが「5.1-5.0」のところも変数で目隠しした方がイイ。

変数$variableには「0.1」が入っているから、コードの読み手はどう見ても「5.1-5.0>=0.1」のif判定は「真」でありbreakしてループを抜け出すと考える。が、このifの判定は「偽」であり、else文に書かれた「その他の処理」を行い、引き続きループ内に留まる。

数字が得意な人ほど、5.1-5.0が0.1にならないはずはないので、このコードは意味をなさない(途中でbreakしてしまって、重要な処理を完了できない)と絶対的に診断してしまう。
もちろん、念のため電卓を使って5.1-5.0を試す慎重派にもちゃんと0.1が返り、客観的証拠をもって、このコードはおかしい(意味が無い)と結論付けられる。

しかし、なぜか作者が意図した通りに動作し、必要なだけループをこなした後、無事に処理を終える。
よって暗号化していないインタプリタ言語のコードが平文で漏れても、一見わからないという「盲点」をついた私が昔から使っているコード秘匿化(時間稼ぎ?)の手法だ。

f0337316_11153241.jpg
光るキューブを投げて、スローシャッターで撮るとこうなる。2013年赤坂ルチアーノショーにて。

2013年の夏、プログラマー達がディスカッションを繰り広げる海外のあるコミュニティにおいて、半分冗談、半分優しさ、僅かに悪戯(それこそ小数点の誤差部分)で、とある質問(悩み)に対し、上記の判定を含めた解決コードを投稿したところ、どこにそんなに隠れていたのかという程の参加者達から、しばらくの間バカ扱いされた(笑)。その時私はマリリン・ボス・サヴァントの気持ちがちょっとだけ理解できた気持ちになった。

1ヶ月くらい経った頃だろうか、このコードの謎(?)を解いたMIT(マサチューセッツ工科大学)の女学生からメッセージをもらった。とても手の込んだ接触方法で、この上なく知的で気の利いたポエミーな文の最後に「自分を過信していたつもりはなかったが落ち込んでしまった」と書かれていた。

君を悲しませるつもりはなかったんだベイビー的な。
危うく恋に落ちるところだったぜベイビー的な。
シャンパン用意して待ってます。ベイビー御中的な。

反応しないはずがない私は、ロキシーと美人すぎるカメラマンナタリーの助けを借りて、更に意味不明なメッセージを送ったとさ。めでたし、めでたし。的な。

/*
余程印象的だったのか、今年初めMITの正規表現クロスワードを解いていたら、ロキシーから「(彼女)覚えてる!」というメッセージが届いた(笑)。
*/

そんな本日のBGMは(久しぶり)、Can You Save Me (“Covert Affairs”テーマソング)
https://www.youtube.com/watch?v=VaP0tnORkJI
※一瞬“夕陽のガンマン”かと思うが違う(笑)。

というわけで、「エクセルの計算が合わない」という悩み相談から、ふと2013年の熱い夏023.gifを思い出してしまったチャーリーであります。

追記:5.1から5.0を引いたらサブウーファーだ(笑)。

チャーリー
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by charlie-ls | 2016-06-16 11:41 | 個人ブログ | Comments(1)
検索の心理。

サプリとか健康食品などの効果・効能について調べている時、「●●の危険性について」的なタイトルを見かけてクリックして読んでみると、「特に副作用などは報告されていません」って(笑)。そして何事もなかったように、おすすめの商品がアフィリエイトリンクで列挙されている(笑)。

セコい。

が、残念ながら“検索の科学”的に言うと頭がイイ。

例えば誰かにラベンダー精油を勧めたく、安全性とその効果・効能を裏付けたいとする。
確証バイアス(自分が正しいことを裏付けたい心理)に基づく検索の場合、googleに「ラベンダー 安全 効能」といったキーワードを入れ検索する。一方アンチラベンダー派が、ラベンダーは実は身体に悪いんじゃないかという疑念を裏付けたい場合は「ラベンダー 危険」といったキーワードで検索する。
競合他社製品を扱き下ろしたい同業者やアンチレビューアーなどもそうだろう(笑)。

要は人は自分に都合の良い結果が出るだろう、出て欲しいという想定・願望で検索している。

検索結果に「ラベンダー精油の危険性について」というタイトルが表示されたら、双方がクリックする。前者は、疑いもなく安全だと思っているのだから「危険だ」(と思わせる)という記事が目に止まって、一旦は通り過ぎたとしても、気になって読んでみる。後者は元々危険だと裏付けてほしいのだから当然読む。

もしこのタイトルが「ラベンダー精油は安全で、沢山の効能があります」というものだったら、前者しかクリックしないし、他のほぼ全ての記事と同じようなタイトルだろう(ラベンダーは安全で古くから実績がある)から、分散される分クリック率も下がってしまう。一言で言えば目立たない。

タイトルを逆説的なものにするだけで、一度にアンチまで取り込んでいる。

一石二鳥とはこのことだ。

google(や他の検索エンジンも含む)のインデクシングの仕組みは、タイトルや本文に検索キーワードが含まれていればいいので、冒頭のタイトルの記事中に「特に副作用などは報告されていません。むしろラベンダー精油は安全で、沢山の効能があります」と書いておけば、「ラベンダー 安全 効能」というキーワード検索にもひっかかるため、双方の検索結果に表示される。

私はこれらを「むしろ系」と呼んでいる。

更には、検索結果からクリックされる率が高まると、クッキーやgoogleアカウント的には「関連性の高い重要(有益)な記事」としてスコアリングされ、ますます上位に表示されるようになる。※クリックされるということは、人の目に触れた上での結果(判断、行動)なので、機械(アルゴリズム)判定よりも重視される。

昔から、目立ちたくて発作的に(特段の考えもなく)逆説的なことを言い出す人は沢山いたが、
/*
例えば「●●の計画」について話し合う時、結論が出ないと“むしろ●●は必要ないんじゃないか”と言い出す人だ。良い発案・解決策を提示できないと、自分もその他の無能な人達と同類になってしまうと感じ(焦り)、いっそ無くしてしまおう、そうすれば話し合いもなくなり、自分の価値を下げる場もなくなるという思考回路だ。ほとんどの場合かき混ぜて終わりだが、少なくとも意表を突かれた人達には、一瞬その人を賢いと思わせる効果がある。
*/

発作的に言うのはその場しのぎや過剰な自己防衛、虚言癖などの精神疾患であり、手法として狙い撃ちで活用(悪用)している人はその筋で(ズル)賢い。しかも相手はgoogle(サーバー)なので感情を持たず、人間社会のように感情ベースの支持率低下の恐れがない。これはある種の知恵だ。発作とはひと味違う。

好きか嫌いかで言えば大嫌いだが(笑)。
友達にはならないし、同僚にも選ばない。

が、ここ数年でそういうタイトルが増えてきたので、そのズル賢さと手間暇をズルくない方に活かしてくれないかと思いつつ、あまりにも多いので、念のため書き記しておこうと思った。

チャーリー
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チャーリーのタンブラー(毎日更新、日記・ブックマーク的な)

by charlie-ls | 2016-05-30 11:16 | 個人ブログ | Comments(0)

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